スペースワールド・宇宙(そら)の世界

蜂鳥 タイト

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武界

7話、第5の天聖樹

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綺麗な樹の下に緑色の光が刺し皆が降りる「これが…天聖樹…」美香音が見上げる「おい誰だ!?」奥から兵隊さんらしき人が歩いて来る「ここは部外者以外立ち入り禁止だぞ!」と後ろから言う「あら、私がお連れしました」ガブリエルが羽根を見せた。

「大天使ガブリエル様!それはみっともないことをしました!罰はいくらでも受けて経ちます!」兵士は膝をつく「全然構いませんよ、入ってもよろしいでしょうか?」ガブリエルが笑顔で聞く「はっ!ガブリエル御一行様なら大丈夫です!」兵士が手で案内をする「すげーな!大和!」武蔵が周りを見てはしゃいでいる「ねぇ武蔵ちょっとは黙ってられないのー?」信濃が呆れた声で言っている「なぁ武蔵さんその訓練所と言うのは何処なのです?」大和は周りを見渡しながら聞くと前を歩いている兵士が振り向いた「訓練所はこの塔になっております」兵士が扉を開ける「うわぁー!ひろーい!」皆が叫ぶ「えっと!皆様には戦艦の力を自身に持たせようと考えています。今あなた方は戦艦の姿になった時、隙が生まれやすいので今のまま本来の力を出して欲しいのです」ガブリエルが手を開く「一つ質問ですが誰が指導してくれるんですか?」吹雪が聞くとガブリエルが笑って「私です」皆の顔から笑顔が消えた瞬間だった。

「ちょっと!なんでそんな悲しそうな顔するんですか!」ガブリエルが手を横に振る「いや…まさか第四天使様に修行をさせてもらう事など今後無いと思いました」大和が呟く「んー、私は戦いませんがとりあえずここだと思う存分力は見せれそうですね、では2組に別れましょうか、まず1組は美香音さん、真美さん、パートナーの吹雪さん、大和さんでお願いします」ガブリエルが4人を分ける「2組は残りの人達でお願いします」「はい!」皆は大きな声で返事をした「ですが2組もどうやって面倒見るのですか?」ガブリエルが笑いながら言った「私の他にもう1人呼んであるわ」と。

「ガブリエル!武界に行くのか?」ミカエルが何やら椅子の上で脚をばたつかせながら聞く「えぇ、魔界族が居なくなったのを今確認したから何が起こったのか見てきます」ミカエルは伸びをした「ふぁぁ~そんな頑張ってると辛くなるぞー」ガブリエルは笑っている「それではミカエルさんも来てくださいね」ミカエルはびっくりした顔で言った。

「おいおい!私は大天使長だぞぉー?」ガブリエルに詰め寄ってくるとガブリエルが何やら紙を出した「んーと、ミカエルさんは毎日椅子でゴロゴロ遊んでいます…と」「ちょっ!待て待て!!行くから!分かった!」ミカエルが慌てて椅子を立つ「という事であの子達の世話はウリエルさん達に任せますね」窓の外で修行している大池達を見ながらウリエルに言った「分かりました、くれぐれもお気をつけて、あとミカエルさん」「なーに?」だるそうにミカエルが答える「くれぐれも力加減と大天使長の誇りを持って行きなさい」ウリエルが言う「分かってるさー行こうぜガブリエル!」「はいミカエルさん」2人はそのまま歩いていった。

皆はもう1人の方を見る「と言うわけでミカエルさんを連れてきました」ガブリエルが笑顔で言うとミカエルは半ば嫌そうに「無理やり連れてこられたんだからな」腕を組む「と…とりあえずよろしくお願いします!」皆は叫ぶと頭を下げた。

「別れて修行する前にまず1つ言いたいことがあります」ガブリエルが手を広げるとミカエルが続ける「んーまぁあれだあなた達の変身の力?と言うのか?それを変身せずに今のままで出そうということだ」ミカエルが親指を立てるとガブリエルは軽く頷く「はい、簡単に言うとそういうことです。まずは美香音さんと真美さんは別にしましょう」ガブリエルが美香音と真美を呼ぶ。

2人はガブリエルの方に行く「2人は今だけミカエルさんと見ていてください」「えー!?見とくだけー!?」ガブリエルが笑うとミカエルが不満そうに両手を上に挙げる「まずは力を制御する事からです」ガブリエルが4人を見る「あなた達は戦艦になる時はどのような感じですか?」ガブリエルの言葉に4人は首を傾げる「あの…どのようなとは?」吹雪が聞くとガブリエルは笑いながら「では1回戦艦になってみましょう」と言った。

4人は軽く頷くと体が光る「そのままキープしてください!」ガブリエルが叫ぶと4人はガクン!と体が震える「ガブリエル…さん…?」4人は白い光を抑えるのに必死だ「その白い光が解放する時あなた達が戦艦になる。だからその前に体に吸収させて戦艦にならずとも戦えるようにしたいです」ガブリエルが手を叩く。

フッ…と4人が膝を着く「はぁ…はぁ…」「疲れるでしょう、滅多に白い光のまま待機することなんてありませんからね…」ガブリエルが軽く笑っている「さて今の感じを何回かやってみましょう、おそらくある時に楽になる時があります。その時に解放するのです」4人は大きく頷くとまた練習に入った。

「んんん!!」「はぁぁ!!」など4人が必死に白い光のまま耐えている「もう1時間よ!ガブリエル!」ミカエルが叫ぶ「分かってるわよ!後もう少しなの!」ガブリエルが叫ぶ。

「ねぇ!あれ!」美香音が大和の方を見ると白い光がどんどん収まっていくのがわかる「流石に疲れ…あれ?」真美には何か違和感がある「はぁっ!」大和の一言で周りが大爆発を起こした「うわぁ!」美香音と真美が吹き飛ぶ「おっと!」ドサッ!とミカエルに助けてもらい2人は頭を下げた。

「凄いわ…力が…」大和が自分の手を見ている「おいおい大和!それが戦艦と同等の強さなのか?」武蔵が大和の体を覗き込むようにしてみる「試してみましょうか」ガブリエルが手を上にあげると四角い巨大な硬骨鉱石が落ちてきた。

「これを拳で?」大和が手を握ったり開いたりする「はい、力を試してください」ガブリエルが1歩下がると大和が深呼吸をする。

軽く静寂が包む…「はぁ!」大和が手を硬骨鉱石に当てる、ドォン!と音がなり真ん中から凹みそのままヒビが周りに広がっていく「行っけぇ!!」美香音と真美が叫んだ時硬骨鉱石は真ん中から跡形もなく吹き飛ばした。

「うわぁ!」周りから拍手が湧く、大和も手を見て驚いている「そう、戦艦の力を取り込むことによりここまでの強さが補うことが出来るのです。ちなみにスピードも戦艦のスピードに由来します」ガブリエルが笑うと「よっしゃあー!私達もやるぜー!」残り3人も出来るまでひたすら修行を続けた。
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