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第一章 別世界
15話 妖精達の危機
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ガタガタ…と揺られながらバスはゆっくりと山道を進んでいく
「精霊の森ってどこまでなの?」早紀が助手席に座っているマリの方を見る「うーん…この速さだとあと1日はかかるかも」「はぇー」早紀は頭を下げる。
「うーん…」マリは後ろを振り向くと女の子が目を擦りながら座っている「早紀ちゃんあの子起きたみたい」「はぁ…良かったぁ、マリちゃん後ろ行ってあげて」早紀が手で合図をする「分かった!」マリはベルトを外すと女の子の方へ向かった。
「大丈夫起きた?」「…うん」女の子は周りを見る「私はマリ・スカーレットそしてあの前に座っているのが三河早紀よろしくね!あなたは?」「あ…わ…私は…シルフ…」「シルフ!?」早紀が驚いた声を出す「どうしたの!?早紀ちゃん」マリが前を見る「いや…なんでもない…」
(シルフと言えば前世では空気を操る妖精の名前だよね…ここではどうなのだろう)
「ところでシルフちゃん、妖精達が今どんな事になってるのか詳しく教えてくれる?答えたくないなら別にいいけどね」「ここら辺から揺れるかも!」早紀が叫ぶ「はーい!」マリが手を上げる。
先程より揺れが大きくなりながら山道を進む
「私達妖精達は普段通りの生活をしていました。ですが…ある日突然人間が攻め込んできたのです。そこからずっと人間と私達妖精の争いが始まりました。そんなある日…」
「妖精共を逃がすな!1人残らず捕獲しろー!」男の人が森を燃やしていく「シルフ!逃げろ!」「兄さんやだ!私も戦う!」「良いか!?お前だけは逃げるんだ!そうしたら誰かが拾ってくれる!俺は人間全員が悪い人だとは思わない!山を下りるんだ!」「兄さん…」シルフはそのまま走っていった。
「…その時に弓がかすったり…して…」「それで傷が沢山あったと…」「なるほど…少し待ってね」早紀がバスを止める「マリちゃん透明化お願い」「はい!【透明化】」とバスの周りに透明な膜が貼られた。
「これで周りには見えなくなるわ。見えるのは私の傍に居る人もしくは仲間だけ」とマリが言ったあと早紀がバスの外に出た。さてと…早紀が貝を取り出す。
「この貝はね私と連絡が取れる貝よ何かあったら連絡ちょうだい」ラミが貝を街の門前で早紀に渡す「ありがとうございます!」早紀は一瞬首を傾げるもすぐに頭を下げた。
「もしもし……はい!よろしくお願いします」早紀は頭を下げ貝をポケットに戻した。
「ただいまー」しばらく外に出てたあと早紀がドアを開け運転席に座る「何してたの?」「ふふん!ちょっとね」早紀はまたバスを走らせた。
「ここから先は…妖精達の監視区域です…」シルフが目の前の道を見る「ではシルフちゃんとマリちゃん並んで歩いたらどう?」「私はこのバスを運転しないといけないから…あっそうか格納すれば良いのか…」3人はバスを降りる。
「【格納】」早紀はバスを格納する「早紀ちゃんのそれ便利よねぇ…なんでも格納出来るんでしょ?」「そうだね!特に制限ないから家でも格納できるわ」「家…」マリがやれやれと言った目をする。
「ウンディーネ様!人間達が来ました!」「戦闘対戦に入って下さい!人数は?」「およそ3人です!」「3人でも気を抜かないで!」「はっ!」と1人の妖精が飛んで行った。
「そろそろ私達のこと向こうに知られているかな?」「はい…恐らく」シルフがフードを被っている「どうして私はこの格好を?妖精だと分からないじゃないですか…」「妖精狩りの人達に見られると厄介でしょ?妖精達は恐らく優しいから大丈夫よ…」と目の前に男の集団が現れる「アイツらまさか…」早紀が隣を見るとシルフがガタガタ震えている「早紀ちゃんまだダメ」「分かってるよ…」3人は男の横を通る「おいお前らここら辺で妖精共を見なかったか?」「いえ見てません」「ちっ…使えねぇ捕まえれば高値で売れるのによ」「……そうですかそれでは私達はこれで」マリの言葉に3人はまた歩き出した。マリの言葉に若干のイライラが込められていたことを早紀が知らないはずは無かった。
