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隣国の奇襲とクーデター
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緊急の知らせの内容はとんでもない物だった。
(ナギサ)
隣国からの奇襲?しかもクーデターも同時発生?
どういう事だ?
(早乙女 椿)
とにかく行ってみましょうよ、師匠。
ロロア魔王国に飛び、キリアを召集する。
(キリア サキュバス)
なんだ?珍しい。
(ナギサ)
あのクロイツ家が大変みたいだ。
(キリア)
クロイツ家?あゝ、あのブサイクのところか(笑)
(椿)
それ、あんたがしたんでしょ(笑)
(キリア)
で、行くのか?
(ナギサ)
その予定だ。
(キリア)
分かった。
その足でカインのところへ行く。
(ナギサ)
カイン。
(ロロア魔王国女王 カイン・ロロア サキュバス)
話は聞きました。
行ってあげてください、シルフィア様。
(ナギサ)
分かった。
ついでにメイド達にも伝える。
場合によっては出撃すると。
(武装メイド長 ダークエルフ)
はっ!いつでも出撃できるようにいたします!
(専属メイド長 サキュバス)
任せてください!
(ナギサ)
頼んだ。
そしてナギサ達はクロイツ家に行った。
(ナギサ)
どうしました?
(クロイツ辺境伯家当主 ゲラン・クロイツ:男)
女神様!今、隣国から奇襲を受けまして、それと同時にクーデターも勃発しました。
(ナギサ)
なら、王宮ですか?
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
はい、ご一緒願えますでしょうか?
ナギサ達は馬車に乗り、王都に向かう。
(ナギサ)
今だから聞きます。
大義はどちらにありますか?
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
それが微妙なんです。
我が国は悪政というわけではありませんが、ちょっと税が重すぎかと。
女神様の言われていた教育も施しませんし。
隣国は、我が国の発展を妬んでの侵攻です。
我が国を侵略し、技術を手に入れようと。
そこでクーデターの首謀者と隣国の王との思惑が一致し、今回のような……
(ナギサ)
税や教育については口は挟んだのか?
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
いえ、娘が嫁いでいるので、何も……
(ナギサ)
それで良い。
下手に目を付けられたらダメだからな。
という事は、どうする?
(椿)
減税を条件に加勢する。
(ナギサ)
逆だ、加勢して力を見せつけた後、減税を迫るだ。
まぁ、国王の出方次第だかな。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
出方次第、と言われますと?
(ナギサ)
見捨てる場合もある。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
そ、そんな……
(ナギサ)
何でもかんでも加勢はしない。
大義がある方に加勢する。
無いなら見捨てる。
それだけだ。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
・・・はい……
王宮に着くナギサ達。
すぐに国王の居る謁見の間に通される。
そして国王は玉座を降り、ナギサ達が玉座に座るように勧められる。
まぁ、ここまでは合格点だ。
ふんぞり返れば、即帰るところだった。
(ナギサ)
それで、この度の願いとは何だ?
(国王)
はい、今、我が国は隣国の侵攻とクーデターの危機に晒されております。
(ナギサ)
で、手を貸せと。
(国王)
い、いえ、滅相もございません。
ただ、我々を救っていただけないかと。
我が軍も至急対応はしていますが、なにぶん奇襲であった事、図ったように同時にクーデターが起こった事で、危機的状況に追い込まれまして、女神様に救いを求めた次第でございます。
(ナギサ)
なら大義はどちらに。
(国王)
我々にございます。
隣国は我が国の発展を妬み侵略をしてきた事、クーデターの首謀者は隣国と手を組んでいると予想される事などです。
(ナギサ)
クーデターは何故起こった?心当たりは?
(国王)
・・・。
(ナギサ)
言えぬ内容か?(冷たい目)
(国王)
少し税が重かったかと。
それにより、他領も税が高くなり、庶民に皺寄せが……
(ナギサ)
で、その解決策は?
(国王)
今までの事を反省し、税を軽くする事と、国庫の一部を還元する事をお約束いたします。
(ナギサ)
他領への対策は?
(国王)
税の引き下げを王命で出します。
また、その監視もいたします。
(キリア)
一部って、舐めたようなちょびっとでも一部だせ?
(国王)
そ、そのような事は決して……
(椿)
教育はどうなんですか?
私達は教育にも力を入れています。
貧民街に生まれたから、最低所得者の家に生まれたからって諦めなくて良いように。
(国王)
因みにどのような?
