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4章 渡り鳥
4_④
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「もういいわ……さよなら」
霖の言葉の途中、空気が動いた。
「誰も来ないこの森で、朽ち果てるがいいわ」
木の上から人影が落ちてきた。素早くふたりに近付く。
「ぐっ」
金属のかち合う音がすると、すぐさま霖の脇腹に蹴りが入った。飛ばされた先で倒れ、弾かれた針は木の枝に刺さる。
「大丈夫か、添花!」
(紅……?)
添花は視界に幼馴染みを捉え、少し混乱する。紅龍は彼女を背に庇うように立ち、霖を見据えていた。
「なんで? なんで……あんたが、邪魔をするの!」
霖は狼狽して声を震わせた。ゆらりと立ち上がり、掲げた手には何も持っていない。
「ふたりまとめて、死ねばいいわ!」
唸るような声を更に割って、叫ぶ。掌には光が集まっていく。それが何なのか、青藍龍を修めるふたりはすぐに気付いた。気功術だ。
(気を練る早さ、あの威力。先手を打たないとまずい)
今、手元にあるのは、普段は鞍に備え付けてある短刀だけだ。直接妨害に行くよりも、飛び道具にした方が早い。反射的にそう判断し、紅龍は抜き様に短刀を投げた。
「っあ!」
短い悲鳴とともに光が消え、攻撃は狙い通り霖の腕を捉えたとわかる。戻ってきた闇に目は慣れないが、傷が深いのか霖は動かず、視線の刺さった肌がぴりりとするほどに、こちらを睨んでいた。憎悪と怒りを添花と紅龍に向け、しばしの後に「覚えていなさい」と吐き捨てると、黒い煙となって姿を消した。
紅龍は周囲を警戒して身構えたが、霖の気配は既にない。すぐに添花の側にしゃがみ込んだ。
「間に合ってよかった。怪我は?」
「大したこと、ないよ……紅、どうしてここに?」
薄闇の中で、添花は僅かに右肩に目を向けた。紅龍はそれに気付き、彼女の袖をまくってみる。針が刺さった傷は小さく、出血も少ない。
「腕は大丈夫か?」
「今は体が痺れて。あまり腕の感覚がない……けど、多分、平気」
添花は質問を無視されて、紅龍を少し睨む。礼を言う機を逸したうえに、次に何を問われるか予想がついた。整いつつあった息が、苦しくなる。
「なんなんだよ、あいつ?」
「さあ」
荒っぽい挨拶をされただけの奴だ。わかるのは、添花の命を狙っていること。
「半端なく恨まれてるのは、わかるけどね」
「白緑龍の門下、なんだろうな。気功術で毒針なんかを作れるって、聞いたことがある」
赤暁龍は竜使いを育てているから、竜の生態を研究する白緑龍ともつながりがある。紅龍は彼の道場の技を知っていて、時間が経てば効果が切れるはずだと、無理に体を起こそうとする添花を制する。
木の幹を背もたれにしたまま、添花が頭の中で状況を整理していると、羽音が木の上で旋回した後に森の外へ遠のき、木立が切れる辺りに降りてきた。紅蓮だった。夜中に道場を抜け出して、文字通り飛んできたというわけだ。
「ね、紅。どうしてこんな所にいるの?」
もう一度聞いてみる。さすがの紅龍も、ただ心配なだけでここまでの行動を取る心配性ではないはずだ。何かひっかかった。
「ん?……質問したいのはこっちだよ」
地面に落ちた短刀を拾いに行きながら話をそらし、紅龍は声を低くした。
「あいつ、何者だ。知り合いか?」
心配させるだけだと、霖の存在は伏せていたのに。何者かなど添花にも分からない、霖には不可解な点が多過ぎる。憮然として一言返すのがやっとだった。
「そう見えた?」
「いいや。でも、青藍龍の気功を使った。正直、針よりずっと手練れに見えたな」
「うん。私達が蓮橋を出てから入門したんじゃ、あんなに気は練れないだろうね」
故郷で恨みを買ったのかと考えるが、声に聞き覚えはないし、毎度姿はよく見えない。この先しばらく、添花の心に引っかかる存在であり続けるだろう。
竜鱗に居所を移していた紅龍にも、心当たりは有り得ない。そろそろ、問いをかわす彼がここに現れた理由を、はっきりさせたい。
「で、何回も聞くけど。どうしてここに?」
「うーん……よくわかんないな、寝ぼけてたのかも」
短刀を鞘に納め、添花の側に戻ってきた顔は、困ったような苦笑いするような、微妙な様子だ。途切れ途切れになりながら、夜中の出来事を話し出す。
「紅蓮の様子がおかしかっただろ? 後で落ち着いたんだけど、夜になってまたそわそわしてて。俺、眠れなくてさ。夜中に竜舎に行ったんだ。その時、声がした」
「声?」
「あの中って、音が響くよな。でも、膜が張ったみたいに響かない声だ。東へ行け、添花が危ない、って」
(反響しない声。霊の……だとしたら、なんで紅に聞こえる? 私が危ないって、いったい誰が?)
