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勇者を探しに
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一番最初、帰りたくもなかったクソ世界に戻って来たナギサ。
ちゃんとアンナもキリアも一緒だった。
(ナギサ)
皆んな来れたね、良かった。
(クラン王国王都クラン ギルド職員 アンナ:女)
ナギサちゃんが居るから心配してなかったよ。
(キリア サキュバス)
お前が居れば大丈夫だろ。
(ナギサ)
いや、弾かれてボクだけとかだったら嫌だなと。
(王都ギルド職員 アンナ)
それは考えてなかったわ。
(キリア)
お前のスキルだろ?
そんな事、あるんか?
(ナギサ)
分からんから慎重にならなきゃアカンやん。
(キリア)
そりゃそうだ。
それで魔法だが……使えんな。
(王都ギルド職員 アンナ)
たしかに、使えないですね、ナギサちゃんは?
(ナギサ)
えーっと………………使える。
ただ、最大威力がどの程度かは分からん。
(キリア)
転生チートとかいうのは健在か、良かった。
(ナギサ)
身体が元に戻らんかったからね。
ここでは、ほぼ寝たきりだったし、歳も45だ。
それが転生した時のままだったから良かった。
(キリア)
お前も大変だな。
でだ……なんだこの世界。
見た事ない要塞ばっかじゃねぇ~か!
どんなけ危険なんだよ!
(ナギサ)
あ、これか?
ビルっていうんだ。
この中に住んだり仕事してたりするんだよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
へぇ~、凄い高さね、どうやって建てたんだろ?
(ナギサ)
それだけの技術力さ。
とりあえずこれ着て、目立つから。
そう言うと、ナギサはTシャツとパンツ、下着をポチッた。
(キリア)
変わった服だな。
これ着るのか。
そう言うとアンナとキリアは着替えた。
(ナギサ)
とりあえず観光でもする?
(王都ギルド職員 アンナ)
やったぁ~!
(ナギサ)
じゃあ、まずは資金調達だ。
(キリア)
どうすんだ?
(ナギサ)
これしか無いな、協力してくれ。
そう言うと、純金のネックレスやイヤリングをポチッた。
(ナギサ)
これを買取り店に持って行って換金する。
3人で行って、怪しまれないように自分の物のように振る舞って。
(キリア)
なんでだ?面倒くせぇ~。
(ナギサ)
盗品と間違われたら、買い叩かれるか通報されるよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
それはマズいわね、分かったわ。
とりあえずそれを持って、買取り店、幸福に行った。
特に怪しまれる事なく換金できた。
25万円の資金を得た。
(キリア)
なぁ、25万円ってどのぐらいだ?
(ナギサ)
新人の職員のひと月の給金やね。
(キリア)
なんだ、そんなもんか。
(王都ギルド職員 アンナ)
でも、とりあえず動くには充分ね。
(ナギサ)
足りなくなったら同じ事を繰り返す。
問題ない。
(キリア)
なんつうか、一攫千金ってのは無いのか?
(ナギサ)
あるけど、まあそうそう上手くはいかないよ。
(キリア)
任せろ、俺はそういうのは負け知らずだ。
(ナギサ)
怪しいなぁ……
(王都ギルド職員 アンナ)
まあ、換金する事ができるんだから、試してみようよ。
(ナギサ)
そうするか?
そういう事で競馬場に行った。
(キリア)
なんだ競馬か、これならあっちにもあるぞ。
よし、資金全部貸せ!
そう言うと、嬉々としてパドックに行く。
(キリア)
よし、これだ!
倍率はどうだ?
なかなかだな。
一気にいくぜ!
そう言うと単勝に全賭けした。
(キリア)
これで225万だ。
そして……ハズレた。
(ナギサ)
キリア(呆れた目)
(王都ギルド職員 アンナ)
負け知らずなんよね?(感情の消えた目)
(キリア)
お、おっかしぃ~なぁ~、そんなハズは(焦)
(ナギサ)
買取り店、行くか(ため息)
さっきとは違う店舗の幸福に行き、さっきの倍の純金のアクセサリーを売却した。
ナギサ達は50万円の資金を手に入れた。
(キリア)
よし!もう一勝ぶっ!
アンナの膝蹴りがキリアのお腹に決まる。
(王都ギルド職員 アンナ)
いい加減にしろ(感情の消えた目)
(キリア)
ごめんなさい(涙目)
(ナギサ)
とりあえず何か食べるか。
ナギサはファミレス、ガスタに連れて行った。
(キリア)
なんだこりゃ!見た事ないメニューがいっぱいだ!
どれも美味そうじゃねぇ~か!!
(ナギサ)
ボクはとりあえず和風ハンバーグとライス、スープセット。
(王都ギルド職員 アンナ)
私も同じのにするわ!
(キリア)
俺はこのチーズハンバーグとパンのセットだ!
タブレットで注文すると、配膳ロボットが運んできた。
(キリア)
なっ、敵か、いや、運んできたのか?便利だなおい。
頼んだのを取ってやると、ロボットが帰っていく。
(キリア)
お、おい、帰って行ったぞ。
(ナギサ)
そういう仕組みなんだ。
(キリア)
凄ぇ~な!
注文した料理を食べる。
(キリア)
美味ぇ~!!こんな美味い肉、食った事無ぇ~!しかもチーズが濃厚!どうなってるんだ。
(王都ギルド職員 アンナ)
ほんとね、お肉が美味しい!しかもこの"大根おろし"がさっぱりしてる。
ソースも良い!
(キリア)
ソースが最高だな、パンに付けたら最高だ!まるで貴族のメシだぜ。
(ナギサ)
この程度は庶民だよ。
(キリア)
・・・は?
なら最高じゃねぇ~か!
デザートのケーキやパフェも注文した。
(王都ギルド職員 アンナ)
甘味が甘い!こんなの食べた事ない!
(キリア)
砂糖、どんなけ使ってんだ?かなりの高級品だぞ!
(ナギサ)
値段見てみ、さっきの料理と変わらんやろ?
(王都ギルド職員 アンナ)
ほんとだ!さっきの数字と大して変わらないっていうか安い!
(キリア)
マジか!ここは天国か?
しかし、これだけの世界がなんでクソ……
そうか、全て失って、身体も碌に動かなかったんだな、それなら地獄だ。
(ナギサ)
そういう事。
でも、ここも行き来できるみたいだから、連れて来てあげるよ。
資金さえあれば楽しめる。
(キリア)
やったぁ~!!
(王都ギルド職員 アンナ)
ありがとう、ナギサちゃん!
お腹も満足したところでショッピングに行く。
(王都ギルド職員 アンナ)
見た事がない服がいっぱい!これ買って良いの?
(ナギサ)
良いよ。ある程度あれば、向こうでも作れるし。
(キリア)
俺も買うぞ!
(ナギサ)
キリアはダメ。
(キリア)
なんでだよ!
(ナギサ)
競馬、大負けしたやん(笑)
(キリア)
うっ……
(ナギサ)
仕方ないなぁ~、良いよ、買って。
(キリア)
そうこねぇ~とな!あの分は取り返す!
(王都ギルド職員 アンナ)
しなくて良い(感情の消えた目)
(キリア)
・・・はい(涙目)
買い物を楽しんだ後、宿を取る事にする。
3人居る為、そこそこのホテルを取った。
というかラブホテルだ。
(キリア)
なんだこのホテル、風呂がある!しかもデケェ~!!
(王都ギルド職員 アンナ)
これが普通なの?
(ナギサ)
ちょっと違うかな。
ここは恋人同士で泊まるホテルなんだ。
普通のホテルだと事前予約しないと3人は泊まれないから、慣れるまでこのタイプを使う。
街中にあるホテルは普通は1人か2人用なんだよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
そうなんだ。
(ナギサ)
こっちで拠点構えるなら、賃貸。
常宿みたいに使うとこ借りるか買う事になる。
買うなら、街中なら安くても1500万は要るかな。
(王都ギルド職員 アンナ)
やっぱ、どの世界も不動産は高いのねぇ~。
ナギサなら買えなくはないんじゃない?
