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第0話 転生するみたいです
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「これは!やっぱり織田信長は生きていた!」
ある資料を発見して興奮状態に陥っていた俺は帰り道横からトラックが来ているのに気が付かなかった。
キイイイイイ!ダァン!
「ぐ……はぁ…。」
享年37歳。俺の最後はあまりにもあっけなかった。
「うう…ん?あれ?ここはどこだ?確か俺はトラックに轢かれたはずじゃ。」
『目を覚ましたか?』
…目の前では金髪に翡翠のような目の白い服の人?が紅茶を飲んでいる。
「お前は?」
『ん?俺か?俺はそうだなぁ。まあ地球の管理者かな?』
「管理者?」
『まぁな。それよりもお前に頼みがある。実はこの世界の国々にはそれぞれ管理者が存在するんだが、その管理者同士でその国で1番優秀な人物を1人ずつ約700年ほど前に飛ばすことになったんだ。まあ賭け事だな。どの国が1番強くなるかっていう。』
「そうなのか?っていうかだったら新しい国とか生まれたりしたらどうなるんだ?」
『国が生まれると管理者が生まれる。とは言え特に何か役割があるわけじゃないんだがな。行く末を見守る存在。たまに天啓を人に与えたりするぐらいか?国の大きさとか強さとは全く関係ない。だがこのままでは地球外生物が地球に来て世界が支配されてしまう。それを知った俺が優秀な人物を競わせて地球の力を強めるために企画したんだ。』
「え?ってことはお前のせい?」
『おう。まあそうなるな。』
「はぁ?それで俺にどうしろと?」
『俺からのみんなへのスペシャルゲスト。お前を誰にも認知させないようにしながら育てたんだぞ。』
「まさか俺がほとんど知られていなかったのって…。」
『ああ。申し訳ないことをしたとは思っているが俺は地球を守ることが重要だと思っているんでな。』
俺は昔から勉強が好きで、というかそれ以外好きなこともなかったので勉強をしまくっていた。お陰で東大を主席で卒業することができたが勉強に全てをかけてきた俺は彼女、なんなら友達も0だった。卒業してからは戦史が特に好きだったのでそのまま大学で研究に明け暮れていた。いつのまにか戦法、歴史なんかも好きになってそこらへんを研究していた。今日は様々な観点から見て織田信長は生きていたという答えが出せてとても満足していたのに。
「……まあ、わかる。俺も同じ立場なら絶対にそうしてた。でも話の流れ的にそれをこれから活かせるんだろう?」
『そうだな。日本では別に特別な人間がいる。とはいえ俺がいるから安心しろ。これからお前には記憶を引き継いで転生してもらう。本来はあり得ない足利義満と正室との子だ。なんとか他の転生者を探し出し時には協力し、時には戦ってくれ。』
「何か望みはあるのか?」
『うーん。できれば世界を統一して欲しい。とりあえずお前は世界で1番を目指せばいい。それだけだ。』
「寿命とかは?」
『お前次第だ。この世界への貢献度が高ければ120ちょっと。最高年齢までは生きられるんじゃないか?俺は知らん。』
「そんなもんか。」
『それじゃあそろそろ転生してもらうぞ。』
「ああ。」
体が光の粒子となって消えていく。
『2度目のお前の人生に幸多からんことを。せっかくの人生だ。楽しんでこいよ。俺はいつも見守っているからな。』
目の前が真っ白になった。
…うーん?ここは?
「公方様!御台様!生まれましたよ!」
「さようか!よく頑張ったな業子!して。なぜなかぬ?」
「死産ではありませぬ。まるで息の仕方を生まれる前から知っているようでございます。」
「そんなことがあるのか?」
「いえ。今まで多くの出産に携わってまいりましたがこのような例は初めてでございます。」
「まあ良い。それは別に悪いことではないのだろう?」
「特に決められておりませんが強いていうならこのお方はもしやとんでもない才をお持ちなのかも知れませぬ。」
「そうか!それは良い!次の将軍も安泰だな!」
「ええ。ところで幼名はなんと。」
「そうじゃったそうじゃった。お主の幼名は天峯丸じゃ。」
…会話の内容を聞く限り無事に転生できたみたいだな。俺の幼名は天峰丸か。まあ、赤ん坊のうちは何もできないからな。とにかく作戦を立てなければ。これから先、おそらく史実通りには進まないはず。
はぁ~。こりゃ楽しい人生になりそうだな。
ー1380年5月27日天峯丸誕生ー
ある資料を発見して興奮状態に陥っていた俺は帰り道横からトラックが来ているのに気が付かなかった。
キイイイイイ!ダァン!
「ぐ……はぁ…。」
享年37歳。俺の最後はあまりにもあっけなかった。
「うう…ん?あれ?ここはどこだ?確か俺はトラックに轢かれたはずじゃ。」
『目を覚ましたか?』
…目の前では金髪に翡翠のような目の白い服の人?が紅茶を飲んでいる。
「お前は?」
『ん?俺か?俺はそうだなぁ。まあ地球の管理者かな?』
「管理者?」
『まぁな。それよりもお前に頼みがある。実はこの世界の国々にはそれぞれ管理者が存在するんだが、その管理者同士でその国で1番優秀な人物を1人ずつ約700年ほど前に飛ばすことになったんだ。まあ賭け事だな。どの国が1番強くなるかっていう。』
「そうなのか?っていうかだったら新しい国とか生まれたりしたらどうなるんだ?」
『国が生まれると管理者が生まれる。とは言え特に何か役割があるわけじゃないんだがな。行く末を見守る存在。たまに天啓を人に与えたりするぐらいか?国の大きさとか強さとは全く関係ない。だがこのままでは地球外生物が地球に来て世界が支配されてしまう。それを知った俺が優秀な人物を競わせて地球の力を強めるために企画したんだ。』
「え?ってことはお前のせい?」
『おう。まあそうなるな。』
「はぁ?それで俺にどうしろと?」
『俺からのみんなへのスペシャルゲスト。お前を誰にも認知させないようにしながら育てたんだぞ。』
「まさか俺がほとんど知られていなかったのって…。」
『ああ。申し訳ないことをしたとは思っているが俺は地球を守ることが重要だと思っているんでな。』
俺は昔から勉強が好きで、というかそれ以外好きなこともなかったので勉強をしまくっていた。お陰で東大を主席で卒業することができたが勉強に全てをかけてきた俺は彼女、なんなら友達も0だった。卒業してからは戦史が特に好きだったのでそのまま大学で研究に明け暮れていた。いつのまにか戦法、歴史なんかも好きになってそこらへんを研究していた。今日は様々な観点から見て織田信長は生きていたという答えが出せてとても満足していたのに。
「……まあ、わかる。俺も同じ立場なら絶対にそうしてた。でも話の流れ的にそれをこれから活かせるんだろう?」
『そうだな。日本では別に特別な人間がいる。とはいえ俺がいるから安心しろ。これからお前には記憶を引き継いで転生してもらう。本来はあり得ない足利義満と正室との子だ。なんとか他の転生者を探し出し時には協力し、時には戦ってくれ。』
「何か望みはあるのか?」
『うーん。できれば世界を統一して欲しい。とりあえずお前は世界で1番を目指せばいい。それだけだ。』
「寿命とかは?」
『お前次第だ。この世界への貢献度が高ければ120ちょっと。最高年齢までは生きられるんじゃないか?俺は知らん。』
「そんなもんか。」
『それじゃあそろそろ転生してもらうぞ。』
「ああ。」
体が光の粒子となって消えていく。
『2度目のお前の人生に幸多からんことを。せっかくの人生だ。楽しんでこいよ。俺はいつも見守っているからな。』
目の前が真っ白になった。
…うーん?ここは?
「公方様!御台様!生まれましたよ!」
「さようか!よく頑張ったな業子!して。なぜなかぬ?」
「死産ではありませぬ。まるで息の仕方を生まれる前から知っているようでございます。」
「そんなことがあるのか?」
「いえ。今まで多くの出産に携わってまいりましたがこのような例は初めてでございます。」
「まあ良い。それは別に悪いことではないのだろう?」
「特に決められておりませんが強いていうならこのお方はもしやとんでもない才をお持ちなのかも知れませぬ。」
「そうか!それは良い!次の将軍も安泰だな!」
「ええ。ところで幼名はなんと。」
「そうじゃったそうじゃった。お主の幼名は天峯丸じゃ。」
…会話の内容を聞く限り無事に転生できたみたいだな。俺の幼名は天峰丸か。まあ、赤ん坊のうちは何もできないからな。とにかく作戦を立てなければ。これから先、おそらく史実通りには進まないはず。
はぁ~。こりゃ楽しい人生になりそうだな。
ー1380年5月27日天峯丸誕生ー
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