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後日談 レモンケーキ
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――変わることを恐れてはいけないと思った。
まるで親の仇を前にするような顔で、コーデリアは切り出した。
「クローヴィス……以前に話してくれたレモンケーキのお店に……連れていってくれないかしら」
つい最近、やっとのことで正式な恋人となった女性にそんなことを言われ、クローヴィスは紅茶を淹れる手を止めた。茶葉の缶をしっかり閉じてからコーデリアへ向き直る。
「その店は王都にあるが……いいのか?」
学院時代はいざ知らず、故郷で官吏となってからのコーデリアは王都に来たがらなかった節があったのだ。何度か誘いをしつつもすげなく断られてきたクローヴィスにとって、彼女の発言は意外に思えた。
彼女はこくりと頷いた。
「行くわ。……本当は、ずっと、気になっていたの」
少しはにかんだように微笑むコーデリアに、クローヴィスは、己の心が馬鹿みたいに浮つくのを感じた。
「そうだな……行こうか。時間なら合わせよう」
「ふふ。今の時期、クローヴィスは忙しいでしょう? 実は休みが取れそうなの。私のほうが合わせるわ。……王都まで、会いに行くわ」
「わかったよ。……家の者たちには間違いなく君を通すように言っておく」
先日の「屋敷前での追い払い」事件を思い出し、苦い気持ちになる。
しばらくして、二杯分の紅茶ができた。彼のカップと彼女のカップ。クローヴィスがコーデリアの家になんとなく持ち込んで、そのまま家の住人となったペアのカップだ。
茶葉も同様に、いつもクローヴィスが新しいものを持ち込んでいる。コーデリアにまったく紅茶へのこだわりがないため、好きに置かせてもらっていた。そのほうが便利だから、と。
しかし、それが理由というわけでもなく、コーデリアの家に、自分の持ち物があるというひそかな優越感に浸りたかったことにも気づいている。
――手放さなくてはいけないと思っていたが……実際の行動は真逆になってしまうな。
コーデリアといると非合理的なことばかりしてしまうが、不思議と心地よさもある。
クローヴィスはできたばかりの紅茶を差し出した。
「できたよ、コーデリア」
「ありがとうございます」
彼女はゆっくりと紅茶のカップに口をつけた。猫舌の彼女が少しだけ熱がる素振りを見せるのがかわいらしかった。
「コーデリア、砂糖は?」
「え? いいえ、そんなものは」
きょとんとしたコーデリアの頬にキスを落とした。満足する。ずっとそうしたかったから。
「クローヴィス……」
気が付けば、コーデリアが頬を膨らませるようにして彼を見ていた。目元が赤らんでいる。
「あなたって、恋人に対してそこまで甘くなれる人だったのね」
ふっと視線を逸らした彼女はぼそりと「お砂糖みたい」と呟いた。
――それは君のほうもだ。
クローヴィスは林檎の頬をした「恋人」を眺めながら、熱い紅茶を飲み干した。
レモンケーキを食べに行く日。クローヴィスはきっかり三十分前に門前に出た。
折よくコーデリアもやってくる。
すっきりとしたシルエットのワンピースを身に着けた彼女は、目を丸くした。
「……私、早く来すぎたからどこかで時間をつぶそうと思って」
「そんなことだろうと思って、早くから待つつもりだった」
日頃から時間前集合に厳しい二人なので、約束の時間も自然と前倒しになる。
とはいえ、恋人と長く居られると思えば、悪くはない。
「……コーデリア」
「はい……」
コーデリアはクローヴィスの腕に自らの腕を絡ませた。
「店はここから近いんだ。歩いて行こう」
「わかりました。でも……」
コーデリアは周囲を見ながらこっそりと、「騒ぎになったりしませんか?」と尋ねてくる。
「そのために今日はカジュアルな服装なんだ。君につり合いが取れるようにね。いまさら私を狙う輩も少ないだろう」
コーデリアの手に力が入るのがわかり、クローヴィスは話題を間違えたことを悟った。
「大丈夫だ。一応、まだ内密に護衛もついている」
「そうでしたか」
歩いているうちに、店につく。すでに席の予約は済ませてあるので、すんなりと内部に通された。
中庭を臨むテラス席で、すぐにレモンケーキと紅茶のセットが運ばれてくる。
「おいしそうですね」
ひとめみたコーデリアの頬が緩んでいた。
「そうだろう。カーソンがえらく気に入っていてね。持ち帰りで私にも分けてくれたのだ。君なら喜ぶだろうと思ってね」