椿は説明した。
そして如何にナギサが素晴らしいかを熱弁した。
(国王)
なっ!そのような事まで……(絶句)
(ナギサ)
しかし、その為に税が重くなったら何してるか分かりませんから、出来る範囲ですれば良いかと思います。
やはり、今日明日の食事が大事です。
それを確保しないと教育はできません。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
女神様はそのような生活を……
(ナギサ)
福祉に力を入れているのに贅沢するなんて本末転倒。
それに我の世界に行けば贅沢はできる。
普段はそれで充分だ。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
そうか、だからあれほどのお土産を……
(ナギサ)
今度からは国王一家にもその祝福が回るだろう。
アンネの家族になるんだからな。
アンネに何かあったら、知らんが。
(第2王子)
そ、そんな事は決して!
我が妻を大切にしております。
(ナギサ)
姉の方はどうなんだ?
(第1王子)
はっ!私も妻を大切にしております。
王族によくある妾や第二夫人など、娶ってはおりません!
(ナギサ)
そうか。
なら、末永く幸せに、大切にするんだぞ。
(王子達)
ははぁ~!!
(ナギサ)
ならば加勢しよう。
戦況はどうなのだ?
隣国の侵略者は殲滅するとして、クーデターの者達はどうしたい?
(国王)
それは、見せしめの為に公開処刑を。
領地も全財産も没収の上、家は取り潰しに。
(ナギサ)
全員か?
(国王)
いえ、中枢部のみです。
(ナギサ)
治領の方は大丈夫か?
(国王)
そ、そんな事まで……はい、大丈夫です(感涙)
(ナギサ)
ならそうしよう。
一応言っておくが、火種を消す事もできるぞ。
殺しはしないが、このような事をすればどうなるか、思い知らす事は可能だが。
(国王)
・・・。
(ナギサ)
迷うか?
(国王)
たしかに火種は消したい。
しかし、我にも落ち度があった為、そこまでして良いのかと。
(ナギサ)
ならば、其方の希望通り、中枢部だけにしよう。
で、作戦は?
(近衛騎士団団長:男)
はっ!僭越ながら、私めが……
ナギサ達は作戦を聞く。
戦地が点在している為、転戦する必要がありそうだ。
(ナギサ)
どうするかな……
(椿)
師匠、クーデターなら王都に来るはず、そこを叩きません?
(ナギサ)
しかし、侵略軍まで待っていたら、被害は甚大になるぞ。
庶民が巻き込まれる。
(キリア)
クーデター軍は王都で、侵略軍は各個撃破でどうだ?
圧倒的な力を見せつけたら、効果はあるんじゃね?
(ナギサ)
どうですか?近衛騎士団長?
(近衛騎士団団長)
そこまでしていただけるのですか!
よろしくお願いいたします。
(ナギサ)
なら決まったな。
自軍を呼び寄せる。
圧倒的な力でねじ伏せよう。
(近衛騎士団団長)
じ、自軍!神軍まで来てもらえるのですか?
(椿)
今、私達のいる世界の世界最強の軍が来るよ。
(キリア)
武装メイド1万5000、専属メイド5000。
一騎当千以上だ。
今のところ、いやこの先も誰も勝てねぇ~な。
(椿)
私の居る国の近衛騎士団長を一撃で屠る戦闘力、しかも一歩も動かずにね。
それが1万5000よ。
(国王)
は、はぁ(冷汗)
(近衛騎士団団長)
なんか相手が可哀想になってきました(大汗)
(キリア)
1700万のスタンピートを王都直前で殲滅したしな。
その時はまだ1500だった。
コイツは瀕死の重症を負ったが、食い止めた。
(椿)
最後のドラゴン10万体はキツかったけどね(苦笑い)
(近衛騎士団団長)
・・・(冷汗)
(近衛騎士団副団長:女)
可哀想……敵が……(滝汗)
そしてやって来ました、武装メイド軍15000、専属メイド5000。
もはや王都全体がひれ伏して出迎えた。
作戦を発表する。
転戦で間に合うので、総力戦でいくと。
(武装メイド長 ダークエルフ)
総力戦で一気に叩く!神に勝利を!
(武装メイド達)
神に勝利を!!
