「因縁の相手」

著恋凛

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4章、脱獄編(もうこれパクリだろwww)

6話(73話)「フロア」

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俺は田口さんと壊した扉の所まで戻った。
「この後どうします?」
「とりあえず、左側に行こう。」
そして俺たちは歩き出した。


3分ぐらい歩くと「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」と轟音がした。
「田口さん、これは?」
「ちょっと待て。」
5秒程経ってから、田口さんが叫んだ。
「上からだ。避けろ!」
そう言い田口さんはバックステップで後ろに下がる。だから俺も同じ様にバックステップで後ろに下がる。 

そして天井に穴が開き、その穴からゴツくて、如何にもロボットです。ってやつが出てきた。
田口さんがそのロボットに問いを投げかける。
「お前は誰だ?」
「俺は第1フロアのボス、バレード様だ。」
俺も田口さんも気になった。
「第1フロアってなんだ?」
「そんなのも知らないのか?
簡単に言うと、ここかは一つ上の階が第1フロア、その上の階が第2フロア、その上が第3フロア。その上にはボスがいる。 
フロアは数字が上がる事に強くなる。
フロアには必ず一体フロアボスがいる。そして、その第1フロアのボスがこの俺、バレード様だ。」
俺たちは思った。こいつ敵にボスの情報渡すとかバカだ!
「そうなのか。」
「ま、お前らに伝えても意味無いけどな。ここで死ぬから。」
そう言い突っ込んできた。
「歩希、お前は下がってろ。決してお前が邪魔だからとかじゃない。
あいつが言うにはこの先闘いが増えると思う、だからここで歩希が闘いに参加して無駄な体力を消耗するとこの先が辛くなる。だから下がれ。」
「分かりました。」
そして俺はどっかに行くフリをして物陰から闘いを見る。



田口さんは突っ込んできたバレードを楽々交わす。
バレードはなんか知らないけどキョロキョロと辺りを見る
「あれ、もう一人はどこ行った?」
もう一人とは多分俺のことだろう。逆に俺じゃなかったら怖いし。
「歩希は別行動だ。なんてったってお前みたいなバカは俺一人で充分だからな。」
そう言うと怒った様な口調でバレードが言った。
「ナメんなよ、お前なんて血祭りにあげてやる!」
そしてバレードは田口さんまでの距離を一気に詰め、連続で攻撃をする。
だが、田口さんはそれを必要最低限の動きで交わす。
交わしながら田口さんは喋りだした。
「やっぱバカ相手だと余裕だわ。何も考えずに殴りかかってきて、本当バカ相手だと楽でいいわー。」
見てて思った。どっちが悪役だよ。
「これ以上バカを相手にするのは時間の無駄だからもう終わりにするぞ。」
そして田口さんはジャンプをする。ジャンプしている途中にナイフを取り出し、そのナイフでバレードの頭を一刺しする。

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