27 / 84
5章 八重紬
5_①
しおりを挟む
頭を金槌で叩かれているかのようだ。それが痛いという感覚なのかどうか分からなくなる頃には、彼女は死んでいた。髪を短めに揃えた女性は、自分の体が入った棺をじいっと見つめる。
(いつかこの町を出て行ってやる、なんて思う時期があったな。これで私の体は外に出られるわけね)
町の中から葬儀の列を見送り、風に揺れない髪を耳にかける。普段通り響き渡る機織りの音を聞き、感傷的に細める目つきは少し鋭い。
(当たり前だ。私が死んでも、職人はたくさんいる。仕事もある)
この町をぐるりと囲む八重紬の木は、たくさんの蕾を付けている。桜のように、まず花だけが咲く木だ。実から採れる綿は、絹にも勝ると言われる布、八重紬の材料になる。木の名前が先か、布の名前が先かは分からない。真っ白な花はきれいで、夏の真っただ中に散る。花びらが雪さながらに積もる景色から、町の名は冬夏となった。
このところ良い綿を収穫していたから、今年は少し質が落ちるだろうか。いや、今や自分には関係ない。そんなことを考えながら、木々に挨拶しようと女性は歩く。
(幽霊になった身じゃ人に見えないだろうけど、木には声が届くといいな。世話になったね、って)
機織りの音に耳を傾けると、つい手を動かしそうになる。彼女は八重紬を織る職人だった。魂だけになっても音が聞こえることや、体に染み付いた感覚が残っていることに感心し、それからかぶりを振る。音がばらばらで、力具合がなっていない。自分が織る音とは違う。
木々は、この町を見て何を思うのだろうか。「雲海を突き出る頂きの町」という別名は、花弁に囲まれた様を山頂に見立てたものだ。生産する美しい布が、どこのものより優れている自負も含まれているはずだ。
(偉そうな別名。冬夏の住人が付けたに決まってるわ。性格悪い、私もだけど。実際のところ、白い海に囲まれた絶海の孤島でしょ? 八重紬が上物だから、取引に来るだけ)
暮らした場所を外から見ると、なんだか滑稽だ。鼻を鳴らして、また別の木に挨拶をする。そうして町を一周して来ると、荷車を引く馬と見覚えのある商人親子がいた。ひとり知らない姿があるのは、最近よく出る盗賊から品物を守るためか、道を知らない遠方からの旅人か。初夏だというのに丈の長い外套を羽織っているから、はっきりとは分からないが、用心棒というには線が細い。
「一時はどうなるかと思ったが、無事に着いたな」
「とりあえず、ひと安心かぁ」
商人の口ぶりからすると、盗賊には遭ったようだ。
「そうですね」
(この声。あの人、女だったのね。どうりで細い……でも、ひとりで盗賊を追い払ったの?)
旅人の体格に納得しつつ、その姿をまじまじと見てしまう。女性にしては少々背が高いが、武器らしい荷物はない。不意に目が合った気がして、霊は反射的に木の陰に隠れた。大きな青色の瞳は、その迫力で盗賊をも射すくめたのだろう。
「俺たちは取引に行ってくるから、姉ちゃんはそこいらで待っててくれるかい?」
「わかりました」
この場は一度解散とし、商人は取引に行くらしい。暇のできた旅人は、織物や小物の店に興味を示すことなく、町を囲む木々の方へ足を向けた。
「ねえ」
すぐ近くで声がしたので、霊は肩をびくりとさせ、辺りを見回した。
「無視しないでよ、あんたに話しかけたの」
「へ?」
気の抜けた声を出して、霊になっても声が出せるのだと気付く。すぐ隣に立つ旅人は、まっすぐ霊に目を向けていた。
「私、幽霊なんだけど」
「見ればわかる」
先程、目が合ったのは気のせいではなかった。一般的な女性よりずっと短い藍鼠色の髪は、霊媒師というには男勝りな印象だ。風変わりな旅人を、霊は訝しげに見る。
「死人に何の用?」
「うん、ちょっと質問……この辺に、あんた以外の霊は?」
「さあ、町から出てないから、外のことは知らない。町の中にはいないみたいね」
「そう。やっぱ、この町の奴じゃないんだ」
頷いて、旅人は合点がいったらしいが、表情は険しい。ひそめた眉が離れる時、「放っておいてもいいか」と呟いたのが引っかかる。
「何、誰か探してるの?」
「悪霊になりかけた奴がいてさ。気になったけど、どっか行ったから今はいい」
潔く気分を切り替えて、八重紬の花芽を見上げる横顔は凛々しい。