(近衛騎士団団長)
こ、怖い(涙目)
そして戦地に向かった。
第1王子も第2王子も王女達も王妃も同行した。
動けない国王は駄々を捏ねたが、宰相に止められた。
(ナギサ)
そんなについて来て大丈夫ですか?
(第1王子)
大丈夫です。
我々も"女神様の奇跡"が見たい(輝く目)
(クロイツ辺境伯家次女 アンネ・クロイツ)
私も見たい!
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
私は辺境伯として……
(ナギサ)
はいはい、無茶しないでね。
(一同)
はい!
そして侵略軍と対峙した。
(第1王子)
今すぐ撤退すれば命は取らん、そうでなければ殲滅する。
誰一人生きては帰さん!
(隣国軍大将:男)
なんだと、やれるもんならやってみろ。
(第1王子)
見えないのか!我らには女神と神軍が付いている!
(隣国軍大将)
何処が神軍だ、何処に居る。
(第1王子)
目の前に居るだろうが!
(隣国軍大将)
はぁ?メイド風情に何ができる!
(第1王子)
バカだ、神軍をバカにするとは!
(隣国軍大将)
メイドが神軍?寝言は寝て言え(爆笑)
こちらは10万の軍勢だ、神軍とやらは何人いる。
(ナギサ)
1万5000だ、お前らには充分だ。
(隣国軍大将)
たかが1万5000?やれるもんならやってみろ。
(ナギサ)
援護は?
(武装メイド長)
必要ありません。
見事、打ち取ってみせます!
(ナギサ)
分かった、あの大将とその側近は生け取りで。
(武装メイド長)
はっ!
(第1王子)
本気ですか!
(ナギサ)
彼女が言うんだ、任せたら良い。
(第1王子)
引かぬのか、ならば神軍1万5000が相手をしてくださる、ありがたく散れ!
(隣国軍大将)
言わせておけば!行くぞ!突撃!
(武装メイド長)
大将とその側近は生け取りだ!
後は抹殺しろ!いくぞ!突貫!
喊声を上げて、散開しながら突っ込む武装メイド達。
10万の軍勢とすれ違う。
すれ違った後に、全員が斬り捨てられていた。
おそらく斬られた事を分からずに死んだんじゃないかな?
(隣国軍大将)
うっ、嘘だ……10万の軍勢が……すれ違っただけなのに……一瞬で殲滅した……
(第1王子)
・・・(絶句)
(第2王子)
・・・(どん引き)
(王女)
・・・(輝く目)
捕らえられた敵軍大将、その顔は絶望を通り越して土気色で震えていた。
(キリア)
だから言ったろ?お前らには充分だとな。
(隣国軍大将)
・・・(滝涙)
もはや喋る事すら出来なかった。
ただ涙を流して震えていた。
(ナギサ)
で、何を聞いて、どうしたら良いのかな?
次があるから手短かに(感情の消えた目)
(隣国軍大将)
・・・(恐怖)
(椿)
連れて行きましょう師匠。
次の戦場があります。
(ナギサ)
そうします?
(第1王子)
はっ、ははぁ~!!
(ナギサ)
皆んな大丈夫?
【テラヒール】
(武装メイド長)
ありがたき幸せ!
跪いたままお礼を言う武装メイド達。
それが余計に恐怖を誘う。
あのメイドが跪く人物、それはまさに女神。
敵国の大将が呟く……
(隣国軍大将)
我々は神を相手に戦争しているのか……
それからが凄かった。
隣国軍20万、30万、何それ美味しいの?と言わんばかりに瞬殺していく武装メイド達。
最初の大将はすでに失神していた。
そして本体100万。
(隣国軍大将)
将軍!投降してください。
とても敵う相手ではございません。
30万の軍が瞬殺されたのです。
これ以上は無駄死にです。
撤退しましょう、もう無理です。
我々は公開処刑です。
我々の命で堪えてください。
(隣国軍総大将:男)
なんだと、こちらの兵は100万、お前達の部隊も……
(隣国軍大将)
もう私達以外居ません、全員斬殺されました。
(隣国軍総大将)
・・・は?
お前ら、総勢60万の兵が皆斬殺……
(隣国軍大将)
コイツら、いえ、この方々には被害がありません。
全員無傷です。
(隣国軍総大将)
総勢60万と戦って、全員無傷!?
(隣国軍大将)
異常です!コイツ、いや、この方々は異常です。
神軍と言われています!