(ナギサ)
まあね。
でも、それならこっちのお金を用意する必要がある。
買取り店でそれだけ作るのは普通無理だし、怪しまれる。
(王都ギルド職員 アンナ)
そっかぁ……
(ナギサ)
行き来するから良いんだよ。
こっちに腰据える気は無い。
下手に帰れなくなったら嫌だから。
(王都ギルド職員 アンナ)
うーん、ナギサちゃんからしたらそうだよね……
(ナギサ)
こっちでは何も出来ないよ?
単なる貧民だから。
(キリア)
そりゃ厳しいな。
あれだけデカい事やってんだ。
俺からしたら金さえ用意できるなら天国だが、飽きそうだ。
(ナギサ)
たまに遊びに来るから良いんだよ、そう思うよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
そうかもしれないね、ナギサちゃんの言う通りだわ。
(キリア)
しかし、お前の乗ってた"車"ってのは、こっちでは当たり前なんだな。
腐るほど走ってやがる。
(王都ギルド職員 アンナ)
文明のレベルが違うわ。
(ナギサ)
この中から作れそうな物を投入するから、お楽しみに。
(キリア)
それは楽しみだぜ。
こっちは国あげてやってるんだ、色々融通は利くだろ。
(王都ギルド職員 アンナ)
うちは国の出方に注意しながらだから、悔しいわね。
(ナギサ)
ロロア魔王国みたいな立場じゃなかったら、搾取される未来しか見えないからね。
(キリア)
たしかにな。
建国の立役者ぐらいならないと、国に使い潰される気がするわ。
(王都ギルド職員 アンナ)
一国民として……でしょ。
私達もそれを警戒してるのよ。
ナギサちゃんが居なくなったら困るもん。
(キリア)
既に上手い具合に使い潰してないか?
(ナギサ)
いや、デカい商売ができてる、その心配は今のところ無い。
(キリア)
そうか……いつでも俺らの国に住んで良いぞ。
下手な事して来たら、こっちに来い。
(ナギサ)
ありがとう。
その後、ラブホ備え付けのカラオケやゲームを楽しんだ。
(キリア)
この魔動具、凄ぇ~な。
しかもめちゃくちゃ楽しいぜ。
(王都ギルド職員 アンナ)
知らない歌ばかりだけど、リズムが良いわ、踊りたくなる。
ってか、ナギサちゃん、上手ね。
(ナギサ)
結構遊んでたからね。
(王都ギルド職員 アンナ)
私も覚えて歌えるようになろう!
なんだかんだで朝まで楽しんで、翌日は車の中で寝た(笑)
昼に近い朝ごはんを食べに行く。
(キリア)
昨日の店が良いぜ、あのメニュー制覇したい。
(ナギサ)
他にもあるんだが?
(キリア)
それはまた今度で良い、とりあえずあの店の制覇だ。
(ナギサ)
アンナは?
(王都ギルド職員 アンナ)
そうねぇ……私は、うーん……他のメニューも食べたいから、昨日の店で。
(ナギサ)
分かった。
ナギサは別の所へ行く。
(キリア)
おい、どっち行く……あれ?
(ナギサ)
あれば系列店があるんだ、メニューは同じ。
(キリア)
そうなのか、デカいんだな。
(ナギサ)
全国区だよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
そんなに?!
(ナギサ)
そうだよ。
今日はデザート無しね。
(キリア)
なんでだよ!食わせろよ!
(ナギサ)
別の店に行く。
(王都ギルド職員 アンナ)
ほんと?楽しみ!(嬉)
ガスタで朝食を取り、カメダ珈琲店に行った。
(キリア)
なんだこれ!
