39 / 69
第二章 炎の山
7. 推薦
しおりを挟む
「……まさにサプラーイズだね」
目の前にあるソファに不遜な態度で座っている颯空を見ながらコールが言った。
「君みたいな化け物を冒険者にしないなんて……ギルドも見る目が落ちたんじゃない?」
「おい、さらっと人を化け物扱いしてんじゃねぇよ」
「それで? これからどうするつもり? もう一回チャレンジする?」
颯空の発言を華麗にスルーし、コールが尋ねる。
「あれじゃ、何回やっても俺じゃ受からねぇよ」
「そんなに厳しい試験内容なの?」
「いや、そういうわけじゃねぇけど、俺とは相性がすこぶる悪い」
「へぇ……人間性テストとか?」
「ぶっ殺すぞ。……とにかく冒険者になるのは諦めだ」
'呪い'の事までは話していないため、どうして試験がダメだったかコールに詳しく言うつもりはない。
「冒険者にならずにやっていけるのかい? 宿に泊まるにも食事をするにもお金が必要なんだよ?」
「そうだな……たんまりため込んでそうな金持ちから、適当に巻き上げるしかねぇか」
「僕の部屋を見回しながらそういう物騒な事を言うのはやめてくれないかな?」
冗談はさておき、コールの言ったことは無視できない事柄だ。この世界も颯空が元居た世界と同じように貨幣制度をとっている。つまり、お金がなければ何もできない。とにかく、生きるためにはどうにかしてお金を稼ぐ必要があった。
その手段としてコールが颯空に提案したのが冒険者だ。冒険者ギルドはこの世界に点在しており、それが世界を見て回ろうとしている颯空にとってかなり都合がよかった。お金に困れば旅先の冒険者ギルドでクエストをこなせばいいからだ。
その手段を呆気なく失った以上、颯空の旅路に早くも暗雲が立ち込め始めた。
「いやぁ……それにしても当てが外れちゃったね。君なら絶対に冒険者として名を上げると思ったから、早々に唾をつけたのに」
「打算が過ぎるな」
「利になる事しかしないのは商人の鉄則だよ。設ける事こそ人生だからね。なのに、まさか冒険者ギルドから門前払いを受けるとは。なんとかしてサクを冒険者にする方法を……」
そこまで口にして、コールが自分の口元に手を当て押し黙る。
「あぁ? 急に黙りこくってどうした?」
「……そう言えば、試験を受ける以外に冒険者になる方法があるんだった」
そう言うと、コールは真剣な表情のまま、頭の中で何やら計算し始めた。しばらくして答えが出たのか、コールがぽんっと手槌を打つ。
「うん、そうしよう」
「いや、一人で勝手に結論出してんじゃねぇよ。試験を受ける以外に冒険者になる方法ってなんだよ?」
颯空が眉をひそめる。受付嬢のパルムからはそんなものがあるとは聞いていない。
「それは推薦だよ」
「推薦?」
「第三者がこの人は冒険者に相応しいから冒険者にしてくれ、と頼む事ができるのさ。僕が推薦すればサクも冒険者になれるはず」
「なに?」
まさに寝耳に水だった。未だにピンっときていない颯空に、コールが補足の説明を入れる。
「もちろん、誰もが推薦できるわけじゃないよ? 元々この制度はAランク以上の冒険者が弟子をとりやすくするためのものなんだ。高ランクの冒険者が認めた者なら信頼できるし、事務の負担を減らす事ができる上、強力な冒険者が増えやすいからね」
「でも、お前はAランク冒険者じゃないだろ?」
「そうだよ。僕はしがない商人だからね。Aランク冒険者のような凶悪な魔物に対抗しうる腕力なんて持ち合わせちゃいない。ただ、それに見合う力はあるんだよね」
「なんだよ?」
「お金さ」
コールがどや顔で言い放った。
「要はパトロンだね。冒険者ギルドに資金援助をしてあげれば、得体のしれない男を冒険者にするなんて造作もない事さ」
コールの話は単純明快だった。パルムが自分に説明しなかったのも頷ける。こんなのは裏口入学もいいとこだ。例外にもほどがある。
だが、ギルドで決められたルールを捻じ曲げるのはそんな簡単なことなのだろうか。
「当然、莫大なお金が必要になるよね。今の冒険者ギルドは極力死者を出さない、というのがモットーだからこそ、事前に試験をしてその実力を見ているわけで、その方針を無視して冒険者にしようっていうんだから」
