聖域のログハウス・スローライフ〜戦わない二人が魂を融合(シンクロ)させ、愛の極致に辿り着くまで〜

夏目ぽんぽん

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第一週:異世界での「ふたり」の日常

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【1日目:期待と戸惑いのログハウス】
気づけば見知らぬ森のログハウスに立っていた。
手元にあるのは初期装備のナイフと、頼りになる相棒。
「……ここが、異世界?」
ステータス画面に踊る【生活魔法:中級】の文字。
初日はとにかく、新しい環境に慣れるだけで精一杯だった。お互い「この世界でどう生きるか」を話し合い、気を遣いながらも、ふかふかの藁ベッドで眠りにつく。
【2日目~5日目:『特別』が『日常』へ】
朝起きて、精霊の加護が宿る井戸で水を汲む。
最初のうちは魔石コンロの火加減一つに一喜一憂していたけれど、それもすぐに「当たり前」の光景になった。
森で見つけた薬草を採取して、ポーションを作る。
ゴブリンの咆哮が遠くで聞こえることもあるけれど、僕らには関係ない。
この庭に結界を張って、ハーブを育てる。それが僕らの戦い方だ。
【6日目:仕事終わりの報告】
夕暮れ時、冒険者ギルドへの納品を終えて帰宅する。
「今日も薬草、高く売れたよ」
「お疲れ様。エールと、森の果実のタルトがあるわよ」
静かな夜の語らい。薪がはぜる音だけが響くリビングで、今日あった些細な出来事を報告し合う。
レベルが上がるよりも、こうして二人の絆が深まっていく実感の方が、ずっと誇らしかった。
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