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◇Side柚衣
―――タッタ…ッ……タッタッタ…ッ…タッ……
寒空の暗闇に息が上がる。
マフラー越しに漏れる息が、白く広がった。
聞こえるのは、自分の呼吸音。
ポツリポツリと続く街灯や道路を往く車のライトが視界に入っている筈だが、今はどうでも良かった。
何処をどう走っているかすら良く分からない。
書店を出てから、ただ無我夢中で脚を動かしていた。
「…ハァ…ッ……―ァ……ハァハァ……」
(………なんで……)
『夏神』
走る頭の中で、声が木霊していた。
掻き消すようにひたすら地面を蹴る。
「―――ハァ……ッ…フ……」
『―――なぁ、夏神』
―――タッタッ…タッ…ッ……タッタ……
(…………なんなの………何でよ…)
思考で否定しても、耳に残る声に心臓を掴まれるような気がした。
「…くっ………ハァハァ――…ッ………」
何処まで来たかも分からないが、脚が縺れ転びそうになった。
転倒しないようバランスを整える為に、漸く脚を止めた。
額から滲む汗が、ジワジワと流れ始めようとする。
幾ら二月と言えど、思い切り走れば全身から汗は吹き出るもの。
―――シャー……パパーッ………
耳に聞こえた車の走行音で、何と無く現実に引き戻される感覚。
「ハァハァ…ハァハァ……」
自分の息遣いだと思えない程、呼吸が乱れる。
ドクンドクン…ドクンドクン……
(……あつ…い………)
持病の気管支喘息の発作が起きない程度で走ったつもりだけど、気管支が強く無いからか、気管支自体から悲鳴が上がっているように感じた。
心臓の鼓動がやけに耳に五月蝿い。
落ち着こうとゆっくり空を見上げた。
当たり前だけど都会の夜空に星は殆ど見え無い。
「…―――はぁ………っ」
吐いた息は相変わらず白く、宙に消えて行く。
呼吸が落ち着くまで、早くて五分、十分はかかる。
荒い呼吸を繰り返しながら辺りを見回した。
幸い、夜遅い事もあってか、人通りは疎らで邪魔にはならなそうだった。
書店の方向を一度だけ振り向く。…ホッとした。
(………大丈夫……追って来たりはしてない)
差し出されたハンカチに、心臓が止まるかと思ったなんて、誰が思うだろう。
必死に平静を装ってたさっきの自分に、失笑しそうだった。
“沢野 隼”
本当ならば再会を喜ぶ事なのかもしれない。
普通の友達だったなら、ただの親友の継だったならきっと笑顔を向けられた。
それが出来無い理由は、自分が良く分かっている。
壊れる事無く、親友としての継離れたなら……
今こんなに心の中がざわめき、五月蝿さなど感じない。
「……神様の悪戯?」
(……フ………嘲笑わせないでよ)
誰に言う訳でも無く、私の独り言は寒空に消えて行く。
感情の波を立て直そうと、数秒、自分の口から漏れる吐息を眺めた。
―――ブブブ…ブブ……
気が付くと鞄の中が震えていた。
スマートフォンのバイブレーションだと思って、鞄に手を入れてスマートフォンを探した。
かじかむ手で取り出したスマートフォンの画面は、名前が表示されていた。
トークアプリの通知だと思っていたけど予想は外れ。電話だった。
直ぐに通話ボタンをタップして、耳元へ当てる。
「もしもし」
『柚衣、今何処?まだ本屋に居る?』
スマートフォンから聞こえた声は良く知ってる相手。
さっきも書店に居た時に電話をくれた恋人。
「ううん。書店は出たんだけど……ここ何処だろ」
『―――え?』
思わず場所を確認して無いが為に、キョロキョロしながら本音が漏れてしまった。
漏れた本音を聞き取った恋人は、スマートフォン越しに戸惑ったのだろう。
微かに驚いた様子の声が聞こえた。
心配をさせたい訳では無いのに、しまったと思った時には既に遅く、会話が止まってしまった。