カーソンはクローヴィスの屋敷で執事をする男で、手土産の選定に余念がない。彼の目利きに叶ったスイーツだというだけで相当に期待できるというものだ。
コーデリアはレモンケーキにフォークをゆっくり入れる。
表面をコーティングした白のアイシンクを割れば、レモンピールの入ったスポンジがしっとりとした感触でフォークに吸い付いていく。
レモンの果汁、皮、果肉が、甘いケーキにさわやかな酸味を与えていた。
口にかけらを入れたコーデリアは幸せそうな顔をした。
「クローヴィス……これは、本当においしいですね」
「そうか。よかった」
コーデリアはケーキをじっくり食べ進めた。
食べ終えるとフォークを置いた彼女は少しうつむき、何かを考えているようだった。
「思い切って、ここに来てよかったです。レモンケーキの味を知らないより、知ったほうがきっといい……」
――よほど感激するような味だったのか。
クローヴィスはそう思いかけるも、コーデリアが言いたかったのはそのことではなかった。
「クローヴィス、実は私、怖かったんです」
「怖かった?」
ええ、とコーデリアは顎を引く。
「今まで、変わる勇気を持てなかったんです。あなたとの関係もそうだし……故郷を離れることも、そうだった。両親や兄が眠る土地を離れて生きることを、恐れていました。外に出てしまったら、家族を忘れてしまうかもって」
「……考え方が変わったのか」
「二度、死にかけましたから。その際、二度とも、あなたのことを思い出しました」
コーデリアは微笑んだ。
「あなたの結婚記事が出た時……私は、このレモンケーキを食べに連れていってもらっていたらよかったって後悔したんです。だから、ここに来られて幸せです。クローヴィスがいるから」
とつとつと語る彼女の目元は赤く潤んでいた。
クローヴィスは己の声がかすれているのを自覚しながら、「すまなかった」と呟いた。
「君の気持ちにあまりにも鈍感だったようだ。申し訳ない」
「クローヴィスが謝ることは何もありませんよ」
「いや、よくないな。君はやっと見つけた私の宝物だから。……償おう、いくらでも」
彼女は恥ずかしさを隠すように紅茶に口をつけた。
「……やっぱり、甘すぎるのよ、クローヴィス」
「恋は人を愚かにするんだよ、コーデリア」
――どれだけ押さえつけ、隠してきたか。解放された時の反動は、すさまじい。
クローヴィスはそれ以上、何も言わずにただ微笑み、コーデリアの手の甲に口づけを落としたのだった。
まるで親の仇を前にするような顔で、コーデリアは切り出した。
「クローヴィス……以前に話してくれたレモンケーキのお店に……連れていってくれないかしら」
つい最近、やっとのことで正式な恋人となった女性にそんなことを言われ、クローヴィスは紅茶を淹れる手を止めた。茶葉の缶をしっかり閉じてからコーデリアへ向き直る。
「その店は王都にあるが……いいのか?」
学院時代はいざ知らず、故郷で官吏となってからのコーデリアは王都に来たがらなかった節があったのだ。何度か誘いをしつつもすげなく断られてきたクローヴィスにとって、彼女の発言は意外に思えた。
彼女はこくりと頷いた。
「行くわ。……本当は、ずっと、気になっていたの」
少しはにかんだように微笑むコーデリアに、クローヴィスは、己の心が馬鹿みたいに浮つくのを感じた。
「そうだな……行こうか。時間なら合わせよう」
「ふふ。今の時期、クローヴィスは忙しいでしょう? 実は休みが取れそうなの。私のほうが合わせるわ。……王都まで、会いに行くわ」
「わかったよ。……家の者たちには間違いなく君を通すように言っておく」
先日の「屋敷前での追い払い」事件を思い出し、苦い気持ちになる。
しばらくして、二杯分の紅茶ができた。彼のカップと彼女のカップ。クローヴィスがコーデリアの家になんとなく持ち込んで、そのまま家の住人となったペアのカップだ。
茶葉も同様に、いつもクローヴィスが新しいものを持ち込んでいる。コーデリアにまったく紅茶へのこだわりがないため、好きに置かせてもらっていた。そのほうが便利だから、と。
しかし、それが理由というわけでもなく、コーデリアの家に、自分の持ち物があるというひそかな優越感に浸りたかったことにも気づいている。
――手放さなくてはいけないと思っていたが……実際の行動は真逆になってしまうな。
コーデリアといると非合理的なことばかりしてしまうが、不思議と心地よさもある。
クローヴィスはできたばかりの紅茶を差し出した。
「できたよ、コーデリア」
「ありがとうございます」
彼女はゆっくりと紅茶のカップに口をつけた。猫舌の彼女が少しだけ熱がる素振りを見せるのがかわいらしかった。
「コーデリア、砂糖は?」
