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騎士団で楽しいひと時を過ごし
ハンカチ作業の続きを始めるために
部屋へ戻った
途中
「ソフィア様 如何でしたか? 猫」
「面白い猫ちゃんだったわ
連れていきたいくらいよ」
「ソフィア様……」
お互いに時間がないことを
敢えて出さないようにしていたが
ふと 出てしまうと 沈黙が訪れる
「大丈夫よ 行かなくても良くなるかもしれないし」
「ソフィア様の引き渡しの時に
刺し違えても……騎士団の皆で話しております」
「駄目よ!
人が死ぬのは駄目!」
「ソフィア様!
そうなると 隣国へ行ってしまわれる事になります!」
「でも 人が死ぬのは嫌なの………
みんなの気持ちは凄く嬉しいわ」
「でしたら!」
「騎士団の皆さんには ありがとうと…
気持ちだけうけとっておきますね」
「………畏まりました 伝えておきます」
「よろしくね」
部屋についたので
「ルイス様」
「ルイスと…」
「……ルイス 今日はありがとう
凄く楽しかったわ」
「いえ 楽しんでいだけたら 私も嬉しいです」
「じゃあ」
「こちらで控えております
何か御用があればなんなりと」
ソフィアの手を取りキスを
それに馴れないソフィアはまた
赤くなるが 引っ込めることはしない
カチャリ
部屋に入ると カーラが待っていて
「ソフィア様 お帰りなさいませ」
「ただいま!楽しかったわ!
カーラは知ってた?騎士団にお酒を飲む猫ちゃんがいること」
「えぇ この城の七不思議ですもの!
存じておりますよ」
「!七不思議なんてあるの?」
今更ながら 知らないことが多くて
びっくりする
「大丈夫ですよ
まだ知る機会はありますから!
大丈夫」
「ありがとうカーラ」
そっと抱きしめる
「さぁ続きを作ってしまいましょう!
時間も限られているから」
「はい お手伝いいたしますよ!」
二人はまた作業にとりかかり
没頭していたが
「ソフィア様 そろそろご夕食で
ございますね」
「あら もうそんな時間なのね」
「少しお着替えいたしましょうか
今日は皆様ご一緒にお召し上がりになりますから」
「そう!家族皆で食べれるなんて
久しぶりね!」
「はい お待たせしてもいけませんから
少し急ぎましょう」
††††††††††††††††††††††††††
「いよいよ 願いの叶う加護持ちが
手に入る」
「左様でございます」
「軍事力では我が国に適うところなど
どこにもないからな
あっさりと手に入ったな
ババアらしいが」
ショーンが聞いていたら……
「なんでも 加護もちは 王太后ではなく 孫のソフィア様になったらしいです」
「ほう!なら若いのではないか?」
「はい 16とか15とか 聞き及んでおります」
「それは!楽しみだな 側妃にとりたててやらんこともないな ワハハハ」
「そうでございますね フッ」
ハンカチ作業の続きを始めるために
部屋へ戻った
途中
「ソフィア様 如何でしたか? 猫」
「面白い猫ちゃんだったわ
連れていきたいくらいよ」
「ソフィア様……」
お互いに時間がないことを
敢えて出さないようにしていたが
ふと 出てしまうと 沈黙が訪れる
「大丈夫よ 行かなくても良くなるかもしれないし」
「ソフィア様の引き渡しの時に
刺し違えても……騎士団の皆で話しております」
「駄目よ!
人が死ぬのは駄目!」
「ソフィア様!
そうなると 隣国へ行ってしまわれる事になります!」
「でも 人が死ぬのは嫌なの………
みんなの気持ちは凄く嬉しいわ」
「でしたら!」
「騎士団の皆さんには ありがとうと…
気持ちだけうけとっておきますね」
「………畏まりました 伝えておきます」
「よろしくね」
部屋についたので
「ルイス様」
「ルイスと…」
「……ルイス 今日はありがとう
凄く楽しかったわ」
「いえ 楽しんでいだけたら 私も嬉しいです」
「じゃあ」
「こちらで控えております
何か御用があればなんなりと」
ソフィアの手を取りキスを
それに馴れないソフィアはまた
赤くなるが 引っ込めることはしない
カチャリ
部屋に入ると カーラが待っていて
「ソフィア様 お帰りなさいませ」
「ただいま!楽しかったわ!
カーラは知ってた?騎士団にお酒を飲む猫ちゃんがいること」
「えぇ この城の七不思議ですもの!
存じておりますよ」
「!七不思議なんてあるの?」
今更ながら 知らないことが多くて
びっくりする
「大丈夫ですよ
まだ知る機会はありますから!
大丈夫」
「ありがとうカーラ」
そっと抱きしめる
「さぁ続きを作ってしまいましょう!
時間も限られているから」
「はい お手伝いいたしますよ!」
二人はまた作業にとりかかり
没頭していたが
「ソフィア様 そろそろご夕食で
ございますね」
「あら もうそんな時間なのね」
「少しお着替えいたしましょうか
今日は皆様ご一緒にお召し上がりになりますから」
「そう!家族皆で食べれるなんて
久しぶりね!」
「はい お待たせしてもいけませんから
少し急ぎましょう」
††††††††††††††††††††††††††
「いよいよ 願いの叶う加護持ちが
手に入る」
「左様でございます」
「軍事力では我が国に適うところなど
どこにもないからな
あっさりと手に入ったな
ババアらしいが」
ショーンが聞いていたら……
「なんでも 加護もちは 王太后ではなく 孫のソフィア様になったらしいです」
「ほう!なら若いのではないか?」
「はい 16とか15とか 聞き及んでおります」
「それは!楽しみだな 側妃にとりたててやらんこともないな ワハハハ」
「そうでございますね フッ」
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