「大丈夫!少し戻れば、大通りに出ると思うし……ちょっと暗いから知らない道に感じているだけよ、きっと。」
我ながら微妙な言い訳に聞こえた。
もう少しマシな説明に出来なかったのかと反省したくなる。
これでは心配を助長させるだけ。
『何か目印になる物とか無いか?』
「…目印?」
『流石に冬の夜道だし、もう遅い時間だから』
「え……」
『場所が分かれば、迎えに行くよ?』
先程迄の焦りが何処かへスッと消えるような気がした。
心配もしているが、恋人の声は穏やかで冷静だった。
聞き慣れた優しい声に、自然と口角が上がった。
「ありがとう。大丈夫、直ぐ帰るから。」
『柚衣』
「うん?」
『…分かった。何かあったら直ぐ連絡して。』
私が簡単には頼ったり甘えたりしない事を理解しているからか、何かを言い掛け、諦めたみたいだった。
恋人の言葉に頷いて、通話終了の緑のボタンをタップした。
鞄にスマートフォンをきちんとしまって、走って来た道を少し引き返す為に歩き出した。
五月蝿かった心臓の鼓動は、漸く落ち着きを取り戻していた。
―――カチッ…キー……
「ただいま~」
来た道を引き返して、結局帰宅まで三十分位かかってしまった。
玄関の鍵を閉めて、鍵を木製の木箱に仕舞い荷物とマフラーとコートを定位置に置いて洗面室へ向かった。
リビングに電気は付いていたから、手を洗う音で帰宅した事に気付くと思った。
―――サー…キュッ……サー…
―――カタン…パタパタ…
水を出した音に重なり扉が開く音と足音が聞こえた。
蛇口から流れる水流に手を浸した継、顔を上げた時、丁度洗面室を覗いた顔と目が合った。
「…お帰り。」
「ただいま。ご免ね、遅くなっちゃった。」
「無事ならいい。」
六つ年下の彼氏凛。
一見、素っ気無い様に見えるけど普段からコロコロ表情が変わる人では無い。
所謂、クールな人…である。
関わる中で気付いたのは、表情とかより目に宿りやすい彼の感情。
合わせた目には不安の影が見えた。やっぱり心配していたと分かる。
「凛」
彼は合わせていた目を下に向けた。
私が名前を呼ぶと、再び此方を見た。
「…何かあった?」
「え?」
「いや、柚衣が道に迷うとか珍しいなと思って。」
凛の言葉に、一瞬書店での光景が脳裏を掠めた。
何も悪い事をした訳でも無いのに、勝手に罪悪感に似た戸惑いがふわりと浮かびそうになって、即座に掻き消した。
変な所に鋭い凛の性格を知っているから。
ただでさえ帰宅が遅くなって心配させたのに、これ以上心配させる訳にはいかない。
―――キュッ……
「何も。ちょっと考え事して歩いてたからだと思う。星見えるかな?とか」
水を止めて手を拭きながら答える。
自然に合わせていた目を外して自分の手元へ。
しかし手を拭く間、凛からジッと見られてる視線を感じた。
「どうかした?」
「………」
(…………何で急に黙るの)
手を拭き終わり、凛を見ればやっぱり此方を見ていた。
謎の沈黙に居心地の悪さを感じる前に聞いても無言。
「そういえば、夕飯は…?」
「食べて来た。」
凛の方へ歩きながら聞くと、やっと口を開いた。
「そう。」
相槌をしながらリビングへ足を進めると、後ろから凛も付いて来た。
私と凛は同棲はしていない。
でも、お互いの家の鍵は持っていて、時々行き来する。
事前に連絡無くお互いが相手の家に居ても、気にしないくらいの関係は築いている。
世間では半同棲というものに近いのかも知れない。
モスグリーンのトレーナーに下はデニム姿の所を見ると、凛は一旦帰宅してササッと着替えて来たみたい。
リビングのソファには無造作に置かれた濃紺のダッフルコートとチェックのマフラーが置いてあった。
「何か飲む?」
凛とは違い、夕飯を済ませていない私。
着替えてから軽く作ろうか迷ったけれど、時間が遅い為、その継ご飯に取り掛かろうと腕を捲くり、キッチンに置いているエプロンを取りながら、棚からコップを取り出そうと手を伸ばした。