添花をよく知る紅龍も、声の主を明言しない。それなら、自分が考えてもわからないな、と投げ出したら、添花は急に笑えてきた。ふっと唇がほころびる。
「なに笑ってんだ」
「だって、得体の知れない声だけ聞いて、駆けつけるなんてさ。普通は空耳で片付けそうなもんでしょ」
溜め息の後で、真っ直ぐ自分の右腕に向く目線によって、添花はようやく置かれていた状況を理解する。
「心配してた所に、ああ言われちゃ、な」
「……そっ……か。心配、かけてたんだ」
量り損なったのだ、色々なことを。利き腕を負傷したまま旅する危険、相手の力はいかばかりか。うつむいて、紅龍に見えないように唇を噛む。
(ああ、情けない。蓮橋から離れたいために、命を取り落とすなんて。ひとりだったら……死んでいた)
添花は、大抵のことが自力で片付く。その分、相手が幼馴染みでも他者の力を借りることに抵抗がある。
先刻、霞み始めた意識の中に浮かんだのは紅龍だった。彼は、気の置けぬ友人というだけではない。同じ道場に通った者として、好敵手のような感情も持っている。準師範という立場上、負けるわけにはいかないとも思っている。しかし思い返すと、いざという時に助けてくれるのは、いつも紅龍だった気がする。寄りかかっているつもりはないが、心の奥に彼を頼る気持ちがあるのかと、更に気分が沈んでいく。
(助けられるのが嫌なら、もっとしっかりしないと! 今日みたいなざまじゃ、だめだ)
きゅっと拳を握れるくらいには、霖の毒針の効果が消えてきた。右腕の鈍い痛みとともに、何か状況に違和感を覚える。
「あれ? あいつ、除霊の途中なら、確実に私を仕留められたはず。なのに、なんで……」
つい、思ったことを口走っていた。添花の言葉に、紅龍の顔は引きつる。
「やめろよ、縁起でもない。無事だったんだから、それだけで十分だろ」
「何か引っ掛かるなあ。あいつ、今までは先回りしてたし。竜鱗から他の町に行く道って、ここだけでしょ。絶対、待ち伏せできたはずなのに……まさか、わざわざ成仏を待ってたとか」
「あ、やっぱり前から知ってた奴なんだな?」
しまった、と口の動きを止めても遅い。もう集中力は限界のようだ。こうなっては、話さないわけにはいかない。
「……竜鱗に行く前、ちょっとね。そのときも顔は見えなかった」
「人間、なのか? 俺にも見えるってことは、霊……ではないか」
「知らない。ああいうのは初めて見た」
紅龍が攻撃したことで、霖に実体があるのは確認できた。すると、煙となって姿を消す方法に説明が付かない。これまでを総合して添花が出した結論は、今の所「悪霊みたいな奴」である。
「……ま、いいか。あの傷、けっこう深そうだし、しばらくは大人しくしてるでしょ」
考えるのを放りだしたようなことを言って、添花は動けるようになった体を起こした。ゆっくり立ち上がると、つま先で地面を叩いてみる。霖の話を続けても、紅龍の心配を増やすだけだ。
「お前、このまま旅するつもりかよ。一度竜鱗まで戻って、腕、治してからの方が」
「平気だって。あいつは自分が有利な時を待つ」
何度か相対してきたから、確信がある。添花の腕が完治するまでに、霖の傷は治らない。彼女が現れることはない。
「ついでに、本音を言うとさ」
言い難そうに言葉を詰まらせ、しかし目はまっすぐに紅龍と合わせる。
「紅といると、蓮橋のこと、色々……思い出しそうになるの。あと少し……忘れたままでいさせてくれない?」
この言葉で、彼の表情は複雑になる。故郷の名を鍵として、添花の気持ちが伝わったのだ。
ふたりが故郷を離れるきっかけになったのは、二年前の出来事。落蕾と呼ばれる現象である。名の通り、花の蕾が開花を待たずに全て落ちる。それは凶兆であり、蓮橋は災難に見舞われた。受け入れるのに、長い時を要する記憶なのだ。
(いつか帰るから。もっと強くなったら、必ず)
添花は声に決意を込めていた。
「……わかった。けど、お互い出発は仮眠をとってからだ。急ぐ旅じゃないんだろ? いらない無理は省けよ」
「うん……そうだね」
紺から青に変わり始めた空気の中、しばしの休息をとることにした。森を出てすぐの所に腰を落ち着ける。夜の間に添花が焚いていた火は消えたが、紅蓮が一緒にいるから猛獣などに襲われる心配はいらない。溜まった疲れのおかげで、皆すぐに眠りに落ちた。
霖の言葉の途中、空気が動いた。
「誰も来ないこの森で、朽ち果てるがいいわ」
木の上から人影が落ちてきた。素早くふたりに近付く。
「ぐっ」
金属のかち合う音がすると、すぐさま霖の脇腹に蹴りが入った。飛ばされた先で倒れ、弾かれた針は木の枝に刺さる。
「大丈夫か、添花!」
(紅……?)
