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授業とテスト内容 ~ そんなワザありな訳
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3.
その次のテストは、単語融解術というやつだったが、これは出来てもできなくても進級などには関係ない。難易度的に高いかららしい。とにかく、こういった古風なワザは出来た方がいいに越したことはない。これのやり方は、只、金属を見つめ続ける、だ。しばらくすると、ダリの絵みたいにぐんにゃりと金属が溶けてくるんだ。なんとこのワザは俺の得意とするところらしく、一発でできた。その、チョコレートか何かみたいに溶けてしまった金属をうまい事キャッチして、お菓子と同じように加工すると、アクセサリーとか作れるっていう。そっちは錬金?とかだから、超合金体とかになる気がないならやらない方がいいかな。というかそんなのテスト科目に無いからで…つまり、教えてくれないんだ。きっと儲かるからだと思うな。詰まらないなんて言うな、俺が思うに、絶対に脳みそとか消耗してるし、二十歳くらいで白髪になるやつとか居るって言われてる。
ところが、テスト当日、俺は何だか嫌な予感がした。数日前から寒気がしたっていうか、つまり風邪を引いたんだ。それで、ふらぁ~としながらテストに臨んだ訳だが、どうにも金属が金属のままで終わってしまった。追試となった俺は、その得意技すら嫌いになったが…更に追い打ちを掛けるようなことがあった。タツカワというスーパー超能力番組に出ていた奴の融解術がすごかったんだ。嫌味な奴なことに、追試に現れやがって、テストの日は休んだからということだった。具合悪かったんで気付かなかったが、気を付けてみると、結構、休みがちな奴だし、最近は仕事もあんまりしていないようだ。そういうスーパーなの居ると疲れちゃうんだよな。俺は毎日、あの日の風を恨んだ。まぁまぁな路線でいくしかないっていうのが気に食わなかったからだが、誰でも得意なあのワザが、次の学期の冒頭での課題となる。
ザ・テレポテーション! いわゆる瞬間移動だ。こっち側からあっち側に移動するのに足を使っちゃいけないという…教本を見てみると、まず、移動先の地面に〇を描く。そしてそこに瞬間移動をイメージしながら、移動する、を繰り返す。ジャンプなどを入れると早くうまくなるらしい。これは、なかなか面倒な練習法だった。ひたすら地面の〇に向かって突進、それから戻って念じる。バカみたいな気持ちになった頃、あっち側に、俺が、見えたんだ。一瞬、一秒くらい居た気がしたってだけだけど。大興奮で俺は目を凝らしながら側にあった炭酸飲料を、ごくごく飲んだ。するとまた!今度は軌道みたいなのを描いて俺があっち側にいる。今度は何秒か居て、それから消える。俺はいきなり恐ろしくなって、練習を辞めてしまうところだった。何か、俺幽霊みたいだと思ったからだ。あぁ学校、辞めたい…。そんなの車の精みたいなことやらなきゃいけないってことじゃないか。あれは車から出る幽霊って言われてるんだけど、それと同じな訳であって。だけど、確か外国の本ではどっかの駅で壁に向かって、とかそういうのだったから、とすると?違う時代に行けるのかも知れないし。
で、気を取り直して、それの練習をするようになった訳だが、要するに少し先の時間の俺と、前の時間の俺とを作る作業らしいんだ。そんな地味な行動が、スーパー瞬間移動のからくりだったなんてオカシイだろ。命の危険がありそうだと突然、どっかに飛べるとか色々あるらしい。何としても、確実にものにしなくてはいけない。
