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妖精界
7話、2人の再会
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「おはよう大池君、アンドロメダさん」とエクシアが椅子に座っている2人に話しかける「おはよう!」「おはようございますエクシアさん」大池とアンドロメダが言う「とりあえずここに座ってください」とアンドロメダがエクシアを椅子に誘導した。
「それで亜美ちゃんの手当たりはあるの?」エクシアが大池に聞くも無論、大池は全く情報が無く首を振るしかできない「とりあえず食べましょう?会議はそれからです」とアンドロメダがコトッと人数分の朝食を持ってくる「いただきまーす!」と3人で食べ始める。
「ごちそうさまでした」と3人は食べ終わる「やっぱりアンドロメダの料理は美味しいですね」と大池は言うと「そんな…ことありませんよ…料理が好きですから…」とアンドロメダは照れた、大池は照れる姿も可愛いと心で考える。
「それで魔妖精族のことなんだけど」とエクシアが大池に言う。アンドロメダもエクシアの隣に座る「私から説明してもいいでしょうか?」とエクシアの方を向く。
エクシアは1回頷くとアンドロメダが説明を始めた「魔妖精族と言うのは、簡単に言うと妖精種族の中で反乱を企てている妖精達です」大池は黙って聞いている「魔妖精族は基本の攻撃、守護は守護妖精達よりも高いです、なので死闘になることは間違いありません」大池は驚いた顔をする「でも心配ないわ」エクシアがその不安を感じたかのように言う「はい、守護妖精達の方が人数は上で、それにあたし達女神もいます。戦力的には同レベルだと思います」と言った瞬間、アンドロメダが立ち上がった。
「どうしたの!?」エクシアが言う「この気配…間違いないキリエルです!」「という事は?」大池も立ち上がる「はい風景が見えました。平原のところに守護妖精1人そして女の子1人最後にキリエルがいます!」とアンドロメダが振り向くと2人は「うん!」と頷き「行こう!」と大池の声とともに家を飛び出した。「大池君!いつの間に飛べるようになったの!?」エクシアが驚いてい「昨日の夜、アンドロメダにお願いして飛べるようになったんだよー」と大池はアンドロメダの方を見た「教えるのにかなりかかりましたよ」と笑顔で答える。そうエクシアが寝た夜に内緒で教えて貰ったのだ。
「アンドロメダさん」と椅子に座っているアンドロメダに大池が言う「あら大池君、明日も早いですよ早く寝ないと…」と目を大きくする。大池は首を振ると「お願いがあります」と首を下げる「飛び方を教えて欲しい?」アンドロメダはまた目を見開く「はい、いつまでも甘えて走ってばかりだとダメだと思ったので」と必死に大池はアンドロメダにお願いをすると、アンドロメダは笑って「分かりました。ですがここでは無理なので外に出てしましょうか」とアンドロメダが立ち上がる「よろしくお願いします!」と外に出る「寒い…」と大池は身体を震わせる「暖めましょうか?」とアンドロメダが手を広げる「えっ?いや…」と大池は照れる「うふふ…冗談ですよ」とアンドロメダは笑いながら指を大池の方へ向ける「ちょっととしたプレゼントです」と指が光ったと思えばパサッと大池の上から黒色のセーターが降りてきた「ありがとうございます」と小さな声で言った。
「ここら辺でいいでしょう」とアンドロメダが足を止める「まずあなたは人間なので羽を使って飛ぶことは不可能です」とアンドロメダ羽根を見せられ断言され大池の心は折れかける「ですが」とアンドロメダは羽根を閉じる「見ててください」とアンドロメダは手を広げる「え?」と大池は驚く、なんと浮いてるのだ「こんな風に羽根を使わなくとも飛ぶことは可能です」とアンドロメダが宙を自在に操る「羽根を使うより難しいですが慣れると楽なものです。戦闘も出来ますよ」とアンドロメダは目の前に降りてくる。
「どうすれば出来ますか?」と大池は聞くとアンドロメダは目を瞑り「まず人間、妖精、天使、女神その全てに素力(そりょく)という力が存在します」「素力?」と大池が言う「簡単に言うと無意識に発してる力です」とアンドロメダが言うも大池は困惑するばかり「じゃあ見せますね」とアンドロメダが手を振ると手からキラキラした物が大池に向かって飛んでくる「うわぁ」そう大池から放射状に飛び出てる線が見えるのだ「ゆらゆら揺れてる」アンドロメダは頷く「そうそれが素力です」「なるほど」大池はやっと納得した。
「素力は思想に強さが左右されます」とアンドロメダが言うも「思想?」「そうですね例えば…怒った時肩が重い気がする時がありませんか?」とアンドロメダから言われる。たしかに何か辛い時とかあると肩が下がる…「それは怒ることによって素力が上に集中するからです」なるほど「ここから本番です」アンドロメダが言う「思想が素力に関係するのであれば、飛ぶとはどういう事か分かりますか?」大池ははっと思い付く「つまり素力を下向きにする?」アンドロメダは笑顔になる「大正解!でもここからが難しい、素力を下向きにするのは落ち着くこと、落ち着いて飛ぶって思わないと飛ぶことはできません」ともう1回アンドロメダが飛んでみせる。
なるほど落ち着いて飛ぶこと考える…。大池は深呼吸をする「そうそのまま地面を向いて、落ち着いて…」とアンドロメダの声が少しづつ小さくなっていくような気がする…大池は目を瞑り足に神経を集中させていく、放射状の線も気にならなくなっていた。
「あらまぁ…」アンドロメダも小さく呟く、そう素力が下に集まってきたのだ「今です!」とアンドロメダが叫ぶと大池が目を開ける「飛べ!」と大池が叫ぶと同時に下に集中していた素力が大きく光り大池を空高く飛ばした「うわぁぁぁ!」と大池が空を飛んでいく「大池君落ち着いて!」とアンドロメダも追いかける「大池君!落ち着いて1回飛べば後は落ち着くだけです!」と叫ぶ大池は必死に体制を整えようとしている。
アンドロメダは大池の横に付くと手を取る「はい、これで落ち着ける?」と息を荒くしているが大池に聞く「はい…」とまた深呼吸する「離すわよ」とアンドロメダが手を離す「凄い飛んでる…」アンドロメダが嬉しそうに手を叩く「後はこの感覚を掴むことよ」とアンドロメダがもう1回手を振ると素力が見えなくなった。
その後も何回も着地しては飛ぶを繰り返しついに…「行きます」と大池が笑いながら言うと大池の体がゆっくりと上がっていく。しばらく登っていると「そこで止まってください!」とアンドロメダが飛んでくる「では少し下がって途中で止まってください」「出来るかな?」そう降りている途中で止まるのは練習をしてない「簡単です、見本を見せますね」とアンドロメダが一回転する。
するとなんと大池と比べ物にならないくらいの素力が見えた「素力をよく見ててください」とアンドロメダが言う「まず下がります」そう下がる時は下の素力を緩めれば下がれる…「止まります」と素力が集中する。
おお~っと大池は拍手をする「下がる力がある分素力は大きく使います」ここで大池は納得する「なるほど反発力と同じか」「やっと気付きましたか?」とアンドロメダが笑う「そうです素力はいわゆる反発力を大きくするか小さくするかで飛んだり下がったり停止したり出来ますよ」と手を振り素力を消した「さっやってみましょう?」とアンドロメダが少し下がり見ている。
大池は今までしたことを考え、まずは素力を小さく、大池の体が下がっていく「ストップ!」アンドロメダの声が聞こえた…ここで素力を大きく、カクン!と急激に止まり大池がよろめく「素力を上げすぎです」とアンドロメダに言われる「人間世界なら自転車のブレーキが分かりやすいかもしれないですね」とアンドロメダから言われ、なるほど車のブレーキかと大池は軽く想像しながらアンドロメダの元へ帰ってくると「上りは完璧ね」とアンドロメダが笑う「まだまだ!」とさらにここから練習をする。
「うん!今のいい感じじゃないかしら!」とアンドロメダが手を叩く、もうかれこれ1時間ほど練習したかな?大池は地面に降りる「どうですか?だいぶ早い方でしょ!?」と大池がアンドロメダに言う「どうでしょうか?人間の中でなら早い方だと思いますよー」人間の中でなら…と大池が首を落とす「次は移動なんだけど、ここが1番の難関じゃないかしら?」「どうしてですか?」大池が聞く「じゃあちょっと飛んで、私がストップって言ったら停止してくれる?」と言われ大池が空を飛んでいく…しばらく登るとアンドロメダが下から飛んでくる「そこら辺で止まってください!」「はい!」と停止する「まず移動するためには2つやり方があります。まずゆっくりから行きましょう、ゆっくりならそのまま背中にも素力を集めて下さい。前に進む意思が強ければその分自然と背中に集まると思います」とアンドロメダが大池の両手を持つ。
進む…前に進む…と大池は背中から何かに押される感覚を覚えた「そう!ゆっくりね!」と大池は急に後ろから押される感覚をしてアンドロメダに突っ込んでいく「うわぁぁぁ」とアンドロメダと接触する「だからゆっくりって言ったじゃないですか」とむぅって顔をされる「すいません…」と離れる「ほらもう1回!ゆっくりね?」とまた1から進んでいく「それじゃぁ今度は私無しでやってみましょ?」とアンドロメダの手が離れる「アンドロメダ!怖いよー!」大池が子供みたいに泣く「私ならここにいるから大丈夫ですよー!」とアンドロメダが手を振っている「そんなぁー」とゆっくりだが着実にゆっくり進んでいる。
しばらくして大池がアンドロメダの所に着く「じゃあ」とアンドロメダが消える「ここよー!」と元来た場所に瞬間移動で戻っている「10往復くらいして慣れましょう!」とここからまた10往復する。もう5往復過ぎたあたりから大池もコツを掴んだのかスピードが少しづつ上がっている。
