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ウヒャラッホイ!
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「責任取って、俺と結婚するって言ってたよね?」
「そこまでは、言ってませんから!あぁ、でも…。『何でもする』とは言ったのかな。どっちみち、まだ日本では男性同士で結婚出来ませんからね!」
確かパートナーシップ制度とかで、結婚とは違うんだっけ?まぁいいや。今、そんな事はどうでも。
みなさんこんにちは。七原梢、17歳です。日曜日になったので、約束通り高崎駅で待ち合わせてデートしてる最中です。土曜日ですか?うち私学なんで、土曜日も授業あるんですよ。午前中だけですけど。お互い、バイトやら教育実習の準備やらで忙しいですからね。ともあれせっかくの休日と、雪兎お兄ちゃんとデートを堪能しないと。
「デートじゃないから。俺のせいで腐ってしまった梢くんのために、責任取って付き合ってるだけだからね。って、あぁあ。あれは念願の、如月ふゆさんの新刊だぁあ!そしてあれは、『カム・ピリ』のセイノくん総受け同人誌じゃないですか。ウヒャラッホイ!」
やはりと言うか、自分がアヌメイトに行きたかっただけらしい。BLコーナーに着いた途端、別人のようにイキイキとはしゃぎ始めた。いいのかなぁ。学校から離れてるとは言え、市内のアヌメイトでこんなにもはっちゃけてさ。
まぁ、いいか。どうせ教育実習初日から、全校生徒にホモバレしてるみたいだし。俺としても、楽しそうな雪兎くんを見ているとこちらも気分が上がってきた。勧められるまま、何冊かBL本を買っちゃったりして。
そこから、近くのビ○グエコーでしこたま歌いました。雪兎くんの歌を久々に聞いたけど、やっぱクッソ上手いなぁ。流石は、声帯に斉○壮馬を宿しているだけの事はあるわ。オタクゆえにアニソンが主だけど、たまに俺の知らない洋楽とかも歌ってる。英語の発音も、めっちや流暢だなぁ…。これでも英語教師なんだから、当たり前なんだけどね。
そういや今更だけど、国語の先生にはならなかったんだなぁ。競争率、激しそうだもんね。知らんけど。昔から5~6ヶ国語は話せてたし、こっちのが彼に合っているのかも。…ってか、そもそも田舎の高校教師に収まる器じゃないんだよなぁ。本気で、先生を目指しているんだろうか。それとも、単に教職の資格が欲しかっただけ?まぁそれも、今は気にしていても仕方のない事だ。
そこからアヌメイトの戦利品を見せ合うとかで、個室ネットカフェの快楽倶楽部に入りました。いや、これ…。どう考えても、誘われてるでしょう。カラオケでは、流石に襲うのは我慢してたんですけどね。室内に、カメラとか設置されてるでしょうから。
ってな訳で、部屋に入ると同時に無理やり押し倒して唇を奪ってやりました。こないだ学校でキスしたばかりだけど、やっぱりめちゃくちゃ気持ちいい。先日は不覚を取って押し返されましたが、二度と同じ轍は踏みませんよ。これでも、幼少より水泳で鍛えた身ですから。こんなヒョロい野郎に、何度も遅れを取ってたまりますかって。
しばらく「何で!?」って感じでジタバタ抵抗してましたが、やがて観念して大人しくなりましたよ。何でもクソも、ないだろうと思う。お前の存在全てが、男を誘ってるんだっての…。そのまま、さんざん舌を絡めて身体をまさぐってやりました。
そういや今更だけど、お互いの身長とかを説明してなかったような?こないだの学校の時に、言っといたら良かったかな。まぁ、いいや。
雪兎お兄ちゃんは、最後に会った高校生の時が確か168cm…。今も、せいぜい1~2cm高くなってる程度じゃないかな。対する俺は、現在179cm…。まだまだ、成長中ですよ。確かキスするのに一番いい身長差って、15cmなんだっけ?つまり俺が、あと4~5cmくらい高くなればいいの?うん、まぁ余裕でしょ。とか思ってたら、隙を見てまた無理やり唇を引き剥がされた。うーん。もっと強く、押さえつけてやるべきだったかな。
「はい!いい加減に、これでおしまい!まったく、梢くんてば…。本当に、いけない子になっちゃったなぁ。昔は、あんなに素直でいい子だったのに」
「そんな発情したみたいな顔で言っても、説得力ないけどね。ってか、誰のせいだっての…。俺がホモになったのも腐男子になったのも、ぜんぶ雪兎お兄ちゃんのせいでしょうが」
「うぅ。それを言われると、一言もございません…。だ、だけど本当にここまでだよ。今の俺たちは、ただの教育実習生と生徒なんだから…。とっくに、その境界線を踏み越えてる気もするけど。と、とにかく。これからは、清い関係でいましょう!」
「うん、分かった!ところで、雪兎お兄ちゃんのために各社のゴムを買い揃えて来たよ。今日は、どれを使ってハメてほしい?」
「えぇー?そりゃ、0.01mmのごく薄タイプかなぁ…。じゃ、なくって!今日も明日も、どれも使わせないしハメさせないからね」
「ちぇっ、本番無しかよ」
「無いに決まってるでしょ!結構、用意するの大変なんだから…。って問題でもないのか。学生は学生らしく、勉強してなさい!」
「そんなもん、自分だってほとんど勉強してなかったくせに…。それより『用意』ってんなら、ネットカフェの中にシャワーでもトイレでもあるじゃん。ゆっくり、用意してきなよ。俺、待ってるからさ」
「あれ絶対、そう言うための設備だよね…。とにかく、駄目なものはいくら言っても駄目!君とは、そう言う関係になる事はありません…」
「何でだよ。こちとら、ずーっとお預け食らってたんだからな。教師と、生徒の関係だから?そんなもん、教育実習が終わるまででもいつまでも待つよ」
「そうじゃなくて…。『こずえ』って名前、どこか女の子ぽいじゃん。どっちかってと、俺の『ゆきと』の方が男らしい。女の子ぽい名前の子は、受けであるべきなんだ…。だけど俺、攻め役なんて出来ないし。だから君とは、結ばれません…」
「気にする所、そこなんだ?いやまぁ、俺も攻め役は譲りませんけどね」
「そこまでは、言ってませんから!あぁ、でも…。『何でもする』とは言ったのかな。どっちみち、まだ日本では男性同士で結婚出来ませんからね!」
確かパートナーシップ制度とかで、結婚とは違うんだっけ?まぁいいや。今、そんな事はどうでも。
みなさんこんにちは。七原梢、17歳です。日曜日になったので、約束通り高崎駅で待ち合わせてデートしてる最中です。土曜日ですか?うち私学なんで、土曜日も授業あるんですよ。午前中だけですけど。お互い、バイトやら教育実習の準備やらで忙しいですからね。ともあれせっかくの休日と、雪兎お兄ちゃんとデートを堪能しないと。
「デートじゃないから。俺のせいで腐ってしまった梢くんのために、責任取って付き合ってるだけだからね。って、あぁあ。あれは念願の、如月ふゆさんの新刊だぁあ!そしてあれは、『カム・ピリ』のセイノくん総受け同人誌じゃないですか。ウヒャラッホイ!」
やはりと言うか、自分がアヌメイトに行きたかっただけらしい。BLコーナーに着いた途端、別人のようにイキイキとはしゃぎ始めた。いいのかなぁ。学校から離れてるとは言え、市内のアヌメイトでこんなにもはっちゃけてさ。
まぁ、いいか。どうせ教育実習初日から、全校生徒にホモバレしてるみたいだし。俺としても、楽しそうな雪兎くんを見ているとこちらも気分が上がってきた。勧められるまま、何冊かBL本を買っちゃったりして。
そこから、近くのビ○グエコーでしこたま歌いました。雪兎くんの歌を久々に聞いたけど、やっぱクッソ上手いなぁ。流石は、声帯に斉○壮馬を宿しているだけの事はあるわ。オタクゆえにアニソンが主だけど、たまに俺の知らない洋楽とかも歌ってる。英語の発音も、めっちや流暢だなぁ…。これでも英語教師なんだから、当たり前なんだけどね。