(隣国軍総大将)
神軍?!いや、そんなはずは……我々は虐げされた民の解放に……
(ナギサ)
どういう事かな?
(隣国軍総大将)
重税に苦しむ民を救う為の戦争です!
(ナギサ)
で、こちらに侵攻した後はどうする?
(隣国軍総大将)
民を救い、我が国の保護下にと。
(ナギサ)
で、自国を発展させると。
(隣国軍総大将)
あっ、いや、その、それは……
(ナギサ)
やはり自国も同じように発展させたいから技術や技師が欲しいと。
(隣国軍総大将)
それは、その、たしかに……
(ナギサ)
それを奪う為に戦争を吹っかけると同時にクーデター軍とも手を組んだと。
ちなみに国王は減税と国庫の一部還元を約束した。
守らないなら、ボクらが潰す。
(隣国軍総大将)
ぬぐぐっ……
(キリア)
どうなんだよ、これでも大義はそっちにあるんかよ!
(隣国軍大将)
この度の侵攻は、我が国を発展させる為の技師と技術の奪取。
そしてクーデター軍の大将が国王となり、我が国と同盟を結ぶ事が目的です。
(隣国軍総大将)
お前ら……
(隣国軍大将)
無茶です、勝てません、死ぬだけです。
撤退してください。
(椿)
この人達どうするんですか?
(第1王子)
うーん、国王に聞いてみないと。
普通なら公開処刑だ。
(ナギサ)
取り引き条件出す?
それとも潰す?
ちなみに全員の遺体は回収してるから、生き返らせて帰す事もできるよ?
(隣国軍総大将)
なっ、なんと!
生き返らせてもらえるのか!
(ナギサ)
状況次第で。
放っておいて、腐敗して流行り病や魔物の出没なんかになったらダメだからね。
殲滅するなら、穴掘って燃やして埋めるけど。
(隣国軍総大将)
・・・(恐怖)
(キリア)
どうする?お前ら?
(隣国軍総大将)
ぬぐぐぐぐ……
しかし、戻っても敵前逃亡で我々は処刑だぞ。
(隣国軍大将)
ううっ……
(ナギサ)
なんかややこしいなぁ……
(椿)
打開策は無いですか?師匠。
(ナギサ)
いやこれ、国際問題だから。
二国間で話し合ってもらわないとどうにもならないよ?
(隣国軍総大将)
投降する。
貴国と我が国で話し合ってくれ。
戦っても引き返しても処刑なら、投降して命を繋ぎたい。
(ナギサ)
と言ってますが?
(第1王子)
しかし、100万もの人質をどうやって捕えれば良いのだ?
そんな場所も食料も、我が国には無いぞ?
(ナギサ)
生き返らせて良いなら、上層部以外は一回死んでもらって、話がついてから生き返らすけど?
(隣国軍総大将)
無茶苦茶ですよ(涙)
(ナギサ)
ずっと張り付いてるわけにもいかないしなぁ……
(隣国軍総大将)
勘弁してください!そこを何とかお願いします(流涙)
(椿)
ここなら確保できない?
野営させて。
"結界"を張れば逃げられないし、食料は師匠が何とかしてあげて。
(キリア)
タダで渡せってか?
(椿)
それは料金をもらいましょうよ。
相手国に請求するんです。
(ナギサ)
しかし、払うかな?
(隣国軍総大将)
払います!払わせます!ここで殺さないでください!
(ナギサ)
そんな権限あるの?
(隣国軍総大将)
私は第2王子だ、私が直接交渉すると約束する。
それに第1王子も軍を率いてやってくる。
私が説得する、任せてくれ。
(ナギサ)
大丈夫かぁ?
ちなみに第1王子の軍は?
(隣国第2王子)
総勢150万だ、それが本体だ。
(ナギサ)
ダメじゃん。
合計310万……まぁ、よく編成したね。
そんなけの人数、何処に置くよ?
(隣国第2王子)
そこをなんとか……
(椿)
見渡す限り、ここに入らないですかね?
(ナギサ)
隊列組んでるからそう見えてないか?
野営のスペースと考えたら入るか?
どう思います?
(第1王子)
入らなくはないが……そんな大きな"結界"なんて……
(キリア)
張れるわな。
(ナギサ)
まぁ、できるけど。
(第1王子)
・・・。
(ナギサ)
相手の第1王子次第じゃない?これ?
