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2章 霖
2_⑥
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六洞の家の入り口には戸がない。住居としている横穴の中へ、元気に「ただいま」と飛び込む息子に合わせて、父親も呟く。
「……ただいま」
「おかえりなさい」
男性の霊は入り口に立ったまま、自分が欠けた家族の様子を見ていた。母子は笑って帰宅の挨拶を交わし、他愛のない会話をしている。
夕飯を作りつつ、時々振り返っては息子の言葉に答えを返す。そして、料理をする手に目線を戻す時、妻が何度も見つめる一点があった。
そこはただの壁で、子供が見るにはちょっと高い位置だった。壁掛けの一輪挿しの隣に、小さな遺影が掛けてある。家事の合間に、いつでも、自然に見られる所。息子に向けた笑顔の後には、どんな表情で手元を見下ろしているのだろう。
男性は妻の傍まで行って肩に触れようとしたが、手がすり抜ける。妻はふと顔を上げ、家の中を見回したが、男性はその目線を避けて添花のところに戻ってきた。
生前のつながりが強ければ、霊感のない人にも霊の姿が見えることは多い。彼の行動の意味が、添花には分からなかった。
「逃げることないのに。奥さんには見えるんじゃない? あんた」
「そうですね、きっと……。だけど、姿を見せていいのかな。埋葬は済んでいるんですが、それでも僕が帰ってくると自分に言い聞かせて、無理をしている気がするんです」
会って話したい。気持ちを抑えて考え込んでいた。再会よりも、前向きな別れのために、どう言葉を交わせばいいか。
しばらくして、申し訳なさそうな顔で添花に向き直ると、腰を屈めて目線を合わせる。
「言伝を……頼んでも、いいですか」
第三者が、霊としての言葉を伝えれば、互いに踏ん切りがつくかもしれない。男性が導き出した答えだった。
「いいけど、あんたはどうなの?」
添花らしい淡白な言い方だが、少しだけ声が優しい。
「自分の言葉でしょ。他人が伝えて、満足できるかな」
男性は、もう「ひぃ」とは言わなかった。自宅の方に自嘲の笑みを向ける。
「仕方がないんですよ。僕は、弱虫だから。彼女がこんな僕を見ても、別れを拒んだら……成仏なんてできやしない」
添花は霊の横顔をじっと見てから、脱いで持っていた外套を羽織る。きちんと前を閉めて、表情を引き締めた。
「……姿を見せないで、直接奥さんと話す方法があるって言ったら、どうする?」
「あの、こ、こんばんは……」
短い髪の毛と対照的に、長い外套を着た女性が民家を訪ねた。それは添花なのだが、何やら普段と様子が違い、不安げな顔をしている。さっきまで一緒にいた霊の姿もない。
奥で夕食の準備をしていた手を止め、霊の妻は応対に出る。
「いらっしゃい。見ない人ね、旅の方?」
「はい、ええと……」
一度言葉に詰まってから、元の添花に戻ってすらすらと話す。
「以前、あなたのご主人から言伝を預かっていたのです。六洞を訪れたら伝えるようにと」
(ちょっと……しっかりしてよね)
家の中へ招き入れられる途中で、添花は心へ語りかけた。
実は、男性の霊は添花の中にいるのだ。いわゆる憑依というもので、先ほどはぐずぐずしていたため、一時的に取って代わった。
(あんまり、時間ないんだからさ)
添花は霊媒師としての修行はしていない。憑依の技も、旅の中で身に付いたものだ。本業の霊媒師と比べたら、憑依させていられる時間は短い。更に時間を削ることにはなるが、今は首から上だけを貸している。足がすくんで、妻と話せないうちに憑依が解けてしまっては意味がないからだ。
水を汲んで来るよう言いつけて、子供に席を外させると、男性の妻は添花に席を勧めた。向かい合って座ると、先に妻が口を開く。
「失礼ですが……どういう経緯で、主人から言伝を?」
「水神の町で、偶然に会って。その、私は……霊媒師、ですので」
添花が外套を着たのは、蓮橋の紋を隠し、この嘘をつくためだった。霊から預かった言葉を語る体で、男性は自分の言葉を伝えられる。
「そうですか」
うなずく妻は、一片の疑念も浮かべない。遠まわしに、添花が出会ったのは霊だ、と言ったことをわかっているのだろうか。
(一応、私も女なんだけど。浮気とか、疑わないんだね)
添花の微妙な表情を見て、妻は笑った。
「不思議そうですね」
「……ぃえ?」