「へえ。霊媒師とか巫女って、そうしおらしくもないのね。女ひとりで旅して、盗賊も追い払っちゃうんでしょう。悪霊も一捻りにできそう」
旅人は何者なのか、なぜか回りくどい聞き方になって、霊は自分に首を傾げる。思えば、まともに誰かと会話するのは久しぶりだ。
「ああ、私は霊媒師じゃないよ。霊の成仏を手伝うだけの旅人」
妙な問いにさらりと答える。旅人はさすがに、霊との関わりに慣れているようだ。短く言葉を切って話すのは、見えない誰かとの会話を気取られぬため。木を眺める風を装うのも同じだ。
「手伝う……じゃあ、その悪霊の成仏も手伝うの?」
「そうだね、野放しにしちゃ危ないから」
「だったら言っておくわ。この町に滞在するのは勧めない」
悪霊が現れたのがこの付近なら、旅人はここで待つことを考えるだろう。忠告が口をついた。
「どうして?」
「余所者を嫌う町なの。取引する商人の他は、だいたい盗人だと思ってるのよ」
霊も冬夏の住人だ、余所者を嫌って生きていた。だが、旅人のさっぱりした態度は気持ちがいい。それに霊の成仏を助けて歩いているなど、中々のお人好しではないか。
「そっか。わざわざありがとう」
ぎこちない笑みは、愛想良く振る舞うのが苦手なせいだろう。自分の笑い方と似ていると、霊は思った。人との関わりはどうにかやり過ごした。仕事が一番大事で、他はどうでもいい。笑い方なんて忘れていたのだ。
職人としての腕を上げて、名声を得るにつれて、霊の孤立は確かなものとなっていった。八重紬を誰よりも美しく織り上げるために、ただひたすら手を動かした。友人などひとりもおらず、彼女の最期は風邪をこじらせた末のあっけないものだった。
(あー、もう。さっさと成仏して、すっきりしたいわ。さっきも思ったじゃない、やっとこんな町とさよならだって。どうして幽霊になって、得体の知れない余所者に好印象を抱いてるのよ? 私は、この世に未練なんか)
ないはずだ。では、なぜ自分はここにいるのか。霊が腕組みすると、旅人は話を促すように、一瞬の目配せをした。
「あの、ちょっと聞くけど。未練がないのに幽霊になることって、あるのかしら」
「どうかな……時々、未練がわからないってひともいるよ。事故の場合が多い」
「そう。事故でもなし、死んだこともわかってて、なんで……こうなるかな」
掌に目を落とすと、半透明の体の向こうに地面が透けていた。霊の口からこぼれた愚痴に「さあ」と投げやりな声が返ってきて、ふたりの間にしばしの沈黙が流れた。
毎年見てきた八重紬の花を、最後にもう一度見たいのか? 違う。まだ布を織りたいのか? 木の幹をすり抜ける体が、機に触れられるわけがないのに?
「ねえ、とりあえず名前聞いていい? なんか話しにくい」
「あ、私? 真結」
「私は添花。じゃあ、真結。死ぬ寸前やりかけてたことは?」
添花いわく、どんな些細なことでも未練になりうるのだそうだ。改めて考えると、真結は記憶が曖昧であることに気付く。高熱で朦朧としながら、何かをしていた。
「あ」
急に機場が目に浮かんだ。耳には機の音がよみがえる。どうやら、ずっと仕事をしていたらしい。つい、自分に対する驚きが声になる。
「うそ、あのまま死んだの?」
「何か思い出した?」
「ええ……仕事してたみたい」
口元を抑えた手をきゅっと握り、うつむく真結。体が勝手に動き、いつもの機を鳴らして布を織っていた事をはっきり思い出した。ただ、手元を見ていたというより、手を動かす自分を見ていたような、妙な感覚だ。意識が肉体ではなく機に乗り移っていたような気がする。周りの声も耳に入らず、一心不乱に機と過ごした最後の時間。生地の完成には、見覚えがなかった。
(私が死んだ時、あの生地も死んだのかな? だとしたら、何よりも大きな心残りだわ)
確かめなくては。居ても立ってもいられなくなる。真結が働いていたのは町で一番大きな建物だ。
「機場に行ってみる」
ふらり、そこへと向かう背中を添花の目が追っている。真結は扉をすり抜けた。
(いつかこの町を出て行ってやる、なんて思う時期があったな。これで私の体は外に出られるわけね)
町の中から葬儀の列を見送り、風に揺れない髪を耳にかける。普段通り響き渡る機織りの音を聞き、感傷的に細める目つきは少し鋭い。
(当たり前だ。私が死んでも、職人はたくさんいる。仕事もある)