(第1王子)
たしかに。
そこで隣国の第1王子軍の到着を待つ事にした。
(ナギサ)
隣国からの奇襲?しかもクーデターも同時発生?
どういう事だ?
(早乙女 椿)
とにかく行ってみましょうよ、師匠。
ロロア魔王国に飛び、キリアを召集する。
(キリア サキュバス)
なんだ?珍しい。
(ナギサ)
あのクロイツ家が大変みたいだ。
(キリア)
クロイツ家?あゝ、あのブサイクのところか(笑)
(椿)
それ、あんたがしたんでしょ(笑)
(キリア)
で、行くのか?
(ナギサ)
その予定だ。
(キリア)
分かった。
その足でカインのところへ行く。
(ナギサ)
カイン。
(ロロア魔王国女王 カイン・ロロア サキュバス)
話は聞きました。
行ってあげてください、シルフィア様。
(ナギサ)
分かった。
ついでにメイド達にも伝える。
場合によっては出撃すると。
(武装メイド長 ダークエルフ)
はっ!いつでも出撃できるようにいたします!
(専属メイド長 サキュバス)
任せてください!
(ナギサ)
頼んだ。
そしてナギサ達はクロイツ家に行った。
(ナギサ)
どうしました?
(クロイツ辺境伯家当主 ゲラン・クロイツ:男)
女神様!今、隣国から奇襲を受けまして、それと同時にクーデターも勃発しました。
(ナギサ)
なら、王宮ですか?
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
はい、ご一緒願えますでしょうか?
ナギサ達は馬車に乗り、王都に向かう。
(ナギサ)
今だから聞きます。
大義はどちらにありますか?
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
それが微妙なんです。
我が国は悪政というわけではありませんが、ちょっと税が重すぎかと。
女神様の言われていた教育も施しませんし。
隣国は、我が国の発展を妬んでの侵攻です。
我が国を侵略し、技術を手に入れようと。
そこでクーデターの首謀者と隣国の王との思惑が一致し、今回のような……
(ナギサ)
税や教育については口は挟んだのか?
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
いえ、娘が嫁いでいるので、何も……
(ナギサ)
それで良い。
下手に目を付けられたらダメだからな。
という事は、どうする?
(椿)
減税を条件に加勢する。
(ナギサ)
逆だ、加勢して力を見せつけた後、減税を迫るだ。
まぁ、国王の出方次第だかな。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
出方次第、と言われますと?
(ナギサ)
見捨てる場合もある。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
そ、そんな……
(ナギサ)
何でもかんでも加勢はしない。
大義がある方に加勢する。
無いなら見捨てる。
それだけだ。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
・・・はい……
王宮に着くナギサ達。
すぐに国王の居る謁見の間に通される。
そして国王は玉座を降り、ナギサ達が玉座に座るように勧められる。
まぁ、ここまでは合格点だ。
ふんぞり返れば、即帰るところだった。
(ナギサ)
それで、この度の願いとは何だ?
(国王)
はい、今、我が国は隣国の侵攻とクーデターの危機に晒されております。
(ナギサ)
で、手を貸せと。
(国王)
い、いえ、滅相もございません。
ただ、我々を救っていただけないかと。
我が軍も至急対応はしていますが、なにぶん奇襲であった事、図ったように同時にクーデターが起こった事で、危機的状況に追い込まれまして、女神様に救いを求めた次第でございます。
(ナギサ)
なら大義はどちらに。
(国王)
我々にございます。
隣国は我が国の発展を妬み侵略をしてきた事、クーデターの首謀者は隣国と手を組んでいると予想される事などです。
(ナギサ)
クーデターは何故起こった?心当たりは?
(国王)
・・・。
(ナギサ)
言えぬ内容か?(冷たい目)
(国王)
少し税が重かったかと。
それにより、他領も税が高くなり、庶民に皺寄せが……
(ナギサ)
で、その解決策は?
(国王)
今までの事を反省し、税を軽くする事と、国庫の一部を還元する事をお約束いたします。
(ナギサ)
他領への対策は?
(国王)
税の引き下げを王命で出します。
また、その監視もいたします。
(キリア)
一部って、舐めたようなちょびっとでも一部だせ?
(国王)
そ、そのような事は決して……
(椿)
教育はどうなんですか?
私達は教育にも力を入れています。
貧民街に生まれたから、最低所得者の家に生まれたからって諦めなくて良いように。
(国王)
因みにどのような?