変に焦った声が出た。どうやら、霊も添花と同じことを考えていたらしい。
「ふふ……主人は、浮気ができるほど度胸のある人じゃないですから。そうでしょう? 霊媒師さん」
「はい」と答えて、斜め下へ視線をずらし、苦笑い。ちょっとした仕草に、妻ははっとして息を呑む。
しばらく、無言の時が流れた。久しぶりに向かい合って話すことが感慨深いのだろう、霊は添花の目を通して、妻をじっと見つめた。
だが、この時間は無限ではない。やがて、意を決して本題を切り出した。
「……では、預かった言葉を、伝えます」
「ああ、お茶も出さずにすみませんね」
言葉を遮るように、妻は席を立った。落ち着いて見えても、心の準備はまだだったようだ。
炊事の最中だったから、既に沸かしてあった湯で、すぐにお茶が入る。湯気を立てる茶碗を添花が手にする前に、霊は口を動かした。
「あの、ご主人は……あなたの淹れるお茶が、大好きだったそうです。そして……」
ひとつ息をついて、妻の目を真っ直ぐに見る。
「僕のことは、もう忘れた方がいい。幼い子を残して先立つなんて、不出来な夫だ。本当に、すまなく思っている……と、言っていました」
自分の言葉だけで止まってしまったものだから、添花は慌てて言伝らしい結びを付け足した。
最初はぽかんとしていた妻は、少しずつ穏やかな笑みになっていく。小さくため息を漏らして、誰かの気配を探すように目線を彷徨わせてから、天井を見上げた。
「あの人らしい言い方だわ。忘れろって言い切らずに、私に選択肢を残す……。裏を返せば、優柔不断なんだけれど」
夫婦の会話は、町娘の雑談と違って間が長い。これが彼らの呼吸なのだろうが、添花は少し疲れてきた。
「でも私……忘れません。主人は私たち家族が、新しい生活を始めるのを願ったのだと思いますが」
妻の答えに戸惑い、夫は言葉が出ない。首を傾げて、添花がなんとなく茶碗を手に取ると、唐突な質問が投げかけられた。
「あなたは、ご主人がいるのかしら?」
「……いいえ」
(大丈夫、察しの通り。いないよ)
添花の様子をうかがいながら、霊はもう口を開いていた。言ってからびくびくしているので、添花は内心で溜息をついた。
「私にとって彼は、生涯を終えても想い続けると誓った人です。辛くても、忘れるなんてできない。夫婦って、そういうものなの」
笑顔で言いながら、疲れが透けて見えている。
「あの人はいつも、自分より周りの人のことを考えていたわ。臆病で、やさしくて……」
妻の目に涙が浮かぶ。こぼさぬように上を向く途中で、一度遺影を見た。その隣には、一輪挿しと一緒に首飾りが掛けてあった。どこかで見たような、ぱかりと開く金属の飾り。
「だから、決めたんです。彼以上に彼のことを、いつまでだって、想い続けてやるって! 今度会ったら、そう伝えてください」
ぎゅっと拳を握って、改めて笑った顔には、疲れも涙もなかった。
(君想う心、せめて永久なれ……か。絵に描いたような夫婦だ。奥さんはずいぶん強い人だね?)
添花の中で、霊は喉まで出かかった言葉をせき止めている。僕も君を想い続ける、約束すると言いたいが、言っていいものか。持っている温かい茶碗に目を落とし迷っていると、添花が代わって口を開いた。
「……言伝ではああ言っても、心ではあなたを想っていると……言っていました。会った時には、必ずあなたの言葉を伝えます」
そして、少し冷めてしまったお茶を飲む。憑依している今なら、霊にも味がわかるかもしれない。
「……おいしい」
噛み締めるように言った時、憑依が解け始めた。
どうやら、これは疲れのせいだけではない。添花は茶碗を置くと、立ち上がった。
「お茶、ごちそうさまでした」
「もうここを発つの?」
「ええ、先を急いでいるんです」
適当な言葉を並べて添花が急ぐのは、霊になった姿を見られては不本意と思ったからだ。
家の入り口へ、霊の妻は見送りに来てくれた。
「いってらっしゃい。……なぜかしら、こう言いたくなった」
「……いってきます」
妻の目が丸くなる。霊は、自ら添花の体を抜けて、透けた姿を一瞬だけ見せた。自分の声で妻と挨拶を交わすと、穏やかな笑みで光に包まれ、ふわりと消えた。
「やっぱり、いたのね。会いたいと思ったら、姿を見せてくれた」
夫が消えた虚空を見つめて、妻は一筋だけ涙を流した。水汲みから帰る息子の足音が近付くと、慌てて拭う。それから、添花に頭を下げた。
「ありがとう。話して、わかりました。自分の気持ちも、主人の気持ちも。……あなたのおかげだわ」