練習とは、ひたすら同じことを繰り返して上手になるということだ。俺は、どうしてもあっという間に出来る高度なやつをやってみたくなったが、教本で禁止されていたので止めておくことにした。①車や電車の前に飛び込む②谷底などに飛び込むetc… 普通に考えて、今俺は若いし学校での成績もまぁまぁだし、禁止事項でもいけるんじゃないか? でも、スーパー超能力くんよりちっともすごくないし、やっぱ頭ぐしゃっとなったら終わりだしな、将来のために止めておこう。だって書いてあったんだ、※裏技で有名なやり方でも禁止事項です これって、この練習が嫌な奴のほうが勝つんじゃないかって話なんだが…俺は普通に練習して、普通に数メートルの瞬間移動くらいは簡単にできるようになった。徐々に距離は延ばしていけるらしい。そのテストも地味だったが、しんと静まった教室で皆一人ずつクリアしていったんだ。
その後はテレポテーション移動する奴が増えた。正直みんな、幽霊みたいだが、失礼な奴だとぶつかりそうな目の前に移動してくる。上手な奴のパフォーマンス会みたいなのまで出来て、盛り上がりはすごかった。宙返りみたいなスーパー技まで入れた奴が優勝カップ貰ってたんだけど、それって実は自分たちで用意したものなんだって。将来、テレビとかでもあったらいいのに。俺たちの士気は上がったが、実際、それをテレビとかでやってたら儲かったんじゃないかと思って(つまりやらないからには金にならないのかということで)、少し憂鬱になったんだ。どこにどうやって意識を持って行くかというのが、関係あるワザとかで、便利は便利なんだが、体が軽くなったり重くなったりするのが難点だ。体の移動が上手くいっていないと起こっているのかも知れない。俺が思うに、オイルが入ると動かなかったかと思うほど、正確に移動できるんじゃないか。その発見は、シェアってやろうかと思ったが一人落第すると困るので止めておくことにした。
4.そんなワザありな訳
ゲームでいえば、基本的攻撃ワザと移動ワザをパスしたところで、あと足りないのは何か?ときたら、やはり守備ワザだろ。それがスーパーウルトラ消えちゃう技ってやつで、つまり透明人間ワザなんだ。これは実は、体をどっかに残しておかなくちゃいけないというんで、それを繰り出すのは大変だ。だがもし敵が現れて戦う時に繰り出すワザじゃ、不備があるということを指摘しようとしたところ、基本ワザだからまだそこに目を付けてはいけないと注意を受けた。俺はいつでも言ってはいけないことを言った奴として嫌な学校生活が始まるんじゃないかとビビったが、異空間の俺を飛ばすワザだったらどうしようかと思っていたので安心なそれでいいと思い込むことになる。けど本当は俺にとってはスーパー雑魚ワザで、陰に体を隠しておいて、そっちに行ってそれから隠れて、とかやらなきゃいけない。一回、練習中に、とん、と足音がして俺がすたすたと歩いて行ってしまったような気がして焦ったが、気のせいだったことにした。透明人間を呼び戻して融合させないと俺は永遠に実体のままで、透明になれないんじゃないかと思ったんだ。エイリアンじゃないけど、水分が必要なワザで、少なくとも大1ボトルは入れないと命が危ないらしい。だけどこれが俺にとっては、超苦手ワザとなった。人は見えるけど、何にも見えない、実体も誰かが持って行ったら終わりだ。だが、実は100%成功する方法があるってみんな言ってて、服を全部脱ぐんだって! すっぽんぽんだとすぐ消えれるっていう発見をした奴がヒーローだったが…そんなの実体になったら、ただの変態じゃないか!?