この町をぐるりと囲む八重紬の木は、たくさんの蕾を付けている。桜のように、まず花だけが咲く木だ。実から採れる綿は、絹にも勝ると言われる布、八重紬の材料になる。木の名前が先か、布の名前が先かは分からない。真っ白な花はきれいで、夏の真っただ中に散る。花びらが雪さながらに積もる景色から、町の名は冬夏となった。
このところ良い綿を収穫していたから、今年は少し質が落ちるだろうか。いや、今や自分には関係ない。そんなことを考えながら、木々に挨拶しようと女性は歩く。
(幽霊になった身じゃ人に見えないだろうけど、木には声が届くといいな。世話になったね、って)
機織りの音に耳を傾けると、つい手を動かしそうになる。彼女は八重紬を織る職人だった。魂だけになっても音が聞こえることや、体に染み付いた感覚が残っていることに感心し、それからかぶりを振る。音がばらばらで、力具合がなっていない。自分が織る音とは違う。
木々は、この町を見て何を思うのだろうか。「雲海を突き出る頂きの町」という別名は、花弁に囲まれた様を山頂に見立てたものだ。生産する美しい布が、どこのものより優れている自負も含まれているはずだ。
(偉そうな別名。冬夏の住人が付けたに決まってるわ。性格悪い、私もだけど。実際のところ、白い海に囲まれた絶海の孤島でしょ? 八重紬が上物だから、取引に来るだけ)
暮らした場所を外から見ると、なんだか滑稽だ。鼻を鳴らして、また別の木に挨拶をする。そうして町を一周して来ると、荷車を引く馬と見覚えのある商人親子がいた。ひとり知らない姿があるのは、最近よく出る盗賊から品物を守るためか、道を知らない遠方からの旅人か。初夏だというのに丈の長い外套を羽織っているから、はっきりとは分からないが、用心棒というには線が細い。
「一時はどうなるかと思ったが、無事に着いたな」
「とりあえず、ひと安心かぁ」
商人の口ぶりからすると、盗賊には遭ったようだ。
「そうですね」
(この声。あの人、女だったのね。どうりで細い……でも、ひとりで盗賊を追い払ったの?)
旅人の体格に納得しつつ、その姿をまじまじと見てしまう。女性にしては少々背が高いが、武器らしい荷物はない。不意に目が合った気がして、霊は反射的に木の陰に隠れた。大きな青色の瞳は、その迫力で盗賊をも射すくめたのだろう。
「俺たちは取引に行ってくるから、姉ちゃんはそこいらで待っててくれるかい?」
「わかりました」
この場は一度解散とし、商人は取引に行くらしい。暇のできた旅人は、織物や小物の店に興味を示すことなく、町を囲む木々の方へ足を向けた。
「ねえ」
すぐ近くで声がしたので、霊は肩をびくりとさせ、辺りを見回した。
「無視しないでよ、あんたに話しかけたの」
「へ?」
気の抜けた声を出して、霊になっても声が出せるのだと気付く。すぐ隣に立つ旅人は、まっすぐ霊に目を向けていた。
「私、幽霊なんだけど」
「見ればわかる」
先程、目が合ったのは気のせいではなかった。一般的な女性よりずっと短い藍鼠色の髪は、霊媒師というには男勝りな印象だ。風変わりな旅人を、霊は訝しげに見る。
「死人に何の用?」
「うん、ちょっと質問……この辺に、あんた以外の霊は?」
「さあ、町から出てないから、外のことは知らない。町の中にはいないみたいね」
「そう。やっぱ、この町の奴じゃないんだ」
頷いて、旅人は合点がいったらしいが、表情は険しい。ひそめた眉が離れる時、「放っておいてもいいか」と呟いたのが引っかかる。
「何、誰か探してるの?」
「悪霊になりかけた奴がいてさ。気になったけど、どっか行ったから今はいい」
潔く気分を切り替えて、八重紬の花芽を見上げる横顔は凛々しい。
「へえ。霊媒師とか巫女って、そうしおらしくもないのね。女ひとりで旅して、盗賊も追い払っちゃうんでしょう。悪霊も一捻りにできそう」
旅人は何者なのか、なぜか回りくどい聞き方になって、霊は自分に首を傾げる。思えば、まともに誰かと会話するのは久しぶりだ。
「ああ、私は霊媒師じゃないよ。霊の成仏を手伝うだけの旅人」
妙な問いにさらりと答える。旅人はさすがに、霊との関わりに慣れているようだ。短く言葉を切って話すのは、見えない誰かとの会話を気取られぬため。木を眺める風を装うのも同じだ。
