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4章 ゴールデンウィーク編
桃ちゃん家へ 7
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桃ちゃんへの膝枕が終わり、罰ゲーム付きのゲームを再開する。
そして様々なゲームを3人で行うが…
「おかしいっ!なんで俺が毎回最下位なんだよ!」
全てのゲームで俺が最下位となる。
「リン様が弱いからじゃないかなー?あ、次の罰ゲームねー」
ニヤニヤしながら美柑さんが罰ゲームの紙が入った箱を渡してくる。
ここまで負かされるとは思わなかったので、普通に悔しい。
「しかも、毎回桃ちゃんが1位だし!」
「私、こういったゲームは強いんですよ!」
桃ちゃんが“ぷるんっ”と巨乳を揺らしながら胸を張る。
今まで行ったゲーム全てで最下位の俺は、罰ゲームという名で1位の桃ちゃんに対して色々なことをしている。
『肩揉み』や『後ろから抱きしめる』などの身体接触から、『耳元で愛を囁く』など訳の分からない罰ゲームも行ってきた。
「昔、友達のいなかった私は美柑や圭介お兄様とゲームばかりしてましたから!」
その経験が活きているのか、マジで桃ちゃんが強い。
ちなみに圭介お兄様とは桃ちゃんたちのお兄ちゃんで、現在は外国で企業経営の勉強をしている。
俺は悔しさを滲ませつつ、罰ゲームの紙を引く。
そこには『1位の人をお姫様抱っこする』と書かれていた。
「……え?俺が桃ちゃんをお姫様抱っこするの?」
「そうみたいだねー」
ニヤニヤした顔で美柑さんが同意する。
「これ、俺が一位になってたらどうするつもりだったんだよ。2人は俺をお姫様抱っこなんてできないだろ?」
「その時は気合いで何とかしてたね!」
「俺が今まで受けた罰ゲームよりも難易度高そうだな」
なんなら1番罰ゲームっぽい内容になっている。
「ほら!そんなことより、今はお姉ちゃんをお姫様抱っこしないと!」
「そ、そうだな」
俺は美柑さんに促されて桃ちゃんの前に移動する。
「いいのか?」
「はいっ!罰ゲームですから仕方ありませんよ!」
毎度ながら嬉しそうに桃ちゃんが俺の罰ゲームに付き合ってくれる。
そんな桃ちゃんを見て勘違いしそうになる。
(桃ちゃんは俺が罰ゲームを受けているところが面白くて嬉しそうにしてるだけで、俺からのお姫様抱っこが嬉しいとかではないはずだ)
そう心に言い聞かせて、俺は桃ちゃんの膝下と背中に手を移動させる。
そして“ひゅっ!”とお姫様抱っこをする。
(軽っ!本当にご飯食べてるのか?)
そう思ってしまうくらい軽い。
そのため桃ちゃんに軽すぎることを告げようとした時、桃ちゃんが俺の首に両手を回して抱きついて来る。
“ふにゅっ!”
(っ!胸、柔かっ!しかも良い匂いがするしっ!)
突然抱きつかれ、言おうと思った言葉が言えなくなる。
しかも桃ちゃんが抱きついたことで俺と桃ちゃんの距離が縮まり、キスできそうな距離感となる。
それに伴い、俺の胸板に桃ちゃんの巨乳が押し付けられ、桃ちゃんから甘い匂いが漂ってくる。
(これはマズイっ!色々とマズイぞ!)