このテストは、怪しい者じゃありません、ていう程、グロッキーな日となった。苦手ワザを繰り出すのに、脱ぎワザを入れたくなかったからだ。それで、俺は肌に近めの色の服を選び、水分は多く摂って(あと裏技餌ゼリーも!)クリアしたが、居るか分からないので大きな声で返事をしなくちゃいけなくて、笑ってはいけないが笑ってしまった。ここの学校で習得するワザが早く世間で認められてくれればいいのに、とみじめになる。これって絶対、幽霊なんじゃないかと思ったからだ。まぁ外国では、飛び回るやつとか居て、楽しい話になってるけど…。テンションが下がりきった俺たちに、ジェリービーンズみたいなのが配られてそれがあればそういえばゼリー必要ないよな、と思っているうちに眠ってしまった。壁にもたれたまま、目を覚ますともうみんな帰った後で、何時間くらい経ったか外は真っ暗になってしまっていたが、廊下には電気がついていて話し声がする。鞄を取って行ってみたら、そこに居たグループみたいなのがフッと消えてしまったんだ。最近みんな、驚いただけで消えるようになってる。
だんだんと、色んな差が出てくるようになって、俺は憂鬱になった。得意なことはスゴイがもっとスーパーな奴が居るからだ。あーあ、次の授業はスプーン曲げだって…。なぜかテスト無しらしいけど、俺それ昔出来たのになぁ。この間どうもコールドっぽいワザばかり練習していたせいか、スプーン見ても何にも起こらなくて、やる気も出なくてどうしようかと思う程凹んでる。食事の度にどうせテスト無いし、いいか、みたいな感じになりながらスプーンとかの首みたいなところをコスコスしたりして、それからぐいっっとやったりし、これで出来たことにならないかなとか考える。熱(ホット)系に持っていくためにホットトマトスープを毎日食べて、更に熱いシャワーを浴びたり、温熱療法みたいな部屋にも1回行った。
昔出来たことが出来なくなるというのは、確かそのあと、ものすごい頭痛くなったかなんかして、吐き気がしたとかそんな記憶があって無意識にだな…おそらく、それで出来ないんじゃないか。結局このままでいいか、と思っているうちにスーパーくんがやって来て、「スプーン曲げってあれと同じだよな」とか言う。???「ほらあの、火を移すやつ」俺はまたすっかり憂鬱になった。あの苦手ワザのやり方をやれって言うのか?
帰ってから俺はすぐにお気に入りのフォークに、試してみた。一度目で少し歪み、二度目で完全に丸く反り返ってくれた。あっさりクリアだ。あいつは何故、パフォーマンスする奴らと一緒に騒ぎまくらないんだ。苦手を教えて貰ったのに、苦手意識は大分消え、スーパーな奴は変わり者である、と法則の一つに加えてやった。
その次のテストは、単語融解術というやつだったが、これは出来てもできなくても進級などには関係ない。難易度的に高いかららしい。とにかく、こういった古風なワザは出来た方がいいに越したことはない。これのやり方は、只、金属を見つめ続ける、だ。しばらくすると、ダリの絵みたいにぐんにゃりと金属が溶けてくるんだ。なんとこのワザは俺の得意とするところらしく、一発でできた。その、チョコレートか何かみたいに溶けてしまった金属をうまい事キャッチして、お菓子と同じように加工すると、アクセサリーとか作れるっていう。そっちは錬金?とかだから、超合金体とかになる気がないならやらない方がいいかな。というかそんなのテスト科目に無いからで…つまり、教えてくれないんだ。きっと儲かるからだと思うな。詰まらないなんて言うな、俺が思うに、絶対に脳みそとか消耗してるし、二十歳くらいで白髪になるやつとか居るって言われてる。
ところが、テスト当日、俺は何だか嫌な予感がした。数日前から寒気がしたっていうか、つまり風邪を引いたんだ。それで、ふらぁ~としながらテストに臨んだ訳だが、どうにも金属が金属のままで終わってしまった。追試となった俺は、その得意技すら嫌いになったが…更に追い打ちを掛けるようなことがあった。タツカワというスーパー超能力番組に出ていた奴の融解術がすごかったんだ。嫌味な奴なことに、追試に現れやがって、テストの日は休んだからということだった。具合悪かったんで気付かなかったが、気を付けてみると、結構、休みがちな奴だし、最近は仕事もあんまりしていないようだ。そういうスーパーなの居ると疲れちゃうんだよな。俺は毎日、あの日の風を恨んだ。まぁまぁな路線でいくしかないっていうのが気に食わなかったからだが、誰でも得意なあのワザが、次の学期の冒頭での課題となる。
