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芸能界編
ヒロインたちの襲来 3
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涼宮さん以外の4人が無理やり割り込み、涼宮さんにしていた膝枕を終了する。
「むぅ~!」
「そんな顔してもダメ。長すぎ」
「残念。また王様を引くしかないかー」
頬を膨らませていた涼宮さんが穂乃果の言葉を聞き、納得する。
そして3回目に移り、俺たちはクジを引く。
「お、次は俺が王様だな」
棒を確認すると『王』の文字が書かれていた。
「そうだな。よし、2番の人は王様ゲームが終わるまで語尾に『にゃ』を付けろ」
「えー!2番って私じゃん!」
涼宮さんが大きな声を上げる。
「おー、涼宮さんか。じゃあ早速始めてみようか。返事は?」
「うぅ~、シロくんが私をいじめてくるよ~」
「あれ?語尾に何かついてないけど――王様の命令は絶対じゃないのか?」
俺は涙目になってる涼宮さんに追撃する。
「わかった――にゃ」
「ん?聞こえないけど?」
「わかったにゃ!」
「よろしい!」
「シロくん、後で覚えとくにゃ」
「はいはい」
「うぅ~!」
(やべぇ、もっと涼宮さんをいじめたくなるんだけど。まぁ、後が怖いからこれ以上いじめるのは止めとくが)
顔を赤くして涙目になってる涼宮さんを見ながらそう思った。
俺の王様が終わり、次に進む。
「王様だ~れだ!」
「はいっ!今度は私が王様だよ!」
桜が手をあげる。
「なんで王様を引けないんですか!」
「アタシもだ」
まだ王様を引いてないミレーユさんとミクさんが悔しがる。
(王様になって命令をするゲームだからな。誰だって王様になりたいよな)
その気持ちは分かるので心の中で同情する。
そんな中、桜が周りを見た後、口を開く。
「うーん。なら1番の人が私にケーキを食べさせて!」
「また俺かよ!」
またしても俺が選ばれる。
「あ、お兄ちゃんだったんだね!でも王様の命令は絶対だから、断ったらダメだよ!」
「はいはい。ケーキを食べさせればいいんだろ」
(桜に食べさせるだけだ。さっさと終わらせよう)
3連続選ばれるという運の悪さを呪いながら、飲み物と一緒に持ってきたケーキを持つ。
そして桜に食べさせるため、フォークで一口大に切り、口元にケーキを持っていこうとして固まる。
(な、なんか恥ずかしいな。桜に食べさせるだけなのに)
「どしたの?お兄ちゃん」
桜が首を傾げながら聞いてくる。
「い、いや。なんでもない」
俺は一度頭を振ってから桜にケーキを食べさせる。
「あーん」
「あーんっ!」
“パクっ”と桜がケーキを食べる。
「んー!とても美味しいよ!」
そして美味しそうな顔を見せる。
「そ、そうか。それは良かっ――あ、ちょっと動くなよ」
「ん?」
俺の言葉に桜が動きを止める。
動きが止まったのを確認した俺は桜の口元に付いてるケーキを人差し指で取り、ケーキの付いた指を舐める。
「~~~っ!」
「よし、これで問題ない――ん?桜、どうしたんだ?」
なぜか顔を真っ赤にしていたため、問いかける。
「も、もう!こういうところだよ!鈍感お兄ちゃん!」
「な、何がだよ?」
「ふんっ!」
桜に聞き返すが、顔を赤くしてそっぽを向かれる。
「シロ、そんなことを自然にするから敵が増えていく」
「なるほどにゃ。シロくんはこんな感じでいつも桜ちゃんとイチャイチャしてたんだにゃ」
そんな俺に対し、女性陣がジト目で見ていた。
王様ゲームはまだまだ続く。
「王様だ~れだ!」
「っしゃ!アタシだ!」
ミクさんがガッツポーズをしながら喜ぶ。
そんなミクさんとは対照的に…
「また引けなかったです」
ミレーユさんのテンションがどんどん下がっていく。
「そうだな――」
ミクさんが皆んなを見る。
「よし。アタシが5番にマッサージをしてやる」
「えっ!また俺やん!」
(これで4連続で俺なんだが。まぁ、何故かミクさんがマッサージしてくれるらしいから、文句を言うのはやめとこう)
そんなことを思いながら、ミクさんに指示を仰ぐ。
「なら、ここでうつ伏せになってくれ」
「こうか?」
「あぁ、この姿勢でアタシが今からマッサージしてやる」
そう言ってミクさんが俺のお尻の上にまたがる。
「!?」
(ミクさんが俺に乗っかってるだと!?や、ヤバい!なんかめっちゃ柔らかい!)
プチパニックを起こしている俺に対し、全く気づかないミクさんが両手で俺の腰をほぐす。
「んしょ、んしょ。やっぱり男の子って硬いんだな。それにとても大きくて、いつまでも触りたくなってしまう。真白くん、アタシの手は気持ちいいか?」
「あ、あぁ。とても良いぞ」
「そ、そうか!ならもっと気持ち良くしてやるぞ!」
そう言ってミクさんが手を動かす。
(ヤバい!ちょうどいい力加減と、ミクさんの一所懸命な息づかい、それに今の発言でエッチなことを連想してしまった!全然違うのに!)