添花は視界に幼馴染みを捉え、少し混乱する。紅龍は彼女を背に庇うように立ち、霖を見据えていた。
「なんで? なんで……あんたが、邪魔をするの!」
霖は狼狽して声を震わせた。ゆらりと立ち上がり、掲げた手には何も持っていない。
「ふたりまとめて、死ねばいいわ!」
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(気を練る早さ、あの威力。先手を打たないとまずい)
今、手元にあるのは、普段は鞍に備え付けてある短刀だけだ。直接妨害に行くよりも、飛び道具にした方が早い。反射的にそう判断し、紅龍は抜き様に短刀を投げた。
「っあ!」
短い悲鳴とともに光が消え、攻撃は狙い通り霖の腕を捉えたとわかる。戻ってきた闇に目は慣れないが、傷が深いのか霖は動かず、視線の刺さった肌がぴりりとするほどに、こちらを睨んでいた。憎悪と怒りを添花と紅龍に向け、しばしの後に「覚えていなさい」と吐き捨てると、黒い煙となって姿を消した。
紅龍は周囲を警戒して身構えたが、霖の気配は既にない。すぐに添花の側にしゃがみ込んだ。
「間に合ってよかった。怪我は?」
「大したこと、ないよ……紅、どうしてここに?」
薄闇の中で、添花は僅かに右肩に目を向けた。紅龍はそれに気付き、彼女の袖をまくってみる。針が刺さった傷は小さく、出血も少ない。
「腕は大丈夫か?」
「今は体が痺れて。あまり腕の感覚がない……けど、多分、平気」
添花は質問を無視されて、紅龍を少し睨む。礼を言う機を逸したうえに、次に何を問われるか予想がついた。整いつつあった息が、苦しくなる。
「なんなんだよ、あいつ?」
「さあ」
荒っぽい挨拶をされただけの奴だ。わかるのは、添花の命を狙っていること。
「半端なく恨まれてるのは、わかるけどね」
「白緑龍の門下、なんだろうな。気功術で毒針なんかを作れるって、聞いたことがある」
赤暁龍は竜使いを育てているから、竜の生態を研究する白緑龍ともつながりがある。紅龍は彼の道場の技を知っていて、時間が経てば効果が切れるはずだと、無理に体を起こそうとする添花を制する。
木の幹を背もたれにしたまま、添花が頭の中で状況を整理していると、羽音が木の上で旋回した後に森の外へ遠のき、木立が切れる辺りに降りてきた。紅蓮だった。夜中に道場を抜け出して、文字通り飛んできたというわけだ。
「ね、紅。どうしてこんな所にいるの?」
もう一度聞いてみる。さすがの紅龍も、ただ心配なだけでここまでの行動を取る心配性ではないはずだ。何かひっかかった。
「ん?……質問したいのはこっちだよ」
地面に落ちた短刀を拾いに行きながら話をそらし、紅龍は声を低くした。
「あいつ、何者だ。知り合いか?」
心配させるだけだと、霖の存在は伏せていたのに。何者かなど添花にも分からない、霖には不可解な点が多過ぎる。憮然として一言返すのがやっとだった。
「そう見えた?」
「いいや。でも、青藍龍の気功を使った。正直、針よりずっと手練れに見えたな」
「うん。私達が蓮橋を出てから入門したんじゃ、あんなに気は練れないだろうね」
故郷で恨みを買ったのかと考えるが、声に聞き覚えはないし、毎度姿はよく見えない。この先しばらく、添花の心に引っかかる存在であり続けるだろう。
竜鱗に居所を移していた紅龍にも、心当たりは有り得ない。そろそろ、問いをかわす彼がここに現れた理由を、はっきりさせたい。
「で、何回も聞くけど。どうしてここに?」
「うーん……よくわかんないな、寝ぼけてたのかも」
短刀を鞘に納め、添花の側に戻ってきた顔は、困ったような苦笑いするような、微妙な様子だ。途切れ途切れになりながら、夜中の出来事を話し出す。
「紅蓮の様子がおかしかっただろ? 後で落ち着いたんだけど、夜になってまたそわそわしてて。俺、眠れなくてさ。夜中に竜舎に行ったんだ。その時、声がした」
「声?」
「あの中って、音が響くよな。でも、膜が張ったみたいに響かない声だ。東へ行け、添花が危ない、って」
(反響しない声。霊の……だとしたら、なんで紅に聞こえる? 私が危ないって、いったい誰が?)
