「因縁の相手」

1章、対能力者撲滅局入隊編

13話「オーバーオール」

全身に力を入れ「オーバーオール」と唱えた途端、脇腹や背中の痛みが嘘のように消えていった、しかもめっちゃ体が軽い、が受身を取れずビルに激突してしまった。だが自然と痛みが無い。
「これで終わりだ。」
と言い俺の頭を踏みようとした相手の足を掴み、ぶん投げた。俺のようにビルに背中から当たった。がすぐ起き上がり「お前能力が使えたのか。」と言った
「これが能力か。」と言い笑を浮かべた。
何これ自分でも思う程悪役っぽい。
相手はまた瞬間移動し俺の後ろに来て頭を殴ろうと腕を振るが、その腕を掴み勢いのまま背負い投げをし地面に相手を叩きつけた。その勢いのまま「三度目の正直だ！」と言い相手の腹に拳を叩きつけ気絶させた。
大きなスクリーンにあの人が映り「9番さんが気絶した為3番さんの勝ち。」と言い
決勝戦の幕が落ちた。
あの秘書の人に二次試験の日程を聞き終え、荷物を持ち、帰ろうとした瞬間。
脇腹と背中から激痛が走り、物凄い疲労感に襲われ30分休憩して帰った。

家

「ふー、やっと家に帰っこれた。夕貴との約束は守れたしよかった。てか本当に「オーバーオール」使えちゃったよ、これが無かったら負けてたからシルエットの女の子にお礼言って、「オーバーオール」のこと聞こ。てかこの3日間濃すぎるだろ、ゴリマッチョと闘ったり、夕貴とご飯食べたり、決勝戦で能力使えるようになったり、やっぱりニートには厳しい3日間だったもう寝よっと」

夢の中

「決勝戦、勝ったんだね。おめでとう」
と言いながらシルエットの女の子は歩いて来た。…