椿は説明した。
そして如何にナギサが素晴らしいかを熱弁した。
(国王)
なっ!そのような事まで……(絶句)
(ナギサ)
しかし、その為に税が重くなったら何してるか分かりませんから、出来る範囲ですれば良いかと思います。
やはり、今日明日の食事が大事です。
それを確保しないと教育はできません。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
女神様はそのような生活を……
(ナギサ)
福祉に力を入れているのに贅沢するなんて本末転倒。
それに我の世界に行けば贅沢はできる。
普段はそれで充分だ。
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
そうか、だからあれほどのお土産を……
(ナギサ)
今度からは国王一家にもその祝福が回るだろう。
アンネの家族になるんだからな。
アンネに何かあったら、知らんが。
(第2王子)
そ、そんな事は決して!
我が妻を大切にしております。
(ナギサ)
姉の方はどうなんだ?
(第1王子)
はっ!私も妻を大切にしております。
王族によくある妾や第二夫人など、娶ってはおりません!
(ナギサ)
そうか。
なら、末永く幸せに、大切にするんだぞ。
(王子達)
ははぁ~!!
(ナギサ)
ならば加勢しよう。
戦況はどうなのだ?
隣国の侵略者は殲滅するとして、クーデターの者達はどうしたい?
(国王)
それは、見せしめの為に公開処刑を。
領地も全財産も没収の上、家は取り潰しに。
(ナギサ)
全員か?
(国王)
いえ、中枢部のみです。
(ナギサ)
治領の方は大丈夫か?
(国王)
そ、そんな事まで……はい、大丈夫です(感涙)
(ナギサ)
ならそうしよう。
一応言っておくが、火種を消す事もできるぞ。
殺しはしないが、このような事をすればどうなるか、思い知らす事は可能だが。
(国王)
・・・。
(ナギサ)
迷うか?
(国王)
たしかに火種は消したい。
しかし、我にも落ち度があった為、そこまでして良いのかと。
(ナギサ)
ならば、其方の希望通り、中枢部だけにしよう。
で、作戦は?
(近衛騎士団団長:男)
はっ!僭越ながら、私めが……
ナギサ達は作戦を聞く。
戦地が点在している為、転戦する必要がありそうだ。
(ナギサ)
どうするかな……
(椿)
師匠、クーデターなら王都に来るはず、そこを叩きません?
(ナギサ)
しかし、侵略軍まで待っていたら、被害は甚大になるぞ。
庶民が巻き込まれる。
(キリア)
クーデター軍は王都で、侵略軍は各個撃破でどうだ?
圧倒的な力を見せつけたら、効果はあるんじゃね?
(ナギサ)
どうですか?近衛騎士団長?
(近衛騎士団団長)
そこまでしていただけるのですか!
よろしくお願いいたします。
(ナギサ)
なら決まったな。
自軍を呼び寄せる。
圧倒的な力でねじ伏せよう。
(近衛騎士団団長)
じ、自軍!神軍まで来てもらえるのですか?
(椿)
今、私達のいる世界の世界最強の軍が来るよ。
(キリア)
武装メイド1万5000、専属メイド5000。
一騎当千以上だ。
今のところ、いやこの先も誰も勝てねぇ~な。
(椿)
私の居る国の近衛騎士団長を一撃で屠る戦闘力、しかも一歩も動かずにね。
それが1万5000よ。
(国王)
は、はぁ(冷汗)
(近衛騎士団団長)
なんか相手が可哀想になってきました(大汗)
(キリア)
1700万のスタンピートを王都直前で殲滅したしな。
その時はまだ1500だった。
コイツは瀕死の重症を負ったが、食い止めた。
(椿)
最後のドラゴン10万体はキツかったけどね(苦笑い)
(近衛騎士団団長)
・・・(冷汗)
(近衛騎士団副団長:女)
可哀想……敵が……(滝汗)
そしてやって来ました、武装メイド軍15000、専属メイド5000。
もはや王都全体がひれ伏して出迎えた。
作戦を発表する。
転戦で間に合うので、総力戦でいくと。
(武装メイド長 ダークエルフ)
総力戦で一気に叩く!神に勝利を!
(武装メイド達)
神に勝利を!!
(近衛騎士団団長)
こ、怖い(涙目)
そして戦地に向かった。
第1王子も第2王子も王女達も王妃も同行した。
動けない国王は駄々を捏ねたが、宰相に止められた。
(ナギサ)
そんなについて来て大丈夫ですか?
