3 / 7
第一章
第二話
しおりを挟む
けたたましいアラーム音に起こされて、目が覚める。ベッドから起き上がって、眠気眼を擦った。ぼんやりとした頭で、そういや昨日変な夢見たなぁなんて掠れた声で呟く。
何だっけ。友人から貰った勾玉にお祈りしたら、イケメンの妖が出てきたんだっけか。んで、番になるとかならないとか。
いやぁ、我ながら彼女欲しすぎじゃね? と思わざるえない内容だった。いくら何でも、俺が嫁って。妖が嫁っていうならまだしも……ラノベとか漫画によくあるやつな。押しかけ女房的な、な? 何にせよありえない事だもんな。夢だ夢。
のそのそと服を着替えようとして、トレーナーを脱ぎ捨てた。後で拾うからいいや。
「こらこら、衣服は脱ぎ捨てるものでは無いぞ」
「へいへい。後でまとめて拾うからいーの」
「そう言って、何時も脱ぎ散らかしたままと母上殿は言っておったが? それに、返事はちゃんとせねばならん」
「俺の母さんかよ……ん?」
全く、と呆れた様に脱ぎ散らかしたトレーナーを拾い上げる見慣れない男。いや、見たことはある。凄くある。
頭の上にある大きな獣の耳、そして銀色の長い髪に和服の男……いや、待て。昨日の妖って奴じゃなかったか?! 何?! あれ、夢じゃねぇの?!あえ……?
視線を向けたまま男を凝視していると、ぱちりと視線が合った。すると、困った様に笑いながら「仕方ない嫁だなぁ」と言うのだ。
朝から眩しっ! 太陽を直視出来ないのと同じくらい眩しいわ! いや、そうではなくて。
「な、な、なんでここに?!」
「? はて。昨晩、俺の番となったでは無いか」
もう忘れてしまったのか? なんて、からからと笑うが、そういうことではなく!! 忘れてねぇし、出来れば忘れたかったし、夢であって欲しかったんだなぁ!!!
唇を噛みながら言いたいことを飲み込んだ。そうでもしないと、叫び倒しそう。
「あぁ、そんなに噛むと血が出てしまうぞ?」
そう言って俺の頬に手を添える妖。
いや、誰のせいだと思ってんの?!?! もうやだ、この顔のいい妖!!
「もしや、どこか不調か? それはいかん……!」
「えっ」
さすが妖。動きが見えなかったな。気がつけば、視界は妖の綺麗で心配そうな顔で一杯になってるし、浮遊感が俺を襲う。数秒遅れて理解した。そう、自分が所謂お姫様抱っこされてるってな!
そして、そのまま物凄い速さで部屋を出て階段を駆け降りていった。勢いよくリビングに入り、妖は叫ぶ。
「母上殿! 嫁の体調が悪い様だ! 人の子は医者に罹るものであろう?! 呼んではくれぬか……!」
朝ごはんを用意していた家族は呆けていた。すぐに母さんはあらあらと笑みを浮かべ、妹は大爆笑し、父さんは味噌汁を吹き出した。
今、自分の状況を把握したくなくて手で顔を覆った。そら、コスプレみたいな格好をした美青年にお姫様抱っこされた、上半身裸の俺。しかも、その美青年は血相を変えて、至って真面目な顔をしているんだ。これ、どんな顔すればいいの? もう笑えばいいんじゃないかな。いっそ殺せ。
「朝から元気ねぇ。泉は体調悪いの?」
「うむ……顔色が優れぬよ。先ほども顔色が悪くてなぁ……」
「そうなの?」
手で顔を覆ったまま、くぐもった声で「違う」しか絞り出せなかった。体調は悪く無いけど、これなんて羞恥プレイ???
しかし、指の隙間からちらりと除けば、心底安心した様に短く息を吐く妖の姿が見えた。え、まじで心配してくれてたやつ? 昨日の今日なのに? 優しくない?? 流石、自称してただけあるわ。
会ったばかりなのに、ここまで心配してくれるのは、少し照れてしまうものがある。有難い事だ。でも、でもね。そろそろ下ろしてくれないかなぁ!!!
