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何か不味い事でも言っただろうか。
その憂いの色が浮かぶ瞳に、内心焦りが募る。
―――人違いだったか?
違いますか。と何と無く聞くに聞けず、咄嗟に黙り女性の反応を覗った。
絶対夏神だと思っていた俺は、声を掛ける前に夏神じゃ無かったらと悩んだ時より変な緊張を感じていた。
女性の視線が俺の顔から外れる。
女性は下へ首を少し下げながら、左右に視線を彷徨わせて何かを考えているようだった。
数秒、彷徨わせた後首を上げて、空色のマフラーからほんの少し唇を出すと閉じた唇を開いた。
「……何故」
「え?」
「何故、私の名を………?」
「…あー……」
女性が発した言葉で夏神本人だと確証して、内心ホッとした。
心の中で安堵したが、夏神の表情は警戒心を帯びた継だ。
(………そりゃそうか。)
二十歳の頃、最後に姿を見たのは俺の一方的に近かった。
夏神からすれば覚えている俺の姿は、二十歳の頃では無かったのかも知れない。
今の俺の姿を見て、知らない人だと思われてもそれは仕方無い事だ。
ただ、全く気付かれないのも何だか面白く無かった。
「何処かで、お会いしてました?」
―――そうだったらご免なさい。失礼を……
そう言葉を続ける夏神に、こいつらしいな。と思う。
「いや、俺、沢野だよ。」
名前を言って、夏神の反応が気になった。
思い出す迄時間がかかるか、それとも直ぐに分かるか。
少なくとも、あの頃を夏神が忘れていなければ、苗字を言っただけで気付くと思った。
「…さ…の?……さの…え……沢野?」
夏神は両眼を左右に動かし一瞬考えたようだ。
だが直ぐに視線を戻し、此方を見た様子から、思い出したみたいだ。
しかし、思い出した夏神の反応は、俺が期待したものとは全然違った。
「そう……。元気…そうね」
解かれると思った警戒心は消えず、夏神は懐かしむ表情では無く笑顔も見せない。
明るくなる筈の表情は、無機質な何かを見ているようなそんな視線で俺を捉えていた。
「まだ地元に居たんだな。」
学生の時、転入して来た夏神。
故郷は此処ではない。
何故か解かない警戒心を解いて欲しくて、雑談を続けようとした。
俺にとっては蘇る懐かしさ。
学生時代のように笑って欲しかった。隣に居たあの頃のように。
「…えぇ。……まぁ」
―――キュッ…カタン……
歯切れの悪い返事をしながら、さっきまで読んでいた本を棚に戻す夏神。
夏神のシューズの音が妙に耳に響いた。
向けられていた視線は外れ、夏神は焦点を明後日の方向へ向ける。
長く会話を続けるつもりは無いという意思表示なのか。
「――か…」
―――ブブッ…ブー……ブー………
夏神に呼び掛けようとした時、夏神の手に握られていたスマートフォンが震えた。
断続的に続くバイブレーションの音から、恐らく電話だと悟った。
二回目のバイブレーションに画面を確認して、断りも無く夏神はサッと電話に出た。
「はい。」
電話に出た夏神の声は、明らかに先程とは違った。
どこか明るい。
「あ…え、そうなの?……ご免。今、書店で――」
少し驚いたり、謝ったり、でも表情は柔らかい。
相手が誰かは知らないが、余程親しいのだろう。
声のトーンは明るい継だ。
《―――え、本屋?》
その時、夏神のスマートフォンからほんの微かに声が聞こえた。
高くは無いが、女性の声じゃ無い。
低い男性の声とは違うが、ワントーン程高い柔らかな声。
聞き逃さしはしなかった。
明らかに分かるのは父親では無い。
ハスキー声の女性。なんて事はな無いだろう、相手は若めの“異性”だと“男性”だと思った。
拭い切れない嫌な感情が湧くような気がした。
「大丈夫。直ぐ帰るから!うん、うん。……あ」
《―――………》
