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視点を変えて
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いつだってそばにいて、お前がどんな気持ちでそばにいたなんてわかってる。わかってるけど、俺はお前に気持ちを伝えて欲しいんだ。自分から言えなくて、お前に頼っているのはわかってる。悩んでること知ってるけど、どうしても勇気がなくてお前の気持ちにも気付かないふりをしてた。そうしているうちに、お前の気持ちはどんどん募ってついに耐えられないほどになってしまった。
俺は説得しようとした。なのに、お前は落ちてしまった。救急車が来てお前を運び出す。俺は急いで救急車に乗り込んだ。体全体で地面にぶつかったらしく外傷はなく、少し入院すればすぐに退院できるそうだ。奇跡だ。良かった。
ずっと意識がなくてお前は2日も寝たきりだった。ずっと手を握っていて、離したらもう目を覚ましてくれないんじゃないかって思ってしまって、怖かったんだ。
お前が目を覚まして、うれしくて、好きだと伝えたかったのに怖くて言えなかった。
ごめんな。
退院したら、何処か出かけようぜ!
颯斗!
俺は説得しようとした。なのに、お前は落ちてしまった。救急車が来てお前を運び出す。俺は急いで救急車に乗り込んだ。体全体で地面にぶつかったらしく外傷はなく、少し入院すればすぐに退院できるそうだ。奇跡だ。良かった。
ずっと意識がなくてお前は2日も寝たきりだった。ずっと手を握っていて、離したらもう目を覚ましてくれないんじゃないかって思ってしまって、怖かったんだ。
お前が目を覚まして、うれしくて、好きだと伝えたかったのに怖くて言えなかった。
ごめんな。
退院したら、何処か出かけようぜ!
颯斗!
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