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「おい、聞いたか?昨日も出たそうだぞ」
「ああ、例の噂のアレですね。この辺りに出るっていう……」
「なんでも見たら呪われて死ぬだとか……」
「まさか~。あんなのただの都市伝説だろ?」
「それがよ、実際に見ちまった奴がいるらしくてな……」
「マジで?」
「ああ。俺は実際ソレを見た事がある。今でも思い出すだけで寒気がするぜ……」
「うへぇ……どんな姿なんだ?」
「それがな……」
ーーーー
『今日未明、×県△市に住む会社員の男性(24)が行方不明になり捜索願が出されています。男性は会社からの帰宅途中に行方がわからなくなり、警察では事件に巻き込まれた可能性もあると見ており捜査を進めています』
ピッ。
朝のニュースを見ながら朝食のトーストを食べ終えると、妻を求めました。
余韻を引いていたせいもありますけど、罪悪感があったから妻の体がより新鮮で私のすべてを塗り替える気がした。
妻は普段よりも激しい行為に感激してくれました。
力任せに腰を打ち付け、ぐちょぐちょと音を立てながら彼女の膣内を掻き回す。
妻も負けじと私の背中に爪を立てて対抗します。
私は妻の耳元で愛しているよと囁き、彼女は嬉しそうに微笑みます。
それからはもう何も考えられなくなり、ただひたすら快楽の波にのまれて溺れていきました。
「ねぇあなた……」
情事の後、裸のまま抱き合って余韻に浸っていると不意に彼女が声をかけてきました。
「どうしたんだい?」
「あのね……私、おじいちゃんとの子どもできたみたいなの!」
その言葉を聞いた瞬間、私の頭が真っ白になるが理性をもち
「嘘だろ?こんなことしてたら流産するだろ!?」
「えぇっ!そんなぁ~せっかく授かった命なのにぃ……!!」
私は咄嵯に土下座して彼女に謝った。
「不甲斐なくて申し訳ない。会長の遺産の為に道具として」
自分の頬を思い切りつねりますが痛みを感じません。
「ほっぺたがすごく赤くなっていますけど……。でも安心しました。」
妻はとても安堵した様子です。優しいキスをしてきました。
唇を離すと今度は頭を撫でられます。
とても心地よくてこのまま眠りについてしまいた。
次の日の朝、いつものように出勤した。後ろから呼び止められた。
振り返れば、そこにはスーツを着た女性が立っていた。
艶のある黒髪に整った顔立ちの美人で、背が高くモデルのような体型をしている。
「おはようございます。先輩」
そう挨拶をした彼女に僕は見覚えがあった。
同じ会社の一年後輩である。
そんな彼女が突如、裸に見えた、何度も目を擦り
「み、見える!これは幻覚だ!」と叫んだ。
しかし、何度見ても裸にしか見えない。
そして彼女は僕の手を取り、自分の胸に押し付けた。
柔らかく大きな胸を鷲掴む形になる。
とても柔らかい。それに温かい。
こんな状況なのに、手が離せない
彼女は、ニヤっと微笑み
「せ・ん・ぱ・い♪」
彼女は楽しげな声でそう言う。
すると、突然目の前の景色が変わった。
真っ暗な空間。そこに彼女はいた。
「私の姿が見えるようになったみたいですね。先輩」
やはり裸で微笑んでいる。
「あぁ……見えてるけど、これって一体どういうこと?夢?それともまた何かのドッキリ?」
混乱する頭の中で、必死で考えるが答えは出ない。
しかし、彼女はあっさりと答えた。
曰く、彼女は妖怪と呼ばれる存在なのだと言う。
人に悪戯をしたり驚かしたりして遊ぶ習性があり、ある出来事をきっかけに、
そしてその人間が、僕だったという訳だ。
つまり、彼女が興味を持ったからこそ、今までその姿が見えなかった僕にも見えるようになってしまったらしい。
そして、僕に対して好意を持っているかららしい。
それを聞いて、素直に嬉しいと感じた。
美人でスタイルが良くて性格も良い女の子なんて、非の打ち所がないじゃないか!
