『Nightm@re』という異世界に召喚された学生達が学校間大戦とLevel上げで学校を発展させていく冒険譚。

なすか地上絵

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第三章★

070:情報解禁。

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――正午
■生徒会_モニター室 
(草野 静男)

 ……俺は右手に力を込める。
 するといつも通り、スクリーンやらPCやらの情報端末が召喚される。

 ……俺の能力は欲しい情報機器を存在力の許す限り召喚できるし使い続けることができる。

 PCやタブレット、監視カメラやドローンなんかもいける。

 大凶高校や星華高校では主にカメラやモニターをメインに使っていた。初めて支給品を開封した時はびっくりした。なんせ何も入ってなかったんだから。説明書だけヒラリと段ボールに入っていただけ。

 俺はスクリーンと会長のMSPを繋ぐ。

 すると会長の表示している画面がスクリーンにも映される。表示されているのはメール。クチナワから全学校宛に丁度正午にBCCメールで送られたのだ。

「ありがとう草野。少しピンボケしているから調整だけお願い」

 俺が調整すると映像はクリアになる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
件名:【重要】情報解禁について
――――――――――――――
[添付ファイル]

生き残っている皆様へ★
二回戦目までお疲れ様でした。
現在休戦期間中になりますのでゆっくり
お休みください。

また、今度も学校間大戦はさらに盛り上
がる予定になります。

第二ステージについては本日、夕方にま
たメール配信をさせていただきますので
ご確認ください。

情報解禁については以下の通り、

1)公共施設オープンについて
Nightm@reの公共施設のオープンが本日
から始まっています。詳細は別紙参照。
【鉄道】【ギルド】【鍛冶屋】
【インフォメンションセンター】etc…

2)ランクについて
個人戦闘力ランキング及び学校ランキング
が本日よりどなたでも見れるようになりま
す。上位10名、10校の開示になります。

上記記載のインフォメンションセンターに
ご来店ください。

3)学校カスタマイズについて
カスタマイズメニューが100点以上追加さ
れました。

以上、よろしくお願いします★
クチナワ
━━━━━━━━━━━━━━━━━

 会長は静かに読んでいる。
 俺も画面を見つめ生唾を飲み込む。草壁はとなりでふむふむ言っている。

「……一気に情報が解禁されたな」

「ええそうね」

 教室には俺と会長と草壁の3人だけ。
 俺達以外は全員会長の指示でLv上げ中だ。

 俺達も当然Lv上げはしないといけないが、会長の携帯に通知が、それもクチナワからあったのでこうして緊急で会議を行なっている。

 ここにきて、様々な情報解禁がされた。
 意味深な施設が増えている。

 そしてランキングの可視化。

 これからはきっとこれから始まる第二ステージへの下準備的な意味も強いのだろう。

 会長は俺達に聞く。

「この情報解禁どう思う?」

 俺は答える。

「……公共施設は使った方がいいんだろうな」

「逆に使わないと他の学校とかなり差がつけられそうですね。特にギルドが気になります」

 ……草壁が補足してくれる。

「その通りね。カスタマイズについても第二ステージからはしていることが当たり前になりそうね」

「うちの高校って何かカスタマイズってしてましたっけ?」

「いいえ。大凶高校戦では領土を選んだわね。星華高校では賞金をもらっているけど未着手よ。これから検討するわ」

 ……パッと思いつくだけでも校舎の強度は上げたいと思う。徐々にLvが上がってきたことで技の破壊力も増してきている。学校を戦場に戦うとなると校舎の破損が著しい。壁も高くしたいな。

 「……会長。カスタマイズのメニュー画面を表示して欲しい」

 学校代表のMSPには他の生徒とは違う機能が3つある。一つは全校生徒のステータス情報を確認できる。二つ目は学校資産の管理機能、三つ目が学校カスタマイズ機能だ。

 ーーピッピッピピ

 会長はMSPを操作し、画面を映し出す。

 俺達はカスタマイズについて会長と議論を始めた。
………
……
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