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第1話 ぼくの夏休み
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「じゃあ修吾、おばさんたちと仲良くするのよ」
「夏休みが終わるころに迎えに来るからな」
晴天の夏日、船はもうじき陸へと到着しようとしている。家族3人が船の甲板に立っている。まさに大自然と呼ぶにふさわしいその風景に、修吾は思わず見とれていた。都会の景色を見慣れていた修吾にとって、その光景は強く目に焼き付いた。
これから約1か月この自然溢れる村で過ごすことになる。
ザバアッっと波をかき分けて船はまっすぐに進んだ。
抑えきれない興奮に、修吾は甲板から身を乗り出した。新鮮な景色に目をキラキラと輝かせている。ついに小さな港に船が着いたとき、修吾の中では何時間も経過したような感覚があった。
修吾の足だけが大地についた。
すると、目の前に母親によく似た顔の女性が立っていた。今日からこの人のところで修吾は預かられることになる。
「こんにちは、修吾くん!楽しみにしてた?」
修吾「うん!」
「こんにちは、姉さん。しばらくの間よろしくお願いします」
修吾を預かるのは、修吾の母親の姉の家族の篠崎家だった。久しぶりの再会なのか、その場で家族の話や今の生活の話をしているようだった。修吾の父もその場に交じり、何やら話をしていた。しばらくの時間が立つと、とうとう両親が船に戻る時間になった。
「じゃあ、おかあさんは元気な子を産んでくるから」
修吾「うん、頑張ってね!僕もこっちからお手紙書くよ」
「風邪ひかずに頑張るんだぞ」
修吾「わかってるよ!」
そして最後に、修吾の母は言った。
「ここでの暮らしは、修吾にとってきっと大きな成長になるから……」
小さく呟くように言ったその言葉の意味を、修吾はこの時まだ理解できなかった。
本土へ帰っていく両親に手を振って、修吾とおばさんは2人になった。おばさんの家へは車で連れて行ってもらった。見たこともない綺麗な鳥や、海くらい大きな川の流れる音が都会育ちの修吾の気持ちを掻き立てた。
草原を横目に山道を登った先には、広大な牧場が広がっていた。何頭もの乳牛が気持ちよさそうに日を浴びながら食事をしている。テレビや絵でしか見たことがない、本物の牧場であった。
「ここがうちの牧場よ」
修吾「え!すごいね、これぜんぶ……」
キイッと鋭い音を立てて、車が小屋の前に止まった。
修吾が車を降りたとき、水色のワンピースに身をまとった美女がこちらを見下ろしていた。黒い長い髪をツインテールでまとめ、その長さは腰までありそうだ。修吾を見るや否や、彼女は小動物を撫でる時のように腰を落とした。
修吾にはよくわからなかったが、胸元が大きく突き出ていて大きなメロンのように跳ねるのが目に入った。
「君が修吾君?かわいーー!私は篠崎菜々美っていうの!よろしくね!」
修吾「うん、よろしく!菜々美お姉さん」
「菜々美は高校3年生で、修吾君の9つも上のお姉さんよ。仲良くしてね」
修吾「はーい」
菜々美「じゃあ、修吾君さっそく牛さんのお世話手伝ってよ!」
菜々美がぎゅっと修吾の手を握って、小屋の方へ引っ張っていった。常に笑顔と元気を絶やさない菜々美を見て、一日目からこの人は本当にいい人だと修吾は思った。
世話をしている牛たちも、菜々美を愛してやまないのが伝わってくる。
牧草運びや、小屋の掃除などを経験し、修吾の最初労働は終了した。ブラッシングや、乳しぼりなど技術のいる仕事は、また今度だということだ。
弟ができたかのような感覚になっているからか、菜々美の気分もいつもより高まっていた。
菜々美「修吾君、一緒にお風呂はいろー!!」
修吾はそのことに特に抵抗はなかった。牛のにおいも気になっていたこともあり、喜んで一緒に入ってもらうことにした。
風呂場は広く、小さな銭湯のようなスペースがあった。鏡を向かいにして、菜々美が修吾の体を洗ってあげている。大きく重たいおっぱいが、修吾の小さな頭にずしっと乗っている。
修吾「お姉ちゃん……重いぃ……」
菜々美「我慢してよ~これが楽なんだもん」
その間にもごしごしと体を洗ってあげている菜々美。東京育ちの修吾の話を真剣に聞きながら、2人は体の洗いっこをしていた。
楽しく話をしながら、修吾が今度菜々美の体を洗う時になったとき、菜々美の胸に何やら跡がついている。よく見るとそれは、がたがたの跡であった。さらによく見るとそれは円形につながっており、歯形のようだった。
乳首の周辺にその跡がついていることを確認した修吾は、何の気なしにこのことを口に出した。
修吾「おねえちゃん、これ何かに噛まれたあと?」
菜々美「ん~これ?」