そんな子が妻がいる自分に惚れてくれているなら男としてはチン子が痛い。
だが、冷静になって考えてみれば、彼女は人間ではないのだ。
人外の存在と付き合うのは色々と問題があるだろう。
というか、結婚している身として不倫はまずい。
なので、ここは丁重にお断りしよう。
きっとわかってくれるはずだ。
「ああ、例の噂のアレですね。この辺りに出るっていう……」
「なんでも見たら呪われて死ぬだとか……」
「まさか~。あんなのただの都市伝説だろ?」
「それがよ、実際に見ちまった奴がいるらしくてな……」
「マジで?」
「ああ。俺は実際ソレを見た事がある。今でも思い出すだけで寒気がするぜ……」
「うへぇ……どんな姿なんだ?」
「それがな……」
ーーーー
『今日未明、×県△市に住む会社員の男性(24)が行方不明になり捜索願が出されています。男性は会社からの帰宅途中に行方がわからなくなり、警察では事件に巻き込まれた可能性もあると見ており捜査を進めています』
ピッ。
朝のニュースを見ながら朝食のトーストを食べ終えると、妻を求めました。
余韻を引いていたせいもありますけど、罪悪感があったから妻の体がより新鮮で私のすべてを塗り替える気がした。
妻は普段よりも激しい行為に感激してくれました。
力任せに腰を打ち付け、ぐちょぐちょと音を立てながら彼女の膣内を掻き回す。
妻も負けじと私の背中に爪を立てて対抗します。
私は妻の耳元で愛しているよと囁き、彼女は嬉しそうに微笑みます。
それからはもう何も考えられなくなり、ただひたすら快楽の波にのまれて溺れていきました。
「ねぇあなた……」
情事の後、裸のまま抱き合って余韻に浸っていると不意に彼女が声をかけてきました。
「どうしたんだい?」
「あのね……私、おじいちゃんとの子どもできたみたいなの!」
その言葉を聞いた瞬間、私の頭が真っ白になるが理性をもち
「嘘だろ?こんなことしてたら流産するだろ!?」
「えぇっ!そんなぁ~せっかく授かった命なのにぃ……!!」
私は咄嵯に土下座して彼女に謝った。
「不甲斐なくて申し訳ない。会長の遺産の為に道具として」
自分の頬を思い切りつねりますが痛みを感じません。
「ほっぺたがすごく赤くなっていますけど……。でも安心しました。」
妻はとても安堵した様子です。優しいキスをしてきました。
唇を離すと今度は頭を撫でられます。
とても心地よくてこのまま眠りについてしまいた。
次の日の朝、いつものように出勤した。後ろから呼び止められた。
振り返れば、そこにはスーツを着た女性が立っていた。
艶のある黒髪に整った顔立ちの美人で、背が高くモデルのような体型をしている。
「おはようございます。先輩」
そう挨拶をした彼女に僕は見覚えがあった。
同じ会社の一年後輩である。
そんな彼女が突如、裸に見えた、何度も目を擦り
「み、見える!これは幻覚だ!」と叫んだ。
しかし、何度見ても裸にしか見えない。
そして彼女は僕の手を取り、自分の胸に押し付けた。
柔らかく大きな胸を鷲掴む形になる。
とても柔らかい。それに温かい。
こんな状況なのに、手が離せない
彼女は、ニヤっと微笑み
「せ・ん・ぱ・い♪」
彼女は楽しげな声でそう言う。
すると、突然目の前の景色が変わった。
真っ暗な空間。そこに彼女はいた。
「私の姿が見えるようになったみたいですね。先輩」
やはり裸で微笑んでいる。
「あぁ……見えてるけど、これって一体どういうこと?夢?それともまた何かのドッキリ?」
混乱する頭の中で、必死で考えるが答えは出ない。
しかし、彼女はあっさりと答えた。
曰く、彼女は妖怪と呼ばれる存在なのだと言う。
人に悪戯をしたり驚かしたりして遊ぶ習性があり、ある出来事をきっかけに、
そしてその人間が、僕だったという訳だ。
つまり、彼女が興味を持ったからこそ、今までその姿が見えなかった僕にも見えるようになってしまったらしい。
そして、僕に対して好意を持っているかららしい。
それを聞いて、素直に嬉しいと感じた。
美人でスタイルが良くて性格も良い女の子なんて、非の打ち所がないじゃないか!
そんな子が妻がいる自分に惚れてくれているなら男としてはチン子が痛い。
だが、冷静になって考えてみれば、彼女は人間ではないのだ。
人外の存在と付き合うのは色々と問題があるだろう。
というか、結婚している身として不倫はまずい。
なので、ここは丁重にお断りしよう。
きっとわかってくれるはずだ。
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