大池は最後の10往復をする「うん!いい感じ!」アンドロメダも大池が上手になるにつれて笑顔が増えている「じゃあ次は高速移動です。見ててくださいね」とアンドロメダが手を広げる「行きます!」と行ったあと消えた「えっ?」「ここよー!」と遠くで飛行機みたいに早いスピードで飛んでいる「こんなふうに」と大池の前に来て止まる「早く飛ぶためには、体を倒すことが必要なの」と言う「体を倒す?」「そうですねここに透明なベッドがあると仮定して倒れてください」とアンドロメダが大池の目の前を指さす。
大池はゆっくり頷くとそのまま倒れる「ゆっくり倒れてね」と大池を見る「そこでストップ!」と大池は止まった「アンドロメダさん!怖いです!」大池が下向いて言う「大丈夫よ私が手を持ってます!」とアンドロメダは嘘をついた。「じゃあそのまま前を向いてください」と大池はアンドロメダの方を向くとゆっくりアンドロメダが離れていく「最後です!あたしを捕まえてください!」と手を広げる。
大池はアンドロメダの方に意識を向け手を伸ばす、すると体が少しづつ前に進んでいる「うわぁ」と大池が驚く「もう少し早く!」とアンドロメダに言われ大池は追いかける。気付いたらアンドロメダも横向きになっている「そうです!そのまま今度は曲がりましょう!ついてきてください!」とアンドロメダが横に曲がる。大池もアンドロメダに続き、ついて行く「私を捕まえてください!」とアンドロメダがスピードを上げた「絶対捕まえてやる!」と負けじと大池もスピードを上げる「そうそう良い調子!」とアンドロメダがまたとつぜん旋回する「くっ!」と大池も慌ててアンドロメダについて行く「へぇ…あの旋回でも着いて来るの…本当に大池君は凄い…じゃあ本気で飛びますね」とアンドロメダがぐんぐん加速する「なっ!?早くなって無いか!?」「くっ!」と大池も負けじと追いかける。
なんだろ…風が気持ちいい…アンドロメダは後ろを向き驚いた顔をする「…もう私のスピードと同じなのね…」とアンドロメダが横に避ける大池はその隙にスピードを上げるとアンドロメダの横につける「もっとスピード出していいよ!」とアンドロメダに言うとアンドロメダは笑って「ちょっと待ってください」と旋回する「え!?」大池も旋回する「では、確かめましょうか」アンドロメダが止まる。
大池も何とか止まると「ここからエクシアさんの家まで勝負です」とアンドロメダが大きな女神の羽を広げる「私も本気で行きますね」「はい!」と2人は横並びになる「よーい!」と大池とアンドロメダが準備をする。
「ドン!」パァン!と2人は勢いよく飛び出すアンドロメダは羽を羽ばたかせながら猛スピードで飛ぶ。大池も負けじと追いすがる「負けるかぁー!」と大池は思いっきり飛ぶとさらに加速するアンドロメダが近付いてくる「やぁー!」と2人は横並びになる。
するとアンドロメダは横を向き羽をまた収縮させるとまたスピードが上がった「なっ!」と大池もスピードを上げようとするがこれ以上上がらない…「いや…」と目を瞑る「ならば足元に素力を貯めて爆発させればいい!」と足元に気持ちを瞬間的に集中させると目を開けた。
バァン!ととてつもない音がなり大池が猛スピードで加速したのでどんどんアンドロメダに迫り遂にはアンドロメダを一瞬で追い越した。
アンドロメダは流石に抜かされると思って無かったらしく驚いていた「よっしゃぁぁ!勝ったああ!」と大池は地面ではしゃぐ「素力を貯めて爆発させるなんて大池君…とんでもないことしますね…」とアンドロメダが笑顔で降りてくる「完敗です参りました」と歩いてくる「いやぁ手加減してくれなかったら勝てなかったですよ」と大池は言う「私はあれで全力でしたよ」とアンドロメダが笑う「そんなことねぇ」と笑っている「そうですか」と目の前から消える…いや…見える!「そこだ!」と後ろを向いて頭を触ろうとする手を掴んだ。
「今どうやって私を捕まえました?」アンドロメダから質問が来る「え?それは見えたから…」アンドロメダは笑顔になり「ですよね?見えるという事は大池君のスピードが私より早くなったからです、普通自分より早いのは止めることが出来ませんからね。ちなみに」大池は言う「あなたのスピードは神同等です」「え?ちょっとまてアンドロメダさん!さっき人間の中でなら早い方って言ってましたよね!?」アンドロメダは目を丸くするとクスクスと笑う「嘘に決まってるじゃないですか、そもそも人間は飛ぶ事が出来ないって最高神が決めてることですよ」大池は目を丸くする「だから言ったはずです。あなたには特別な力がありますってね、ちなみに私が教えたキリエルは飛ぶまでに約300年、移動するのに500年はかかりました」「えっ!?」アンドロメダは真剣な顔に戻る「つまり大池君は女神でも最低500年かかることを半日で終わらせたのですよ?羽がない場合その倍はかかります」まぁ…とアンドロメダが続ける「私を抜かしたのは大池君…あなたが初です」「はぁ!?」大池がまた大きな声を出す「だって私は神界公認最速女神なんですからね、ちなみに気付かなかったでしょう、練習で私を追いかけてる時点で、あなたは普通に神を超えたスピードでしたよ」と笑っている「騙したなー!」と大池がそっぽを向く「うふふ…そうじゃないと大池君動きませんよね?」笑いながら大池の心をつつく「とりあえず帰りましょう」とアンドロメダが飛んでいく「分かった!」と大池も付いて行った。気付いたらもうとっくに日が刺していた。