「手伝う……じゃあ、その悪霊の成仏も手伝うの?」
「そうだね、野放しにしちゃ危ないから」
「だったら言っておくわ。この町に滞在するのは勧めない」
悪霊が現れたのがこの付近なら、旅人はここで待つことを考えるだろう。忠告が口をついた。
「どうして?」
「余所者を嫌う町なの。取引する商人の他は、だいたい盗人だと思ってるのよ」
霊も冬夏の住人だ、余所者を嫌って生きていた。だが、旅人のさっぱりした態度は気持ちがいい。それに霊の成仏を助けて歩いているなど、中々のお人好しではないか。
「そっか。わざわざありがとう」
ぎこちない笑みは、愛想良く振る舞うのが苦手なせいだろう。自分の笑い方と似ていると、霊は思った。人との関わりはどうにかやり過ごした。仕事が一番大事で、他はどうでもいい。笑い方なんて忘れていたのだ。
職人としての腕を上げて、名声を得るにつれて、霊の孤立は確かなものとなっていった。八重紬を誰よりも美しく織り上げるために、ただひたすら手を動かした。友人などひとりもおらず、彼女の最期は風邪をこじらせた末のあっけないものだった。
(あー、もう。さっさと成仏して、すっきりしたいわ。さっきも思ったじゃない、やっとこんな町とさよならだって。どうして幽霊になって、得体の知れない余所者に好印象を抱いてるのよ? 私は、この世に未練なんか)
ないはずだ。では、なぜ自分はここにいるのか。霊が腕組みすると、旅人は話を促すように、一瞬の目配せをした。
「あの、ちょっと聞くけど。未練がないのに幽霊になることって、あるのかしら」
「どうかな……時々、未練がわからないってひともいるよ。事故の場合が多い」
「そう。事故でもなし、死んだこともわかってて、なんで……こうなるかな」
掌に目を落とすと、半透明の体の向こうに地面が透けていた。霊の口からこぼれた愚痴に「さあ」と投げやりな声が返ってきて、ふたりの間にしばしの沈黙が流れた。
毎年見てきた八重紬の花を、最後にもう一度見たいのか? 違う。まだ布を織りたいのか? 木の幹をすり抜ける体が、機に触れられるわけがないのに?
「ねえ、とりあえず名前聞いていい? なんか話しにくい」
「あ、私? 真結」
「私は添花。じゃあ、真結。死ぬ寸前やりかけてたことは?」
添花いわく、どんな些細なことでも未練になりうるのだそうだ。改めて考えると、真結は記憶が曖昧であることに気付く。高熱で朦朧としながら、何かをしていた。
「あ」
急に機場が目に浮かんだ。耳には機の音がよみがえる。どうやら、ずっと仕事をしていたらしい。つい、自分に対する驚きが声になる。
「うそ、あのまま死んだの?」
「何か思い出した?」
「ええ……仕事してたみたい」
口元を抑えた手をきゅっと握り、うつむく真結。体が勝手に動き、いつもの機を鳴らして布を織っていた事をはっきり思い出した。ただ、手元を見ていたというより、手を動かす自分を見ていたような、妙な感覚だ。意識が肉体ではなく機に乗り移っていたような気がする。周りの声も耳に入らず、一心不乱に機と過ごした最後の時間。生地の完成には、見覚えがなかった。
(私が死んだ時、あの生地も死んだのかな? だとしたら、何よりも大きな心残りだわ)
確かめなくては。居ても立ってもいられなくなる。真結が働いていたのは町で一番大きな建物だ。
「機場に行ってみる」
ふらり、そこへと向かう背中を添花の目が追っている。真結は扉をすり抜けた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
アガルタ・クライシス ―接点―
来栖とむ
SF
神話や物語で語られる異世界は、空想上の世界ではなかった。
九州で発見され盗難された古代の石板には、異世界につながる何かが記されていた。
同時に発見された古い指輪に偶然触れた瞬間、平凡な高校生・結衣は不思議な力に目覚める。
不審な動きをする他国の艦船と怪しい組織。そんな中、異世界からの来訪者が現れる。政府の秘密組織も行動を開始する。
古代から権力者たちによって秘密にされてきた異世界との関係。地球とアガルタ、二つの世界を巻き込む陰謀の渦中で、古代の謎が解き明かされていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる