【完結】続 結婚しないと言われました 婚約破棄でございますね

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26ですわ

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「準備は整ったかしら?」

ヒヒィ~ン

馬が答える

「お前も 準備出来たのね
お返事するなんて お利口さんね」
馬に近づき 手綱を受け取りながら
たてがみを撫でる

ブルッと頭を一振りしたところで

「こちら 準備整いました!」
護衛の騎士が報告に来た

「じゃあ 宰相 後は頼んだよ
報告や何かあったときは 伝令で
お願いする」

「お父様 お願いしますね」

「畏まりました
道中お気をつけて」

「「行ってまいります」」

先頭の騎士たちが動き出し
流石軍馬の一団
動きが早く重々しい

騎士たちに守られながら
ユアンとアイリスの馬も 思い切り駆けている


「やはり お転婆はまだ治らぬな」
城で見守る立場の宰相は
ダレに言うでもなく 呟く


「アイリス 大丈夫かい?」
駆けながらユアンが尋ねると
「大丈夫よ!風が気持ちいいわ」
「アハハハ それなら大丈夫だね
キツくなったら 必ず言ってよ」
「ええ 分かったわ」

そこから ずっと駆けるのだった

馬車の方も軍馬を使い
護衛も軍馬
辺境伯の領地から連れてきた馬たちの
繁殖も成功していて
何れは 国内の軍で全て軍馬にしようと
試みている
周辺の国も注目しているところである




一方の御老公達は

「あと少しで オスカー達のところまで来たわね」

「アランに会えるのももうすぐだ」

「アラン様とは?」
知らないアクアが クリストファーに
質問する

「アランは オスカー兄さん達の子供でね 僕は姉上の結婚式の時にちょっとだけ
相手をしたんだ でも少し大きくなってるかな?」

「儂は アランに剣を教えて
あと 馬にのせてやるんじゃよ」
一行と合流した元帥が自慢げにいうと

「まぁ!お父様そんなの ズルいですわ
そうね 私は……そうよ木馬を買ったのですわ おばぁちゃま だいしゅきって
きっと言ってくれるわ♡」

「私もちゃんと用意しておる
おじいちゃま だいしゅきじゃ!」

三人がワイワイと話し出して
止まらなくなったので

「アクア嬢
少しここを離れませんか?」

「そうですわね まだ止まりそうにありませんものね うふふ」

そっと二人で 部屋を出た


「このホテルの屋上は 星が凄くキレイに見えるようですよ そちらにいきませんか?」

「まぁ そうなんですね 是非」

アクアの手を取り エスコートしながら
階段を登る


楽しそうな二人の姿を 微笑ましく見守っている周囲の人々

その中に 貴族のご令嬢が一人

「あら?あれは クリストファー様では
ないかしら?このホテルにお泊まりなのかしら」
侍女が
「そうでございますね
クリストファー様ですわね
先程 騎士の方々のが かなりいらっしゃったので 公爵家の方々のご旅行とかでしょうか?確認されますか?」

「それよりも ご一緒にいらっしゃる
女性の方は アイリス様?まさかね…」
「流石に王妃様ならば 護衛もつくかと思われますが」

「気になるわ
今まで 女性の話題などない方ですもの
まさかいきなり 婚約とかされてないわよね
私は 誰にも譲るつもりは 無いのだから」

「それでは こっそり調べてまいりますわ」

「そうしてちょうだい 
こっそりとね」

「畏まりました」


令嬢が部屋に入ったあとに
侍女だけ 部屋から出てきた

そして 厨房近くで
若い女にお金を渡し 少し話したら
また 令嬢の部屋へと戻っていった






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