「という訳なんです」とエクシアに言う「なるほど」と全部聞いたエクシアは驚いた顔をする「ではキリエルさんとアンドロメダさんは師弟関係だったのですね」とエクシアが飛びながらアンドロメダの顔を見る。
「そうですね、初めて抜かされるという感覚を覚えました」と大池を見て言う「神を越える人間が本当に存在するなんてね」とエクシアが言う「僕だって知りませんでしたよ!」と大池が言い3人で笑う。グガァァと遠くから激しい咆哮が聞こえてくる「何!?」エクシアと大池が叫ぶ「まずいわね」とモニターを出すそこにはでかい何かと3人が戦ってる…「ん!?」大池は見覚えのある顔に驚く「亜美!」どうやら絶対絶命らしい「このままだと間に合いません!瞬間移動して飛ばします!捕まってください!」アンドロメダが横に手を伸ばすと、大池とエクシアが掴むと指を1回鳴らした。
ビュン!と目の前に現れると同時にアンドロメダがうずくまってる3人の前に出ると片手を伸ばす。ガキーン!と音がなり衝撃波が来る「良かった間に合った」とアンドロメダが呟くと、大池は目の前に呆然としている亜美を見つけた「亜美!」大池は叫ぶと亜美は気付いたのか振り向き「大池君!」と抱きつき大泣きした「ヘカルス!」とエクシアも後ろから叫ぶ「エクシア!」と後ろも再会したみたいだ「流石です…アンドロメダさん…」キリエルも言う「皆怪我は無いですか?」とアンドロメダが振り向く「そちらこそ7体の攻撃よく片手で止めましたね…」ヘカルスが驚いている「うふふ…こう見えても女神の元最高上位ですよ」と後ろに刺さっている剣を取る。
「あれは…アンドロメダさんの神器、銀剣」キリエルがつぶやく。グガァァとまた7体が腕振り上げる「皆!見てなさいこれがアンドロメダさんの強さよ」とキリエルが言う「キリエル!あまりハードルあげないで」と照れる「だけどそうですね…流石に3人に対して7体は酷いです、ちょっと成敗しちゃいましょうか」と笑顔で剣を1振り、グガァァ!とアンドロメダを中心に大爆発が起こる「うわぁ!」と物凄い衝撃波と爆風が襲う、目の前には長く続く斬撃痕跡以外何も残っていなかった「これが私とアンドロメダさんの一振りの違いですよ~」とキリエルが目を輝かせる。
ヘカルスと亜美はあまりの衝撃に心を失う、大池とエクシアは平然と立っていると、アンドロメダがキィンと剣を収め「さぁ終わりましたよ」と振り向いた「と……とりあえず一旦私の家に集まりましょうか」とエクシアが言うと皆は手を挙げ付いて行った「おーい亜美ちゃーん大池君行くよー!」エクシアが言う「エクシアさん今はそっとしてあげましょう?」とアンドロメダが後ろを見て言う「そうね」と笑いながら飛んで行った。
「大池君…生きててよかった」と亜美はずっと大池の胸に顔を埋め泣き続けている「希望があればなんでも出来る…例えどんなに離れても辛くても頑張ればなんでも出来る…」亜美がつぶやく「それは?」大池が聞く「私のお姉さんの言葉よ、私が中学校の時に突如いなくなったんだけどね…」大池もそれは知っている。
亜美の姉は、相良英美里(えみり)と言って、とても音楽好きでバンドがしたいと亜美に音楽を教えていたが、ある日を境に姿を消した、亜美はまだ会いたいと願っているのに…「大丈夫すぐに会えるよ…僕にも再会できたんだから」と亜美の顔を見る「そういえば遊園地の時…いや!ずっと言いたかったんだけど…」と大池の顔を見る「どうした?」と大池が振り向いた時、亜美の顔が近付いて大池の唇に触れ合う「好きです…大池君…」と亜美が肩に顔を埋める「僕も…好きだよ」と抱きしめもう1回今度は長くキスをした「こんな場所で告白とはなぁ」と大池が笑うと亜美も「なかなかいい告白場所じゃないの?」と指を指した。
そこには平原の花の上に大きな夕焼けが2人の影を照らしている「あぁ…そうだな」「ね、そろそろ行こ皆が心配するよ」と亜美が立つ「亜美…飛べるのか?」亜美はしばらく考えると「……飛べない」とてへ顔をされる「仕方ないなぁ」と飛び方を簡単に教えた。
亜美は何故か大池よりも早く覚え、1時間かからず移動出来る所まで来た「行こうぜ!」「うん!」と2人は夕日に向かって飛んで行った。
「おーい!」とエクシアが玄関前で手を振っている「亜美降りるよ!」と2人は降りる「すいません遅くなりました!」と駆け上がる「亜美ちゃんも飛べるのね」とエクシアは言う「キリエルは目を丸くする「あれ亜美ちゃって飛べたっけ?」「いやぁ…僕より覚えるの早かったみたいで…1時間ほどで飛べるようになりました。」と大池が頭を搔く。
アンドロメダとキリエルはポカーンと口を開けた「ねぇアンドロメダさん…人間なのよね?この2人」キリエルはアンドロメダにコソッと言う「人間では無いわね…」とアンドロメダも苦笑いする「よぉーし全員集合したってことでパーティーだぁー!」とエクシアが両手をあげる皆はポカーンとしたがすぐに「やったぁー」と盛り上がる、大池と亜美はもうすっかりこの世界に慣れてしまっていた……。
