【完結】放置された令嬢は 辺境伯に過保護に 保護される

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３人で 街におり 
「クロイヌ宅配便は えっと……」
「はぁ？クロイヌなんかよ！」
「えぇ 宅配で 皆様のお役に立てれば と大旦那様がつくりました そうすれば 各地にもありますので 連絡網は作れますし 」
「やっぱ すげえな 会長」

「クロイヌ！ありました 入りましょう」

チロン

「いらっしゃいませ～ お荷物送られますか？お受け取りですか？」

「とうきょうへ送りたい」

「！お待ち下さい」

奥に入っていったら 別の人間が出てきた

「こちらに  お名前を伺っても」

「私はセバスチャン こちらは ご領主の……」

「存じ上げております ジ―ク様とレイモンド様ですね こちらにどうぞ」

その男は 奥に案内してくれた
従業員の部屋を抜け 奥の倉庫の壁に触れると 隠し部屋になっていた
「すげえ！これ 欲しい！」
「ジ―ク様 お屋敷には ございますよね」
「え！あんの？」
「あります！はぁ この人は 教えたじゃないですか」レイモンド

「いや 覚えてない 帰ったらみてみよ つかセバスチャンよく分かったな」

「長年の癖でしょうか…申し訳ありません」
「お前も すげぇよ……」

そんなこんな言ってたら
「皆様 お入りください」
入室を促されて


「はぁ 面白い」
「どうぞ お座りください セバスチャンさんの事は 会長から伺っております 最近の会長の身辺についてでしょうか」

「それもあるが まず今起こっていることを話す  アリス様と私が子爵に 追い出されて 殺されかけた 
 会長と連絡が とれない
マ―サも 会長をお見かけしていない
 子爵がアリス様の生存確認をした後に 会長を殺しに行く
  ジ―ク様がアリス様を保護し 子爵 会長宅を偵察してくれている
緊急事態と思ったので こちらに来た 」
「畏まりました ジ―ク様 この度は アリス様セバスチャンさんを助けていただきありがとうございます 従業員を代表して お礼を申し上げます」
腰を曲げてお辞儀した

「いや たまたま 通りかかっただけで  ただオ―ランド商会の会長となれば ほっとけないのでな  当たり前の事をしただけだ」

「それで ジ―ク様は どのように」
「明日１日は子爵の足止めを 潜入部下が行う  子爵家の周りの部下達を 会長宅の部下と合流出来るように 向かわせている 
ここで 遠距離でも 連絡が出来る物があるらしので 会長宅の部下に連絡がとりたい あと 陛下にも 早馬はだしているが こちらからで 連絡とった方が 早いだろう  子爵の捕縛の許可が欲しいからな」

「畏まりました ジ―ク様も動かれますか？」
「あぁ 先回りして まず会長を救出して 我々より遅れてくる 子爵を 陛下の捕縛許可を貰ったうえで 捕まえる」

「では まず 子爵家と 会長宅の拠点に連絡して ジ―ク様の部隊と連絡させます  連絡はすぐとれますが 部隊の方々も 潜んでおられると思いますので 探すのに少しお時間を頂く事になるかと あと王宮ですね こちらは 陛下より特別な時に使うように 出入りの札を授けられておりますので 早いかと思われますが  とりあえず 仮眠の場所が ございます  セバスチャンさんも行かれるでしょう  荷物も馬も準備いたしますので 皆様で 仮眠をとられてください  全て整いましたら  起こしますので」

「ありがたい お言葉に甘えよう あ 今一つ頼まれてくれるか？」
「はい」
「屋敷にいって 10名ほど 騎士団を連れていくと マリアンナという 侍女に 伝えてくれれば  あぁ そうそう マリアンナに フェンにアリスを守るようにと これも伝えてくれ」
「畏まりました  フェンとは？」
「アリスについてる フェンリルの名前だよ」
「なんと お嬢様はフェンリルを従えておるのですか！」
「従えてるってより 餌付けしたって感じ その2個をマリアンナに頼む」
「畏まりました  そちらの扉の奥に 仮眠室ございますので お使いください」
「ありがとう お言葉に甘えよう」