「え? いいえ、そんなものは」
きょとんとしたコーデリアの頬にキスを落とした。満足する。ずっとそうしたかったから。
「クローヴィス……」
気が付けば、コーデリアが頬を膨らませるようにして彼を見ていた。目元が赤らんでいる。
「あなたって、恋人に対してそこまで甘くなれる人だったのね」
ふっと視線を逸らした彼女はぼそりと「お砂糖みたい」と呟いた。
――それは君のほうもだ。
クローヴィスは林檎の頬をした「恋人」を眺めながら、熱い紅茶を飲み干した。
レモンケーキを食べに行く日。クローヴィスはきっかり三十分前に門前に出た。
折よくコーデリアもやってくる。
すっきりとしたシルエットのワンピースを身に着けた彼女は、目を丸くした。
「……私、早く来すぎたからどこかで時間をつぶそうと思って」
「そんなことだろうと思って、早くから待つつもりだった」
日頃から時間前集合に厳しい二人なので、約束の時間も自然と前倒しになる。
とはいえ、恋人と長く居られると思えば、悪くはない。
「……コーデリア」
「はい……」
コーデリアはクローヴィスの腕に自らの腕を絡ませた。
「店はここから近いんだ。歩いて行こう」
「わかりました。でも……」
コーデリアは周囲を見ながらこっそりと、「騒ぎになったりしませんか?」と尋ねてくる。
「そのために今日はカジュアルな服装なんだ。君につり合いが取れるようにね。いまさら私を狙う輩も少ないだろう」
コーデリアの手に力が入るのがわかり、クローヴィスは話題を間違えたことを悟った。
「大丈夫だ。一応、まだ内密に護衛もついている」
「そうでしたか」
歩いているうちに、店につく。すでに席の予約は済ませてあるので、すんなりと内部に通された。
中庭を臨むテラス席で、すぐにレモンケーキと紅茶のセットが運ばれてくる。
「おいしそうですね」
ひとめみたコーデリアの頬が緩んでいた。
「そうだろう。カーソンがえらく気に入っていてね。持ち帰りで私にも分けてくれたのだ。君なら喜ぶだろうと思ってね」
カーソンはクローヴィスの屋敷で執事をする男で、手土産の選定に余念がない。彼の目利きに叶ったスイーツだというだけで相当に期待できるというものだ。
コーデリアはレモンケーキにフォークをゆっくり入れる。
表面をコーティングした白のアイシンクを割れば、レモンピールの入ったスポンジがしっとりとした感触でフォークに吸い付いていく。
レモンの果汁、皮、果肉が、甘いケーキにさわやかな酸味を与えていた。
口にかけらを入れたコーデリアは幸せそうな顔をした。
「クローヴィス……これは、本当においしいですね」
「そうか。よかった」
コーデリアはケーキをじっくり食べ進めた。
食べ終えるとフォークを置いた彼女は少しうつむき、何かを考えているようだった。
「思い切って、ここに来てよかったです。レモンケーキの味を知らないより、知ったほうがきっといい……」
――よほど感激するような味だったのか。
クローヴィスはそう思いかけるも、コーデリアが言いたかったのはそのことではなかった。
「クローヴィス、実は私、怖かったんです」
「怖かった?」
ええ、とコーデリアは顎を引く。
「今まで、変わる勇気を持てなかったんです。あなたとの関係もそうだし……故郷を離れることも、そうだった。両親や兄が眠る土地を離れて生きることを、恐れていました。外に出てしまったら、家族を忘れてしまうかもって」
「……考え方が変わったのか」
「二度、死にかけましたから。その際、二度とも、あなたのことを思い出しました」
コーデリアは微笑んだ。
「あなたの結婚記事が出た時……私は、このレモンケーキを食べに連れていってもらっていたらよかったって後悔したんです。だから、ここに来られて幸せです。クローヴィスがいるから」
とつとつと語る彼女の目元は赤く潤んでいた。
クローヴィスは己の声がかすれているのを自覚しながら、「すまなかった」と呟いた。
「君の気持ちにあまりにも鈍感だったようだ。申し訳ない」
「クローヴィスが謝ることは何もありませんよ」
「いや、よくないな。君はやっと見つけた私の宝物だから。……償おう、いくらでも」
彼女は恥ずかしさを隠すように紅茶に口をつけた。
「……やっぱり、甘すぎるのよ、クローヴィス」
「恋は人を愚かにするんだよ、コーデリア」
――どれだけ押さえつけ、隠してきたか。解放された時の反動は、すさまじい。
クローヴィスはそれ以上、何も言わずにただ微笑み、コーデリアの手の甲に口づけを落としたのだった。
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