その後の夏神と会話をする相手の言葉は、はっきりとは聞き取る事が出来なかった。
耳に出来たのは、くぐもった声のみ。
「じゃあ、切るね。」
―――ポッ……
電話を終えた夏神は、スマートフォンを鞄にしまった。
口元のマフラーの位置を直すと、俺を見ずに動き出そうとする。
「………じゃ、私帰るから」
横を通り過ぎる直前、何も言わないのは失礼だと思ったのか、夏神が言葉を放った。
反射的に身体が動いていた。
通り過ぎようとした夏神の二の腕をコート越しに背後から掴んで、夏神が行くのを止めた。
当たり前だが、驚いた夏神はビックリした表情の継、半分此方へ顔を向けた。
「……ご免」
自分の行動に自分自身吃驚する。
驚かせたかった訳では無い為、瞬時に謝った。
でも、夏神の腕は掴んだ継。
俺の手は離すのを拒んでいた。
「…何。」
「…………」
「ねぇ、何なの?」
「…………」
「沢野、」
呼ばれて夏神の目を見ると、夏神の眼が訴えていた。
鈍感な奴でも分かる。眼は【その手を離して】と。
口程にものを言う夏神の眼に俺は弱かった。
―――バッ…
渋々、掴んでいた手を緩めると手を払うように腕を外された。
「夏神…っ」
引き留めようと名前を呼んだ。
行くなら夏神の連絡先が知りたかった。
次にいつ遇えるかなんて分からない。
「じゃぁ…ね。沢野。」
「ちょっ、夏神…―っ待!」
―――タッ…タタ…タッ…タッタッタッ…
掴んだ時に出来たコートの皺を手早く直すと、俺が連絡先を聞く前に夏神は背を向けて、駆け出す。
足早にこの場を離れて行った。
追い駆けようとしたが、一呼吸タイミングが遅く、夏神の姿は既に入口のドアの前で、追う気力が抜けた。
「………――っ…ふぅ」
夏神の腕を掴んだ自分の手を眺めた。
あまり記憶に無いが、昔と比べるとコート越しでも夏神の腕が細く感じた。
一度、掌を握り開く。
(………しっかし、)
顔を上げて夏神の居なくなったドアを見詰めた。
―――何であそこまで無愛想なんだ?
夏神から冷たくされる理由が正直分からない。
久々過ぎて驚いた……だけではない何があるような気がした。
(折角の機会が勿体無かったな。)
二十歳の頃に見たのを除いて、言葉を交わさなくなってから離れてた間は、約十五年だ。
話したい事は山程あった筈なのに、目の前にしたら全く話せなかった。
本来ならば此処で落ち込む所なのかもしれない。
だが、俺の気分は落ち込むよりも、何処か高揚感が湧いていた。
次に何処で遇えるか、この書店で遇えるとは限らないのに、自分が思うより夏神に久々遇えた事が嬉しかったようだ。
―――ブブッ…ブブブ……
フと自分のスマートフォンのバイブレーションに気付いて、スマートフォンを取り出せば恋人からのメッセージを知らせる通知が複数並んでいた。
夏神に遇えた高揚感から、これから帰宅して恋人と顔を合せる事を考えたら複雑だった。
(面倒臭ぇなー………)
内心で溜め息を吐きながら、書店を出る為に歩き出した。
店内の暖房の暖かさに慣れてしまった為、気を引き締める。
外へ一歩踏み出すと、一瞬で息が白くなった。
自宅までそう遠く無い。
時間にして、歩いて二十分かかるかという距離。
白く漂う息を見ながら、寒さで耳に痛みを感じながらも一歩一歩進んだ。
―――カチャ…………
自宅のドアの前に着いて、鍵を差し込み開けるとリビングから明かりが漏れていた。
多分、恋人はリビングのソファに居てテレビでも見ていると思った。
歩きながら返したメッセージに、返事は来ていなかった。
(……寝てる可能性もあるか。)
殆ど温くなってしまったであろう牛乳を先に早く冷蔵庫に入れないとと思いながら、リビングのドアを開けた。
「あ、お帰り。」
俺の存在に気付いた恋人が、案の定ソファに座りながら声を掛けて来た。
その憂いの色が浮かぶ瞳に、内心焦りが募る。
―――人違いだったか?
