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第二章★
037:星華高校戦_開戦。
しおりを挟む――23時50分
■生徒会室
(大和 真)
夜の帳が落ち、窓の外は真っ暗だ。だが、立心館の校舎内は酷く騒がしかった。
生徒会会議室も当然のように騒がしい。
開戦がもう間近だからだ。
既に上杉さん、植村さん、アリスの三人は校庭に出て配置についている。回復組の相坂さんと司令班の草野さんは大凶高校の地下施設に移動していた。
前回は体育館であったが、大凶高校の地下室が前回の大戦で手に入ったので今回はそこを本部にしている。
生徒会室には今は俺達三人。そして会長と由川さん、草壁さんの3人。合わせて6名が待機している。
今は草野さんが設置した簡易モニターを見ていた。
草野さんは何個も監視や観察用のモニターを召喚できるみたいだ。これが草野さんの能力なのだろうか。前回はギター振り回してたけどあれはなんだったんだろう。由川さんに無茶ぶりでもされたのか。そんな気がする。
モニターには、2倍以上になった立心館の校庭と地下施設が映されている。
「今は11時50分だわ。後、10分で開戦ね。いよいよだから気を引き締めなさい」
会長は画面を見ながら言う。俺らは頷く。
ちなみに皆それぞれ短期間だけど修行をしていた。恭二はレベルは111に上がり沙也加は42に上がった。
ちなみに俺のレベルは69に上がり、かなり自信がついた。大凶高校戦では役立たずだったけど今回は皆を守る為にも戦いたい。そう思っていた。
会長がふと呟く。
「そろそろ開戦ね……。バリアを張るわ」
右手が青白く発光し、鏡が召喚される。
会長の目の前をふよふよと鏡が浮いている。
そしてどこからか無機質な音声が流れる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
※技発動!
――――――――――――――
★鏡面世界★
━━━━━━━━━━━━━━━━━
尋常じゃない輝きが会長の鏡から発せられる。俺達は窓の外に目を向けると半透明で鏡のような幕が徐々に学校全域を包み込んでいく。
「これで入り口は校門一ヶ所よ。上杉達に今は任せましょう」
会長はそう言い椅子に座る。モニターを見ていた。
「俺達はなにもしなくて良いんですか? 」
俺は会長に気になり聞いてみると会長は言う。
「作戦に変更はないわ。今はじっとしてなさい」
そう言われ、俺達も戦うことになる生徒達を見守ることにした。
◇◇◇◇◇◇
立心館の校内放送が勝手に流れ始める。
前回の開戦のアナウンスでも聞いた某アミューズメントパークの曲が流れる。
『~♪……♪~♪~♪♭』
明るく陽気な曲だ。この曲を聞くと自然と愉快なキャラクター達が踊りながら光のイルミネーションとともにやって来るのを想像するだろう。だが、今はただただ不気味にしか感じない。
やがてパレードの曲が鳴り止む。そして、あの蛇人間”クチナワ”が喋り始める。
前回同様にカウントダウンが始まる。
そして……けたたましいサイレンと共に…また学校間大戦が…始まった。
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