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【第46話】 「“他の人の前で欲しがって”って言われた瞬間、震えが止まらなかった」
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「今日、“観客”呼ぶから」
彼女がそう言ったとき、
私の心臓は少しだけ跳ねた。
でも驚かなかった。
きっと、そうなる気はしていた。
「でも、触れへんよ。誰も」
「ただ──“欲しがってるミオ”を見るだけ」
「見られてるって思いながら、
“もらえない快楽”を演じて」
部屋には、前にも一度見たことのある女性が来ていた。
名乗らないまま、彼女の隣に座る。
私は、照明を落としたベッドの上に立たされた。
「ミオ、いまから“何も与えられないまま”──
“イきたくてたまらない女”をやってな」
「顔だけで、脚の動きだけで、息だけで、
“どれだけ渇いてるか”見せてあげて」
私は、脚を閉じたまま、わずかに震わせる。
喉を震わせ、目を潤ませ、
欲しいのに、得られない女の顔を作っていく。
視線が刺さる。
彼女だけでなく、“もうひとりの誰か”が見ていることが、
身体をより過敏にさせていく。
「うん、いいよミオ」
「もらえないのに、勝手に期待してる顔──最高」
「……ねえ、観てる側からしたら、
“あげないことで濡れさせる”って、一番贅沢やんな?」
観客の女性は、静かに笑っていた。
その気配すら、私の体温を狂わせていく。
やがて彼女が近づいてきて、囁いた。
「ミオ、今、誰かに触られたい?」
私は頷いた。
でも、それが間違いだった。
「そっか。
じゃあ──触らん」
それだけで、
膝が少し崩れた。
欲望を認めた瞬間に剥奪される、
それがいちばん、効いた。
彼女は言う。
「ミオって、“自分を見せること”でイきそうになってるよな」
「触れられたいわけちゃう。
“見せたい”だけなんやなって、わかってきた」
「じゃあ──このまま、
“見られるだけで絶頂寸前になる身体”に仕上げたろか?」
私は、その言葉に、何も言えなかった。
でも、
ベッドの上に震えながら座っている自分が──
その未来を、少し期待しているのを感じていた。
彼女がそう言ったとき、
私の心臓は少しだけ跳ねた。
でも驚かなかった。
きっと、そうなる気はしていた。
「でも、触れへんよ。誰も」
「ただ──“欲しがってるミオ”を見るだけ」
「見られてるって思いながら、
“もらえない快楽”を演じて」
部屋には、前にも一度見たことのある女性が来ていた。
名乗らないまま、彼女の隣に座る。
私は、照明を落としたベッドの上に立たされた。
「ミオ、いまから“何も与えられないまま”──
“イきたくてたまらない女”をやってな」
「顔だけで、脚の動きだけで、息だけで、
“どれだけ渇いてるか”見せてあげて」
私は、脚を閉じたまま、わずかに震わせる。
喉を震わせ、目を潤ませ、
欲しいのに、得られない女の顔を作っていく。
視線が刺さる。
彼女だけでなく、“もうひとりの誰か”が見ていることが、
身体をより過敏にさせていく。
「うん、いいよミオ」
「もらえないのに、勝手に期待してる顔──最高」
「……ねえ、観てる側からしたら、
“あげないことで濡れさせる”って、一番贅沢やんな?」
観客の女性は、静かに笑っていた。
その気配すら、私の体温を狂わせていく。
やがて彼女が近づいてきて、囁いた。
「ミオ、今、誰かに触られたい?」
私は頷いた。
でも、それが間違いだった。
「そっか。
じゃあ──触らん」
それだけで、
膝が少し崩れた。
欲望を認めた瞬間に剥奪される、
それがいちばん、効いた。
彼女は言う。
「ミオって、“自分を見せること”でイきそうになってるよな」
「触れられたいわけちゃう。
“見せたい”だけなんやなって、わかってきた」
「じゃあ──このまま、
“見られるだけで絶頂寸前になる身体”に仕上げたろか?」
私は、その言葉に、何も言えなかった。
でも、
ベッドの上に震えながら座っている自分が──
その未来を、少し期待しているのを感じていた。
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