『Nightm@re』という異世界に召喚された学生達が学校間大戦とLevel上げで学校を発展させていく冒険譚。

なすか地上絵

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第二章★

038:開戦再び。

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――開戦直前
■立心館_校庭
 (上杉 昇)

 場所は校庭。学校の敷地の外は深く暗い闇に包まれている。校庭には照明が点けられているので手元は良く見える。

 校庭に集まる総勢200人ぐらいが武器を構え待機をしている。開戦前の独特の緊張が走っている。

「も、もうすぐまた戦争が始まりますね…緊張してきます」

「ああ。もし危ないと思ったら無理はするなよ」

 植村は頷く。アリスは隣で既にマシンガンを召喚し構えていた。

「さあ、来い。あたいが愛を込めて鉛玉をプレゼントしてやる」

『~♪~~♪~~…』

 先ほどから流れているエレクトリカルパレードの曲が鳴り止む。

 大音量のサイレンがナイトメア中に響き渡る。

「開戦だぁ――――――っ!! 」

 俺は叫び一斉に皆が武器を構えた時だった。

『オォォォオォォォオォォォオォォォオォォォオォォォオおォォオォォォおォォォオォォォオォォォオぉォォォオォォォオォォォオォォォオォォォオッ!!!!』

「―――――――――――――――!!!!!」

 校門から大量の敵が雪崩れ込んでくる。おいおい早すぎだろ。ぱっと見た感じだと敵の数もおそらく200人はいるだろうな。

 皆が前に駆け出し戦闘が始まる。
校庭はで戦場に変わる。

―――ギンッ
―――――ガンッ

 爆発音やら銃声やらで一気に乱戦状態になる。すぐに俺や植村、アリスも戦闘に入る。

 前方から一人のロンゲ男が抜けだしてきてそのまま俺に直進してくる。武器は棍棒。

 俺は指輪を発光させ形状を日本刀へと変える。迫り来る棍棒を刀で受け流し横っ腹を蹴り飛ばす。

「ぐっ…」

 大したダメージはなさそうだ。
やはりなかなか強そうだ。

 俺は跳躍し相手の後ろに回ろうとする。
だが相手も跳躍し棍棒を突いてきた。

 ギリギリで交わし俺は反撃として刀をアリスと同じマシンガンに姿を変えさせる。
俺は乱射をするが、なかなか強い。

 相手は軽く棍棒を上手く振り回し、銃弾を弾く。鉛玉が見えているということはそこそこのLvのはず。俺は素早くMSPで敵に赤外線を向けた。

「レベルは81か…。いきなり高Lvだな」

 俺はマシンガンのトリガーを引く。

――パララララララッ

「つまらない攻撃だな」

 相手は棍棒でやはり先程と同じように弾いて防ぎながら俺に向かって駆けてくる。俺はマシンガンから放つものを鉛玉からレーザーに切り換える。

「これならどうだロンゲ」

 レーザーは真っ直ぐに棍棒の男に進み、男は棍棒で防ごうとする。

 それは過ち。完全な判断ミスだった。

「……なっ!」

 レーザーは棍棒に防がれることなく突き進み、男の身体を撃ち抜いた。

 俺の今のレベルは117。レベルの差が激しければそう簡単には防げない。ロンゲ男は防がずに避けるべきだった。地面に横たわり動かなくなる。

 俺はまた迫り来る敵と対峙する。
きりがないなあ。

 アリスも星華高校の女子生徒と戦っている。植村は傷ついた仲間を介抱している。

 戦局はまだどちらにも傾いていない。だが、時間が立てばLv平均の高い星華高校が有利になっていく。

 俺が出来る限り倒しておかないと。
存在力も余裕があるうちに…。

 俺は指輪を長刀(ナギナタ)に切り換える。

 そして敵の集団の中に斬り込んでいった。今度の敵は坊主頭でガタイがすごくいい。それに真っ黒に日焼けしている。野球部だろうか。どこか顔に見覚えがあった。
………
……
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