発言がちょっとえっちぃことには気づいていないミクさんが一所懸命にマッサージをしてくれる。
「お兄ちゃんがニヤニヤし始めたよ」
「きっと、星野さんの言葉でニヤニヤしてるんだにゃ」
「そうですね。あの言葉を狙って言ってないのがすごいです」
「くっ、その手があったか」
(うん、俺の顔が緩んでいるのは自覚してるけど、マッサージのおかげだから。ミクさんの言葉でニヤニヤしてるわけじゃないから)
俺は心の中で弁明した。
「むぅ~!」
「そんな顔してもダメ。長すぎ」
「残念。また王様を引くしかないかー」
頬を膨らませていた涼宮さんが穂乃果の言葉を聞き、納得する。
そして3回目に移り、俺たちはクジを引く。
「お、次は俺が王様だな」
棒を確認すると『王』の文字が書かれていた。
「そうだな。よし、2番の人は王様ゲームが終わるまで語尾に『にゃ』を付けろ」
「えー!2番って私じゃん!」
涼宮さんが大きな声を上げる。
「おー、涼宮さんか。じゃあ早速始めてみようか。返事は?」
「うぅ~、シロくんが私をいじめてくるよ~」
「あれ?語尾に何かついてないけど――王様の命令は絶対じゃないのか?」
俺は涙目になってる涼宮さんに追撃する。
「わかった――にゃ」
「ん?聞こえないけど?」
「わかったにゃ!」
「よろしい!」
「シロくん、後で覚えとくにゃ」
「はいはい」
「うぅ~!」
(やべぇ、もっと涼宮さんをいじめたくなるんだけど。まぁ、後が怖いからこれ以上いじめるのは止めとくが)
顔を赤くして涙目になってる涼宮さんを見ながらそう思った。
俺の王様が終わり、次に進む。
「王様だ~れだ!」
「はいっ!今度は私が王様だよ!」
桜が手をあげる。
「なんで王様を引けないんですか!」
「アタシもだ」
まだ王様を引いてないミレーユさんとミクさんが悔しがる。
(王様になって命令をするゲームだからな。誰だって王様になりたいよな)
その気持ちは分かるので心の中で同情する。
そんな中、桜が周りを見た後、口を開く。
「うーん。なら1番の人が私にケーキを食べさせて!」
「また俺かよ!」
またしても俺が選ばれる。
「あ、お兄ちゃんだったんだね!でも王様の命令は絶対だから、断ったらダメだよ!」
「はいはい。ケーキを食べさせればいいんだろ」
(桜に食べさせるだけだ。さっさと終わらせよう)
3連続選ばれるという運の悪さを呪いながら、飲み物と一緒に持ってきたケーキを持つ。
そして桜に食べさせるため、フォークで一口大に切り、口元にケーキを持っていこうとして固まる。
(な、なんか恥ずかしいな。桜に食べさせるだけなのに)
「どしたの?お兄ちゃん」
桜が首を傾げながら聞いてくる。
「い、いや。なんでもない」
俺は一度頭を振ってから桜にケーキを食べさせる。
「あーん」
「あーんっ!」
“パクっ”と桜がケーキを食べる。
「んー!とても美味しいよ!」
そして美味しそうな顔を見せる。
「そ、そうか。それは良かっ――あ、ちょっと動くなよ」
「ん?」
俺の言葉に桜が動きを止める。
動きが止まったのを確認した俺は桜の口元に付いてるケーキを人差し指で取り、ケーキの付いた指を舐める。
「~~~っ!」
「よし、これで問題ない――ん?桜、どうしたんだ?」
なぜか顔を真っ赤にしていたため、問いかける。
「も、もう!こういうところだよ!鈍感お兄ちゃん!」
「な、何がだよ?」
「ふんっ!」
桜に聞き返すが、顔を赤くしてそっぽを向かれる。
「シロ、そんなことを自然にするから敵が増えていく」
「なるほどにゃ。シロくんはこんな感じでいつも桜ちゃんとイチャイチャしてたんだにゃ」
そんな俺に対し、女性陣がジト目で見ていた。
王様ゲームはまだまだ続く。
「王様だ~れだ!」
「っしゃ!アタシだ!」
ミクさんがガッツポーズをしながら喜ぶ。
そんなミクさんとは対照的に…
「また引けなかったです」
ミレーユさんのテンションがどんどん下がっていく。
「そうだな――」
ミクさんが皆んなを見る。
「よし。アタシが5番にマッサージをしてやる」
「えっ!また俺やん!」
(これで4連続で俺なんだが。まぁ、何故かミクさんがマッサージしてくれるらしいから、文句を言うのはやめとこう)
そんなことを思いながら、ミクさんに指示を仰ぐ。
「なら、ここでうつ伏せになってくれ」
「こうか?」
「あぁ、この姿勢でアタシが今からマッサージしてやる」
そう言ってミクさんが俺のお尻の上にまたがる。
「!?」
(ミクさんが俺に乗っかってるだと!?や、ヤバい!なんかめっちゃ柔らかい!)
プチパニックを起こしている俺に対し、全く気づかないミクさんが両手で俺の腰をほぐす。
「んしょ、んしょ。やっぱり男の子って硬いんだな。それにとても大きくて、いつまでも触りたくなってしまう。真白くん、アタシの手は気持ちいいか?」
「あ、あぁ。とても良いぞ」
「そ、そうか!ならもっと気持ち良くしてやるぞ!」
そう言ってミクさんが手を動かす。
(ヤバい!ちょうどいい力加減と、ミクさんの一所懸命な息づかい、それに今の発言でエッチなことを連想してしまった!全然違うのに!)
発言がちょっとえっちぃことには気づいていないミクさんが一所懸命にマッサージをしてくれる。
「お兄ちゃんがニヤニヤし始めたよ」
「きっと、星野さんの言葉でニヤニヤしてるんだにゃ」
「そうですね。あの言葉を狙って言ってないのがすごいです」
「くっ、その手があったか」
(うん、俺の顔が緩んでいるのは自覚してるけど、マッサージのおかげだから。ミクさんの言葉でニヤニヤしてるわけじゃないから)
俺は心の中で弁明した。
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