17 / 30
1-2 生活とロリっ子JCプロデューサー
17. でももう行かなくちゃ
しおりを挟む
即席の路上ライブは30分近くに及んだ。
昨日の持ち時間とほとんど同じ。貧乏アーティストたるもの楽曲を安売りしている場合ではなかろうに、どういうわけか右手のストロークが止まらないものだから、困った困った。
「……どう?」
「すっ、素晴らしいです……っ! これまでの楽曲よりも、聴きやすさが段違いなのですっ! 暑苦しさはそのままに押し付けがましい感じが無くなって、サッパリした印象というか……もしかしたら今まで一番好きかも……っ」
最後に披露した新曲の感想を拍手混じりに語るすばるん。
押し付けがましいって、お前ですらそう思ってるのかよ。って、前も似たようなこと言われたな。まぁ良いや。
新曲の出来具合は上々のようだ。実はこれ、スタバを作る過程で「今までと同じじゃ意味が無い」と一回ボツにしたんだよな。
売れ線を意識しつつ作ったおかげで、逆にスッキリとした聴きやすい曲に纏まっていたのだろうか。だとしたらスタバも何の役にも立たなかったってわけでもなさそうだな。ゴミ曲に変わりは無いが。
「タイトルはなんて言うんですか?」
「いや、まだ決まってない。というか、歌詞もこれで決まりじゃないんだ。ちょっと語呂が悪いっていうか」
「あぁ、それは確かに思ったかもですっ……でっ、では私も考えてみます! そうですねっ……」
頭をグルグル回してタイトルと歌詞のアイデアを捻り出そうとするすばるん。絶妙に年寄り臭い仕草だな。梅雨時に首が痛み出すオッサンかよ。
「なんとなく、なんとなくですが……この曲は夜のステージが似合いそうです。それも室内ではなく、この場所のような……広々とした空間が似合う、そんなイメージですっ。あっ、じゃあ「プラネタリウム」というタイトルはどうでしょう!」
「うーん……ピンと来ねえな」
「でっ、では「天体観測」というのは……」
「第一人者が偉大過ぎるからちょっと」
「なら「キャンプファイヤー」だったら!」
「野外イベントに飢え過ぎじゃね?」
ネーミングセンスが無いことだけは良く分かった。二度と頼まんとこう。機会があったら連れて行こう、プラネタリウム。たぶん無いけど。ゴールデンウイーク終わったら帰るしこの子。
まぁ今考えても仕方ないか。ていうかマジで良い天気過ぎる。流石は五月の頭、昼寝には持って来いのお日さま加減だ……眠くなって来る。
「ちょっと横になるわ……その辺で適当に遊んでて良いよ。あっちにログハウスとかあるし。小学生までしか遊べんけど、すばるんなら行けるっしょ」
「せっかく乗り気だったのに、その理由付けで激しくやる気を失いました……」
ならお相手します、とすばるんも芝生へ寝転ぶ。右隣でモゾモゾ動く全身真っ黒の物体。近所のイ○ヤにこういう抱き枕売ってたな。どうでもいいか。
女の子と二人で公園デートと考えれば悪くもない空間だが、ひらすらに年齢と関係性だけがネックだなぁ。なんなんだよこの絵面ホントに。
「…………あの、ユーマさん」
「んー。どした」
「ユーマさんは、どうして音楽を始められたんですか? そのっ……あまりそういうことをツブヤイターでもお話されないじゃないですか。インタビュー記事はいくら探してもありませんし、ずっと聞いてみたかったんです」
「最後のが余計だと何故気付かない?」
始めた理由、か。
確かに喋ったこと無いな。誰にも。
人に語るような内容じゃないんだよ。
こんな、誰でも言えちゃうようなことさ。
「…………まぁ、昔話になっちゃうけど」
「はい、聞きますっ」
「……すっげえさ。中途半端なガキだったんだよ。勉強もスポーツも真ん中くらいで、特別陰キャでもねえけど、めちゃくちゃ面白い人間でもねえ。日本全国どこにでもいる本当に普通の学生。特別な才能とか、なんも無かったんだよ」
無味無臭。毒にも薬にも、肉にも魚にもならないような存在。それが俺、篠崎佑磨だった。飛び抜けた個性が無ければ、致命的な欠点も無い。量産型。
普通に生きて、普通に成功して、普通に失敗して。でもそれは、誰だって経験することで。俺は俺にとっても、誰かにとっても特別な人間では無くて。
何か一つ。他の誰かとは違う。
篠崎佑磨だけの。俺にしか表現できない。
絶対的な、強烈な個性が欲しかった。
「……そういう自分が嫌になっちまってさ。高校も途中から行かなくなった。全員が経験する当たり前の過程をスッ飛ばしちまえば、なんか変わるかと思って。んでもって、学も常識もねえ凡人以下のニートが誕生したわけよ」
「……ギターを始めたのはその頃ですか?」
「親父の昔の趣味でさ、実家にギターがあったんだよ。暇潰しにずーっと弾いてたわけ。だから別に、メチャクチャ音楽が、ロックが好きで始めたわけじゃねえんだ」
ブルースロックに傾倒したのも偶々だ。
他のジャンルに興味が無かったわけでもないが。
「単純な話よ。自分を表現出来る、自分が考えている、思っていることをストレートに出せる音楽が、偶々ブルースで、ロックンロールだった。そんだけ」
「……でも、好きなんですよね」
「うん。大好き。愛してる。コイツらの力を借りると、俺が俺じゃなくなるみたいで、すっげえ気持ち良いんだ。初めてオリジナル作ったときなんかもう、震えたね。これこそが俺の求めていた唯一の武器で、個性なんだって……」
要するには俺は、誰かから認めて欲しかったんだと思う。人とは違う感性を持っていて、有象無象の連中とは一線を画した、なにかになりたかった。
ブルースの魔力に憑り付かれているその瞬間だけ、俺は俺じゃなくなり、俺になる。篠崎佑磨は、世界でたった一人のシノザキユーマになれるんだ。
「誰にでも出来る、みんなが好きになることをやったって意味がねえんだよ。なのにさ、普遍的なモノを嫌っておいて、気付いたら自分がそういうのになり掛けてて……俺の目指してる姿ってなんなんだろうって」
「…………なら、安心ですねっ」
「えっ?」
ホッとしたと顔に書き記したが如く、すばるんは頬をだらしなく落としニッコリと微笑む。
「確かにスタバを聴いたとき、本当にガッカリしました。失望しました。ユーマさんの根底にあるものが揺らいでしまったのかと、とっても不安でした。もうあの頃のユーマさんが返って来ないんじゃないかって、それだけが心配で……」
「……そっか。ごめんな」
「いえ。それが寄り道だと、ユーマさんが大切にしているものは変わっていないと分かっただけで、十分です。プロデューサーになった甲斐がありました」
そうだ。俺の根底は、信じ抜いて来たモノは今もブレていない。あの頃からずっと抱いている漠然とした不安を、希望を、絶望を。俺は今日も信じ、縋り続けている。
寄り道、か。
本当にそうなら、良いんだけどな。
「だったらもう少しまともな仕事しろよ」
「してるじゃないですか。SNS戦略というこれまでに無いアプローチでユーマさんに貢献しています」
「……まっ、そういうことにしとくわ」
「なっ、なんですかその不満げな顔はっ!」
腕を掴んで激しく暴れ回る。まったく、大人びているのか子どもっぽいのか、どっちかハッキリして欲しい。
ホント、ソックリだよな。持ち合わせの情動だけで辛うじて生きているのに、変なところで背伸びして、大人ぶってさ。
でも、だからこそなのかもしれない。背丈は似ても似つかないけれど、実は同じペース、歩幅で生きている俺たち。この関係性も、もしかしたら必然だったのかも。
なんて、言ってやらないけどな。
お前とは違うよ。たぶん。たぶんな。
インタビュアーすばるんからの質疑応答に答え続け、お昼を過ぎたところでお腹も空いたと一旦家へ帰ることに。
連日コーンフレークは飽き飽きだろうとコンビニで適当におにぎりを幾つか買って行く。本当はもっと量の多いお弁当とか、なんだったら外食が良かったけど。
家に着いたら早速すばるんはローラー作戦へ。俺は新曲のテコ入れをすることになった。100円の小さなおにぎり片手にデスクトップへ向かう彼女を眺めていると、貧乏は貧乏なりに楽しく過ごせるものだと、思ったり、思わなかったり。
「さてさて、今日は私のパソコンも導入してハードワークなのですっ……って、あれ? ユーマさん、パソコンが反応しませんよ」
「えっ。ケーブルなら繋ぎっぱなしだけど」
「ユーマさん! 部屋の明かりも点かないです!」
「なんだとォッ!?」
家中のスイッチを何度もパチパチ入り切りするが、ちっとも反応を示さない。まさか……電気止められた!?
「んだよっ、朝は使えたじゃねえか!」
「ユーマさん、これです、これっ! 三か月前の分がほったらかしになってます!」
「えっ、マジで!? うわっ、ホントだ払ってねえ……最悪……ッ!」
「ユーマさんっ、コンビニへダッシュ、ダッシュです! 急ぐのですっ!」
「分かっとるわ!!」
未納分の支払い書を受け取り家を飛び出す。
これ払ったら給料日までマジでカツカツだ……。
(……足りねえなあ、なんも)
心許ない財布の中身か、今日日へ至る自身への不満なのか。あるいはその両方かも分からないが、そう考えた時点で時点である種の敗北ように思えた。
漠然とした不安を消し去るには、安いおにぎり一つやすぐに復旧するであろう電気じゃ到底足りなかった。
情熱は。信念は。ちんけなプライドは。
なにかを満たしてくれるのだろうか。
その先に、どんな景色が待っているのだろう。
取りあえず目の前にコンビニはあるけど。
昨日の持ち時間とほとんど同じ。貧乏アーティストたるもの楽曲を安売りしている場合ではなかろうに、どういうわけか右手のストロークが止まらないものだから、困った困った。
「……どう?」
「すっ、素晴らしいです……っ! これまでの楽曲よりも、聴きやすさが段違いなのですっ! 暑苦しさはそのままに押し付けがましい感じが無くなって、サッパリした印象というか……もしかしたら今まで一番好きかも……っ」
最後に披露した新曲の感想を拍手混じりに語るすばるん。
押し付けがましいって、お前ですらそう思ってるのかよ。って、前も似たようなこと言われたな。まぁ良いや。
新曲の出来具合は上々のようだ。実はこれ、スタバを作る過程で「今までと同じじゃ意味が無い」と一回ボツにしたんだよな。
売れ線を意識しつつ作ったおかげで、逆にスッキリとした聴きやすい曲に纏まっていたのだろうか。だとしたらスタバも何の役にも立たなかったってわけでもなさそうだな。ゴミ曲に変わりは無いが。
「タイトルはなんて言うんですか?」
「いや、まだ決まってない。というか、歌詞もこれで決まりじゃないんだ。ちょっと語呂が悪いっていうか」
「あぁ、それは確かに思ったかもですっ……でっ、では私も考えてみます! そうですねっ……」
頭をグルグル回してタイトルと歌詞のアイデアを捻り出そうとするすばるん。絶妙に年寄り臭い仕草だな。梅雨時に首が痛み出すオッサンかよ。
「なんとなく、なんとなくですが……この曲は夜のステージが似合いそうです。それも室内ではなく、この場所のような……広々とした空間が似合う、そんなイメージですっ。あっ、じゃあ「プラネタリウム」というタイトルはどうでしょう!」
「うーん……ピンと来ねえな」
「でっ、では「天体観測」というのは……」
「第一人者が偉大過ぎるからちょっと」
「なら「キャンプファイヤー」だったら!」
「野外イベントに飢え過ぎじゃね?」
ネーミングセンスが無いことだけは良く分かった。二度と頼まんとこう。機会があったら連れて行こう、プラネタリウム。たぶん無いけど。ゴールデンウイーク終わったら帰るしこの子。
まぁ今考えても仕方ないか。ていうかマジで良い天気過ぎる。流石は五月の頭、昼寝には持って来いのお日さま加減だ……眠くなって来る。
「ちょっと横になるわ……その辺で適当に遊んでて良いよ。あっちにログハウスとかあるし。小学生までしか遊べんけど、すばるんなら行けるっしょ」
「せっかく乗り気だったのに、その理由付けで激しくやる気を失いました……」
ならお相手します、とすばるんも芝生へ寝転ぶ。右隣でモゾモゾ動く全身真っ黒の物体。近所のイ○ヤにこういう抱き枕売ってたな。どうでもいいか。
女の子と二人で公園デートと考えれば悪くもない空間だが、ひらすらに年齢と関係性だけがネックだなぁ。なんなんだよこの絵面ホントに。
「…………あの、ユーマさん」
「んー。どした」
「ユーマさんは、どうして音楽を始められたんですか? そのっ……あまりそういうことをツブヤイターでもお話されないじゃないですか。インタビュー記事はいくら探してもありませんし、ずっと聞いてみたかったんです」
「最後のが余計だと何故気付かない?」
始めた理由、か。
確かに喋ったこと無いな。誰にも。
人に語るような内容じゃないんだよ。
こんな、誰でも言えちゃうようなことさ。
「…………まぁ、昔話になっちゃうけど」
「はい、聞きますっ」
「……すっげえさ。中途半端なガキだったんだよ。勉強もスポーツも真ん中くらいで、特別陰キャでもねえけど、めちゃくちゃ面白い人間でもねえ。日本全国どこにでもいる本当に普通の学生。特別な才能とか、なんも無かったんだよ」
無味無臭。毒にも薬にも、肉にも魚にもならないような存在。それが俺、篠崎佑磨だった。飛び抜けた個性が無ければ、致命的な欠点も無い。量産型。
普通に生きて、普通に成功して、普通に失敗して。でもそれは、誰だって経験することで。俺は俺にとっても、誰かにとっても特別な人間では無くて。
何か一つ。他の誰かとは違う。
篠崎佑磨だけの。俺にしか表現できない。
絶対的な、強烈な個性が欲しかった。
「……そういう自分が嫌になっちまってさ。高校も途中から行かなくなった。全員が経験する当たり前の過程をスッ飛ばしちまえば、なんか変わるかと思って。んでもって、学も常識もねえ凡人以下のニートが誕生したわけよ」
「……ギターを始めたのはその頃ですか?」
「親父の昔の趣味でさ、実家にギターがあったんだよ。暇潰しにずーっと弾いてたわけ。だから別に、メチャクチャ音楽が、ロックが好きで始めたわけじゃねえんだ」
ブルースロックに傾倒したのも偶々だ。
他のジャンルに興味が無かったわけでもないが。
「単純な話よ。自分を表現出来る、自分が考えている、思っていることをストレートに出せる音楽が、偶々ブルースで、ロックンロールだった。そんだけ」
「……でも、好きなんですよね」
「うん。大好き。愛してる。コイツらの力を借りると、俺が俺じゃなくなるみたいで、すっげえ気持ち良いんだ。初めてオリジナル作ったときなんかもう、震えたね。これこそが俺の求めていた唯一の武器で、個性なんだって……」
要するには俺は、誰かから認めて欲しかったんだと思う。人とは違う感性を持っていて、有象無象の連中とは一線を画した、なにかになりたかった。
ブルースの魔力に憑り付かれているその瞬間だけ、俺は俺じゃなくなり、俺になる。篠崎佑磨は、世界でたった一人のシノザキユーマになれるんだ。
「誰にでも出来る、みんなが好きになることをやったって意味がねえんだよ。なのにさ、普遍的なモノを嫌っておいて、気付いたら自分がそういうのになり掛けてて……俺の目指してる姿ってなんなんだろうって」
「…………なら、安心ですねっ」
「えっ?」
ホッとしたと顔に書き記したが如く、すばるんは頬をだらしなく落としニッコリと微笑む。
「確かにスタバを聴いたとき、本当にガッカリしました。失望しました。ユーマさんの根底にあるものが揺らいでしまったのかと、とっても不安でした。もうあの頃のユーマさんが返って来ないんじゃないかって、それだけが心配で……」
「……そっか。ごめんな」
「いえ。それが寄り道だと、ユーマさんが大切にしているものは変わっていないと分かっただけで、十分です。プロデューサーになった甲斐がありました」
そうだ。俺の根底は、信じ抜いて来たモノは今もブレていない。あの頃からずっと抱いている漠然とした不安を、希望を、絶望を。俺は今日も信じ、縋り続けている。
寄り道、か。
本当にそうなら、良いんだけどな。
「だったらもう少しまともな仕事しろよ」
「してるじゃないですか。SNS戦略というこれまでに無いアプローチでユーマさんに貢献しています」
「……まっ、そういうことにしとくわ」
「なっ、なんですかその不満げな顔はっ!」
腕を掴んで激しく暴れ回る。まったく、大人びているのか子どもっぽいのか、どっちかハッキリして欲しい。
ホント、ソックリだよな。持ち合わせの情動だけで辛うじて生きているのに、変なところで背伸びして、大人ぶってさ。
でも、だからこそなのかもしれない。背丈は似ても似つかないけれど、実は同じペース、歩幅で生きている俺たち。この関係性も、もしかしたら必然だったのかも。
なんて、言ってやらないけどな。
お前とは違うよ。たぶん。たぶんな。
インタビュアーすばるんからの質疑応答に答え続け、お昼を過ぎたところでお腹も空いたと一旦家へ帰ることに。
連日コーンフレークは飽き飽きだろうとコンビニで適当におにぎりを幾つか買って行く。本当はもっと量の多いお弁当とか、なんだったら外食が良かったけど。
家に着いたら早速すばるんはローラー作戦へ。俺は新曲のテコ入れをすることになった。100円の小さなおにぎり片手にデスクトップへ向かう彼女を眺めていると、貧乏は貧乏なりに楽しく過ごせるものだと、思ったり、思わなかったり。
「さてさて、今日は私のパソコンも導入してハードワークなのですっ……って、あれ? ユーマさん、パソコンが反応しませんよ」
「えっ。ケーブルなら繋ぎっぱなしだけど」
「ユーマさん! 部屋の明かりも点かないです!」
「なんだとォッ!?」
家中のスイッチを何度もパチパチ入り切りするが、ちっとも反応を示さない。まさか……電気止められた!?
「んだよっ、朝は使えたじゃねえか!」
「ユーマさん、これです、これっ! 三か月前の分がほったらかしになってます!」
「えっ、マジで!? うわっ、ホントだ払ってねえ……最悪……ッ!」
「ユーマさんっ、コンビニへダッシュ、ダッシュです! 急ぐのですっ!」
「分かっとるわ!!」
未納分の支払い書を受け取り家を飛び出す。
これ払ったら給料日までマジでカツカツだ……。
(……足りねえなあ、なんも)
心許ない財布の中身か、今日日へ至る自身への不満なのか。あるいはその両方かも分からないが、そう考えた時点で時点である種の敗北ように思えた。
漠然とした不安を消し去るには、安いおにぎり一つやすぐに復旧するであろう電気じゃ到底足りなかった。
情熱は。信念は。ちんけなプライドは。
なにかを満たしてくれるのだろうか。
その先に、どんな景色が待っているのだろう。
取りあえず目の前にコンビニはあるけど。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!
みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!
杉藤千夏はツンデレ少女である。
そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。
千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。
徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い!
※他サイトにも投稿しています。
※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
『専属メイド全員が重すぎる愛で迫ってくる!~大学生の僕、11人?の美女に24時間甘やかされ尽くす生活~』
まさき
青春
僕は、ちょっと普通じゃない日常を送ることになった――それは、専属メイドが全員僕のことを溺愛してくれる暮らしだ。
朝は髪を整えてくれるリナ、朝食で笑顔を見せてくれるミユ、どの瞬間も全力で僕を甘やかす。掃除、料理、悩み相談まで、僕のためだけに動くメイドたち。
「ご主人様の笑顔が見たいんです」
その一言で、僕の毎日はちょっとドキドキ、ちょっと幸せ。
全員が僕を独占したいと競い合う日常の中、僕はどうやってこの溺愛地獄(?)を生き抜けばいいのか――!?
甘々、至れり尽くせりの日常ラブコメ、開幕。
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる