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2話
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俺は目を覚ました。近くには火がある。
夕貴の姿は見えない。どこに行った?と、思っていたら、日の向こう側にいた。
「起きたのね。」
「あぁ、これからどうする?」
俺たちは日本から逃げたし、わけも分からず、遠く離れた場所に来た。
「泳いだ時間から推測するにここはオーストラリア。私たちの目的はなんにも無い。まずは目的を考えましょ。」
そう言われて、俺は考える。そしてすぐに答えは出た。
「俺は・・・俺たちを日本から追い出した陸上自衛隊能力部隊、内閣、デモ活動をした人々を殺したい。でも、夕貴は血が流れるは嫌だろ?」
波崎夕貴と言う人間はとても優しい。犯罪者であっても殺したくないぐらいには。
「私は大賛成よ。」
「ふぇ?」
夕貴の返事に俺は変な声を出してしまった。
「だから、大賛成よ。私はあの国に青春の半分を捧げ、平和のために仕事をし続けた。なのに、怖いから殺す?調子乗んなよクソ野郎共が。絶対にぶっ殺してやるよ。」
あれ?夕貴さん?いつもとキャラがブレブレですよ?でも、まぁ、そっちの方が面白いからいいけどね。
「俺ら二人じゃ、無理だ。仲間が欲しい。と言ってもここには初めて来た。」
詰んだんじゃね?
「とりあえず、移動しましょう。どこかお風呂に入れる場所に。」
それは同感だ。
「行くか。」
そして、足を進めようとした時、俺のポケットから着信音が鳴った。取り出してみると、スマホ?水没してなかったのか?そんなことを思いながら、俺は電話に出た。
「あ、出た!もしもし、歩希?平気か?」
電話をかけてきたのは拓斗だった。心配そうな声で聞いてくる。
「拓斗か。俺は平気だ。」
「そうか、良かった。何回も電話したんだぞ!今どこにいるんだ?」
その問いに俺は少し考えてしまう。もし、拓斗が俺の居場所を教えたら?と、でも、拓斗に限ってそれはないだろう。
「今は、推測だが、オーストラリアにいる。」
「オーストラリア!?どうしてそんな所に?」
「無我夢中で泳いでたらな・・・」
「そうなんだ。てか、日本中何処も彼処も自衛隊が捜索してる。オーストラリアにいるなら平気だろうが、日本にはまだ帰ってこない方がいいぞ。」
そこまでしても俺たちを殺したいのか、日本は。
「わかった。ありがとう。それじゃ、そろそろ切るな。」
そして、俺は電話を切った。夕貴にその事を伝えると、
「ぶっ殺してやんよ。」
と、目に炎を浮かべながら言った。マジでキャラがブレブレなんだよなぁ。
少し歩くと、都心部に出た。ビルが多く、日本と似たような感じだ。
大通りを適当に歩いていると、何かあったらしく、無理やり裏路地に連れてかれている女性がいた。
「歩希、助けるわよ。」
「夕貴のそうゆう所は変わってなくて良かったよ。」
そう言い、俺たちは女性が連れてかれて行った裏路地へと入る。
男4人が女性を囲むようにして、無理やり服を脱がせようと引っ張っている中、夕貴口を開く。
※ここからは日本語じゃ、ありません。
「お前ら何をしてる?」
「あ?」
夕貴の言葉を聞き、こちらを睨んでくるオーストラリア人の男4人。それにものともしない夕貴は言葉を続ける。
「何してるって聞いてんだよ。私は今頭にキてる。早く答えなきゃ、殺すぞ。」
何を言ってるかわからんが、夕貴は挑発のような事をしているのだけはわかった。
「ははは、面白いこと言うなアジアンガール。・・・調子乗んなよ。」
「あなたたちみたいなチンパンジーがいるから世界各地で性犯罪が絶えないのよ。人間なら善悪を考えなさい。例えば、銃を向けてきたからこちらも銃を向けるのは仕方ない。けど、一方的に銃を向けるのはおかしいでしょ?」
「あぁー、ごちゃごちゃうるせぇなぁ。てめぇも犯してやるよ。」
※ここからは日本語だよぉーん!
「歩希、来るわよ」
「おk」
俺と夕貴、二人づつ相手する。と、言っても所詮一般人。俺らの相手では無かった。既に4人とも気絶して地面に転がってる。
襲われていた女性を方を向くとまだそこにいた。涙を流しながら、俺らに何かを言っている。耳をすまして聞いてみると、
「ありがとうございます。」
と、連呼している。それも、日本語で。見た目は大人びたオーストラリアの美人女性。
「お礼を言われる筋合いはありません。私たちは当たり前の事をしたまでです。」
夕貴はいつも通りな感じ言った。少し安心する。
「なんて、素敵な方々。何かお礼をさせてください。」
何このテンプレみたいな会話。
「欲を言えば、お風呂と今日一日でいいので泊まらせてくれると嬉しいです。」
「そんな事で良ければ、一日とは言わず、好きなだけいていいですよ。」
ん?待って?俺空気になってない?
「本当ですか!?ありがとうございます。」
「はい。では、私の家へ行きましょう。」
そう言われたので、俺たちはオーストラリア人女性の家へと行くのだった。
夕貴の姿は見えない。どこに行った?と、思っていたら、日の向こう側にいた。
「起きたのね。」
「あぁ、これからどうする?」
俺たちは日本から逃げたし、わけも分からず、遠く離れた場所に来た。
「泳いだ時間から推測するにここはオーストラリア。私たちの目的はなんにも無い。まずは目的を考えましょ。」
そう言われて、俺は考える。そしてすぐに答えは出た。
「俺は・・・俺たちを日本から追い出した陸上自衛隊能力部隊、内閣、デモ活動をした人々を殺したい。でも、夕貴は血が流れるは嫌だろ?」
波崎夕貴と言う人間はとても優しい。犯罪者であっても殺したくないぐらいには。
「私は大賛成よ。」
「ふぇ?」
夕貴の返事に俺は変な声を出してしまった。
「だから、大賛成よ。私はあの国に青春の半分を捧げ、平和のために仕事をし続けた。なのに、怖いから殺す?調子乗んなよクソ野郎共が。絶対にぶっ殺してやるよ。」
あれ?夕貴さん?いつもとキャラがブレブレですよ?でも、まぁ、そっちの方が面白いからいいけどね。
「俺ら二人じゃ、無理だ。仲間が欲しい。と言ってもここには初めて来た。」
詰んだんじゃね?
「とりあえず、移動しましょう。どこかお風呂に入れる場所に。」
それは同感だ。
「行くか。」
そして、足を進めようとした時、俺のポケットから着信音が鳴った。取り出してみると、スマホ?水没してなかったのか?そんなことを思いながら、俺は電話に出た。
「あ、出た!もしもし、歩希?平気か?」
電話をかけてきたのは拓斗だった。心配そうな声で聞いてくる。
「拓斗か。俺は平気だ。」
「そうか、良かった。何回も電話したんだぞ!今どこにいるんだ?」
その問いに俺は少し考えてしまう。もし、拓斗が俺の居場所を教えたら?と、でも、拓斗に限ってそれはないだろう。
「今は、推測だが、オーストラリアにいる。」
「オーストラリア!?どうしてそんな所に?」
「無我夢中で泳いでたらな・・・」
「そうなんだ。てか、日本中何処も彼処も自衛隊が捜索してる。オーストラリアにいるなら平気だろうが、日本にはまだ帰ってこない方がいいぞ。」
そこまでしても俺たちを殺したいのか、日本は。
「わかった。ありがとう。それじゃ、そろそろ切るな。」
そして、俺は電話を切った。夕貴にその事を伝えると、
「ぶっ殺してやんよ。」
と、目に炎を浮かべながら言った。マジでキャラがブレブレなんだよなぁ。
少し歩くと、都心部に出た。ビルが多く、日本と似たような感じだ。
大通りを適当に歩いていると、何かあったらしく、無理やり裏路地に連れてかれている女性がいた。
「歩希、助けるわよ。」
「夕貴のそうゆう所は変わってなくて良かったよ。」
そう言い、俺たちは女性が連れてかれて行った裏路地へと入る。
男4人が女性を囲むようにして、無理やり服を脱がせようと引っ張っている中、夕貴口を開く。
※ここからは日本語じゃ、ありません。
「お前ら何をしてる?」
「あ?」
夕貴の言葉を聞き、こちらを睨んでくるオーストラリア人の男4人。それにものともしない夕貴は言葉を続ける。
「何してるって聞いてんだよ。私は今頭にキてる。早く答えなきゃ、殺すぞ。」
何を言ってるかわからんが、夕貴は挑発のような事をしているのだけはわかった。
「ははは、面白いこと言うなアジアンガール。・・・調子乗んなよ。」
「あなたたちみたいなチンパンジーがいるから世界各地で性犯罪が絶えないのよ。人間なら善悪を考えなさい。例えば、銃を向けてきたからこちらも銃を向けるのは仕方ない。けど、一方的に銃を向けるのはおかしいでしょ?」
「あぁー、ごちゃごちゃうるせぇなぁ。てめぇも犯してやるよ。」
※ここからは日本語だよぉーん!
「歩希、来るわよ」
「おk」
俺と夕貴、二人づつ相手する。と、言っても所詮一般人。俺らの相手では無かった。既に4人とも気絶して地面に転がってる。
襲われていた女性を方を向くとまだそこにいた。涙を流しながら、俺らに何かを言っている。耳をすまして聞いてみると、
「ありがとうございます。」
と、連呼している。それも、日本語で。見た目は大人びたオーストラリアの美人女性。
「お礼を言われる筋合いはありません。私たちは当たり前の事をしたまでです。」
夕貴はいつも通りな感じ言った。少し安心する。
「なんて、素敵な方々。何かお礼をさせてください。」
何このテンプレみたいな会話。
「欲を言えば、お風呂と今日一日でいいので泊まらせてくれると嬉しいです。」
「そんな事で良ければ、一日とは言わず、好きなだけいていいですよ。」
ん?待って?俺空気になってない?
「本当ですか!?ありがとうございます。」
「はい。では、私の家へ行きましょう。」
そう言われたので、俺たちはオーストラリア人女性の家へと行くのだった。
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