「それで亜美ちゃんの手当たりはあるの?」エクシアが大池に聞くも無論、大池は全く情報が無く首を振るしかできない「とりあえず食べましょう?会議はそれからです」とアンドロメダがコトッと人数分の朝食を持ってくる「いただきまーす!」と3人で食べ始める。
「ごちそうさまでした」と3人は食べ終わる「やっぱりアンドロメダの料理は美味しいですね」と大池は言うと「そんな…ことありませんよ…料理が好きですから…」とアンドロメダは照れた、大池は照れる姿も可愛いと心で考える。
「それで魔妖精族のことなんだけど」とエクシアが大池に言う。アンドロメダもエクシアの隣に座る「私から説明してもいいでしょうか?」とエクシアの方を向く。
エクシアは1回頷くとアンドロメダが説明を始めた「魔妖精族と言うのは、簡単に言うと妖精種族の中で反乱を企てている妖精達です」大池は黙って聞いている「魔妖精族は基本の攻撃、守護は守護妖精達よりも高いです、なので死闘になることは間違いありません」大池は驚いた顔をする「でも心配ないわ」エクシアがその不安を感じたかのように言う「はい、守護妖精達の方が人数は上で、それにあたし達女神もいます。戦力的には同レベルだと思います」と言った瞬間、アンドロメダが立ち上がった。
「どうしたの!?」エクシアが言う「この気配…間違いないキリエルです!」「という事は?」大池も立ち上がる「はい風景が見えました。平原のところに守護妖精1人そして女の子1人最後にキリエルがいます!」とアンドロメダが振り向くと2人は「うん!」と頷き「行こう!」と大池の声とともに家を飛び出した。「大池君!いつの間に飛べるようになったの!?」エクシアが驚いてい「昨日の夜、アンドロメダにお願いして飛べるようになったんだよー」と大池はアンドロメダの方を見た「教えるのにかなりかかりましたよ」と笑顔で答える。そうエクシアが寝た夜に内緒で教えて貰ったのだ。
「アンドロメダさん」と椅子に座っているアンドロメダに大池が言う「あら大池君、明日も早いですよ早く寝ないと…」と目を大きくする。大池は首を振ると「お願いがあります」と首を下げる「飛び方を教えて欲しい?」アンドロメダはまた目を見開く「はい、いつまでも甘えて走ってばかりだとダメだと思ったので」と必死に大池はアンドロメダにお願いをすると、アンドロメダは笑って「分かりました。ですがここでは無理なので外に出てしましょうか」とアンドロメダが立ち上がる「よろしくお願いします!」と外に出る「寒い…」と大池は身体を震わせる「暖めましょうか?」とアンドロメダが手を広げる「えっ?いや…」と大池は照れる「うふふ…冗談ですよ」とアンドロメダは笑いながら指を大池の方へ向ける「ちょっととしたプレゼントです」と指が光ったと思えばパサッと大池の上から黒色のセーターが降りてきた「ありがとうございます」と小さな声で言った。
「ここら辺でいいでしょう」とアンドロメダが足を止める「まずあなたは人間なので羽を使って飛ぶことは不可能です」とアンドロメダ羽根を見せられ断言され大池の心は折れかける「ですが」とアンドロメダは羽根を閉じる「見ててください」とアンドロメダは手を広げる「え?」と大池は驚く、なんと浮いてるのだ「こんな風に羽根を使わなくとも飛ぶことは可能です」とアンドロメダが宙を自在に操る「羽根を使うより難しいですが慣れると楽なものです。戦闘も出来ますよ」とアンドロメダは目の前に降りてくる。
「どうすれば出来ますか?」と大池は聞くとアンドロメダは目を瞑り「まず人間、妖精、天使、女神その全てに素力(そりょく)という力が存在します」「素力?」と大池が言う「簡単に言うと無意識に発してる力です」とアンドロメダが言うも大池は困惑するばかり「じゃあ見せますね」とアンドロメダが手を振ると手からキラキラした物が大池に向かって飛んでくる「うわぁ」そう大池から放射状に飛び出てる線が見えるのだ「ゆらゆら揺れてる」アンドロメダは頷く「そうそれが素力です」「なるほど」大池はやっと納得した。
「素力は思想に強さが左右されます」とアンドロメダが言うも「思想?」「そうですね例えば…怒った時肩が重い気がする時がありませんか?」とアンドロメダから言われる。たしかに何か辛い時とかあると肩が下がる…「それは怒ることによって素力が上に集中するからです」なるほど「ここから本番です」アンドロメダが言う「思想が素力に関係するのであれば、飛ぶとはどういう事か分かりますか?」大池ははっと思い付く「つまり素力を下向きにする?」アンドロメダは笑顔になる「大正解!でもここからが難しい、素力を下向きにするのは落ち着くこと、落ち着いて飛ぶって思わないと飛ぶことはできません」ともう1回アンドロメダが飛んでみせる。