女性特有の柔らかさと甘い匂いにクラクラしそうになり、俺の脳内は軽くバグを起こす。
「な、夏目様からお姫様抱っこをしていただきました……幸せです……」
そんな俺の内心を他所に、顔を赤くして何かを呟く桃ちゃん。
「いいねぇ、2人とも!お似合いカップルだよ!」
そして美柑さんが「ひゅーひゅー!」と言いながら、俺たちの周囲で騒ぎまくる。
(お、落ち着け。童貞には刺激が強すぎるが、ここは耐えるんだ)
桃ちゃんの巨乳や甘い匂いを堪能しないよう、他のことを考えながら、俺はお姫様抱っこを続けた。
その後、罰ゲーム付きのゲームを再開するが、全てのゲームで最下位を取り続けた俺は、1位を取り続けた桃ちゃんへ、ひたすら恋人同士が行うようなことを行った。
【次話は桃ちゃん姉妹の話です】
そして様々なゲームを3人で行うが…
「おかしいっ!なんで俺が毎回最下位なんだよ!」
全てのゲームで俺が最下位となる。
「リン様が弱いからじゃないかなー?あ、次の罰ゲームねー」
ニヤニヤしながら美柑さんが罰ゲームの紙が入った箱を渡してくる。
ここまで負かされるとは思わなかったので、普通に悔しい。
「しかも、毎回桃ちゃんが1位だし!」
「私、こういったゲームは強いんですよ!」
桃ちゃんが“ぷるんっ”と巨乳を揺らしながら胸を張る。
今まで行ったゲーム全てで最下位の俺は、罰ゲームという名で1位の桃ちゃんに対して色々なことをしている。
『肩揉み』や『後ろから抱きしめる』などの身体接触から、『耳元で愛を囁く』など訳の分からない罰ゲームも行ってきた。
「昔、友達のいなかった私は美柑や圭介お兄様とゲームばかりしてましたから!」
その経験が活きているのか、マジで桃ちゃんが強い。
ちなみに圭介お兄様とは桃ちゃんたちのお兄ちゃんで、現在は外国で企業経営の勉強をしている。
俺は悔しさを滲ませつつ、罰ゲームの紙を引く。
そこには『1位の人をお姫様抱っこする』と書かれていた。
「……え?俺が桃ちゃんをお姫様抱っこするの?」
「そうみたいだねー」
ニヤニヤした顔で美柑さんが同意する。
「これ、俺が一位になってたらどうするつもりだったんだよ。2人は俺をお姫様抱っこなんてできないだろ?」
「その時は気合いで何とかしてたね!」
「俺が今まで受けた罰ゲームよりも難易度高そうだな」
なんなら1番罰ゲームっぽい内容になっている。
「ほら!そんなことより、今はお姉ちゃんをお姫様抱っこしないと!」
「そ、そうだな」
俺は美柑さんに促されて桃ちゃんの前に移動する。
「いいのか?」
「はいっ!罰ゲームですから仕方ありませんよ!」
毎度ながら嬉しそうに桃ちゃんが俺の罰ゲームに付き合ってくれる。
そんな桃ちゃんを見て勘違いしそうになる。
(桃ちゃんは俺が罰ゲームを受けているところが面白くて嬉しそうにしてるだけで、俺からのお姫様抱っこが嬉しいとかではないはずだ)
そう心に言い聞かせて、俺は桃ちゃんの膝下と背中に手を移動させる。
そして“ひゅっ!”とお姫様抱っこをする。
(軽っ!本当にご飯食べてるのか?)
そう思ってしまうくらい軽い。
そのため桃ちゃんに軽すぎることを告げようとした時、桃ちゃんが俺の首に両手を回して抱きついて来る。
“ふにゅっ!”
(っ!胸、柔かっ!しかも良い匂いがするしっ!)
突然抱きつかれ、言おうと思った言葉が言えなくなる。
しかも桃ちゃんが抱きついたことで俺と桃ちゃんの距離が縮まり、キスできそうな距離感となる。
それに伴い、俺の胸板に桃ちゃんの巨乳が押し付けられ、桃ちゃんから甘い匂いが漂ってくる。
(これはマズイっ!色々とマズイぞ!)
女性特有の柔らかさと甘い匂いにクラクラしそうになり、俺の脳内は軽くバグを起こす。
「な、夏目様からお姫様抱っこをしていただきました……幸せです……」
そんな俺の内心を他所に、顔を赤くして何かを呟く桃ちゃん。
「いいねぇ、2人とも!お似合いカップルだよ!」
そして美柑さんが「ひゅーひゅー!」と言いながら、俺たちの周囲で騒ぎまくる。
(お、落ち着け。童貞には刺激が強すぎるが、ここは耐えるんだ)
桃ちゃんの巨乳や甘い匂いを堪能しないよう、他のことを考えながら、俺はお姫様抱っこを続けた。
その後、罰ゲーム付きのゲームを再開するが、全てのゲームで最下位を取り続けた俺は、1位を取り続けた桃ちゃんへ、ひたすら恋人同士が行うようなことを行った。
【次話は桃ちゃん姉妹の話です】
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