―――タッタ…ッ……タッタッタ…ッ…タッ……
寒空の暗闇に息が上がる。
マフラー越しに漏れる息が、白く広がった。
聞こえるのは、自分の呼吸音。
ポツリポツリと続く街灯や道路を往く車のライトが視界に入っている筈だが、今はどうでも良かった。
何処をどう走っているかすら良く分からない。
書店を出てから、ただ無我夢中で脚を動かしていた。
「…ハァ…ッ……―ァ……ハァハァ……」
(………なんで……)
『夏神』
走る頭の中で、声が木霊していた。
掻き消すようにひたすら地面を蹴る。
「―――ハァ……ッ…フ……」
『―――なぁ、夏神』
―――タッタッ…タッ…ッ……タッタ……
(…………なんなの………何でよ…)
思考で否定しても、耳に残る声に心臓を掴まれるような気がした。
「…くっ………ハァハァ――…ッ………」
何処まで来たかも分からないが、脚が縺れ転びそうになった。
転倒しないようバランスを整える為に、漸く脚を止めた。
額から滲む汗が、ジワジワと流れ始めようとする。
幾ら二月と言えど、思い切り走れば全身から汗は吹き出るもの。
―――シャー……パパーッ………
耳に聞こえた車の走行音で、何と無く現実に引き戻される感覚。
「ハァハァ…ハァハァ……」
自分の息遣いだと思えない程、呼吸が乱れる。
ドクンドクン…ドクンドクン……
(……あつ…い………)
持病の気管支喘息の発作が起きない程度で走ったつもりだけど、気管支が強く無いからか、気管支自体から悲鳴が上がっているように感じた。
心臓の鼓動がやけに耳に五月蝿い。
落ち着こうとゆっくり空を見上げた。
当たり前だけど都会の夜空に星は殆ど見え無い。
「…―――はぁ………っ」
吐いた息は相変わらず白く、宙に消えて行く。
呼吸が落ち着くまで、早くて五分、十分はかかる。
荒い呼吸を繰り返しながら辺りを見回した。
幸い、夜遅い事もあってか、人通りは疎らで邪魔にはならなそうだった。
書店の方向を一度だけ振り向く。…ホッとした。
(………大丈夫……追って来たりはしてない)
差し出されたハンカチに、心臓が止まるかと思ったなんて、誰が思うだろう。
必死に平静を装ってたさっきの自分に、失笑しそうだった。
“沢野 隼”
本当ならば再会を喜ぶ事なのかもしれない。
普通の友達だったなら、ただの親友の継だったならきっと笑顔を向けられた。
それが出来無い理由は、自分が良く分かっている。
壊れる事無く、親友としての継離れたなら……
今こんなに心の中がざわめき、五月蝿さなど感じない。
「……神様の悪戯?」
(……フ………嘲笑わせないでよ)
誰に言う訳でも無く、私の独り言は寒空に消えて行く。
感情の波を立て直そうと、数秒、自分の口から漏れる吐息を眺めた。
―――ブブブ…ブブ……
気が付くと鞄の中が震えていた。
スマートフォンのバイブレーションだと思って、鞄に手を入れてスマートフォンを探した。
かじかむ手で取り出したスマートフォンの画面は、名前が表示されていた。
トークアプリの通知だと思っていたけど予想は外れ。電話だった。
直ぐに通話ボタンをタップして、耳元へ当てる。
「もしもし」
『柚衣、今何処?まだ本屋に居る?』
スマートフォンから聞こえた声は良く知ってる相手。
さっきも書店に居た時に電話をくれた恋人。
「ううん。書店は出たんだけど……ここ何処だろ」
『―――え?』
思わず場所を確認して無いが為に、キョロキョロしながら本音が漏れてしまった。
漏れた本音を聞き取った恋人は、スマートフォン越しに戸惑ったのだろう。
微かに驚いた様子の声が聞こえた。
心配をさせたい訳では無いのに、しまったと思った時には既に遅く、会話が止まってしまった。
「大丈夫!少し戻れば、大通りに出ると思うし……ちょっと暗いから知らない道に感じているだけよ、きっと。」
我ながら微妙な言い訳に聞こえた。