生きている人にお礼を言われると、どうしていいかわからない。添花は慌てて首を横に振り、お元気でと言い置いて立ち去った。
「……ただいま」
「おかえりなさい」
男性の霊は入り口に立ったまま、自分が欠けた家族の様子を見ていた。母子は笑って帰宅の挨拶を交わし、他愛のない会話をしている。
夕飯を作りつつ、時々振り返っては息子の言葉に答えを返す。そして、料理をする手に目線を戻す時、妻が何度も見つめる一点があった。
そこはただの壁で、子供が見るにはちょっと高い位置だった。壁掛けの一輪挿しの隣に、小さな遺影が掛けてある。家事の合間に、いつでも、自然に見られる所。息子に向けた笑顔の後には、どんな表情で手元を見下ろしているのだろう。
男性は妻の傍まで行って肩に触れようとしたが、手がすり抜ける。妻はふと顔を上げ、家の中を見回したが、男性はその目線を避けて添花のところに戻ってきた。
生前のつながりが強ければ、霊感のない人にも霊の姿が見えることは多い。彼の行動の意味が、添花には分からなかった。
「逃げることないのに。奥さんには見えるんじゃない? あんた」
「そうですね、きっと……。だけど、姿を見せていいのかな。埋葬は済んでいるんですが、それでも僕が帰ってくると自分に言い聞かせて、無理をしている気がするんです」
会って話したい。気持ちを抑えて考え込んでいた。再会よりも、前向きな別れのために、どう言葉を交わせばいいか。
しばらくして、申し訳なさそうな顔で添花に向き直ると、腰を屈めて目線を合わせる。
「言伝を……頼んでも、いいですか」
第三者が、霊としての言葉を伝えれば、互いに踏ん切りがつくかもしれない。男性が導き出した答えだった。
「いいけど、あんたはどうなの?」
添花らしい淡白な言い方だが、少しだけ声が優しい。
「自分の言葉でしょ。他人が伝えて、満足できるかな」
男性は、もう「ひぃ」とは言わなかった。自宅の方に自嘲の笑みを向ける。
「仕方がないんですよ。僕は、弱虫だから。彼女がこんな僕を見ても、別れを拒んだら……成仏なんてできやしない」
添花は霊の横顔をじっと見てから、脱いで持っていた外套を羽織る。きちんと前を閉めて、表情を引き締めた。
「……姿を見せないで、直接奥さんと話す方法があるって言ったら、どうする?」
「あの、こ、こんばんは……」
短い髪の毛と対照的に、長い外套を着た女性が民家を訪ねた。それは添花なのだが、何やら普段と様子が違い、不安げな顔をしている。さっきまで一緒にいた霊の姿もない。
奥で夕食の準備をしていた手を止め、霊の妻は応対に出る。
「いらっしゃい。見ない人ね、旅の方?」
「はい、ええと……」
一度言葉に詰まってから、元の添花に戻ってすらすらと話す。
「以前、あなたのご主人から言伝を預かっていたのです。六洞を訪れたら伝えるようにと」
(ちょっと……しっかりしてよね)
家の中へ招き入れられる途中で、添花は心へ語りかけた。
実は、男性の霊は添花の中にいるのだ。いわゆる憑依というもので、先ほどはぐずぐずしていたため、一時的に取って代わった。
(あんまり、時間ないんだからさ)
添花は霊媒師としての修行はしていない。憑依の技も、旅の中で身に付いたものだ。本業の霊媒師と比べたら、憑依させていられる時間は短い。更に時間を削ることにはなるが、今は首から上だけを貸している。足がすくんで、妻と話せないうちに憑依が解けてしまっては意味がないからだ。
水を汲んで来るよう言いつけて、子供に席を外させると、男性の妻は添花に席を勧めた。向かい合って座ると、先に妻が口を開く。
「失礼ですが……どういう経緯で、主人から言伝を?」
「水神の町で、偶然に会って。その、私は……霊媒師、ですので」
添花が外套を着たのは、蓮橋の紋を隠し、この嘘をつくためだった。霊から預かった言葉を語る体で、男性は自分の言葉を伝えられる。
「そうですか」
うなずく妻は、一片の疑念も浮かべない。遠まわしに、添花が出会ったのは霊だ、と言ったことをわかっているのだろうか。
(一応、私も女なんだけど。浮気とか、疑わないんだね)
添花の微妙な表情を見て、妻は笑った。
「不思議そうですね」
「……ぃえ?」
変に焦った声が出た。どうやら、霊も添花と同じことを考えていたらしい。
「ふふ……主人は、浮気ができるほど度胸のある人じゃないですから。そうでしょう? 霊媒師さん」
「はい」と答えて、斜め下へ視線をずらし、苦笑い。ちょっとした仕草に、妻ははっとして息を呑む。
しばらく、無言の時が流れた。久しぶりに向かい合って話すことが感慨深いのだろう、霊は添花の目を通して、妻をじっと見つめた。
だが、この時間は無限ではない。やがて、意を決して本題を切り出した。
「……では、預かった言葉を、伝えます」
「ああ、お茶も出さずにすみませんね」
言葉を遮るように、妻は席を立った。落ち着いて見えても、心の準備はまだだったようだ。
炊事の最中だったから、既に沸かしてあった湯で、すぐにお茶が入る。湯気を立てる茶碗を添花が手にする前に、霊は口を動かした。
「あの、ご主人は……あなたの淹れるお茶が、大好きだったそうです。そして……」
ひとつ息をついて、妻の目を真っ直ぐに見る。
「僕のことは、もう忘れた方がいい。幼い子を残して先立つなんて、不出来な夫だ。本当に、すまなく思っている……と、言っていました」
自分の言葉だけで止まってしまったものだから、添花は慌てて言伝らしい結びを付け足した。
最初はぽかんとしていた妻は、少しずつ穏やかな笑みになっていく。小さくため息を漏らして、誰かの気配を探すように目線を彷徨わせてから、天井を見上げた。
「あの人らしい言い方だわ。忘れろって言い切らずに、私に選択肢を残す……。裏を返せば、優柔不断なんだけれど」
夫婦の会話は、町娘の雑談と違って間が長い。これが彼らの呼吸なのだろうが、添花は少し疲れてきた。
「でも私……忘れません。主人は私たち家族が、新しい生活を始めるのを願ったのだと思いますが」
妻の答えに戸惑い、夫は言葉が出ない。首を傾げて、添花がなんとなく茶碗を手に取ると、唐突な質問が投げかけられた。
「あなたは、ご主人がいるのかしら?」
「……いいえ」
(大丈夫、察しの通り。いないよ)
添花の様子をうかがいながら、霊はもう口を開いていた。言ってからびくびくしているので、添花は内心で溜息をついた。
「私にとって彼は、生涯を終えても想い続けると誓った人です。辛くても、忘れるなんてできない。夫婦って、そういうものなの」
笑顔で言いながら、疲れが透けて見えている。
「あの人はいつも、自分より周りの人のことを考えていたわ。臆病で、やさしくて……」
妻の目に涙が浮かぶ。こぼさぬように上を向く途中で、一度遺影を見た。その隣には、一輪挿しと一緒に首飾りが掛けてあった。どこかで見たような、ぱかりと開く金属の飾り。
「だから、決めたんです。彼以上に彼のことを、いつまでだって、想い続けてやるって! 今度会ったら、そう伝えてください」
ぎゅっと拳を握って、改めて笑った顔には、疲れも涙もなかった。
(君想う心、せめて永久なれ……か。絵に描いたような夫婦だ。奥さんはずいぶん強い人だね?)
添花の中で、霊は喉まで出かかった言葉をせき止めている。僕も君を想い続ける、約束すると言いたいが、言っていいものか。持っている温かい茶碗に目を落とし迷っていると、添花が代わって口を開いた。
「……言伝ではああ言っても、心ではあなたを想っていると……言っていました。会った時には、必ずあなたの言葉を伝えます」
そして、少し冷めてしまったお茶を飲む。憑依している今なら、霊にも味がわかるかもしれない。
「……おいしい」
噛み締めるように言った時、憑依が解け始めた。
どうやら、これは疲れのせいだけではない。添花は茶碗を置くと、立ち上がった。
「お茶、ごちそうさまでした」
「もうここを発つの?」
「ええ、先を急いでいるんです」
適当な言葉を並べて添花が急ぐのは、霊になった姿を見られては不本意と思ったからだ。
家の入り口へ、霊の妻は見送りに来てくれた。
「いってらっしゃい。……なぜかしら、こう言いたくなった」
「……いってきます」
妻の目が丸くなる。霊は、自ら添花の体を抜けて、透けた姿を一瞬だけ見せた。自分の声で妻と挨拶を交わすと、穏やかな笑みで光に包まれ、ふわりと消えた。
「やっぱり、いたのね。会いたいと思ったら、姿を見せてくれた」
夫が消えた虚空を見つめて、妻は一筋だけ涙を流した。水汲みから帰る息子の足音が近付くと、慌てて拭う。それから、添花に頭を下げた。
「ありがとう。話して、わかりました。自分の気持ちも、主人の気持ちも。……あなたのおかげだわ」
生きている人にお礼を言われると、どうしていいかわからない。添花は慌てて首を横に振り、お元気でと言い置いて立ち去った。
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