(第1王子)
大丈夫です。
我々も"女神様の奇跡"が見たい(輝く目)
(クロイツ辺境伯家次女 アンネ・クロイツ)
私も見たい!
(当主 ゲラン・クロイツ辺境伯)
私は辺境伯として……
(ナギサ)
はいはい、無茶しないでね。
(一同)
はい!
そして侵略軍と対峙した。
(第1王子)
今すぐ撤退すれば命は取らん、そうでなければ殲滅する。
誰一人生きては帰さん!
(隣国軍大将:男)
なんだと、やれるもんならやってみろ。
(第1王子)
見えないのか!我らには女神と神軍が付いている!
(隣国軍大将)
何処が神軍だ、何処に居る。
(第1王子)
目の前に居るだろうが!
(隣国軍大将)
はぁ?メイド風情に何ができる!
(第1王子)
バカだ、神軍をバカにするとは!
(隣国軍大将)
メイドが神軍?寝言は寝て言え(爆笑)
こちらは10万の軍勢だ、神軍とやらは何人いる。
(ナギサ)
1万5000だ、お前らには充分だ。
(隣国軍大将)
たかが1万5000?やれるもんならやってみろ。
(ナギサ)
援護は?
(武装メイド長)
必要ありません。
見事、打ち取ってみせます!
(ナギサ)
分かった、あの大将とその側近は生け取りで。
(武装メイド長)
はっ!
(第1王子)
本気ですか!
(ナギサ)
彼女が言うんだ、任せたら良い。
(第1王子)
引かぬのか、ならば神軍1万5000が相手をしてくださる、ありがたく散れ!
(隣国軍大将)
言わせておけば!行くぞ!突撃!
(武装メイド長)
大将とその側近は生け取りだ!
後は抹殺しろ!いくぞ!突貫!
喊声を上げて、散開しながら突っ込む武装メイド達。
10万の軍勢とすれ違う。
すれ違った後に、全員が斬り捨てられていた。
おそらく斬られた事を分からずに死んだんじゃないかな?
(隣国軍大将)
うっ、嘘だ……10万の軍勢が……すれ違っただけなのに……一瞬で殲滅した……
(第1王子)
・・・(絶句)
(第2王子)
・・・(どん引き)
(王女)
・・・(輝く目)
捕らえられた敵軍大将、その顔は絶望を通り越して土気色で震えていた。
(キリア)
だから言ったろ?お前らには充分だとな。
(隣国軍大将)
・・・(滝涙)
もはや喋る事すら出来なかった。
ただ涙を流して震えていた。
(ナギサ)
で、何を聞いて、どうしたら良いのかな?
次があるから手短かに(感情の消えた目)
(隣国軍大将)
・・・(恐怖)
(椿)
連れて行きましょう師匠。
次の戦場があります。
(ナギサ)
そうします?
(第1王子)
はっ、ははぁ~!!
(ナギサ)
皆んな大丈夫?
【テラヒール】
(武装メイド長)
ありがたき幸せ!
跪いたままお礼を言う武装メイド達。
それが余計に恐怖を誘う。
あのメイドが跪く人物、それはまさに女神。
敵国の大将が呟く……
(隣国軍大将)
我々は神を相手に戦争しているのか……
それからが凄かった。
隣国軍20万、30万、何それ美味しいの?と言わんばかりに瞬殺していく武装メイド達。
最初の大将はすでに失神していた。
そして本体100万。
(隣国軍大将)
将軍!投降してください。
とても敵う相手ではございません。
30万の軍が瞬殺されたのです。
これ以上は無駄死にです。
撤退しましょう、もう無理です。
我々は公開処刑です。
我々の命で堪えてください。
(隣国軍総大将:男)
なんだと、こちらの兵は100万、お前達の部隊も……
(隣国軍大将)
もう私達以外居ません、全員斬殺されました。
(隣国軍総大将)
・・・は?
お前ら、総勢60万の兵が皆斬殺……
(隣国軍大将)
コイツら、いえ、この方々には被害がありません。
全員無傷です。
(隣国軍総大将)
総勢60万と戦って、全員無傷!?
(隣国軍大将)
異常です!コイツ、いや、この方々は異常です。
神軍と言われています!
(隣国軍総大将)
神軍?!いや、そんなはずは……我々は虐げされた民の解放に……
(ナギサ)
どういう事かな?