なるほど落ち着いて飛ぶこと考える…。大池は深呼吸をする「そうそのまま地面を向いて、落ち着いて…」とアンドロメダの声が少しづつ小さくなっていくような気がする…大池は目を瞑り足に神経を集中させていく、放射状の線も気にならなくなっていた。
「あらまぁ…」アンドロメダも小さく呟く、そう素力が下に集まってきたのだ「今です!」とアンドロメダが叫ぶと大池が目を開ける「飛べ!」と大池が叫ぶと同時に下に集中していた素力が大きく光り大池を空高く飛ばした「うわぁぁぁ!」と大池が空を飛んでいく「大池君落ち着いて!」とアンドロメダも追いかける「大池君!落ち着いて1回飛べば後は落ち着くだけです!」と叫ぶ大池は必死に体制を整えようとしている。
アンドロメダは大池の横に付くと手を取る「はい、これで落ち着ける?」と息を荒くしているが大池に聞く「はい…」とまた深呼吸する「離すわよ」とアンドロメダが手を離す「凄い飛んでる…」アンドロメダが嬉しそうに手を叩く「後はこの感覚を掴むことよ」とアンドロメダがもう1回手を振ると素力が見えなくなった。
その後も何回も着地しては飛ぶを繰り返しついに…「行きます」と大池が笑いながら言うと大池の体がゆっくりと上がっていく。しばらく登っていると「そこで止まってください!」とアンドロメダが飛んでくる「では少し下がって途中で止まってください」「出来るかな?」そう降りている途中で止まるのは練習をしてない「簡単です、見本を見せますね」とアンドロメダが一回転する。
するとなんと大池と比べ物にならないくらいの素力が見えた「素力をよく見ててください」とアンドロメダが言う「まず下がります」そう下がる時は下の素力を緩めれば下がれる…「止まります」と素力が集中する。
おお~っと大池は拍手をする「下がる力がある分素力は大きく使います」ここで大池は納得する「なるほど反発力と同じか」「やっと気付きましたか?」とアンドロメダが笑う「そうです素力はいわゆる反発力を大きくするか小さくするかで飛んだり下がったり停止したり出来ますよ」と手を振り素力を消した「さっやってみましょう?」とアンドロメダが少し下がり見ている。
大池は今までしたことを考え、まずは素力を小さく、大池の体が下がっていく「ストップ!」アンドロメダの声が聞こえた…ここで素力を大きく、カクン!と急激に止まり大池がよろめく「素力を上げすぎです」とアンドロメダに言われる「人間世界なら自転車のブレーキが分かりやすいかもしれないですね」とアンドロメダから言われ、なるほど車のブレーキかと大池は軽く想像しながらアンドロメダの元へ帰ってくると「上りは完璧ね」とアンドロメダが笑う「まだまだ!」とさらにここから練習をする。
「うん!今のいい感じじゃないかしら!」とアンドロメダが手を叩く、もうかれこれ1時間ほど練習したかな?大池は地面に降りる「どうですか?だいぶ早い方でしょ!?」と大池がアンドロメダに言う「どうでしょうか?人間の中でなら早い方だと思いますよー」人間の中でなら…と大池が首を落とす「次は移動なんだけど、ここが1番の難関じゃないかしら?」「どうしてですか?」大池が聞く「じゃあちょっと飛んで、私がストップって言ったら停止してくれる?」と言われ大池が空を飛んでいく…しばらく登るとアンドロメダが下から飛んでくる「そこら辺で止まってください!」「はい!」と停止する「まず移動するためには2つやり方があります。まずゆっくりから行きましょう、ゆっくりならそのまま背中にも素力を集めて下さい。前に進む意思が強ければその分自然と背中に集まると思います」とアンドロメダが大池の両手を持つ。
進む…前に進む…と大池は背中から何かに押される感覚を覚えた「そう!ゆっくりね!」と大池は急に後ろから押される感覚をしてアンドロメダに突っ込んでいく「うわぁぁぁ」とアンドロメダと接触する「だからゆっくりって言ったじゃないですか」とむぅって顔をされる「すいません…」と離れる「ほらもう1回!ゆっくりね?」とまた1から進んでいく「それじゃぁ今度は私無しでやってみましょ?」とアンドロメダの手が離れる「アンドロメダ!怖いよー!」大池が子供みたいに泣く「私ならここにいるから大丈夫ですよー!」とアンドロメダが手を振っている「そんなぁー」とゆっくりだが着実にゆっくり進んでいる。
しばらくして大池がアンドロメダの所に着く「じゃあ」とアンドロメダが消える「ここよー!」と元来た場所に瞬間移動で戻っている「10往復くらいして慣れましょう!」とここからまた10往復する。もう5往復過ぎたあたりから大池もコツを掴んだのかスピードが少しづつ上がっている。
大池は最後の10往復をする「うん!いい感じ!」アンドロメダも大池が上手になるにつれて笑顔が増えている「じゃあ次は高速移動です。見ててくださいね」とアンドロメダが手を広げる「行きます!」と行ったあと消えた「えっ?」「ここよー!」と遠くで飛行機みたいに早いスピードで飛んでいる「こんなふうに」と大池の前に来て止まる「早く飛ぶためには、体を倒すことが必要なの」と言う「体を倒す?」「そうですねここに透明なベッドがあると仮定して倒れてください」とアンドロメダが大池の目の前を指さす。