颯空の表情からその考えを察したコールが肩をすくめる。
「でも、僕は払おうと思う。幸い、今は商売が順調で多少の余裕はあるからね」
「……なんでそこまでしてくれるんだよ?」
「命を救ってもらったお礼と、未来への先行投資だよ。君は僕に利を運んでくれる男だって信じてるから」
コールが満面の笑みで答えた。その笑顔があまりにも胡散臭すぎて、颯空は顔をしかめる。
「……もし、お前のご期待に沿えなくても、文句言うんじゃねぇぞ?」
「そこまで尻の穴が小さい男じゃないよ。僕が勝手に期待してるだけなんだからさ。仮に、君の働きが僕の予想を下回ったとしても、賠償を求めたりしないから安心して」
てきぱきと紙に何かを書きながらコールが言った。それが書き終わると丁寧に封書し、颯空に差し出す。
「はい、推薦状ね。今すぐにこれをギルドの受付に出したら君は冒険者になれるよ!」
「…………」
どうにも話が旨すぎる。今日会った自分に対して、高額の投資をする男。物好きなのか裏があるのか……間違いなく後者ではあろうが、それが何なのかは颯空にはわからなかった。
とはいえ、期待外れだったとしても賠償を求めないとコールは言っている。それならば、目立たずその日暮らしの小銭を稼ぐ程度しか冒険者として活動しなくても問題ないだろう。なにより、収入源ができるのが旅をするうえでこの上なく大きかった。
なんとも釈然としない気持ちのまま、颯空はコールから推薦状を受け取った。
*
「あっ、サクさん! 今回は残念でしたね……」
コールの屋敷を後にし、冒険者ギルドに戻ってきた颯空に、パルムが眉尻を下げながら告げてきた。
「これを頼む」
「へ? なんですかこれは?」
唐突に渡された封書に、パルムが首をかしげながら目を通す。読み進めていくうちに、わなわなと体が震え始めた。
「ちょ、ちょっと!! なんですかこれぇ!?」
「推薦状だ。今貰ってきた」
「そ、それはわかります!! ですが、コール・インフルエンサーって今若手の商人で一番勢いのある人じゃないですか!! そんな人から推薦されるなんて……!!」
どうやらコールは自分が思っている以上に大物らしい。確かに、あの男の屋敷は他の貴族のものと遜色ない大きさのものだった。
「すごい! すごいですよ、サクさん!! 今までコールさんはギルドへ依頼をする事はありましたが、専属冒険者を作る事は決してなかったんです!!」
「いや別にすごくは……専属冒険者?」
何とも嫌な響きの言葉を耳にし、颯空の表情が凍り付く。
「貴族の方がお気に入りの冒険者を大金ははたいて自分のお抱えにする事があるんです! そういう冒険者は普通の依頼をこなす事はできますが、その貴族の方が指名した場合は何を置いてもその方からの依頼を受けなくてはなりません! それが専属冒険者なのです!」
心の中にあった違和感が今解消された。未来への先行投資とはそういう事だったのか。どうやら自分は見事にあの男に一杯食わされたらしい。
「いやぁ……新進気鋭のやり手商人から推薦されるなんて、サクさんは一体何者なんですか?」
「…………」
「とりあえず、冒険者推薦には上の人の承認がいるので、さっそくこの推薦状を総ギルド長に見せてきますね!」
苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべる颯空を置いて、パルムは大急ぎでどこかへ走っていった。迂闊だった。この世界を旅しようとしている事は話しているので、自分を縛るような真似はしてこないと思っていたが。仮に、世界の裏側にいたとしてもあの男が依頼してきたら駆けつけないという事なのか。なるほど……許さん。
コールへの怒りを沸々と煮えたぎらせていた颯空のもとに、何とも微妙な表情を浮かべたパルムが戻ってきた。
「あのー……ギルド長が直接会って判断したい、と申しておりますので、一緒に来ていただけますか?」
「……は?」
とりあえず、冒険者になったらあの男の顔面に一発お見舞いしよう、と画策していた颯空に予想外の事態が告げられる。面倒な気配しか感じられない申し出に、颯空はコールへの怒りをさらに募らせるのであった。