そういや今更だけど、国語の先生にはならなかったんだなぁ。競争率、激しそうだもんね。知らんけど。昔から5~6ヶ国語は話せてたし、こっちのが彼に合っているのかも。…ってか、そもそも田舎の高校教師に収まる器じゃないんだよなぁ。本気で、先生を目指しているんだろうか。それとも、単に教職の資格が欲しかっただけ?まぁそれも、今は気にしていても仕方のない事だ。
そこからアヌメイトの戦利品を見せ合うとかで、個室ネットカフェの快楽倶楽部に入りました。いや、これ…。どう考えても、誘われてるでしょう。カラオケでは、流石に襲うのは我慢してたんですけどね。室内に、カメラとか設置されてるでしょうから。
ってな訳で、部屋に入ると同時に無理やり押し倒して唇を奪ってやりました。こないだ学校でキスしたばかりだけど、やっぱりめちゃくちゃ気持ちいい。先日は不覚を取って押し返されましたが、二度と同じ轍は踏みませんよ。これでも、幼少より水泳で鍛えた身ですから。こんなヒョロい野郎に、何度も遅れを取ってたまりますかって。
しばらく「何で!?」って感じでジタバタ抵抗してましたが、やがて観念して大人しくなりましたよ。何でもクソも、ないだろうと思う。お前の存在全てが、男を誘ってるんだっての…。そのまま、さんざん舌を絡めて身体をまさぐってやりました。
そういや今更だけど、お互いの身長とかを説明してなかったような?こないだの学校の時に、言っといたら良かったかな。まぁ、いいや。
雪兎お兄ちゃんは、最後に会った高校生の時が確か168cm…。今も、せいぜい1~2cm高くなってる程度じゃないかな。対する俺は、現在179cm…。まだまだ、成長中ですよ。確かキスするのに一番いい身長差って、15cmなんだっけ?つまり俺が、あと4~5cmくらい高くなればいいの?うん、まぁ余裕でしょ。とか思ってたら、隙を見てまた無理やり唇を引き剥がされた。うーん。もっと強く、押さえつけてやるべきだったかな。
「はい!いい加減に、これでおしまい!まったく、梢くんてば…。本当に、いけない子になっちゃったなぁ。昔は、あんなに素直でいい子だったのに」
「そんな発情したみたいな顔で言っても、説得力ないけどね。ってか、誰のせいだっての…。俺がホモになったのも腐男子になったのも、ぜんぶ雪兎お兄ちゃんのせいでしょうが」
「うぅ。それを言われると、一言もございません…。だ、だけど本当にここまでだよ。今の俺たちは、ただの教育実習生と生徒なんだから…。とっくに、その境界線を踏み越えてる気もするけど。と、とにかく。これからは、清い関係でいましょう!」
「うん、分かった!ところで、雪兎お兄ちゃんのために各社のゴムを買い揃えて来たよ。今日は、どれを使ってハメてほしい?」
「えぇー?そりゃ、0.01mmのごく薄タイプかなぁ…。じゃ、なくって!今日も明日も、どれも使わせないしハメさせないからね」
「ちぇっ、本番無しかよ」
「無いに決まってるでしょ!結構、用意するの大変なんだから…。って問題でもないのか。学生は学生らしく、勉強してなさい!」
「そんなもん、自分だってほとんど勉強してなかったくせに…。それより『用意』ってんなら、ネットカフェの中にシャワーでもトイレでもあるじゃん。ゆっくり、用意してきなよ。俺、待ってるからさ」
「あれ絶対、そう言うための設備だよね…。とにかく、駄目なものはいくら言っても駄目!君とは、そう言う関係になる事はありません…」
「何でだよ。こちとら、ずーっとお預け食らってたんだからな。教師と、生徒の関係だから?そんなもん、教育実習が終わるまででもいつまでも待つよ」
「そうじゃなくて…。『こずえ』って名前、どこか女の子ぽいじゃん。どっちかってと、俺の『ゆきと』の方が男らしい。女の子ぽい名前の子は、受けであるべきなんだ…。だけど俺、攻め役なんて出来ないし。だから君とは、結ばれません…」
「気にする所、そこなんだ?いやまぁ、俺も攻め役は譲りませんけどね」
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