ザ・テレポテーション! いわゆる瞬間移動だ。こっち側からあっち側に移動するのに足を使っちゃいけないという…教本を見てみると、まず、移動先の地面に〇を描く。そしてそこに瞬間移動をイメージしながら、移動する、を繰り返す。ジャンプなどを入れると早くうまくなるらしい。これは、なかなか面倒な練習法だった。ひたすら地面の〇に向かって突進、それから戻って念じる。バカみたいな気持ちになった頃、あっち側に、俺が、見えたんだ。一瞬、一秒くらい居た気がしたってだけだけど。大興奮で俺は目を凝らしながら側にあった炭酸飲料を、ごくごく飲んだ。するとまた!今度は軌道みたいなのを描いて俺があっち側にいる。今度は何秒か居て、それから消える。俺はいきなり恐ろしくなって、練習を辞めてしまうところだった。何か、俺幽霊みたいだと思ったからだ。あぁ学校、辞めたい…。そんなの車の精みたいなことやらなきゃいけないってことじゃないか。あれは車から出る幽霊って言われてるんだけど、それと同じな訳であって。だけど、確か外国の本ではどっかの駅で壁に向かって、とかそういうのだったから、とすると?違う時代に行けるのかも知れないし。
で、気を取り直して、それの練習をするようになった訳だが、要するに少し先の時間の俺と、前の時間の俺とを作る作業らしいんだ。そんな地味な行動が、スーパー瞬間移動のからくりだったなんてオカシイだろ。命の危険がありそうだと突然、どっかに飛べるとか色々あるらしい。何としても、確実にものにしなくてはいけない。
練習とは、ひたすら同じことを繰り返して上手になるということだ。俺は、どうしてもあっという間に出来る高度なやつをやってみたくなったが、教本で禁止されていたので止めておくことにした。①車や電車の前に飛び込む②谷底などに飛び込むetc… 普通に考えて、今俺は若いし学校での成績もまぁまぁだし、禁止事項でもいけるんじゃないか? でも、スーパー超能力くんよりちっともすごくないし、やっぱ頭ぐしゃっとなったら終わりだしな、将来のために止めておこう。だって書いてあったんだ、※裏技で有名なやり方でも禁止事項です これって、この練習が嫌な奴のほうが勝つんじゃないかって話なんだが…俺は普通に練習して、普通に数メートルの瞬間移動くらいは簡単にできるようになった。徐々に距離は延ばしていけるらしい。そのテストも地味だったが、しんと静まった教室で皆一人ずつクリアしていったんだ。
その後はテレポテーション移動する奴が増えた。正直みんな、幽霊みたいだが、失礼な奴だとぶつかりそうな目の前に移動してくる。上手な奴のパフォーマンス会みたいなのまで出来て、盛り上がりはすごかった。宙返りみたいなスーパー技まで入れた奴が優勝カップ貰ってたんだけど、それって実は自分たちで用意したものなんだって。将来、テレビとかでもあったらいいのに。俺たちの士気は上がったが、実際、それをテレビとかでやってたら儲かったんじゃないかと思って(つまりやらないからには金にならないのかということで)、少し憂鬱になったんだ。どこにどうやって意識を持って行くかというのが、関係あるワザとかで、便利は便利なんだが、体が軽くなったり重くなったりするのが難点だ。体の移動が上手くいっていないと起こっているのかも知れない。俺が思うに、オイルが入ると動かなかったかと思うほど、正確に移動できるんじゃないか。その発見は、シェアってやろうかと思ったが一人落第すると困るので止めておくことにした。
4.そんなワザありな訳
ゲームでいえば、基本的攻撃ワザと移動ワザをパスしたところで、あと足りないのは何か?ときたら、やはり守備ワザだろ。それがスーパーウルトラ消えちゃう技ってやつで、つまり透明人間ワザなんだ。これは実は、体をどっかに残しておかなくちゃいけないというんで、それを繰り出すのは大変だ。だがもし敵が現れて戦う時に繰り出すワザじゃ、不備があるということを指摘しようとしたところ、基本ワザだからまだそこに目を付けてはいけないと注意を受けた。俺はいつでも言ってはいけないことを言った奴として嫌な学校生活が始まるんじゃないかとビビったが、異空間の俺を飛ばすワザだったらどうしようかと思っていたので安心なそれでいいと思い込むことになる。けど本当は俺にとってはスーパー雑魚ワザで、陰に体を隠しておいて、そっちに行ってそれから隠れて、とかやらなきゃいけない。一回、練習中に、とん、と足音がして俺がすたすたと歩いて行ってしまったような気がして焦ったが、気のせいだったことにした。透明人間を呼び戻して融合させないと俺は永遠に実体のままで、透明になれないんじゃないかと思ったんだ。エイリアンじゃないけど、水分が必要なワザで、少なくとも大1ボトルは入れないと命が危ないらしい。だけどこれが俺にとっては、超苦手ワザとなった。人は見えるけど、何にも見えない、実体も誰かが持って行ったら終わりだ。だが、実は100%成功する方法があるってみんな言ってて、服を全部脱ぐんだって! すっぽんぽんだとすぐ消えれるっていう発見をした奴がヒーローだったが…そんなの実体になったら、ただの変態じゃないか!?
