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第一章 呪われた男
4. ギフトと適性
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アイリスとの謁見後、生徒達は城に併設されている大聖堂に案内された。まさに写真で見た通りの美しさ。張り巡らされたステンドグラスは煌びやかな七色の光を放ち、天井からは豪奢なシャンデリアがいくつも釣り下がっている。とはいえ、雰囲気は厳かそのもの。これから行われる儀式を前に、生徒達は何とも言えない緊張感に包まれていた。
「ほっほっほ。そう固くなることもあるまいて」
台座の上に立ち、ゆっくりと生徒達を見渡したユリウスが優しく笑いかけてくる。地下に召喚された生徒達を迎えに来た時とはまるで態度が違った。あの時は不愛想な老人という雰囲気であったが、今は自分の孫を見るような好々爺といった感じだ。
「これから行う儀式はお主達の魔法と才能の適性を調べるためのものじゃ。とはいえ、別に難しいことはない。なにせ、この国に産まれたものであれば、五歳の時に皆が受ける儀式じゃからの」
ユリウスの言葉によってこの場の空気がかなり和らいだ。右も左もわからない世界とはいえ、小学校にも入っていない幼児が受けるような儀式であれば、自分達でもこなすことは容易だろう。
「とはいえ、儀式の説明は必要じゃろう。そのためにはお主らと我々の認識に差があるのかを確認せねばならん。カケル殿、そちらの世界にはギフトと属性の適性というものはあるのか?」
事前に大臣から話を聞いたユリウスがこの集団のまとめ役だと思われる翔に話を振る。どちらも言葉自体は知っているものの、問われている真意を読み取ることのできなかった翔は僅かに首を傾げた。
「……すみません。そのもう少し詳しい説明をもらってもいいですか?」
「ギフトというのは神が我らに与えたもうた才能じゃ。例えば'戦士'のギフトを授かっていれば、剣術や身体能力に秀でており、'商人'のギフトを授かっていれば、交渉事や目利きに力を発揮する事ができるといった具合じゃな」
「あー……才能に関してはこちらの世界にもありますが、それは教えてもらうものではなく、生きているうちに自分は何が得意なのか気づいていく感じですね」
「なるほど。概念自体は存在するわけじゃから、ギフトについてそこまで丁寧に説明する必要はないようじゃな」
ふむ、とユリウスは自慢の白髭をゆっくりとなぞる。
「適性というのは自分に合った魔法の適性の事じゃ」
「それに関してはないと断言できます。なぜなら、僕達の世界に魔法は存在しないので」
「なんと!? 魔法がないとな!?」
さも当然とばかりに言った翔の言葉に、ユリウスが大きく目を見開いた。そんなにも驚かれるとは思わなかった翔が若干たじろぐ。
「えーっと……魔法を使うには魔力みたいなものが必要ですか?」
「左様。己が魔力を練り上げ、魔法として放つのじゃ」
「そもそも、僕達の世界には魔力がありません。言葉自体は存在しているのですが、フィクションの世界だけです」
「なんと……!!」
ユリウスが驚きのあまり言葉を失った。恐らくこの世界は魔力が全てなのだろう。それは戦いの中だけではなく、日常においても魔力を利用して生活しているに違いない。
「……という事は魔道具の類もないというのか?」
「ありませんね」
「はぁ……それでよく生活ができるものじゃ」
「魔力や魔法はありませんが、その代わりにこちらの世界では科学が発展していますので。ユリウスさんが思っているほど、生活に困っているという事はありませんよ」
「ほぉ? 科学とな?」
苦笑いをしながら翔が答えると、ユリウスが興味深げな表情を見せる。
「でも、魔力はなくてもなんとなくわかると思います。火の適性があれば火属性の魔法が上手く使えるって認識でいいんですよね?」
「それで問題ない」
「ただ、一つ気がかりなのは、これまで魔法のない世界にいた僕達がこの世界に来たからといって、魔法を使えるようになるのかどうかって事ですね。……みんなも気になるよね?」