(ナギサ)
看板メニューだ、美味いよ。
このシロップをかけて食べるんだ。
あのパンみたいな物の上にアイスソフトクリームが乗ったのを、一人1ホールづつ頼んだ。
(キリア)
うんめぇ~!!しかも、このシロップ、こんなに使って良いのか?
シロップなんて、大貴族の食べもんだぞ!
(王都ギルド職員 アンナ)
しかも美味しい!
(ナギサ)
これは"メイプルシロップ"って言うんだ。
砂糖で作ったシロップとは違い、独特の風味が良いんだよ。
ナギサとアンナは適量かけたが、キリアはドボドボにかけていた。
(王都ギルド職員 アンナ)
私、この世界の野菜や果物とか食材を見てみたい。
(ナギサ)
じゃあ、ウィークリーマンションを借りよう。
そこなら調理できるし、1週間使える。
(キリア)
なら、こっち来たら毎回それ借りたらよくねぇ~か?
常宿にできるだろ?
(ナギサ)
そうするか、マンスリーっていう1ヶ月単位もあるけど、流石に長いわな。
(王都ギルド職員 アンナ)
そうね、流石にそれだけの休みは取れないわ。
という事で、ナギサ達はウィークリーマンションを借りた。
しっかり観光を楽しんで、そろそろ本題に入ろうとなった。
転生勇者候補の探索だ。
(キリア)
どんなヤツが良いんだ?
(ナギサ)
この世界に絶望している真面目なヤツ。
いわゆるブラック企業に勤めてるとか。
変なヤツ連れて行って、暴れられても困るから。
(キリア)
たしかに暴走するヤツはヤバい。
こっちに喧嘩売られても困るしな。
(王都ギルド職員 アンナ)
チートはどうするの?
(ナギサ)
ボクが与える。
ちゃんと調整して、ボクが押さえ込めるようにする。
(キリア)
それ大事な。
お前が負けたら洒落にならねぇ~。
大体の条件を決めた。
いざ、勇者探しだ。
ちゃんとアンナもキリアも一緒だった。
(ナギサ)
皆んな来れたね、良かった。
(クラン王国王都クラン ギルド職員 アンナ:女)
ナギサちゃんが居るから心配してなかったよ。
(キリア サキュバス)
お前が居れば大丈夫だろ。
(ナギサ)
いや、弾かれてボクだけとかだったら嫌だなと。
(王都ギルド職員 アンナ)
それは考えてなかったわ。
(キリア)
お前のスキルだろ?
そんな事、あるんか?
(ナギサ)
分からんから慎重にならなきゃアカンやん。
(キリア)
そりゃそうだ。
それで魔法だが……使えんな。
(王都ギルド職員 アンナ)
たしかに、使えないですね、ナギサちゃんは?
(ナギサ)
えーっと………………使える。
ただ、最大威力がどの程度かは分からん。
(キリア)
転生チートとかいうのは健在か、良かった。
(ナギサ)
身体が元に戻らんかったからね。
ここでは、ほぼ寝たきりだったし、歳も45だ。
それが転生した時のままだったから良かった。
(キリア)
お前も大変だな。
でだ……なんだこの世界。
見た事ない要塞ばっかじゃねぇ~か!
どんなけ危険なんだよ!
(ナギサ)
あ、これか?
ビルっていうんだ。
この中に住んだり仕事してたりするんだよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
へぇ~、凄い高さね、どうやって建てたんだろ?
(ナギサ)
それだけの技術力さ。
とりあえずこれ着て、目立つから。
そう言うと、ナギサはTシャツとパンツ、下着をポチッた。
(キリア)
変わった服だな。
これ着るのか。
そう言うとアンナとキリアは着替えた。
(ナギサ)
とりあえず観光でもする?
(王都ギルド職員 アンナ)
やったぁ~!
(ナギサ)
じゃあ、まずは資金調達だ。
(キリア)
どうすんだ?
(ナギサ)
これしか無いな、協力してくれ。
そう言うと、純金のネックレスやイヤリングをポチッた。
(ナギサ)
これを買取り店に持って行って換金する。
3人で行って、怪しまれないように自分の物のように振る舞って。
(キリア)
なんでだ?面倒くせぇ~。
(ナギサ)
盗品と間違われたら、買い叩かれるか通報されるよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
それはマズいわね、分かったわ。
とりあえずそれを持って、買取り店、幸福に行った。
特に怪しまれる事なく換金できた。
25万円の資金を得た。
(キリア)
なぁ、25万円ってどのぐらいだ?
(ナギサ)
新人の職員のひと月の給金やね。
(キリア)
なんだ、そんなもんか。
(王都ギルド職員 アンナ)
でも、とりあえず動くには充分ね。
(ナギサ)
足りなくなったら同じ事を繰り返す。
問題ない。
(キリア)
なんつうか、一攫千金ってのは無いのか?
(ナギサ)
あるけど、まあそうそう上手くはいかないよ。
(キリア)
任せろ、俺はそういうのは負け知らずだ。
(ナギサ)
怪しいなぁ……
(王都ギルド職員 アンナ)
まあ、換金する事ができるんだから、試してみようよ。
(ナギサ)
そうするか?
そういう事で競馬場に行った。
(キリア)
なんだ競馬か、これならあっちにもあるぞ。
よし、資金全部貸せ!
そう言うと、嬉々としてパドックに行く。
(キリア)
よし、これだ!
倍率はどうだ?
なかなかだな。
一気にいくぜ!
そう言うと単勝に全賭けした。
(キリア)
これで225万だ。
そして……ハズレた。
(ナギサ)
キリア(呆れた目)
(王都ギルド職員 アンナ)
負け知らずなんよね?(感情の消えた目)
(キリア)
お、おっかしぃ~なぁ~、そんなハズは(焦)
(ナギサ)
買取り店、行くか(ため息)
さっきとは違う店舗の幸福に行き、さっきの倍の純金のアクセサリーを売却した。
ナギサ達は50万円の資金を手に入れた。
(キリア)
よし!もう一勝ぶっ!
アンナの膝蹴りがキリアのお腹に決まる。
(王都ギルド職員 アンナ)
いい加減にしろ(感情の消えた目)
(キリア)
ごめんなさい(涙目)
(ナギサ)
とりあえず何か食べるか。
ナギサはファミレス、ガスタに連れて行った。
(キリア)
なんだこりゃ!見た事ないメニューがいっぱいだ!
どれも美味そうじゃねぇ~か!!
(ナギサ)
ボクはとりあえず和風ハンバーグとライス、スープセット。
(王都ギルド職員 アンナ)
私も同じのにするわ!
(キリア)
俺はこのチーズハンバーグとパンのセットだ!
タブレットで注文すると、配膳ロボットが運んできた。
(キリア)
なっ、敵か、いや、運んできたのか?便利だなおい。
頼んだのを取ってやると、ロボットが帰っていく。
(キリア)
お、おい、帰って行ったぞ。
(ナギサ)
そういう仕組みなんだ。
(キリア)
凄ぇ~な!
注文した料理を食べる。
(キリア)
美味ぇ~!!こんな美味い肉、食った事無ぇ~!しかもチーズが濃厚!どうなってるんだ。
(王都ギルド職員 アンナ)
ほんとね、お肉が美味しい!しかもこの"大根おろし"がさっぱりしてる。
ソースも良い!
(キリア)
ソースが最高だな、パンに付けたら最高だ!まるで貴族のメシだぜ。
(ナギサ)
この程度は庶民だよ。
(キリア)
・・・は?
なら最高じゃねぇ~か!
デザートのケーキやパフェも注文した。
(王都ギルド職員 アンナ)
甘味が甘い!こんなの食べた事ない!
(キリア)
砂糖、どんなけ使ってんだ?かなりの高級品だぞ!
(ナギサ)
値段見てみ、さっきの料理と変わらんやろ?
