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ドール 姉妹の団結
ドール 姉妹の団結 その8 沙良の危機ACT7
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「エリック様。 Experience社に動きがあったようです」
「ふん、彼方の事だから、もうとっくに何かやっているとは思っていたよ」
「情報によりますと、3日後のイベントにドールを出向させるようです」
「ドールを出向させる? ドール事態を表に出すという事か……、そうなれば、彼方は自分の首を絞めることになるんじゃないのかなぁ。
あれほどまでに表に出すことを警戒していたドールを、一般の大衆の目に晒すというのか! ドールも落ちたな」
「その中に小岩沙良も含まれます。今回ドールとしてイベントに投入されるのは、小岩美代、神宮前真由美、小岩沙良の3名だそうです」
「そうかぁぁ。沙良ちゃんも表に出るのか。くくくっ……驚くだろうなぁ。この世にあんなに可愛い生き物が存在しているなんて知ったら、どうなるのかなぁ。
彼方ようぉぉ、お前知ってるかぁ、大衆の恐ろしさを。ああ、沙良ちゃんボロボロにされちゃう。
いいよぉぉ、ボロボロになった沙良ちゃんを僕がまた綺麗にしてあげるよ。僕のこの手でさぁ」
にやつくその顔はまるで、奴隷をいたぶる長のようだ。
「如何なさいますかエリック様」
「ところでそのイベントの主催社はどこなんだ」
側近がエリックの耳元でささやいた。
「なぁ―んだ、僕の傘下の所じゃないか。即刻中止させちゃおっかなぁ」
「しかしそうなればそれなりの……」
「ああああ、僕はねぇ、めんどくさいこと大っ嫌いなんだよ。何ならそこの会社、潰しちゃう?
今日中にそれとも1時間以内に! 簡単だよねぇ、こんな会社潰すことくらい。だってさぁ、僕の手の中にある物だよ。
それは僕の物なんだよ、それをどうしようが僕の自由なんじゃないのかなぁ」
「それではその通りに……」
その男がエリックの傍を離れようとした時。
「ちょっと待てよ。今いいこと思い付いたんだぁ。このままやらせようよ。ちょっとした仕掛けを用意してさぁ……」
黒にストライプ柄のスーツを着こなした、オレンジ色のツンツン髪のエリックは、自分のスマホを取り出し
「よぉおう。ひっさしぶりだなぁ……彼方……」
久しげに僕の名を、通話の向こうで呼んだ。
「エリックお前! よくもこの俺に今、平然と話しかけられるな」
「おいおい、なんだよ彼方。学生時代の事思い出したら、お前の声が聞きたくなってさぁ。せっかくこうやって久しぶりに電話してやってんのにつれねぇ奴だな……お前」
「いったい何の用なんだ、僕も忙しい身であることくらいは、お前も分かっているだろ」
「くくくっ、そうだよねぇ。彼方は今物凄く忙しいよねぇ。なにせ沙良ちゃんを守らなきゃいけないんだからなぁ。
君も白々しい奴だねぇ、僕が沙良ちゃんを狙っているの知りながら何も言ってこないなんて」
「エリック、お前なぁいい加減にしろよ。沙良は絶対に渡しはしないからな!」
「いいねぇ彼方、君のその怒り狂った声、久々に聞くよぉ。ほらぁ、もっと怒れよ彼方、昔みたいに僕を虐めてみろよ。
僕がさぁ、こんな性格になっちゃたのは君のせいなんだよぉ。知っているのかい彼方君よぉ」
「知るかそんなこと、もともとお前は泣き虫で怖がりで弱虫だった。お前一人じゃ何にも出来ねぇ奴だろ」
「そうだよ、僕は一人じゃ何もできない奴だよ。だからさぁ、沙良ちゃんを僕の傍に置いておきたいんだよ。そうだ、お友達の好でいいこと一つ教えてあげよう」
「なんだ」
「三日後に行われるあるイベント。何か面白い施行があるようだから僕も見に行こうかと思うんだ。なにせ僕の運営する会社の傘下のイベントだからねぇ。表に出たドールがどんな反響を呼ぶのか、この目で見たいからね」
「ま、まさかそこで沙良を……」
「おっと、大事な沙良ちゃんを僕が誘拐なんてする訳ないじゃないか。まぁせいぜい頑張るんだな彼方。あともう一つ忠告しておいてあげるよ」
お前の会社……あと持たねぇよ!