大池はゆっくり頷くとそのまま倒れる「ゆっくり倒れてね」と大池を見る「そこでストップ!」と大池は止まった「アンドロメダさん!怖いです!」大池が下向いて言う「大丈夫よ私が手を持ってます!」とアンドロメダは嘘をついた。「じゃあそのまま前を向いてください」と大池はアンドロメダの方を向くとゆっくりアンドロメダが離れていく「最後です!あたしを捕まえてください!」と手を広げる。
大池はアンドロメダの方に意識を向け手を伸ばす、すると体が少しづつ前に進んでいる「うわぁ」と大池が驚く「もう少し早く!」とアンドロメダに言われ大池は追いかける。気付いたらアンドロメダも横向きになっている「そうです!そのまま今度は曲がりましょう!ついてきてください!」とアンドロメダが横に曲がる。大池もアンドロメダに続き、ついて行く「私を捕まえてください!」とアンドロメダがスピードを上げた「絶対捕まえてやる!」と負けじと大池もスピードを上げる「そうそう良い調子!」とアンドロメダがまたとつぜん旋回する「くっ!」と大池も慌ててアンドロメダについて行く「へぇ…あの旋回でも着いて来るの…本当に大池君は凄い…じゃあ本気で飛びますね」とアンドロメダがぐんぐん加速する「なっ!?早くなって無いか!?」「くっ!」と大池も負けじと追いかける。
なんだろ…風が気持ちいい…アンドロメダは後ろを向き驚いた顔をする「…もう私のスピードと同じなのね…」とアンドロメダが横に避ける大池はその隙にスピードを上げるとアンドロメダの横につける「もっとスピード出していいよ!」とアンドロメダに言うとアンドロメダは笑って「ちょっと待ってください」と旋回する「え!?」大池も旋回する「では、確かめましょうか」アンドロメダが止まる。
大池も何とか止まると「ここからエクシアさんの家まで勝負です」とアンドロメダが大きな女神の羽を広げる「私も本気で行きますね」「はい!」と2人は横並びになる「よーい!」と大池とアンドロメダが準備をする。
「ドン!」パァン!と2人は勢いよく飛び出すアンドロメダは羽を羽ばたかせながら猛スピードで飛ぶ。大池も負けじと追いすがる「負けるかぁー!」と大池は思いっきり飛ぶとさらに加速するアンドロメダが近付いてくる「やぁー!」と2人は横並びになる。
するとアンドロメダは横を向き羽をまた収縮させるとまたスピードが上がった「なっ!」と大池もスピードを上げようとするがこれ以上上がらない…「いや…」と目を瞑る「ならば足元に素力を貯めて爆発させればいい!」と足元に気持ちを瞬間的に集中させると目を開けた。
バァン!ととてつもない音がなり大池が猛スピードで加速したのでどんどんアンドロメダに迫り遂にはアンドロメダを一瞬で追い越した。
アンドロメダは流石に抜かされると思って無かったらしく驚いていた「よっしゃぁぁ!勝ったああ!」と大池は地面ではしゃぐ「素力を貯めて爆発させるなんて大池君…とんでもないことしますね…」とアンドロメダが笑顔で降りてくる「完敗です参りました」と歩いてくる「いやぁ手加減してくれなかったら勝てなかったですよ」と大池は言う「私はあれで全力でしたよ」とアンドロメダが笑う「そんなことねぇ」と笑っている「そうですか」と目の前から消える…いや…見える!「そこだ!」と後ろを向いて頭を触ろうとする手を掴んだ。
「今どうやって私を捕まえました?」アンドロメダから質問が来る「え?それは見えたから…」アンドロメダは笑顔になり「ですよね?見えるという事は大池君のスピードが私より早くなったからです、普通自分より早いのは止めることが出来ませんからね。ちなみに」大池は言う「あなたのスピードは神同等です」「え?ちょっとまてアンドロメダさん!さっき人間の中でなら早い方って言ってましたよね!?」アンドロメダは目を丸くするとクスクスと笑う「嘘に決まってるじゃないですか、そもそも人間は飛ぶ事が出来ないって最高神が決めてることですよ」大池は目を丸くする「だから言ったはずです。あなたには特別な力がありますってね、ちなみに私が教えたキリエルは飛ぶまでに約300年、移動するのに500年はかかりました」「えっ!?」アンドロメダは真剣な顔に戻る「つまり大池君は女神でも最低500年かかることを半日で終わらせたのですよ?羽がない場合その倍はかかります」まぁ…とアンドロメダが続ける「私を抜かしたのは大池君…あなたが初です」「はぁ!?」大池がまた大きな声を出す「だって私は神界公認最速女神なんですからね、ちなみに気付かなかったでしょう、練習で私を追いかけてる時点で、あなたは普通に神を超えたスピードでしたよ」と笑っている「騙したなー!」と大池がそっぽを向く「うふふ…そうじゃないと大池君動きませんよね?」笑いながら大池の心をつつく「とりあえず帰りましょう」とアンドロメダが飛んでいく「分かった!」と大池も付いて行った。気付いたらもうとっくに日が刺していた。