違いますか。と何と無く聞くに聞けず、咄嗟に黙り女性の反応を覗った。
絶対夏神だと思っていた俺は、声を掛ける前に夏神じゃ無かったらと悩んだ時より変な緊張を感じていた。
女性の視線が俺の顔から外れる。
女性は下へ首を少し下げながら、左右に視線を彷徨わせて何かを考えているようだった。
数秒、彷徨わせた後首を上げて、空色のマフラーからほんの少し唇を出すと閉じた唇を開いた。
「……何故」
「え?」
「何故、私の名を………?」
「…あー……」
女性が発した言葉で夏神本人だと確証して、内心ホッとした。
心の中で安堵したが、夏神の表情は警戒心を帯びた継だ。
(………そりゃそうか。)
二十歳の頃、最後に姿を見たのは俺の一方的に近かった。
夏神からすれば覚えている俺の姿は、二十歳の頃では無かったのかも知れない。
今の俺の姿を見て、知らない人だと思われてもそれは仕方無い事だ。
ただ、全く気付かれないのも何だか面白く無かった。
「何処かで、お会いしてました?」
―――そうだったらご免なさい。失礼を……
そう言葉を続ける夏神に、こいつらしいな。と思う。
「いや、俺、沢野だよ。」
名前を言って、夏神の反応が気になった。
思い出す迄時間がかかるか、それとも直ぐに分かるか。
少なくとも、あの頃を夏神が忘れていなければ、苗字を言っただけで気付くと思った。
「…さ…の?……さの…え……沢野?」
夏神は両眼を左右に動かし一瞬考えたようだ。
だが直ぐに視線を戻し、此方を見た様子から、思い出したみたいだ。
しかし、思い出した夏神の反応は、俺が期待したものとは全然違った。
「そう……。元気…そうね」
解かれると思った警戒心は消えず、夏神は懐かしむ表情では無く笑顔も見せない。
明るくなる筈の表情は、無機質な何かを見ているようなそんな視線で俺を捉えていた。
「まだ地元に居たんだな。」
学生の時、転入して来た夏神。
故郷は此処ではない。
何故か解かない警戒心を解いて欲しくて、雑談を続けようとした。
俺にとっては蘇る懐かしさ。
学生時代のように笑って欲しかった。隣に居たあの頃のように。
「…えぇ。……まぁ」
―――キュッ…カタン……
歯切れの悪い返事をしながら、さっきまで読んでいた本を棚に戻す夏神。
夏神のシューズの音が妙に耳に響いた。
向けられていた視線は外れ、夏神は焦点を明後日の方向へ向ける。
長く会話を続けるつもりは無いという意思表示なのか。
「――か…」
―――ブブッ…ブー……ブー………
夏神に呼び掛けようとした時、夏神の手に握られていたスマートフォンが震えた。
断続的に続くバイブレーションの音から、恐らく電話だと悟った。
二回目のバイブレーションに画面を確認して、断りも無く夏神はサッと電話に出た。
「はい。」
電話に出た夏神の声は、明らかに先程とは違った。
どこか明るい。
「あ…え、そうなの?……ご免。今、書店で――」
少し驚いたり、謝ったり、でも表情は柔らかい。
相手が誰かは知らないが、余程親しいのだろう。
声のトーンは明るい継だ。
《―――え、本屋?》
その時、夏神のスマートフォンからほんの微かに声が聞こえた。
高くは無いが、女性の声じゃ無い。
低い男性の声とは違うが、ワントーン程高い柔らかな声。
聞き逃さしはしなかった。
明らかに分かるのは父親では無い。
ハスキー声の女性。なんて事はな無いだろう、相手は若めの“異性”だと“男性”だと思った。
拭い切れない嫌な感情が湧くような気がした。
「大丈夫。直ぐ帰るから!うん、うん。……あ」
《―――………》
その後の夏神と会話をする相手の言葉は、はっきりとは聞き取る事が出来なかった。
耳に出来たのは、くぐもった声のみ。
「じゃあ、切るね。」
―――ポッ……
電話を終えた夏神は、スマートフォンを鞄にしまった。
口元のマフラーの位置を直すと、俺を見ずに動き出そうとする。
「………じゃ、私帰るから」
横を通り過ぎる直前、何も言わないのは失礼だと思ったのか、夏神が言葉を放った。
反射的に身体が動いていた。
通り過ぎようとした夏神の二の腕をコート越しに背後から掴んで、夏神が行くのを止めた。
当たり前だが、驚いた夏神はビックリした表情の継、半分此方へ顔を向けた。
「……ご免」
自分の行動に自分自身吃驚する。
驚かせたかった訳では無い為、瞬時に謝った。
でも、夏神の腕は掴んだ継。
俺の手は離すのを拒んでいた。
「…何。」
「…………」
「ねぇ、何なの?」
「…………」
「沢野、」
呼ばれて夏神の目を見ると、夏神の眼が訴えていた。
鈍感な奴でも分かる。眼は【その手を離して】と。
口程にものを言う夏神の眼に俺は弱かった。
―――バッ…
渋々、掴んでいた手を緩めると手を払うように腕を外された。
「夏神…っ」
引き留めようと名前を呼んだ。
行くなら夏神の連絡先が知りたかった。
次にいつ遇えるかなんて分からない。
「じゃぁ…ね。沢野。」
「ちょっ、夏神…―っ待!」
―――タッ…タタ…タッ…タッタッタッ…
掴んだ時に出来たコートの皺を手早く直すと、俺が連絡先を聞く前に夏神は背を向けて、駆け出す。
足早にこの場を離れて行った。
追い駆けようとしたが、一呼吸タイミングが遅く、夏神の姿は既に入口のドアの前で、追う気力が抜けた。
「………――っ…ふぅ」
夏神の腕を掴んだ自分の手を眺めた。
あまり記憶に無いが、昔と比べるとコート越しでも夏神の腕が細く感じた。
一度、掌を握り開く。
(………しっかし、)
顔を上げて夏神の居なくなったドアを見詰めた。
―――何であそこまで無愛想なんだ?
夏神から冷たくされる理由が正直分からない。
久々過ぎて驚いた……だけではない何があるような気がした。
(折角の機会が勿体無かったな。)
二十歳の頃に見たのを除いて、言葉を交わさなくなってから離れてた間は、約十五年だ。
話したい事は山程あった筈なのに、目の前にしたら全く話せなかった。
本来ならば此処で落ち込む所なのかもしれない。
だが、俺の気分は落ち込むよりも、何処か高揚感が湧いていた。
次に何処で遇えるか、この書店で遇えるとは限らないのに、自分が思うより夏神に久々遇えた事が嬉しかったようだ。
―――ブブッ…ブブブ……
フと自分のスマートフォンのバイブレーションに気付いて、スマートフォンを取り出せば恋人からのメッセージを知らせる通知が複数並んでいた。
夏神に遇えた高揚感から、これから帰宅して恋人と顔を合せる事を考えたら複雑だった。
(面倒臭ぇなー………)
内心で溜め息を吐きながら、書店を出る為に歩き出した。
店内の暖房の暖かさに慣れてしまった為、気を引き締める。
外へ一歩踏み出すと、一瞬で息が白くなった。
自宅までそう遠く無い。
時間にして、歩いて二十分かかるかという距離。
白く漂う息を見ながら、寒さで耳に痛みを感じながらも一歩一歩進んだ。
―――カチャ…………
自宅のドアの前に着いて、鍵を差し込み開けるとリビングから明かりが漏れていた。
多分、恋人はリビングのソファに居てテレビでも見ていると思った。
歩きながら返したメッセージに、返事は来ていなかった。
(……寝てる可能性もあるか。)
殆ど温くなってしまったであろう牛乳を先に早く冷蔵庫に入れないとと思いながら、リビングのドアを開けた。
「あ、お帰り。」
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