(王都ギルド職員 アンナ)
ほんとだ!さっきの数字と大して変わらないっていうか安い!
(キリア)
マジか!ここは天国か?
しかし、これだけの世界がなんでクソ……
そうか、全て失って、身体も碌に動かなかったんだな、それなら地獄だ。
(ナギサ)
そういう事。
でも、ここも行き来できるみたいだから、連れて来てあげるよ。
資金さえあれば楽しめる。
(キリア)
やったぁ~!!
(王都ギルド職員 アンナ)
ありがとう、ナギサちゃん!
お腹も満足したところでショッピングに行く。
(王都ギルド職員 アンナ)
見た事がない服がいっぱい!これ買って良いの?
(ナギサ)
良いよ。ある程度あれば、向こうでも作れるし。
(キリア)
俺も買うぞ!
(ナギサ)
キリアはダメ。
(キリア)
なんでだよ!
(ナギサ)
競馬、大負けしたやん(笑)
(キリア)
うっ……
(ナギサ)
仕方ないなぁ~、良いよ、買って。
(キリア)
そうこねぇ~とな!あの分は取り返す!
(王都ギルド職員 アンナ)
しなくて良い(感情の消えた目)
(キリア)
・・・はい(涙目)
買い物を楽しんだ後、宿を取る事にする。
3人居る為、そこそこのホテルを取った。
というかラブホテルだ。
(キリア)
なんだこのホテル、風呂がある!しかもデケェ~!!
(王都ギルド職員 アンナ)
これが普通なの?
(ナギサ)
ちょっと違うかな。
ここは恋人同士で泊まるホテルなんだ。
普通のホテルだと事前予約しないと3人は泊まれないから、慣れるまでこのタイプを使う。
街中にあるホテルは普通は1人か2人用なんだよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
そうなんだ。
(ナギサ)
こっちで拠点構えるなら、賃貸。
常宿みたいに使うとこ借りるか買う事になる。
買うなら、街中なら安くても1500万は要るかな。
(王都ギルド職員 アンナ)
やっぱ、どの世界も不動産は高いのねぇ~。
ナギサなら買えなくはないんじゃない?
(ナギサ)
まあね。
でも、それならこっちのお金を用意する必要がある。
買取り店でそれだけ作るのは普通無理だし、怪しまれる。
(王都ギルド職員 アンナ)
そっかぁ……
(ナギサ)
行き来するから良いんだよ。
こっちに腰据える気は無い。
下手に帰れなくなったら嫌だから。
(王都ギルド職員 アンナ)
うーん、ナギサちゃんからしたらそうだよね……
(ナギサ)
こっちでは何も出来ないよ?
単なる貧民だから。
(キリア)
そりゃ厳しいな。
あれだけデカい事やってんだ。
俺からしたら金さえ用意できるなら天国だが、飽きそうだ。
(ナギサ)
たまに遊びに来るから良いんだよ、そう思うよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
そうかもしれないね、ナギサちゃんの言う通りだわ。
(キリア)
しかし、お前の乗ってた"車"ってのは、こっちでは当たり前なんだな。
腐るほど走ってやがる。
(王都ギルド職員 アンナ)
文明のレベルが違うわ。
(ナギサ)
この中から作れそうな物を投入するから、お楽しみに。
(キリア)
それは楽しみだぜ。
こっちは国あげてやってるんだ、色々融通は利くだろ。
(王都ギルド職員 アンナ)
うちは国の出方に注意しながらだから、悔しいわね。
(ナギサ)
ロロア魔王国みたいな立場じゃなかったら、搾取される未来しか見えないからね。
(キリア)
たしかにな。
建国の立役者ぐらいならないと、国に使い潰される気がするわ。
(王都ギルド職員 アンナ)
一国民として……でしょ。
私達もそれを警戒してるのよ。
ナギサちゃんが居なくなったら困るもん。
(キリア)
既に上手い具合に使い潰してないか?