(隣国軍総大将)
重税に苦しむ民を救う為の戦争です!
(ナギサ)
で、こちらに侵攻した後はどうする?
(隣国軍総大将)
民を救い、我が国の保護下にと。
(ナギサ)
で、自国を発展させると。
(隣国軍総大将)
あっ、いや、その、それは……
(ナギサ)
やはり自国も同じように発展させたいから技術や技師が欲しいと。
(隣国軍総大将)
それは、その、たしかに……
(ナギサ)
それを奪う為に戦争を吹っかけると同時にクーデター軍とも手を組んだと。
ちなみに国王は減税と国庫の一部還元を約束した。
守らないなら、ボクらが潰す。
(隣国軍総大将)
ぬぐぐっ……
(キリア)
どうなんだよ、これでも大義はそっちにあるんかよ!
(隣国軍大将)
この度の侵攻は、我が国を発展させる為の技師と技術の奪取。
そしてクーデター軍の大将が国王となり、我が国と同盟を結ぶ事が目的です。
(隣国軍総大将)
お前ら……
(隣国軍大将)
無茶です、勝てません、死ぬだけです。
撤退してください。
(椿)
この人達どうするんですか?
(第1王子)
うーん、国王に聞いてみないと。
普通なら公開処刑だ。
(ナギサ)
取り引き条件出す?
それとも潰す?
ちなみに全員の遺体は回収してるから、生き返らせて帰す事もできるよ?
(隣国軍総大将)
なっ、なんと!
生き返らせてもらえるのか!
(ナギサ)
状況次第で。
放っておいて、腐敗して流行り病や魔物の出没なんかになったらダメだからね。
殲滅するなら、穴掘って燃やして埋めるけど。
(隣国軍総大将)
・・・(恐怖)
(キリア)
どうする?お前ら?
(隣国軍総大将)
ぬぐぐぐぐ……
しかし、戻っても敵前逃亡で我々は処刑だぞ。
(隣国軍大将)
ううっ……
(ナギサ)
なんかややこしいなぁ……
(椿)
打開策は無いですか?師匠。
(ナギサ)
いやこれ、国際問題だから。
二国間で話し合ってもらわないとどうにもならないよ?
(隣国軍総大将)
投降する。
貴国と我が国で話し合ってくれ。
戦っても引き返しても処刑なら、投降して命を繋ぎたい。
(ナギサ)
と言ってますが?
(第1王子)
しかし、100万もの人質をどうやって捕えれば良いのだ?
そんな場所も食料も、我が国には無いぞ?
(ナギサ)
生き返らせて良いなら、上層部以外は一回死んでもらって、話がついてから生き返らすけど?
(隣国軍総大将)
無茶苦茶ですよ(涙)
(ナギサ)
ずっと張り付いてるわけにもいかないしなぁ……
(隣国軍総大将)
勘弁してください!そこを何とかお願いします(流涙)
(椿)
ここなら確保できない?
野営させて。
"結界"を張れば逃げられないし、食料は師匠が何とかしてあげて。
(キリア)
タダで渡せってか?
(椿)
それは料金をもらいましょうよ。
相手国に請求するんです。
(ナギサ)
しかし、払うかな?
(隣国軍総大将)
払います!払わせます!ここで殺さないでください!
(ナギサ)
そんな権限あるの?
(隣国軍総大将)
私は第2王子だ、私が直接交渉すると約束する。
それに第1王子も軍を率いてやってくる。
私が説得する、任せてくれ。
(ナギサ)
大丈夫かぁ?
ちなみに第1王子の軍は?
(隣国第2王子)
総勢150万だ、それが本体だ。
(ナギサ)
ダメじゃん。
合計310万……まぁ、よく編成したね。
そんなけの人数、何処に置くよ?
(隣国第2王子)
そこをなんとか……
(椿)
見渡す限り、ここに入らないですかね?
(ナギサ)
隊列組んでるからそう見えてないか?
野営のスペースと考えたら入るか?
どう思います?
(第1王子)
入らなくはないが……そんな大きな"結界"なんて……
(キリア)
張れるわな。
(ナギサ)
まぁ、できるけど。
(第1王子)
・・・。
(ナギサ)
相手の第1王子次第じゃない?これ?
(第1王子)
たしかに。
そこで隣国の第1王子軍の到着を待つ事にした。
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