添花をよく知る紅龍も、声の主を明言しない。それなら、自分が考えてもわからないな、と投げ出したら、添花は急に笑えてきた。ふっと唇がほころびる。
「なに笑ってんだ」
「だって、得体の知れない声だけ聞いて、駆けつけるなんてさ。普通は空耳で片付けそうなもんでしょ」
溜め息の後で、真っ直ぐ自分の右腕に向く目線によって、添花はようやく置かれていた状況を理解する。
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添花は、大抵のことが自力で片付く。その分、相手が幼馴染みでも他者の力を借りることに抵抗がある。
先刻、霞み始めた意識の中に浮かんだのは紅龍だった。彼は、気の置けぬ友人というだけではない。同じ道場に通った者として、好敵手のような感情も持っている。準師範という立場上、負けるわけにはいかないとも思っている。しかし思い返すと、いざという時に助けてくれるのは、いつも紅龍だった気がする。寄りかかっているつもりはないが、心の奥に彼を頼る気持ちがあるのかと、更に気分が沈んでいく。
(助けられるのが嫌なら、もっとしっかりしないと! 今日みたいなざまじゃ、だめだ)
きゅっと拳を握れるくらいには、霖の毒針の効果が消えてきた。右腕の鈍い痛みとともに、何か状況に違和感を覚える。
「あれ? あいつ、除霊の途中なら、確実に私を仕留められたはず。なのに、なんで……」
つい、思ったことを口走っていた。添花の言葉に、紅龍の顔は引きつる。
「やめろよ、縁起でもない。無事だったんだから、それだけで十分だろ」
「何か引っ掛かるなあ。あいつ、今までは先回りしてたし。竜鱗から他の町に行く道って、ここだけでしょ。絶対、待ち伏せできたはずなのに……まさか、わざわざ成仏を待ってたとか」
「あ、やっぱり前から知ってた奴なんだな?」
しまった、と口の動きを止めても遅い。もう集中力は限界のようだ。こうなっては、話さないわけにはいかない。
「……竜鱗に行く前、ちょっとね。そのときも顔は見えなかった」
「人間、なのか? 俺にも見えるってことは、霊……ではないか」
「知らない。ああいうのは初めて見た」
紅龍が攻撃したことで、霖に実体があるのは確認できた。すると、煙となって姿を消す方法に説明が付かない。これまでを総合して添花が出した結論は、今の所「悪霊みたいな奴」である。
「……ま、いいか。あの傷、けっこう深そうだし、しばらくは大人しくしてるでしょ」
考えるのを放りだしたようなことを言って、添花は動けるようになった体を起こした。ゆっくり立ち上がると、つま先で地面を叩いてみる。霖の話を続けても、紅龍の心配を増やすだけだ。
「お前、このまま旅するつもりかよ。一度竜鱗まで戻って、腕、治してからの方が」
「平気だって。あいつは自分が有利な時を待つ」
何度か相対してきたから、確信がある。添花の腕が完治するまでに、霖の傷は治らない。彼女が現れることはない。
「ついでに、本音を言うとさ」
言い難そうに言葉を詰まらせ、しかし目はまっすぐに紅龍と合わせる。
「紅といると、蓮橋のこと、色々……思い出しそうになるの。あと少し……忘れたままでいさせてくれない?」
この言葉で、彼の表情は複雑になる。故郷の名を鍵として、添花の気持ちが伝わったのだ。
ふたりが故郷を離れるきっかけになったのは、二年前の出来事。落蕾と呼ばれる現象である。名の通り、花の蕾が開花を待たずに全て落ちる。それは凶兆であり、蓮橋は災難に見舞われた。受け入れるのに、長い時を要する記憶なのだ。
(いつか帰るから。もっと強くなったら、必ず)
添花は声に決意を込めていた。
「……わかった。けど、お互い出発は仮眠をとってからだ。急ぐ旅じゃないんだろ? いらない無理は省けよ」
「うん……そうだね」
紺から青に変わり始めた空気の中、しばしの休息をとることにした。森を出てすぐの所に腰を落ち着ける。夜の間に添花が焚いていた火は消えたが、紅蓮が一緒にいるから猛獣などに襲われる心配はいらない。溜まった疲れのおかげで、皆すぐに眠りに落ちた。
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