目の前にあるソファに不遜な態度で座っている颯空を見ながらコールが言った。
「君みたいな化け物を冒険者にしないなんて……ギルドも見る目が落ちたんじゃない?」
「おい、さらっと人を化け物扱いしてんじゃねぇよ」
「それで? これからどうするつもり? もう一回チャレンジする?」
颯空の発言を華麗にスルーし、コールが尋ねる。
「あれじゃ、何回やっても俺じゃ受からねぇよ」
「そんなに厳しい試験内容なの?」
「いや、そういうわけじゃねぇけど、俺とは相性がすこぶる悪い」
「へぇ……人間性テストとか?」
「ぶっ殺すぞ。……とにかく冒険者になるのは諦めだ」
'呪い'の事までは話していないため、どうして試験がダメだったかコールに詳しく言うつもりはない。
「冒険者にならずにやっていけるのかい? 宿に泊まるにも食事をするにもお金が必要なんだよ?」
「そうだな……たんまりため込んでそうな金持ちから、適当に巻き上げるしかねぇか」
「僕の部屋を見回しながらそういう物騒な事を言うのはやめてくれないかな?」
冗談はさておき、コールの言ったことは無視できない事柄だ。この世界も颯空が元居た世界と同じように貨幣制度をとっている。つまり、お金がなければ何もできない。とにかく、生きるためにはどうにかしてお金を稼ぐ必要があった。
その手段としてコールが颯空に提案したのが冒険者だ。冒険者ギルドはこの世界に点在しており、それが世界を見て回ろうとしている颯空にとってかなり都合がよかった。お金に困れば旅先の冒険者ギルドでクエストをこなせばいいからだ。
その手段を呆気なく失った以上、颯空の旅路に早くも暗雲が立ち込め始めた。
「いやぁ……それにしても当てが外れちゃったね。君なら絶対に冒険者として名を上げると思ったから、早々に唾をつけたのに」
「打算が過ぎるな」
「利になる事しかしないのは商人の鉄則だよ。設ける事こそ人生だからね。なのに、まさか冒険者ギルドから門前払いを受けるとは。なんとかしてサクを冒険者にする方法を……」
そこまで口にして、コールが自分の口元に手を当て押し黙る。
「あぁ? 急に黙りこくってどうした?」
「……そう言えば、試験を受ける以外に冒険者になる方法があるんだった」
そう言うと、コールは真剣な表情のまま、頭の中で何やら計算し始めた。しばらくして答えが出たのか、コールがぽんっと手槌を打つ。
「うん、そうしよう」
「いや、一人で勝手に結論出してんじゃねぇよ。試験を受ける以外に冒険者になる方法ってなんだよ?」
颯空が眉をひそめる。受付嬢のパルムからはそんなものがあるとは聞いていない。
「それは推薦だよ」
「推薦?」
「第三者がこの人は冒険者に相応しいから冒険者にしてくれ、と頼む事ができるのさ。僕が推薦すればサクも冒険者になれるはず」
「なに?」
まさに寝耳に水だった。未だにピンっときていない颯空に、コールが補足の説明を入れる。
「もちろん、誰もが推薦できるわけじゃないよ? 元々この制度はAランク以上の冒険者が弟子をとりやすくするためのものなんだ。高ランクの冒険者が認めた者なら信頼できるし、事務の負担を減らす事ができる上、強力な冒険者が増えやすいからね」
「でも、お前はAランク冒険者じゃないだろ?」
「そうだよ。僕はしがない商人だからね。Aランク冒険者のような凶悪な魔物に対抗しうる腕力なんて持ち合わせちゃいない。ただ、それに見合う力はあるんだよね」
「なんだよ?」
「お金さ」
コールがどや顔で言い放った。
「要はパトロンだね。冒険者ギルドに資金援助をしてあげれば、得体のしれない男を冒険者にするなんて造作もない事さ」
コールの話は単純明快だった。パルムが自分に説明しなかったのも頷ける。こんなのは裏口入学もいいとこだ。例外にもほどがある。
だが、ギルドで決められたルールを捻じ曲げるのはそんな簡単なことなのだろうか。
「当然、莫大なお金が必要になるよね。今の冒険者ギルドは極力死者を出さない、というのがモットーだからこそ、事前に試験をしてその実力を見ているわけで、その方針を無視して冒険者にしようっていうんだから」
颯空の表情からその考えを察したコールが肩をすくめる。