「本当に大丈夫なんだな?」
「ああ、うん。何とも無い、です。はい……あの、だから下ろしてくれませんかね」
「……あいわかった」
そう言って、すんなりとその場に下ろしてくれた。そして、そっと俺の肩にふわりと上着を掛けられる。ふと見ると、どうやら妖の羽織ってたものらしく、着慣れないが肌触りが良く、上質なものである事が分かった。
改めて妖を見ると、俺よりも頭ひとつ分は大きく、見上げる形になってしまう。ばちりと視線が合うと、表情を緩めたが、キラキラとしたエフェクトが掛かってるんじゃね? と思う位やはり輝いていた。
うわ、眩しっ。
「すまぬな。急いでいたもので、上が裸のまま連れてきてしまった……寒いだろう? それに、お主の家族といえど、あまり晒し続けてるのも、俺がいい気はせぬからなぁ」
俺のですまぬが、と続ける妖。す、スパダリじゃん!!! さりげなく上着かけてくれるし、俺の体を心配しつつちょっとした独占欲。なんなの!! 俺、同じ男なのに自信無くしそう。
なお、その間も妹は笑い転げてるし、母さんは和かに笑ってるし、父さんは固まったままである。
いや、カオスすぎん???
◆
「落ち着いたかしら」
にこにことしている母さんと、その横でお茶を飲む父親。そして、ようやく笑い止んだ妹。
家族に向き合う形で俺と、隣に座る妖がいる。
ちなみに、ちゃんと着替えてきましたよ。えぇ、流石にあの格好のままは俺が居た堪れないわ。
妖は「すまんが、もう少しそのままでも」と言っていたが、無視だ無視。何が悲しくて裸に羽織りを着なきゃいけないんだちくしょう。これが美少女だったら話は変わるけどな。
そんな事より、何で俺の家族はみんなこんなに普通なの? おかしくない?
「えぇっと、何で皆は妖の事に突っ込まないの?」
「泉が起きるまでの間に挨拶してもらったもの」
「え、そうなの?」
妖を交互に見ると、頷いていた。挨拶は大切だからな、と胸を張って言っているが、そうじゃない。
「ちなみになんて?」
「彼が妖って事と、泉の旦那になる事かしらね」
かしらね、じゃ無いんだよ母さん。何で違和感なく受け入れてんの? 父さんと妹はどうなのよ。
チラリと見れば、2人とも頷いて受け入れている様子だった。いや、だから何で普通に受け入れられるの? おかしいだろ、どう考えても。
「適応能力高くない?!」
「だってねぇ? 母さん、ファンタジーもの大好きだし……それに、こんなに良い人……妖が泉の旦那になるなら鼻が高いわぁ」
父さんの方を見れば「こんなに早く婿……いや、嫁にもらわれるなんてなぁ」としみじみした様子で頷いていた。
最後の望みで妹へ視線を向ける。望みは薄すぎてほぼ水みたいなものだけど。
「人外と人間のカップリング好きだし、イケメンの義兄が出来るなら文句つけるわけがないよね」
何でだよ!!!!!
というか、妹の趣向をここで知りたくなかったわ!! 今日からどんな顔して妹と接すれば良いんだよふざけんな。一生知らなくてよかったわ。
頭を抱えてる俺の肩に手を置きながら、妖は優しい顔で笑う。これ絶対「反対されなくて良かったな」って思ってるだろ。顔に書いてあるんだよぉ!! 俺、彼女が欲しいって言っただけなのに、彼氏飛び越えて旦那(人外)が出来るなんて聞いてない。
押しかけ女房ならぬ、押しかけ旦那ってか! しかも妖で人間ですら無い。
「俺は!! 認めてないからなぁ!!!」
「あら、照れ隠し?」
「愛らしいやつだなぁ」
和やかな空気に包まれながら、俺は心の中で泣いた。誰も俺の気持ちを察してくれない! ってちょっとめんどくさい感じで叫んだ。もちろん、心の中で。
遠い目をしていると、妹の焦った声が聞こえてくる。
「あ、やっば! 遅刻しちゃう!」
時計を見ると、確かにそろそろ家を出ないと間に合わない時間だった。そういや、朝ごはん食べてない。いやでも食べてたら遅刻する。
仕方ない。慌てて行く準備をして、玄関へと向かった。その様子を不思議そうに眺めている妖がいる。
「? 何か約束事か?」
「いや、違う。学校へ……って言ってわかるか?」
「ふむ……」
少し悩んでいる妖に「学舎か寺子屋って言えばわかるか?」と聞けば、手を叩いて成程なぁと呟いた。
現代にも寺子屋があるとはなぁ、と感心した様に呟いているが、今はそれどころでは無い。マジで遅刻する。
「お兄ちゃん、置いてくよ?!」
「悪い! 今行く! とりあえず、妖はあまり外に出るなよ? 帰ったら一回話そう」
「あいわかった。頑張ってくるのだぞ」
ほけほけと笑いながら手を振っている妖に、毒気を抜かれた。
何だっけ。友人から貰った勾玉にお祈りしたら、イケメンの妖が出てきたんだっけか。んで、番になるとかならないとか。
いやぁ、我ながら彼女欲しすぎじゃね? と思わざるえない内容だった。いくら何でも、俺が嫁って。妖が嫁っていうならまだしも……ラノベとか漫画によくあるやつな。押しかけ女房的な、な? 何にせよありえない事だもんな。夢だ夢。
のそのそと服を着替えようとして、トレーナーを脱ぎ捨てた。後で拾うからいいや。
「こらこら、衣服は脱ぎ捨てるものでは無いぞ」
「へいへい。後でまとめて拾うからいーの」
「そう言って、何時も脱ぎ散らかしたままと母上殿は言っておったが? それに、返事はちゃんとせねばならん」
「俺の母さんかよ……ん?」
全く、と呆れた様に脱ぎ散らかしたトレーナーを拾い上げる見慣れない男。いや、見たことはある。凄くある。
頭の上にある大きな獣の耳、そして銀色の長い髪に和服の男……いや、待て。昨日の妖って奴じゃなかったか?! 何?! あれ、夢じゃねぇの?!あえ……?
視線を向けたまま男を凝視していると、ぱちりと視線が合った。すると、困った様に笑いながら「仕方ない嫁だなぁ」と言うのだ。
朝から眩しっ! 太陽を直視出来ないのと同じくらい眩しいわ! いや、そうではなくて。
「な、な、なんでここに?!」
「? はて。昨晩、俺の番となったでは無いか」
もう忘れてしまったのか? なんて、からからと笑うが、そういうことではなく!! 忘れてねぇし、出来れば忘れたかったし、夢であって欲しかったんだなぁ!!!
唇を噛みながら言いたいことを飲み込んだ。そうでもしないと、叫び倒しそう。
「あぁ、そんなに噛むと血が出てしまうぞ?」
そう言って俺の頬に手を添える妖。
いや、誰のせいだと思ってんの?!?! もうやだ、この顔のいい妖!!
「もしや、どこか不調か? それはいかん……!」
「えっ」
さすが妖。動きが見えなかったな。気がつけば、視界は妖の綺麗で心配そうな顔で一杯になってるし、浮遊感が俺を襲う。数秒遅れて理解した。そう、自分が所謂お姫様抱っこされてるってな!
そして、そのまま物凄い速さで部屋を出て階段を駆け降りていった。勢いよくリビングに入り、妖は叫ぶ。
「母上殿! 嫁の体調が悪い様だ! 人の子は医者に罹るものであろう?! 呼んではくれぬか……!」
朝ごはんを用意していた家族は呆けていた。すぐに母さんはあらあらと笑みを浮かべ、妹は大爆笑し、父さんは味噌汁を吹き出した。
今、自分の状況を把握したくなくて手で顔を覆った。そら、コスプレみたいな格好をした美青年にお姫様抱っこされた、上半身裸の俺。しかも、その美青年は血相を変えて、至って真面目な顔をしているんだ。これ、どんな顔すればいいの? もう笑えばいいんじゃないかな。いっそ殺せ。
「朝から元気ねぇ。泉は体調悪いの?」
「うむ……顔色が優れぬよ。先ほども顔色が悪くてなぁ……」
「そうなの?」
手で顔を覆ったまま、くぐもった声で「違う」しか絞り出せなかった。体調は悪く無いけど、これなんて羞恥プレイ???
しかし、指の隙間からちらりと除けば、心底安心した様に短く息を吐く妖の姿が見えた。え、まじで心配してくれてたやつ? 昨日の今日なのに? 優しくない?? 流石、自称してただけあるわ。
会ったばかりなのに、ここまで心配してくれるのは、少し照れてしまうものがある。有難い事だ。でも、でもね。そろそろ下ろしてくれないかなぁ!!!
「本当に大丈夫なんだな?」
「ああ、うん。何とも無い、です。はい……あの、だから下ろしてくれませんかね」
「……あいわかった」
そう言って、すんなりとその場に下ろしてくれた。そして、そっと俺の肩にふわりと上着を掛けられる。ふと見ると、どうやら妖の羽織ってたものらしく、着慣れないが肌触りが良く、上質なものである事が分かった。
改めて妖を見ると、俺よりも頭ひとつ分は大きく、見上げる形になってしまう。ばちりと視線が合うと、表情を緩めたが、キラキラとしたエフェクトが掛かってるんじゃね? と思う位やはり輝いていた。
うわ、眩しっ。
「すまぬな。急いでいたもので、上が裸のまま連れてきてしまった……寒いだろう? それに、お主の家族といえど、あまり晒し続けてるのも、俺がいい気はせぬからなぁ」
俺のですまぬが、と続ける妖。す、スパダリじゃん!!! さりげなく上着かけてくれるし、俺の体を心配しつつちょっとした独占欲。なんなの!! 俺、同じ男なのに自信無くしそう。
なお、その間も妹は笑い転げてるし、母さんは和かに笑ってるし、父さんは固まったままである。
いや、カオスすぎん???
◆
「落ち着いたかしら」
にこにことしている母さんと、その横でお茶を飲む父親。そして、ようやく笑い止んだ妹。
家族に向き合う形で俺と、隣に座る妖がいる。
ちなみに、ちゃんと着替えてきましたよ。えぇ、流石にあの格好のままは俺が居た堪れないわ。
妖は「すまんが、もう少しそのままでも」と言っていたが、無視だ無視。何が悲しくて裸に羽織りを着なきゃいけないんだちくしょう。これが美少女だったら話は変わるけどな。
そんな事より、何で俺の家族はみんなこんなに普通なの? おかしくない?
「えぇっと、何で皆は妖の事に突っ込まないの?」
「泉が起きるまでの間に挨拶してもらったもの」
「え、そうなの?」
妖を交互に見ると、頷いていた。挨拶は大切だからな、と胸を張って言っているが、そうじゃない。
「ちなみになんて?」
「彼が妖って事と、泉の旦那になる事かしらね」
かしらね、じゃ無いんだよ母さん。何で違和感なく受け入れてんの? 父さんと妹はどうなのよ。
チラリと見れば、2人とも頷いて受け入れている様子だった。いや、だから何で普通に受け入れられるの? おかしいだろ、どう考えても。
「適応能力高くない?!」
「だってねぇ? 母さん、ファンタジーもの大好きだし……それに、こんなに良い人……妖が泉の旦那になるなら鼻が高いわぁ」
父さんの方を見れば「こんなに早く婿……いや、嫁にもらわれるなんてなぁ」としみじみした様子で頷いていた。
最後の望みで妹へ視線を向ける。望みは薄すぎてほぼ水みたいなものだけど。
「人外と人間のカップリング好きだし、イケメンの義兄が出来るなら文句つけるわけがないよね」
何でだよ!!!!!