そういって翔がクラスメート達の方へと顔を向けた。声には出してなくてもその顔を見れば言いたいことはわかる。こんなファンタジーの世界に来たんだから、是非とも魔法を使ってみたい。だからこそ、それができるかどうかは生徒達にとって最重要の確認事項だった。
その不安を読み取ったのか、生徒達の表情を見たユリウスが朗らかに笑う。
「なーに、問題ないじゃろう。お主達からはしっかりと魔力を感じるぞ? ほっほっほ、流石は異世界の勇者達じゃ。鍛錬をしていないにもかかわらず、こんなにも力強い魔力を放っているとは……まったくもって心強い限りじゃ」
ユリウスの言葉を聞いて生徒達の表情が緩んだ。それを見て満足そうにうなずくと、ユリウスは目の前にある二つの水晶にそっと手を伸ばす。
「慈愛の神、アフロディーテよ。その祝福の光をもって我らに道を示したまえ」
ユリウスの言葉に反応するように、水晶玉が淡い光を放ち始めた。異世界に来てから初めての超常的な現象に生徒達は興奮を隠しきれない。
「……さて、それでは簡単に儀式の説明をしようかの。先ほども言った通り、これからお主達が授かったギフトと適性を調べさせてもらう。やり方は簡単じゃ。儂の触れているこの水晶に手を置くだけでいい。簡単じゃろ? 誰からやってみるか?」
「もちろん俺様からだぜ!」
意気揚々と前に出てきた玄田隆人が何の迷いもなく水晶玉に手を触れた。すると、無色透明だった光が茶色く変化していく。
「ほぉ……お主の適性は『地』じゃ。そして、ギフトは’重戦士’じゃな」
茶色の光を放つ水晶玉とは別の、図形のような文字のようなものが浮かび上がっている水晶玉を見ながらユリウスが言った。
「'重戦士'? それって強いのかよ?」
「もちろんじゃ。近接戦闘が得意な'戦士'よりも更にタフで力強い戦い方ができるようになるギフトじゃ」
「へっ! 俺様向きのやつだな!」
与えられたギフトがお眼鏡にかなったのか、上機嫌な様子で隆人が後ろに下がる。それを皮切りに、生徒達がこぞって水晶玉に群がった。
「これこれ、そう慌てるでない。ちゃんと全員分のギフトと適性を確認するから、一列に並ぶんじゃ」
自分の持つギフトを知りたい生徒達の勢いにユリウスが少し押されながらも、儀式は順調に進んでいった。異世界特典とゆうべきなのだろうか、希少なギフトを授かった者達が数人見受けられた。あらゆる絶望的な状況でも救いの手を差し伸べることのできる北村穂乃果の'聖女'、剣術の最高峰である氷室凪の'剣聖'のギフトの時にはユリウスが目の色を変えていた。ただし、穂乃果に関してはユリウスというより玄田軍団が異常な盛り上がりを見せてはいたが。
その中でも、ユリウスが一際興奮していたのは、四王天翔のギフトを知った時であった。
「こ、これはすごい! '勇者'のギフトじゃ!!」
「へ?」
「何十年……いや、何百年に一人持つかどうかのとてつもなく強力で希少なギフトじゃよ! 儂が知る中で、今この世界にこのギフトを持つ者はおらんじゃろう!」
「は、はぁ……?」
鼻息を荒くして前のめりになるユリウスから逃げるように翔が体を仰け反らせる。確かに、自分達の世界にあるゲームや小説の中でも、勇者というのは他とは違う力を持った存在だ。それは理解しているにしても、こうも熱狂的に来られてしまえば、喜びよりも戸惑いが先行してしまうのもうなずける。
その後も儀式は問題なく進んでいき、ようやく最後の一人になった。
「おい、根暗野郎の番だぞ」
台座の前に立った御子柴颯空の姿を見て、隆人がにやりと笑みを浮かべる。
「あいつのギフトを当てようぜ! そうだな……'ぱしり'とか?」
「ぎゃはは! 玄ちゃん! こんな異世界まで来てそりゃねぇだろ! '陰険'とかじゃねぇの?」
「なにそれピッタリじゃねぇか!」
玄田軍団からの小馬鹿にした笑いを聞きながら、颯空は無表情で水晶に手を伸ばした。その瞬間、ユリウスの顔色が一変する。
「この黒い光は……闇? まさか、人族でありながら闇属性に適性が……?」