「ウンディーネ様!3人があの人間共と接触しました」「やはり仲間ね…だが私達は攻撃をされない限り攻撃をしてはダメ!しばらくは様子を見ましょうか」「はっ!」
「んーもう!何なのあいつら!命をなんだと思ってるのよ!!」マリが叫んでいる「まぁまぁマリちゃん…」「何!?早紀ちゃんはイライラしないの!?あんな奴ら私がぶっ飛ばすんだから!!」「あはは…でも私も同意見かな」早紀が前を見る「2人ともあの人たちを倒してくれるの?」シルフが首を傾げる「もちろん!ここに来る時に既に決めていたよ!」マリがシルフの手を握る「私のギルドは【天優団】天使のように優しいギルドだよ」早紀もシルフの方を見て笑う。
「ありがとう!」シルフは2人に抱きついた「さてと…監視されてるのをどうするかな…」「妖精達です」シルフが周りを見る「攻撃してくる気配ないからこのまま進もうか、良い?攻撃されても仕返さないでね」早紀は2人に言う「元々私達が加害者だもんね」マリが下を向く「でも!あなた達は優しい人間です!」シルフが前を見る「あはは…」とまた3人は歩き出した。
「そろそろ攻撃した方がいいと思います!」隠れながら3人の様子を伺っている男の妖精が弓を引いている「しかし…ウンディーネ様の指示がまだだ…」「ウンディーネ様は人間共に甘過ぎるのです!今倒さないとまた襲われますよ!」「くっ…そうか…分かった…皆!戦闘開始だ!ここで3人を仕留める」全員が弓を引いた。
「まだ着かないの…」マリはもうヘトヘトのようだ「バスなら早いけど明らか怪しいもんね…!?伏せて!」早紀がシルフを庇うと弓が早紀の隣に落ちる「やっぱり甘くは行かないか…」「どうして…ウンディーネ様攻撃されない限りしては行けないはずでは…」シルフが呟く「とりあえず逃げましょ!」3人は走り始める「逃がすな!」何やら声が聞こえる。
「もう!疲れてるのに!」マリが弓を避けながら呟く「!?まずいシルフちゃん!」早紀がシルフを庇うと早紀の肩に弓が刺さる「早紀ちゃん!くっ…」マリが奥の木を見る「マリちゃん!ダメ…攻撃したらアイツらと同じになる…」「でも!」「私が行きます」シルフが立ち上がる「シルフちゃん?」マリが早紀に刺さっている矢を抜く「痛…くない」
〔痛覚無効により痛みは感じません〕
「早紀ちゃん!しっかり!」シルフは1人で前に立った。
「精霊の森ってどこまでなの?」早紀が助手席に座っているマリの方を見る「うーん…この速さだとあと1日はかかるかも」「はぇー」早紀は頭を下げる。
「うーん…」マリは後ろを振り向くと女の子が目を擦りながら座っている「早紀ちゃんあの子起きたみたい」「はぁ…良かったぁ、マリちゃん後ろ行ってあげて」早紀が手で合図をする「分かった!」マリはベルトを外すと女の子の方へ向かった。
「大丈夫起きた?」「…うん」女の子は周りを見る「私はマリ・スカーレットそしてあの前に座っているのが三河早紀よろしくね!あなたは?」「あ…わ…私は…シルフ…」「シルフ!?」早紀が驚いた声を出す「どうしたの!?早紀ちゃん」マリが前を見る「いや…なんでもない…」
(シルフと言えば前世では空気を操る妖精の名前だよね…ここではどうなのだろう)
「ところでシルフちゃん、妖精達が今どんな事になってるのか詳しく教えてくれる?答えたくないなら別にいいけどね」「ここら辺から揺れるかも!」早紀が叫ぶ「はーい!」マリが手を上げる。
先程より揺れが大きくなりながら山道を進む
「私達妖精達は普段通りの生活をしていました。ですが…ある日突然人間が攻め込んできたのです。そこからずっと人間と私達妖精の争いが始まりました。そんなある日…」
「妖精共を逃がすな!1人残らず捕獲しろー!」男の人が森を燃やしていく「シルフ!逃げろ!」「兄さんやだ!私も戦う!」「良いか!?お前だけは逃げるんだ!そうしたら誰かが拾ってくれる!俺は人間全員が悪い人だとは思わない!山を下りるんだ!」「兄さん…」シルフはそのまま走っていった。
「…その時に弓がかすったり…して…」「それで傷が沢山あったと…」「なるほど…少し待ってね」早紀がバスを止める「マリちゃん透明化お願い」「はい!【透明化】」とバスの周りに透明な膜が貼られた。
「これで周りには見えなくなるわ。見えるのは私の傍に居る人もしくは仲間だけ」とマリが言ったあと早紀がバスの外に出た。さてと…早紀が貝を取り出す。
「この貝はね私と連絡が取れる貝よ何かあったら連絡ちょうだい」ラミが貝を街の門前で早紀に渡す「ありがとうございます!」早紀は一瞬首を傾げるもすぐに頭を下げた。
「もしもし……はい!よろしくお願いします」早紀は頭を下げ貝をポケットに戻した。
「ただいまー」しばらく外に出てたあと早紀がドアを開け運転席に座る「何してたの?」「ふふん!ちょっとね」早紀はまたバスを走らせた。
「ここから先は…妖精達の監視区域です…」シルフが目の前の道を見る「ではシルフちゃんとマリちゃん並んで歩いたらどう?」「私はこのバスを運転しないといけないから…あっそうか格納すれば良いのか…」3人はバスを降りる。
「【格納】」早紀はバスを格納する「早紀ちゃんのそれ便利よねぇ…なんでも格納出来るんでしょ?」「そうだね!特に制限ないから家でも格納できるわ」「家…」マリがやれやれと言った目をする。
「ウンディーネ様!人間達が来ました!」「戦闘対戦に入って下さい!人数は?」「およそ3人です!」「3人でも気を抜かないで!」「はっ!」と1人の妖精が飛んで行った。
「そろそろ私達のこと向こうに知られているかな?」「はい…恐らく」シルフがフードを被っている「どうして私はこの格好を?妖精だと分からないじゃないですか…」「妖精狩りの人達に見られると厄介でしょ?妖精達は恐らく優しいから大丈夫よ…」と目の前に男の集団が現れる「アイツらまさか…」早紀が隣を見るとシルフがガタガタ震えている「早紀ちゃんまだダメ」「分かってるよ…」3人は男の横を通る「おいお前らここら辺で妖精共を見なかったか?」「いえ見てません」「ちっ…使えねぇ捕まえれば高値で売れるのによ」「……そうですかそれでは私達はこれで」マリの言葉に3人はまた歩き出した。マリの言葉に若干のイライラが込められていたことを早紀が知らないはずは無かった。
「ウンディーネ様!3人があの人間共と接触しました」「やはり仲間ね…だが私達は攻撃をされない限り攻撃をしてはダメ!しばらくは様子を見ましょうか」「はっ!」
「んーもう!何なのあいつら!命をなんだと思ってるのよ!!」マリが叫んでいる「まぁまぁマリちゃん…」「何!?早紀ちゃんはイライラしないの!?あんな奴ら私がぶっ飛ばすんだから!!」「あはは…でも私も同意見かな」早紀が前を見る「2人ともあの人たちを倒してくれるの?」シルフが首を傾げる「もちろん!ここに来る時に既に決めていたよ!」マリがシルフの手を握る「私のギルドは【天優団】天使のように優しいギルドだよ」早紀もシルフの方を見て笑う。
「ありがとう!」シルフは2人に抱きついた「さてと…監視されてるのをどうするかな…」「妖精達です」シルフが周りを見る「攻撃してくる気配ないからこのまま進もうか、良い?攻撃されても仕返さないでね」早紀は2人に言う「元々私達が加害者だもんね」マリが下を向く「でも!あなた達は優しい人間です!」シルフが前を見る「あはは…」とまた3人は歩き出した。
「そろそろ攻撃した方がいいと思います!」隠れながら3人の様子を伺っている男の妖精が弓を引いている「しかし…ウンディーネ様の指示がまだだ…」「ウンディーネ様は人間共に甘過ぎるのです!今倒さないとまた襲われますよ!」「くっ…そうか…分かった…皆!戦闘開始だ!ここで3人を仕留める」全員が弓を引いた。
「まだ着かないの…」マリはもうヘトヘトのようだ「バスなら早いけど明らか怪しいもんね…!?伏せて!」早紀がシルフを庇うと弓が早紀の隣に落ちる「やっぱり甘くは行かないか…」「どうして…ウンディーネ様攻撃されない限りしては行けないはずでは…」シルフが呟く「とりあえず逃げましょ!」3人は走り始める「逃がすな!」何やら声が聞こえる。
「もう!疲れてるのに!」マリが弓を避けながら呟く「!?まずいシルフちゃん!」早紀がシルフを庇うと早紀の肩に弓が刺さる「早紀ちゃん!くっ…」マリが奥の木を見る「マリちゃん!ダメ…攻撃したらアイツらと同じになる…」「でも!」「私が行きます」シルフが立ち上がる「シルフちゃん?」マリが早紀に刺さっている矢を抜く「痛…くない」
〔痛覚無効により痛みは感じません〕
「早紀ちゃん!しっかり!」シルフは1人で前に立った。
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