「でも、僕は払おうと思う。幸い、今は商売が順調で多少の余裕はあるからね」
「……なんでそこまでしてくれるんだよ?」
「命を救ってもらったお礼と、未来への先行投資だよ。君は僕に利を運んでくれる男だって信じてるから」
コールが満面の笑みで答えた。その笑顔があまりにも胡散臭すぎて、颯空は顔をしかめる。
「……もし、お前のご期待に沿えなくても、文句言うんじゃねぇぞ?」
「そこまで尻の穴が小さい男じゃないよ。僕が勝手に期待してるだけなんだからさ。仮に、君の働きが僕の予想を下回ったとしても、賠償を求めたりしないから安心して」
てきぱきと紙に何かを書きながらコールが言った。それが書き終わると丁寧に封書し、颯空に差し出す。
「はい、推薦状ね。今すぐにこれをギルドの受付に出したら君は冒険者になれるよ!」
「…………」
どうにも話が旨すぎる。今日会った自分に対して、高額の投資をする男。物好きなのか裏があるのか……間違いなく後者ではあろうが、それが何なのかは颯空にはわからなかった。
とはいえ、期待外れだったとしても賠償を求めないとコールは言っている。それならば、目立たずその日暮らしの小銭を稼ぐ程度しか冒険者として活動しなくても問題ないだろう。なにより、収入源ができるのが旅をするうえでこの上なく大きかった。
なんとも釈然としない気持ちのまま、颯空はコールから推薦状を受け取った。
*
「あっ、サクさん! 今回は残念でしたね……」
コールの屋敷を後にし、冒険者ギルドに戻ってきた颯空に、パルムが眉尻を下げながら告げてきた。
「これを頼む」
「へ? なんですかこれは?」
唐突に渡された封書に、パルムが首をかしげながら目を通す。読み進めていくうちに、わなわなと体が震え始めた。
「ちょ、ちょっと!! なんですかこれぇ!?」
「推薦状だ。今貰ってきた」
「そ、それはわかります!! ですが、コール・インフルエンサーって今若手の商人で一番勢いのある人じゃないですか!! そんな人から推薦されるなんて……!!」
どうやらコールは自分が思っている以上に大物らしい。確かに、あの男の屋敷は他の貴族のものと遜色ない大きさのものだった。
「すごい! すごいですよ、サクさん!! 今までコールさんはギルドへ依頼をする事はありましたが、専属冒険者を作る事は決してなかったんです!!」
「いや別にすごくは……専属冒険者?」
何とも嫌な響きの言葉を耳にし、颯空の表情が凍り付く。
「貴族の方がお気に入りの冒険者を大金ははたいて自分のお抱えにする事があるんです! そういう冒険者は普通の依頼をこなす事はできますが、その貴族の方が指名した場合は何を置いてもその方からの依頼を受けなくてはなりません! それが専属冒険者なのです!」
心の中にあった違和感が今解消された。未来への先行投資とはそういう事だったのか。どうやら自分は見事にあの男に一杯食わされたらしい。
「いやぁ……新進気鋭のやり手商人から推薦されるなんて、サクさんは一体何者なんですか?」
「…………」
「とりあえず、冒険者推薦には上の人の承認がいるので、さっそくこの推薦状を総ギルド長に見せてきますね!」
苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべる颯空を置いて、パルムは大急ぎでどこかへ走っていった。迂闊だった。この世界を旅しようとしている事は話しているので、自分を縛るような真似はしてこないと思っていたが。仮に、世界の裏側にいたとしてもあの男が依頼してきたら駆けつけないという事なのか。なるほど……許さん。
コールへの怒りを沸々と煮えたぎらせていた颯空のもとに、何とも微妙な表情を浮かべたパルムが戻ってきた。
「あのー……ギルド長が直接会って判断したい、と申しておりますので、一緒に来ていただけますか?」
「……は?」
とりあえず、冒険者になったらあの男の顔面に一発お見舞いしよう、と画策していた颯空に予想外の事態が告げられる。面倒な気配しか感じられない申し出に、颯空はコールへの怒りをさらに募らせるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる