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最終章、全面戦争・・・編
29話(146話)「あと、一人」
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良和が殴ってからジェームズは動かない。死んではない・・・・・と思う。
でも、こいつは石頭だからな。マジで飛び後ろ回し蹴りした時、足が痛かった。靴越しでも伝わった痛みはやばかった。
ジェームズの生死を確認する。
・・・・・生きてはした。たぶん、重度の脳震盪だろう。あと、10時間ぐらいは起きないだろう。とりま、ガムテープでぐるぐる巻きにして身動き出来ないようにしとくか。
「良和、お前は死体を頼む。俺はジェームズやるから。」
「待って、ジェームズ殺すか?」
俺は少し苦悩する。そして出た結果は、
「いや、殺さない。」
だ。
「なんでだ?こいつは13人も殺したんだぞ?」
「うん、だから。こいつは人をいっぱい殺した。なのに、こいつが死ねば、もうこいつが罰を受けることは出来ない。死。そんな罰は軽すぎると思わないか?俺は思う。だから、ちゃんと牢屋にぶち込んで寿命が終わるまで働いて欲しい。」
俺は死刑制度が嫌いだ。死ねばそいつの罰は帳消しになる。そんなのおかしい。その分歩希はちゃんと罰を受けていると思う。あいつは悪い奴らを殺した。ま、悪い奴らと言っても殺しは殺しだ。ちゃんと罰を受ける必要はある。あいつの罰は対能力者撲滅局に入り、APOを倒すのを協力すると言うものだ。ジェームズもそうゆう風に罰を受けて欲しい。だから、俺はジェームズを殺さない。
「ま、ジェームズはこの闘いが終わったらアメリカに連れ戻されると思うけど。」
「そうか。分かった。」
そう言って良和は仲間の死体を一箇所に集め寝かせる。
ジェームズは紐で縛った後にガムテープでぐるぐる巻きにした。
なんで紐とガムテープを持ってるかって?そんなのは・・・・・まぁー・・・・・ねー。
ま、そんなのどうでもいいじゃん。
良和は仲間の死体を並べ終えたので手を合わせ目を瞑る。
数秒して目を開ける。
「ちょっと、夕貴ちゃんに伝えてくるわ。」
そう言い残し、俺は少し離れた場所で無線機を取り出す。
「夕貴ちゃん生きてる?」
「あ、青山?」
「うん。ジェームズを倒したよ。」
「田口は生きてる?」
「うん。ジェームズは今脳震盪で倒れてるから放置でいい?たぶん、10時間は起きない。」
「うん。放置でいいわ。この後の命令を言うわ。ちゃんと聞いてて。」
「分かった。」
「とりあえず、奏斗達と合流。その後、岩元、天王寺、歩希、拓斗、快知、春樹と合流後に羽場を探す。未だにAグループは幹部に会ってないから少し奏斗達と待機してて。」
「了解。一つ聞いていい?」
「うん。」
「春樹って誰?あの良和が歩希と夕貴ちゃんを助けに行った時に出会った高校生?」
「そうよ。よく覚えていたわね。とりあえず、死なないでね。」
「当たり前だ。」
そこで通信は切れる。
俺は良和に今言われた事を言って、奏斗達がいるであろう場所に行くのだった。
でも、こいつは石頭だからな。マジで飛び後ろ回し蹴りした時、足が痛かった。靴越しでも伝わった痛みはやばかった。
ジェームズの生死を確認する。
・・・・・生きてはした。たぶん、重度の脳震盪だろう。あと、10時間ぐらいは起きないだろう。とりま、ガムテープでぐるぐる巻きにして身動き出来ないようにしとくか。
「良和、お前は死体を頼む。俺はジェームズやるから。」
「待って、ジェームズ殺すか?」
俺は少し苦悩する。そして出た結果は、
「いや、殺さない。」
だ。
「なんでだ?こいつは13人も殺したんだぞ?」
「うん、だから。こいつは人をいっぱい殺した。なのに、こいつが死ねば、もうこいつが罰を受けることは出来ない。死。そんな罰は軽すぎると思わないか?俺は思う。だから、ちゃんと牢屋にぶち込んで寿命が終わるまで働いて欲しい。」
俺は死刑制度が嫌いだ。死ねばそいつの罰は帳消しになる。そんなのおかしい。その分歩希はちゃんと罰を受けていると思う。あいつは悪い奴らを殺した。ま、悪い奴らと言っても殺しは殺しだ。ちゃんと罰を受ける必要はある。あいつの罰は対能力者撲滅局に入り、APOを倒すのを協力すると言うものだ。ジェームズもそうゆう風に罰を受けて欲しい。だから、俺はジェームズを殺さない。
「ま、ジェームズはこの闘いが終わったらアメリカに連れ戻されると思うけど。」
「そうか。分かった。」
そう言って良和は仲間の死体を一箇所に集め寝かせる。
ジェームズは紐で縛った後にガムテープでぐるぐる巻きにした。
なんで紐とガムテープを持ってるかって?そんなのは・・・・・まぁー・・・・・ねー。
ま、そんなのどうでもいいじゃん。
良和は仲間の死体を並べ終えたので手を合わせ目を瞑る。
数秒して目を開ける。
「ちょっと、夕貴ちゃんに伝えてくるわ。」
そう言い残し、俺は少し離れた場所で無線機を取り出す。
「夕貴ちゃん生きてる?」
「あ、青山?」
「うん。ジェームズを倒したよ。」
「田口は生きてる?」
「うん。ジェームズは今脳震盪で倒れてるから放置でいい?たぶん、10時間は起きない。」
「うん。放置でいいわ。この後の命令を言うわ。ちゃんと聞いてて。」
「分かった。」
「とりあえず、奏斗達と合流。その後、岩元、天王寺、歩希、拓斗、快知、春樹と合流後に羽場を探す。未だにAグループは幹部に会ってないから少し奏斗達と待機してて。」
「了解。一つ聞いていい?」
「うん。」
「春樹って誰?あの良和が歩希と夕貴ちゃんを助けに行った時に出会った高校生?」
「そうよ。よく覚えていたわね。とりあえず、死なないでね。」
「当たり前だ。」
そこで通信は切れる。
俺は良和に今言われた事を言って、奏斗達がいるであろう場所に行くのだった。
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