もう少しマシな説明に出来なかったのかと反省したくなる。
これでは心配を助長させるだけ。
『何か目印になる物とか無いか?』
「…目印?」
『流石に冬の夜道だし、もう遅い時間だから』
「え……」
『場所が分かれば、迎えに行くよ?』
先程迄の焦りが何処かへスッと消えるような気がした。
心配もしているが、恋人の声は穏やかで冷静だった。
聞き慣れた優しい声に、自然と口角が上がった。
「ありがとう。大丈夫、直ぐ帰るから。」
『柚衣』
「うん?」
『…分かった。何かあったら直ぐ連絡して。』
私が簡単には頼ったり甘えたりしない事を理解しているからか、何かを言い掛け、諦めたみたいだった。
恋人の言葉に頷いて、通話終了の緑のボタンをタップした。
鞄にスマートフォンをきちんとしまって、走って来た道を少し引き返す為に歩き出した。
五月蝿かった心臓の鼓動は、漸く落ち着きを取り戻していた。
―――カチッ…キー……
「ただいま~」
来た道を引き返して、結局帰宅まで三十分位かかってしまった。
玄関の鍵を閉めて、鍵を木製の木箱に仕舞い荷物とマフラーとコートを定位置に置いて洗面室へ向かった。
リビングに電気は付いていたから、手を洗う音で帰宅した事に気付くと思った。
―――サー…キュッ……サー…
―――カタン…パタパタ…
水を出した音に重なり扉が開く音と足音が聞こえた。
蛇口から流れる水流に手を浸した継、顔を上げた時、丁度洗面室を覗いた顔と目が合った。
「…お帰り。」
「ただいま。ご免ね、遅くなっちゃった。」
「無事ならいい。」
六つ年下の彼氏凛。
一見、素っ気無い様に見えるけど普段からコロコロ表情が変わる人では無い。
所謂、クールな人…である。
関わる中で気付いたのは、表情とかより目に宿りやすい彼の感情。
合わせた目には不安の影が見えた。やっぱり心配していたと分かる。
「凛」
彼は合わせていた目を下に向けた。
私が名前を呼ぶと、再び此方を見た。
「…何かあった?」
「え?」
「いや、柚衣が道に迷うとか珍しいなと思って。」
凛の言葉に、一瞬書店での光景が脳裏を掠めた。
何も悪い事をした訳でも無いのに、勝手に罪悪感に似た戸惑いがふわりと浮かびそうになって、即座に掻き消した。
変な所に鋭い凛の性格を知っているから。
ただでさえ帰宅が遅くなって心配させたのに、これ以上心配させる訳にはいかない。
―――キュッ……
「何も。ちょっと考え事して歩いてたからだと思う。星見えるかな?とか」
水を止めて手を拭きながら答える。
自然に合わせていた目を外して自分の手元へ。
しかし手を拭く間、凛からジッと見られてる視線を感じた。
「どうかした?」
「………」
(…………何で急に黙るの)
手を拭き終わり、凛を見ればやっぱり此方を見ていた。
謎の沈黙に居心地の悪さを感じる前に聞いても無言。
「そういえば、夕飯は…?」
「食べて来た。」
凛の方へ歩きながら聞くと、やっと口を開いた。
「そう。」
相槌をしながらリビングへ足を進めると、後ろから凛も付いて来た。
私と凛は同棲はしていない。
でも、お互いの家の鍵は持っていて、時々行き来する。
事前に連絡無くお互いが相手の家に居ても、気にしないくらいの関係は築いている。
世間では半同棲というものに近いのかも知れない。
モスグリーンのトレーナーに下はデニム姿の所を見ると、凛は一旦帰宅してササッと着替えて来たみたい。
リビングのソファには無造作に置かれた濃紺のダッフルコートとチェックのマフラーが置いてあった。
「何か飲む?」
凛とは違い、夕飯を済ませていない私。
着替えてから軽く作ろうか迷ったけれど、時間が遅い為、その継ご飯に取り掛かろうと腕を捲くり、キッチンに置いているエプロンを取りながら、棚からコップを取り出そうと手を伸ばした。
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