「という訳なんです」とエクシアに言う「なるほど」と全部聞いたエクシアは驚いた顔をする「ではキリエルさんとアンドロメダさんは師弟関係だったのですね」とエクシアが飛びながらアンドロメダの顔を見る。
「そうですね、初めて抜かされるという感覚を覚えました」と大池を見て言う「神を越える人間が本当に存在するなんてね」とエクシアが言う「僕だって知りませんでしたよ!」と大池が言い3人で笑う。グガァァと遠くから激しい咆哮が聞こえてくる「何!?」エクシアと大池が叫ぶ「まずいわね」とモニターを出すそこにはでかい何かと3人が戦ってる…「ん!?」大池は見覚えのある顔に驚く「亜美!」どうやら絶対絶命らしい「このままだと間に合いません!瞬間移動して飛ばします!捕まってください!」アンドロメダが横に手を伸ばすと、大池とエクシアが掴むと指を1回鳴らした。
ビュン!と目の前に現れると同時にアンドロメダがうずくまってる3人の前に出ると片手を伸ばす。ガキーン!と音がなり衝撃波が来る「良かった間に合った」とアンドロメダが呟くと、大池は目の前に呆然としている亜美を見つけた「亜美!」大池は叫ぶと亜美は気付いたのか振り向き「大池君!」と抱きつき大泣きした「ヘカルス!」とエクシアも後ろから叫ぶ「エクシア!」と後ろも再会したみたいだ「流石です…アンドロメダさん…」キリエルも言う「皆怪我は無いですか?」とアンドロメダが振り向く「そちらこそ7体の攻撃よく片手で止めましたね…」ヘカルスが驚いている「うふふ…こう見えても女神の元最高上位ですよ」と後ろに刺さっている剣を取る。
「あれは…アンドロメダさんの神器、銀剣」キリエルがつぶやく。グガァァとまた7体が腕振り上げる「皆!見てなさいこれがアンドロメダさんの強さよ」とキリエルが言う「キリエル!あまりハードルあげないで」と照れる「だけどそうですね…流石に3人に対して7体は酷いです、ちょっと成敗しちゃいましょうか」と笑顔で剣を1振り、グガァァ!とアンドロメダを中心に大爆発が起こる「うわぁ!」と物凄い衝撃波と爆風が襲う、目の前には長く続く斬撃痕跡以外何も残っていなかった「これが私とアンドロメダさんの一振りの違いですよ~」とキリエルが目を輝かせる。
ヘカルスと亜美はあまりの衝撃に心を失う、大池とエクシアは平然と立っていると、アンドロメダがキィンと剣を収め「さぁ終わりましたよ」と振り向いた「と……とりあえず一旦私の家に集まりましょうか」とエクシアが言うと皆は手を挙げ付いて行った「おーい亜美ちゃーん大池君行くよー!」エクシアが言う「エクシアさん今はそっとしてあげましょう?」とアンドロメダが後ろを見て言う「そうね」と笑いながら飛んで行った。
「大池君…生きててよかった」と亜美はずっと大池の胸に顔を埋め泣き続けている「希望があればなんでも出来る…例えどんなに離れても辛くても頑張ればなんでも出来る…」亜美がつぶやく「それは?」大池が聞く「私のお姉さんの言葉よ、私が中学校の時に突如いなくなったんだけどね…」大池もそれは知っている。
亜美の姉は、相良英美里(えみり)と言って、とても音楽好きでバンドがしたいと亜美に音楽を教えていたが、ある日を境に姿を消した、亜美はまだ会いたいと願っているのに…「大丈夫すぐに会えるよ…僕にも再会できたんだから」と亜美の顔を見る「そういえば遊園地の時…いや!ずっと言いたかったんだけど…」と大池の顔を見る「どうした?」と大池が振り向いた時、亜美の顔が近付いて大池の唇に触れ合う「好きです…大池君…」と亜美が肩に顔を埋める「僕も…好きだよ」と抱きしめもう1回今度は長くキスをした「こんな場所で告白とはなぁ」と大池が笑うと亜美も「なかなかいい告白場所じゃないの?」と指を指した。
そこには平原の花の上に大きな夕焼けが2人の影を照らしている「あぁ…そうだな」「ね、そろそろ行こ皆が心配するよ」と亜美が立つ「亜美…飛べるのか?」亜美はしばらく考えると「……飛べない」とてへ顔をされる「仕方ないなぁ」と飛び方を簡単に教えた。
亜美は何故か大池よりも早く覚え、1時間かからず移動出来る所まで来た「行こうぜ!」「うん!」と2人は夕日に向かって飛んで行った。
「おーい!」とエクシアが玄関前で手を振っている「亜美降りるよ!」と2人は降りる「すいません遅くなりました!」と駆け上がる「亜美ちゃんも飛べるのね」とエクシアは言う「キリエルは目を丸くする「あれ亜美ちゃって飛べたっけ?」「いやぁ…僕より覚えるの早かったみたいで…1時間ほどで飛べるようになりました。」と大池が頭を搔く。
アンドロメダとキリエルはポカーンと口を開けた「ねぇアンドロメダさん…人間なのよね?この2人」キリエルはアンドロメダにコソッと言う「人間では無いわね…」とアンドロメダも苦笑いする「よぉーし全員集合したってことでパーティーだぁー!」とエクシアが両手をあげる皆はポカーンとしたがすぐに「やったぁー」と盛り上がる、大池と亜美はもうすっかりこの世界に慣れてしまっていた……。
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