このテストは、怪しい者じゃありません、ていう程、グロッキーな日となった。苦手ワザを繰り出すのに、脱ぎワザを入れたくなかったからだ。それで、俺は肌に近めの色の服を選び、水分は多く摂って(あと裏技餌ゼリーも!)クリアしたが、居るか分からないので大きな声で返事をしなくちゃいけなくて、笑ってはいけないが笑ってしまった。ここの学校で習得するワザが早く世間で認められてくれればいいのに、とみじめになる。これって絶対、幽霊なんじゃないかと思ったからだ。まぁ外国では、飛び回るやつとか居て、楽しい話になってるけど…。テンションが下がりきった俺たちに、ジェリービーンズみたいなのが配られてそれがあればそういえばゼリー必要ないよな、と思っているうちに眠ってしまった。壁にもたれたまま、目を覚ますともうみんな帰った後で、何時間くらい経ったか外は真っ暗になってしまっていたが、廊下には電気がついていて話し声がする。鞄を取って行ってみたら、そこに居たグループみたいなのがフッと消えてしまったんだ。最近みんな、驚いただけで消えるようになってる。
だんだんと、色んな差が出てくるようになって、俺は憂鬱になった。得意なことはスゴイがもっとスーパーな奴が居るからだ。あーあ、次の授業はスプーン曲げだって…。なぜかテスト無しらしいけど、俺それ昔出来たのになぁ。この間どうもコールドっぽいワザばかり練習していたせいか、スプーン見ても何にも起こらなくて、やる気も出なくてどうしようかと思う程凹んでる。食事の度にどうせテスト無いし、いいか、みたいな感じになりながらスプーンとかの首みたいなところをコスコスしたりして、それからぐいっっとやったりし、これで出来たことにならないかなとか考える。熱(ホット)系に持っていくためにホットトマトスープを毎日食べて、更に熱いシャワーを浴びたり、温熱療法みたいな部屋にも1回行った。
昔出来たことが出来なくなるというのは、確かそのあと、ものすごい頭痛くなったかなんかして、吐き気がしたとかそんな記憶があって無意識にだな…おそらく、それで出来ないんじゃないか。結局このままでいいか、と思っているうちにスーパーくんがやって来て、「スプーン曲げってあれと同じだよな」とか言う。???「ほらあの、火を移すやつ」俺はまたすっかり憂鬱になった。あの苦手ワザのやり方をやれって言うのか?
帰ってから俺はすぐにお気に入りのフォークに、試してみた。一度目で少し歪み、二度目で完全に丸く反り返ってくれた。あっさりクリアだ。あいつは何故、パフォーマンスする奴らと一緒に騒ぎまくらないんだ。苦手を教えて貰ったのに、苦手意識は大分消え、スーパーな奴は変わり者である、と法則の一つに加えてやった。
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