自分のおっぱいを指しながら、それでも笑顔で菜々美は話した。
菜々美「これはね~決闘した時の怪我」
「夏休みが終わるころに迎えに来るからな」
晴天の夏日、船はもうじき陸へと到着しようとしている。家族3人が船の甲板に立っている。まさに大自然と呼ぶにふさわしいその風景に、修吾は思わず見とれていた。都会の景色を見慣れていた修吾にとって、その光景は強く目に焼き付いた。
これから約1か月この自然溢れる村で過ごすことになる。
ザバアッっと波をかき分けて船はまっすぐに進んだ。
抑えきれない興奮に、修吾は甲板から身を乗り出した。新鮮な景色に目をキラキラと輝かせている。ついに小さな港に船が着いたとき、修吾の中では何時間も経過したような感覚があった。
修吾の足だけが大地についた。
すると、目の前に母親によく似た顔の女性が立っていた。今日からこの人のところで修吾は預かられることになる。
「こんにちは、修吾くん!楽しみにしてた?」
修吾「うん!」
「こんにちは、姉さん。しばらくの間よろしくお願いします」
修吾を預かるのは、修吾の母親の姉の家族の篠崎家だった。久しぶりの再会なのか、その場で家族の話や今の生活の話をしているようだった。修吾の父もその場に交じり、何やら話をしていた。しばらくの時間が立つと、とうとう両親が船に戻る時間になった。
「じゃあ、おかあさんは元気な子を産んでくるから」
修吾「うん、頑張ってね!僕もこっちからお手紙書くよ」
「風邪ひかずに頑張るんだぞ」
修吾「わかってるよ!」
そして最後に、修吾の母は言った。
「ここでの暮らしは、修吾にとってきっと大きな成長になるから……」
小さく呟くように言ったその言葉の意味を、修吾はこの時まだ理解できなかった。
本土へ帰っていく両親に手を振って、修吾とおばさんは2人になった。おばさんの家へは車で連れて行ってもらった。見たこともない綺麗な鳥や、海くらい大きな川の流れる音が都会育ちの修吾の気持ちを掻き立てた。
草原を横目に山道を登った先には、広大な牧場が広がっていた。何頭もの乳牛が気持ちよさそうに日を浴びながら食事をしている。テレビや絵でしか見たことがない、本物の牧場であった。
「ここがうちの牧場よ」
修吾「え!すごいね、これぜんぶ……」
キイッと鋭い音を立てて、車が小屋の前に止まった。
修吾が車を降りたとき、水色のワンピースに身をまとった美女がこちらを見下ろしていた。黒い長い髪をツインテールでまとめ、その長さは腰までありそうだ。修吾を見るや否や、彼女は小動物を撫でる時のように腰を落とした。
修吾にはよくわからなかったが、胸元が大きく突き出ていて大きなメロンのように跳ねるのが目に入った。
「君が修吾君?かわいーー!私は篠崎菜々美っていうの!よろしくね!」
修吾「うん、よろしく!菜々美お姉さん」
「菜々美は高校3年生で、修吾君の9つも上のお姉さんよ。仲良くしてね」
修吾「はーい」
菜々美「じゃあ、修吾君さっそく牛さんのお世話手伝ってよ!」
菜々美がぎゅっと修吾の手を握って、小屋の方へ引っ張っていった。常に笑顔と元気を絶やさない菜々美を見て、一日目からこの人は本当にいい人だと修吾は思った。
世話をしている牛たちも、菜々美を愛してやまないのが伝わってくる。
牧草運びや、小屋の掃除などを経験し、修吾の最初労働は終了した。ブラッシングや、乳しぼりなど技術のいる仕事は、また今度だということだ。
弟ができたかのような感覚になっているからか、菜々美の気分もいつもより高まっていた。
菜々美「修吾君、一緒にお風呂はいろー!!」
修吾はそのことに特に抵抗はなかった。牛のにおいも気になっていたこともあり、喜んで一緒に入ってもらうことにした。
風呂場は広く、小さな銭湯のようなスペースがあった。鏡を向かいにして、菜々美が修吾の体を洗ってあげている。大きく重たいおっぱいが、修吾の小さな頭にずしっと乗っている。
修吾「お姉ちゃん……重いぃ……」
菜々美「我慢してよ~これが楽なんだもん」
その間にもごしごしと体を洗ってあげている菜々美。東京育ちの修吾の話を真剣に聞きながら、2人は体の洗いっこをしていた。
楽しく話をしながら、修吾が今度菜々美の体を洗う時になったとき、菜々美の胸に何やら跡がついている。よく見るとそれは、がたがたの跡であった。さらによく見るとそれは円形につながっており、歯形のようだった。
乳首の周辺にその跡がついていることを確認した修吾は、何の気なしにこのことを口に出した。
修吾「おねえちゃん、これ何かに噛まれたあと?」
菜々美「ん~これ?」
自分のおっぱいを指しながら、それでも笑顔で菜々美は話した。
菜々美「これはね~決闘した時の怪我」
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