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最終章、全面戦争・・・編
36話(153話)「背中預けてくれないですか?」
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とりあえず、目の前のゾンビを殺す。
この状況下での最善の選択肢を捜す。こんな事になったのは俺のせいだ。もっと考えるべきだった。
だから・・・・・だから、俺は・・・この選択をとる。
「生き残ってる局員は全員撤退しろ。部屋の外に出て夕貴ちゃんに連絡して指示を受け取れ。残りのゾンビは俺一人で殺す。」
そう言って俺はゾンビの群れの中に突っ込む。
集中する、これまでない以上に。全員撤退出来ただろうか?
分からない。でも、俺がやる事は一つ。
ゾンビを殺す事だけだ。
そんな時、人影が見えた。
「岩元さん!」
そう言ったのは、
「天王寺?」
だった。
「早く撤退しろ。」
「嫌です。俺は幹部です。「幹部は一般局員を守るべきもの。」この言葉は俺が幹部になった時に岩元さんが言ったんです。岩元さんは強いです。でも、このゾンビの数相手に一人は無謀。もし、岩元さんが死んだらゾンビは部屋の外に出るでしょう。そうしたら撤退した人にも危害が加わる。それが一番最悪なパターンです。だから、俺に背中預けてくれないですか?」
夕貴ちゃんといい、天王寺といい、すごいな今時の中学生は。
ま、一人じゃ、ちょっとだけ寂しかったからな。
「わかった。全員殺してから、羽場を殺しに行こう。」
そして、俺と天王寺は背中合わせになり、互いの背中を守りながらゾンビに向けてナイフを振り続ける。
「全員部屋から出た?」
なお姉の言葉が廊下に反響する。
残ったのは俺、拓斗、なお姉、結衣さん、蓮くんの5人だけだ。岩元さんと天王寺くん以外は全員死んだ。
俺は正直不服だった。この岩元さんの作には。俺も闘いたい。流石に岩元さんでもこの数は無理だ。
だから、俺は残って闘おうとした。でも、それを天王寺くんが止めた。
「俺がここに残る。歩希くんは撤退して。」
そう言う天王寺くんに俺は言い返す。
「嫌だ。俺は残る。」
「ダメだ。君は何かを持っている気がする。何かは分からないけど、絶対に。その何かは日本・・・・・いや、世界に必要な物かもしれない。だから、こんな所で死んでもらったら困るんだよ。
それに俺は幹部。歩希の上司に当たる存在だよ。口答えが許されると思ってるの?」
そう言われると口ごもる。
数秒の沈黙の後、俺は口を開く。
「わかった。俺の持ってる何かはわからないが、上司の命令は無視出来ない。だから、俺は撤退するよ。
その代わり、年上としての命令をする。死なないでよ。」
「俺は夕貴に連絡してくるわ。」
そう言い、夕貴に無線で連絡を取る。
この状況下での最善の選択肢を捜す。こんな事になったのは俺のせいだ。もっと考えるべきだった。
だから・・・・・だから、俺は・・・この選択をとる。
「生き残ってる局員は全員撤退しろ。部屋の外に出て夕貴ちゃんに連絡して指示を受け取れ。残りのゾンビは俺一人で殺す。」
そう言って俺はゾンビの群れの中に突っ込む。
集中する、これまでない以上に。全員撤退出来ただろうか?
分からない。でも、俺がやる事は一つ。
ゾンビを殺す事だけだ。
そんな時、人影が見えた。
「岩元さん!」
そう言ったのは、
「天王寺?」
だった。
「早く撤退しろ。」
「嫌です。俺は幹部です。「幹部は一般局員を守るべきもの。」この言葉は俺が幹部になった時に岩元さんが言ったんです。岩元さんは強いです。でも、このゾンビの数相手に一人は無謀。もし、岩元さんが死んだらゾンビは部屋の外に出るでしょう。そうしたら撤退した人にも危害が加わる。それが一番最悪なパターンです。だから、俺に背中預けてくれないですか?」
夕貴ちゃんといい、天王寺といい、すごいな今時の中学生は。
ま、一人じゃ、ちょっとだけ寂しかったからな。
「わかった。全員殺してから、羽場を殺しに行こう。」
そして、俺と天王寺は背中合わせになり、互いの背中を守りながらゾンビに向けてナイフを振り続ける。
「全員部屋から出た?」
なお姉の言葉が廊下に反響する。
残ったのは俺、拓斗、なお姉、結衣さん、蓮くんの5人だけだ。岩元さんと天王寺くん以外は全員死んだ。
俺は正直不服だった。この岩元さんの作には。俺も闘いたい。流石に岩元さんでもこの数は無理だ。
だから、俺は残って闘おうとした。でも、それを天王寺くんが止めた。
「俺がここに残る。歩希くんは撤退して。」
そう言う天王寺くんに俺は言い返す。
「嫌だ。俺は残る。」
「ダメだ。君は何かを持っている気がする。何かは分からないけど、絶対に。その何かは日本・・・・・いや、世界に必要な物かもしれない。だから、こんな所で死んでもらったら困るんだよ。
それに俺は幹部。歩希の上司に当たる存在だよ。口答えが許されると思ってるの?」
そう言われると口ごもる。
数秒の沈黙の後、俺は口を開く。
「わかった。俺の持ってる何かはわからないが、上司の命令は無視出来ない。だから、俺は撤退するよ。
その代わり、年上としての命令をする。死なないでよ。」
「俺は夕貴に連絡してくるわ。」
そう言い、夕貴に無線で連絡を取る。
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