(ナギサ)
いや、デカい商売ができてる、その心配は今のところ無い。
(キリア)
そうか……いつでも俺らの国に住んで良いぞ。
下手な事して来たら、こっちに来い。
(ナギサ)
ありがとう。
その後、ラブホ備え付けのカラオケやゲームを楽しんだ。
(キリア)
この魔動具、凄ぇ~な。
しかもめちゃくちゃ楽しいぜ。
(王都ギルド職員 アンナ)
知らない歌ばかりだけど、リズムが良いわ、踊りたくなる。
ってか、ナギサちゃん、上手ね。
(ナギサ)
結構遊んでたからね。
(王都ギルド職員 アンナ)
私も覚えて歌えるようになろう!
なんだかんだで朝まで楽しんで、翌日は車の中で寝た(笑)
昼に近い朝ごはんを食べに行く。
(キリア)
昨日の店が良いぜ、あのメニュー制覇したい。
(ナギサ)
他にもあるんだが?
(キリア)
それはまた今度で良い、とりあえずあの店の制覇だ。
(ナギサ)
アンナは?
(王都ギルド職員 アンナ)
そうねぇ……私は、うーん……他のメニューも食べたいから、昨日の店で。
(ナギサ)
分かった。
ナギサは別の所へ行く。
(キリア)
おい、どっち行く……あれ?
(ナギサ)
あれば系列店があるんだ、メニューは同じ。
(キリア)
そうなのか、デカいんだな。
(ナギサ)
全国区だよ。
(王都ギルド職員 アンナ)
そんなに?!
(ナギサ)
そうだよ。
今日はデザート無しね。
(キリア)
なんでだよ!食わせろよ!
(ナギサ)
別の店に行く。
(王都ギルド職員 アンナ)
ほんと?楽しみ!(嬉)
ガスタで朝食を取り、カメダ珈琲店に行った。
(キリア)
なんだこれ!
(ナギサ)
看板メニューだ、美味いよ。
このシロップをかけて食べるんだ。
あのパンみたいな物の上にアイスソフトクリームが乗ったのを、一人1ホールづつ頼んだ。
(キリア)
うんめぇ~!!しかも、このシロップ、こんなに使って良いのか?
シロップなんて、大貴族の食べもんだぞ!
(王都ギルド職員 アンナ)
しかも美味しい!
(ナギサ)
これは"メイプルシロップ"って言うんだ。
砂糖で作ったシロップとは違い、独特の風味が良いんだよ。
ナギサとアンナは適量かけたが、キリアはドボドボにかけていた。
(王都ギルド職員 アンナ)
私、この世界の野菜や果物とか食材を見てみたい。
(ナギサ)
じゃあ、ウィークリーマンションを借りよう。
そこなら調理できるし、1週間使える。
(キリア)
なら、こっち来たら毎回それ借りたらよくねぇ~か?
常宿にできるだろ?
(ナギサ)
そうするか、マンスリーっていう1ヶ月単位もあるけど、流石に長いわな。
(王都ギルド職員 アンナ)
そうね、流石にそれだけの休みは取れないわ。
という事で、ナギサ達はウィークリーマンションを借りた。
しっかり観光を楽しんで、そろそろ本題に入ろうとなった。
転生勇者候補の探索だ。
(キリア)
どんなヤツが良いんだ?
(ナギサ)
この世界に絶望している真面目なヤツ。
いわゆるブラック企業に勤めてるとか。
変なヤツ連れて行って、暴れられても困るから。
(キリア)
たしかに暴走するヤツはヤバい。
こっちに喧嘩売られても困るしな。
(王都ギルド職員 アンナ)
チートはどうするの?
(ナギサ)
ボクが与える。
ちゃんと調整して、ボクが押さえ込めるようにする。
(キリア)
それ大事な。
お前が負けたら洒落にならねぇ~。
大体の条件を決めた。
いざ、勇者探しだ。
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こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
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※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
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爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
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飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
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枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
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