それまでの優しい祖父の顔はない。その表情は疑惑と警戒で埋め尽くされていた。
だが、それはもう一方の水晶玉を見て驚愕と恐怖に上塗りされるのであった。
「……'呪いの双剣士'?」
ぽつりと呟かれたユリウスの言葉に、この場が一瞬で静寂に包まれる。
異世界召喚された御子柴颯空が慈愛の神、アフロディーテから授けられたのは、呪われたギフトだった。
「ほっほっほ。そう固くなることもあるまいて」
台座の上に立ち、ゆっくりと生徒達を見渡したユリウスが優しく笑いかけてくる。地下に召喚された生徒達を迎えに来た時とはまるで態度が違った。あの時は不愛想な老人という雰囲気であったが、今は自分の孫を見るような好々爺といった感じだ。
「これから行う儀式はお主達の魔法と才能の適性を調べるためのものじゃ。とはいえ、別に難しいことはない。なにせ、この国に産まれたものであれば、五歳の時に皆が受ける儀式じゃからの」
ユリウスの言葉によってこの場の空気がかなり和らいだ。右も左もわからない世界とはいえ、小学校にも入っていない幼児が受けるような儀式であれば、自分達でもこなすことは容易だろう。
「とはいえ、儀式の説明は必要じゃろう。そのためにはお主らと我々の認識に差があるのかを確認せねばならん。カケル殿、そちらの世界にはギフトと属性の適性というものはあるのか?」
事前に大臣から話を聞いたユリウスがこの集団のまとめ役だと思われる翔に話を振る。どちらも言葉自体は知っているものの、問われている真意を読み取ることのできなかった翔は僅かに首を傾げた。
「……すみません。そのもう少し詳しい説明をもらってもいいですか?」
「ギフトというのは神が我らに与えたもうた才能じゃ。例えば'戦士'のギフトを授かっていれば、剣術や身体能力に秀でており、'商人'のギフトを授かっていれば、交渉事や目利きに力を発揮する事ができるといった具合じゃな」
「あー……才能に関してはこちらの世界にもありますが、それは教えてもらうものではなく、生きているうちに自分は何が得意なのか気づいていく感じですね」
「なるほど。概念自体は存在するわけじゃから、ギフトについてそこまで丁寧に説明する必要はないようじゃな」
ふむ、とユリウスは自慢の白髭をゆっくりとなぞる。
「適性というのは自分に合った魔法の適性の事じゃ」
「それに関してはないと断言できます。なぜなら、僕達の世界に魔法は存在しないので」
「なんと!? 魔法がないとな!?」
さも当然とばかりに言った翔の言葉に、ユリウスが大きく目を見開いた。そんなにも驚かれるとは思わなかった翔が若干たじろぐ。
「えーっと……魔法を使うには魔力みたいなものが必要ですか?」
「左様。己が魔力を練り上げ、魔法として放つのじゃ」
「そもそも、僕達の世界には魔力がありません。言葉自体は存在しているのですが、フィクションの世界だけです」
「なんと……!!」
ユリウスが驚きのあまり言葉を失った。恐らくこの世界は魔力が全てなのだろう。それは戦いの中だけではなく、日常においても魔力を利用して生活しているに違いない。
「……という事は魔道具の類もないというのか?」
「ありませんね」
「はぁ……それでよく生活ができるものじゃ」
「魔力や魔法はありませんが、その代わりにこちらの世界では科学が発展していますので。ユリウスさんが思っているほど、生活に困っているという事はありませんよ」
「ほぉ? 科学とな?」
苦笑いをしながら翔が答えると、ユリウスが興味深げな表情を見せる。
「でも、魔力はなくてもなんとなくわかると思います。火の適性があれば火属性の魔法が上手く使えるって認識でいいんですよね?」
「それで問題ない」
「ただ、一つ気がかりなのは、これまで魔法のない世界にいた僕達がこの世界に来たからといって、魔法を使えるようになるのかどうかって事ですね。……みんなも気になるよね?」
そういって翔がクラスメート達の方へと顔を向けた。声には出してなくてもその顔を見れば言いたいことはわかる。こんなファンタジーの世界に来たんだから、是非とも魔法を使ってみたい。だからこそ、それができるかどうかは生徒達にとって最重要の確認事項だった。
その不安を読み取ったのか、生徒達の表情を見たユリウスが朗らかに笑う。
「なーに、問題ないじゃろう。お主達からはしっかりと魔力を感じるぞ? ほっほっほ、流石は異世界の勇者達じゃ。鍛錬をしていないにもかかわらず、こんなにも力強い魔力を放っているとは……まったくもって心強い限りじゃ」
ユリウスの言葉を聞いて生徒達の表情が緩んだ。それを見て満足そうにうなずくと、ユリウスは目の前にある二つの水晶にそっと手を伸ばす。
「慈愛の神、アフロディーテよ。その祝福の光をもって我らに道を示したまえ」
ユリウスの言葉に反応するように、水晶玉が淡い光を放ち始めた。異世界に来てから初めての超常的な現象に生徒達は興奮を隠しきれない。
「……さて、それでは簡単に儀式の説明をしようかの。先ほども言った通り、これからお主達が授かったギフトと適性を調べさせてもらう。やり方は簡単じゃ。儂の触れているこの水晶に手を置くだけでいい。簡単じゃろ? 誰からやってみるか?」
「もちろん俺様からだぜ!」
意気揚々と前に出てきた玄田隆人が何の迷いもなく水晶玉に手を触れた。すると、無色透明だった光が茶色く変化していく。
「ほぉ……お主の適性は『地』じゃ。そして、ギフトは’重戦士’じゃな」
茶色の光を放つ水晶玉とは別の、図形のような文字のようなものが浮かび上がっている水晶玉を見ながらユリウスが言った。
「'重戦士'? それって強いのかよ?」
「もちろんじゃ。近接戦闘が得意な'戦士'よりも更にタフで力強い戦い方ができるようになるギフトじゃ」
「へっ! 俺様向きのやつだな!」
与えられたギフトがお眼鏡にかなったのか、上機嫌な様子で隆人が後ろに下がる。それを皮切りに、生徒達がこぞって水晶玉に群がった。
「これこれ、そう慌てるでない。ちゃんと全員分のギフトと適性を確認するから、一列に並ぶんじゃ」
自分の持つギフトを知りたい生徒達の勢いにユリウスが少し押されながらも、儀式は順調に進んでいった。異世界特典とゆうべきなのだろうか、希少なギフトを授かった者達が数人見受けられた。あらゆる絶望的な状況でも救いの手を差し伸べることのできる北村穂乃果の'聖女'、剣術の最高峰である氷室凪の'剣聖'のギフトの時にはユリウスが目の色を変えていた。ただし、穂乃果に関してはユリウスというより玄田軍団が異常な盛り上がりを見せてはいたが。
その中でも、ユリウスが一際興奮していたのは、四王天翔のギフトを知った時であった。
「こ、これはすごい! '勇者'のギフトじゃ!!」
「へ?」
「何十年……いや、何百年に一人持つかどうかのとてつもなく強力で希少なギフトじゃよ! 儂が知る中で、今この世界にこのギフトを持つ者はおらんじゃろう!」
「は、はぁ……?」
鼻息を荒くして前のめりになるユリウスから逃げるように翔が体を仰け反らせる。確かに、自分達の世界にあるゲームや小説の中でも、勇者というのは他とは違う力を持った存在だ。それは理解しているにしても、こうも熱狂的に来られてしまえば、喜びよりも戸惑いが先行してしまうのもうなずける。
その後も儀式は問題なく進んでいき、ようやく最後の一人になった。
「おい、根暗野郎の番だぞ」
台座の前に立った御子柴颯空の姿を見て、隆人がにやりと笑みを浮かべる。
「あいつのギフトを当てようぜ! そうだな……'ぱしり'とか?」
「ぎゃはは! 玄ちゃん! こんな異世界まで来てそりゃねぇだろ! '陰険'とかじゃねぇの?」
「なにそれピッタリじゃねぇか!」
玄田軍団からの小馬鹿にした笑いを聞きながら、颯空は無表情で水晶に手を伸ばした。その瞬間、ユリウスの顔色が一変する。
「この黒い光は……闇? まさか、人族でありながら闇属性に適性が……?」
それまでの優しい祖父の顔はない。その表情は疑惑と警戒で埋め尽くされていた。
だが、それはもう一方の水晶玉を見て驚愕と恐怖に上塗りされるのであった。
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