というか、妹の趣向をここで知りたくなかったわ!! 今日からどんな顔して妹と接すれば良いんだよふざけんな。一生知らなくてよかったわ。
頭を抱えてる俺の肩に手を置きながら、妖は優しい顔で笑う。これ絶対「反対されなくて良かったな」って思ってるだろ。顔に書いてあるんだよぉ!! 俺、彼女が欲しいって言っただけなのに、彼氏飛び越えて旦那(人外)が出来るなんて聞いてない。
押しかけ女房ならぬ、押しかけ旦那ってか! しかも妖で人間ですら無い。
「俺は!! 認めてないからなぁ!!!」
「あら、照れ隠し?」
「愛らしいやつだなぁ」
和やかな空気に包まれながら、俺は心の中で泣いた。誰も俺の気持ちを察してくれない! ってちょっとめんどくさい感じで叫んだ。もちろん、心の中で。
遠い目をしていると、妹の焦った声が聞こえてくる。
「あ、やっば! 遅刻しちゃう!」
時計を見ると、確かにそろそろ家を出ないと間に合わない時間だった。そういや、朝ごはん食べてない。いやでも食べてたら遅刻する。
仕方ない。慌てて行く準備をして、玄関へと向かった。その様子を不思議そうに眺めている妖がいる。
「? 何か約束事か?」
「いや、違う。学校へ……って言ってわかるか?」
「ふむ……」
少し悩んでいる妖に「学舎か寺子屋って言えばわかるか?」と聞けば、手を叩いて成程なぁと呟いた。
現代にも寺子屋があるとはなぁ、と感心した様に呟いているが、今はそれどころでは無い。マジで遅刻する。
「お兄ちゃん、置いてくよ?!」
「悪い! 今行く! とりあえず、妖はあまり外に出るなよ? 帰ったら一回話そう」
「あいわかった。頑張ってくるのだぞ」
ほけほけと笑いながら手を振っている妖に、毒気を抜かれた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】ハーレムラブコメの主人公が最後に選んだのは友人キャラのオレだった。
或波夏
BL
ハーレムラブコメが大好きな男子高校生、有真 瑛。
自分は、主人公の背中を押す友人キャラになって、特等席で恋模様を見たい!
そんな瑛には、様々なラブコメテンプレ展開に巻き込まれている酒神 昴という友人がいる。
瑛は昴に《友人》として、自分を取り巻く恋愛事情について相談を持ちかけられる。
圧倒的主人公感を持つ昴からの提案に、『友人キャラになれるチャンス』を見出した瑛は、二つ返事で承諾するが、昴には別の思惑があって……
̶ラ̶ブ̶コ̶メ̶の̶主̶人̶公̶×̶友̶人̶キ̶ャ̶ラ̶
【一途な不器用オタク×ラブコメ大好き陽キャ】が織り成す勘違いすれ違いラブ
番外編、牛歩更新です🙇♀️
※物語の特性上、女性キャラクターが数人出てきますが、主CPに挟まることはありません。
少しですが百合要素があります。
☆第1回 青春BLカップ30位、応援ありがとうございました!
第13回BL大賞にエントリーさせていただいています!もし良ければ投票していただけると大変嬉しいです!
藤崎さんに告白したら藤崎くんに告白してた件
三宅スズ
BL
大学3年生の鈴原純(すずはらじゅん)は、同じ学部内ではアイドル的存在でかつ憧れの藤崎葵(ふじさきあおい)に、酒に酔った勢いに任せてLINEで告白をするが、同じ名字の藤崎遥人(ふじさきはると)に告白のメッセージを誤爆してしまう。
誤爆から始まるBL物語。
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
【8話完結】帰ってきた勇者様が褒美に私を所望している件について。
キノア9g
BL
異世界召喚されたのは、
ブラック企業で心身ボロボロになった陰キャ勇者。
国王が用意した褒美は、金、地位、そして姫との結婚――
だが、彼が望んだのは「何の能力もない第三王子」だった。
顔だけ王子と蔑まれ、周囲から期待されなかったリュシアン。
過労で倒れた勇者に、ただ優しく手を伸ばしただけの彼は、
気づかぬうちに勇者の心を奪っていた。
「それでも俺は、あなたがいいんです」
だけど――勇者は彼を「姫」だと誤解していた。
切なさとすれ違い、
それでも惹かれ合う二人の、
優しくて不器用な恋の物語。
全8話。
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。
志子
BL
ノリと勢いで書いたBL転生中華ファンタジー。
美形×平凡。
乱文失礼します。誤字脱字あったらすみません。
崖から落ちて顔に大傷を負い高熱で三日三晩魘された俺は前世を思い出した。どうやら農村の子どもに転生したようだ。
転生小説のようにチート能力で無双したり、前世の知識を使ってバンバン改革を起こしたり……なんてことはない。
そんな平々凡々の俺は今、帝の花園と呼ばれる後宮で下っ端として働いてる。
え? 男の俺が後宮に? って思ったろ? 実はこの後宮、ちょーーと変わっていて…‥。
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とスタッフ達とBL営業をして腐女子や腐男子たまに普通のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる