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第一楽章 憑依
第二十五話 再ゴブリン戦
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俺達は順調に進んで行き、地下29階までたどり着いた。
ここまで来るのに15個程の魔石を手に入れた。
その中にある魔力を取り込んだ。
具体的に言うと、魔石の端を切って中の魔力を吸い出す(海老味噌を吸うような感じだな)。
全てのスキルを手に入れることは出来なかったが、半分ほどは手に入れた。
手に入らなかった魔石の共通点は味がまずかったことだ。
多分、これらは俺の魔力に合わなかったのだろう。
まぁ魔石に味があったことには驚いた。
ここで俺が手に入れたスキルについていくつか説明しよう。
【強脚】。
これはかなり有能だ。
これ自体は脚を強化するだけなのだが、派生の【縮地】が便利だ。
簡単に言うと足の裏から魔力を放出しその力で素早く動く、というものだ。
これは消費魔力が少なく、とても使い勝手が良い。
それに色々試しているうちに気がついたのだが、何個かのスキルは喋らなくても、念じるだけで発動できた。
つまり、【憑依】中に使えるということだ。
【硬化】。
これはそのままで身体を硬くする。
ある程度の熱にも耐えることが出来るらしい。
これも念じるだけで使える。
▶▶▶▶▶
俺は恒例の扉に手をかけていた。
「ここから魔石の質が変わる。今までの魔物とは比べ物にならないぞ」
「ああ、分かってる」
扉を引っ張るとそこには…………3体のゴブリンがいた。
体長は80センチメートルほどで、赤、黄、青と色が分かれている。
俺は刀を引き抜いて切りかかると……黄ゴブリンが盾で受け止めている。
左右から2つの視線があった。
俺は急いで【縮地】で後ろに飛ぶと左から青ゴブリンが短剣で、右から赤ゴブリンが槍で突いてきていた。
いやまて、あれは槍じゃない、ハルバードだ。
ハルバードは槍、斧、ピック(引っかけたりする部分)で出来ている。
これはかなり重く、とても扱いづらい。
これを簡単に操っている赤ゴブリンは強い。
それにこの3体のコンビネーションが良い。
正直、俺は舐めていた。
いくら魔石の質が変わってもゴブリンぐらいすぐに倒せるだろうと。
ここからは全力でいく。
「【憑依】」
すうっと意識が引いていき裏方になる。
一番厄介な赤ゴブリンを狙う。
が、やはり黄ゴブリンが盾でガードする。
その隙に上から青ゴブリンが切りかかってくる。
ギリギリ躱せたが、速度が速すぎる。
休む間も無く赤ゴブリンが斧の部分で襲ってくる。
剣で逸らすが、勢いが強くそのまま飛ばされてしまった。
全速力で奴らの攻撃を躱しながら考える。
赤ゴブリンは力特化、青ゴブリンはスピード特化、黄ゴブリンは防御特化だ。
互いの弱点を補い合って戦っている。
特に防御は黄ゴブリンしかいない。
つまりこいつをどうにか出来れば勝機は見いだせるってことだ。
ここまで来るのに15個程の魔石を手に入れた。
その中にある魔力を取り込んだ。
具体的に言うと、魔石の端を切って中の魔力を吸い出す(海老味噌を吸うような感じだな)。
全てのスキルを手に入れることは出来なかったが、半分ほどは手に入れた。
手に入らなかった魔石の共通点は味がまずかったことだ。
多分、これらは俺の魔力に合わなかったのだろう。
まぁ魔石に味があったことには驚いた。
ここで俺が手に入れたスキルについていくつか説明しよう。
【強脚】。
これはかなり有能だ。
これ自体は脚を強化するだけなのだが、派生の【縮地】が便利だ。
簡単に言うと足の裏から魔力を放出しその力で素早く動く、というものだ。
これは消費魔力が少なく、とても使い勝手が良い。
それに色々試しているうちに気がついたのだが、何個かのスキルは喋らなくても、念じるだけで発動できた。
つまり、【憑依】中に使えるということだ。
【硬化】。
これはそのままで身体を硬くする。
ある程度の熱にも耐えることが出来るらしい。
これも念じるだけで使える。
▶▶▶▶▶
俺は恒例の扉に手をかけていた。
「ここから魔石の質が変わる。今までの魔物とは比べ物にならないぞ」
「ああ、分かってる」
扉を引っ張るとそこには…………3体のゴブリンがいた。
体長は80センチメートルほどで、赤、黄、青と色が分かれている。
俺は刀を引き抜いて切りかかると……黄ゴブリンが盾で受け止めている。
左右から2つの視線があった。
俺は急いで【縮地】で後ろに飛ぶと左から青ゴブリンが短剣で、右から赤ゴブリンが槍で突いてきていた。
いやまて、あれは槍じゃない、ハルバードだ。
ハルバードは槍、斧、ピック(引っかけたりする部分)で出来ている。
これはかなり重く、とても扱いづらい。
これを簡単に操っている赤ゴブリンは強い。
それにこの3体のコンビネーションが良い。
正直、俺は舐めていた。
いくら魔石の質が変わってもゴブリンぐらいすぐに倒せるだろうと。
ここからは全力でいく。
「【憑依】」
すうっと意識が引いていき裏方になる。
一番厄介な赤ゴブリンを狙う。
が、やはり黄ゴブリンが盾でガードする。
その隙に上から青ゴブリンが切りかかってくる。
ギリギリ躱せたが、速度が速すぎる。
休む間も無く赤ゴブリンが斧の部分で襲ってくる。
剣で逸らすが、勢いが強くそのまま飛ばされてしまった。
全速力で奴らの攻撃を躱しながら考える。
赤ゴブリンは力特化、青ゴブリンはスピード特化、黄ゴブリンは防御特化だ。
互いの弱点を補い合って戦っている。
特に防御は黄ゴブリンしかいない。
つまりこいつをどうにか出来れば勝機は見いだせるってことだ。
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