あのときは泣きたかった。

さとなか達也

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エピソード146

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「へー、これが日本記録の掛かった北海道の中学陸上大会か..。」


 放送欄が空き、今一番注目の大会をそれぞれ、放送していた..。

 横浜。
 相堂茜宅..。



「さて、次は、陸上と野球の二刀流、日本記録を持つ、2年生、遠藤..。」
..この人..確か..。



画面に北海道ホエールズと出る..。

「同一人物だったのか..。」

「どうしたの?」

 母は言う。

「ほら、あの、北海道の野球チーム、城田さんちの、親戚の、あの写真の一人だって..。」

「日本記録保持者?」


「すごいわ。時代を感じるわね。」
「うちの野球部もそうだといいけどね..。」


 軟式野球総合体育大会まで、残り2週間..。

 5年連続一回戦敗退の茜の中学校の野球部..。新任の元、日本代表、球侍先生が来て、4月、5月と来店している..。


やはり、有名ラーメンだった。先生は配属される前からこのラーメン屋を知っていた..。



「一年で赴任先を変えたくないんですよ、新任すよ。」
「せんせ、水。」


「あっありがと。」
「でも、練習試合で勝ったんでしょ、新指導方で..問題ないじゃない..。」

親父は言う。


「それがやる気がないと見られるんですよ。」

「わからないね、先生の世界は..。」

「ボクもスイングとか形作って、大学でやっと他のスポーツの指導を学んだんです..。..どうしても勝たしてやりたい..。」


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