「あはははは、それじゃぁな。お前の泣き顔見るの楽しみにしているよ。Good luck Kanata.」
通話は切れた……。
俺の頭の中は、いや感情は怒りの頂点をはるかに超え、すべての思考が一瞬止まってしまった。
エリック・トマース。
彼奴を根本から潰すには俺この力だけでは……無理だ。
だが、彼奴を俺は潰さなければいけない。でなければ、この俺が彼奴から潰される。
「くっははははぁ。あの彼方の奴マジで切れてやんの! さぁて一つ面白いことやってあげるよ」
業界に垂れ込んでおいてよ。 Experienceの裏の実態が明らかになるってね。
きっと面白いネタ記事、沢山出てくるんじゃないかぁ。
「僕を虐めたお返しは……きっちり返してもらうよ。彼方」
俺は、一体どうすれば、何処にこの怒りを向ければいいんだ。
呆然慈悲となりながら、電話を取った。
掛けた先は……俺が最も嫌うところであり、この会社を設立してから絶縁状態であった親父のところだ。
「雅久か、どうした珍しいじゃないか、私の所に連絡をよこすなんて」
「あ、いえ……、お忙しいところすみません父さん」
「ふ、まだ俺の事を父さんと呼んでくれるとは、ありがたいよ。まぁいい、相当困っているみたいだな雅久」
「じ、実は……トマース総帥のご子息の事でご相談が」
「その件か、それなら私も話は聞いている」
「え、まだどこにも漏れてはいないはずなんですが」
「なぁに、お前の事を色々教えてくれるいい友人がいてな。その人からも相談は受けていたんだ」
友人? 一体誰なんだ……。
「まぁいい雅久、生き詰まっている時は目先の方向を変える事だ。直前だけを見つめても何も見えない。
もっと前を見る事だ。最もそれが一番難しいことなんだがな。はははは」
あの父さんと、いきなり電話したのに……こんなにも割り切って話が出来るなんて、いったい……。
「なぁ雅久、お前も今は一国の主となったんだ。どんなことがあっても弱みだけは見せるな。だが、人はその弱みを見せる。晒すことでさらに強くなれる。
そんな弱みをいつでもさらけ出せる相手を早く見つけることだな。そうすれば、こんな事にはならなかったかもしれない。
エリックについてはこちらでも調査をしている。少々あの子も図に乗りすぎたようだ、お仕置きを据えるのは親達の務めだからな」
「ありがとうございます。助かります父さん」
「それとだ雅久、たまには家に帰って来い。母さんが寂しがっているからな」
「あははは、す、すみません。なんだか敷居が高くて行けなかったです」
「何を言っている。お前の家だろ、いつでも帰ってこい。待ってるぞ」
「あ、ありが……とう……父さん」
「うん、それじゃあな。詳細は追って連絡させる。まずは頑張れ雅久」
「はい!」
受話器を置いた。目からは涙が出ていた。
泣いてなんかいない……涙を流したのは……もう、何年ぶりだろう。
オフィスのドアが開いた。
「あれぇ、どうしたのぉ彼方。目、真っ赤だよ」
「なんでもないよ美代」
「嘘つき、泣いていたくせに」
「だから……ない……うっぐっ……」
美代がキスをしている。この僕と……何年ぶりの彼女のあの唇の感触。
柔らかくて、そしてあたたかくて……いつも勇気をもらっていた美代のキス。
「ほらぁ、泣いていたんじゃん。頬がこんなに濡れてるよ彼方」
「泣いてなんか……いない。ただ、涙がこぼれていただけだ」
「それを泣くって言うんだよ。前に教えたじゃない、もう忘れたの」
……忘れたよ美代。
弱みをさらけ出せる人かぁ。
美代には僕の弱み、ずっとさらけ出し続けていたなぁ。
「なぁ、美代」
「なぁに、泣き虫の彼方君」
「懐かしいな。あの頃みたいで……」
「そうね、あの頃みたいね」
でも、僕たちはもうあの頃の様に戻ることは出来ないことを、お互い知っている。
「さっき父さんから、たまには家に帰って来いって言われたよ」
「あらそうなの」
「あのさぁ、今度俺の実家に一緒に行ってみないか。俺と父さんの友人として」
「えへへへ、ばれちゃったかぁ。今度ねぇ、落ち着いたらお酒でも一緒に飲みましょ」
「そうだな……美代」
やっぱり俺には出来過ぎた女性だ。美代……お前は。
「ふん、彼方の事だから、もうとっくに何かやっているとは思っていたよ」
「情報によりますと、3日後のイベントにドールを出向させるようです」
「ドールを出向させる? ドール事態を表に出すという事か……、そうなれば、彼方は自分の首を絞めることになるんじゃないのかなぁ。
あれほどまでに表に出すことを警戒していたドールを、一般の大衆の目に晒すというのか! ドールも落ちたな」
「その中に小岩沙良も含まれます。今回ドールとしてイベントに投入されるのは、小岩美代、神宮前真由美、小岩沙良の3名だそうです」
「そうかぁぁ。沙良ちゃんも表に出るのか。くくくっ……驚くだろうなぁ。この世にあんなに可愛い生き物が存在しているなんて知ったら、どうなるのかなぁ。
彼方ようぉぉ、お前知ってるかぁ、大衆の恐ろしさを。ああ、沙良ちゃんボロボロにされちゃう。
いいよぉぉ、ボロボロになった沙良ちゃんを僕がまた綺麗にしてあげるよ。僕のこの手でさぁ」
にやつくその顔はまるで、奴隷をいたぶる長のようだ。
「如何なさいますかエリック様」
「ところでそのイベントの主催社はどこなんだ」
側近がエリックの耳元でささやいた。
「なぁ―んだ、僕の傘下の所じゃないか。即刻中止させちゃおっかなぁ」
「しかしそうなればそれなりの……」
「ああああ、僕はねぇ、めんどくさいこと大っ嫌いなんだよ。何ならそこの会社、潰しちゃう?
今日中にそれとも1時間以内に! 簡単だよねぇ、こんな会社潰すことくらい。だってさぁ、僕の手の中にある物だよ。
それは僕の物なんだよ、それをどうしようが僕の自由なんじゃないのかなぁ」
「それではその通りに……」
その男がエリックの傍を離れようとした時。
「ちょっと待てよ。今いいこと思い付いたんだぁ。このままやらせようよ。ちょっとした仕掛けを用意してさぁ……」
黒にストライプ柄のスーツを着こなした、オレンジ色のツンツン髪のエリックは、自分のスマホを取り出し
「よぉおう。ひっさしぶりだなぁ……彼方……」
久しげに僕の名を、通話の向こうで呼んだ。
「エリックお前! よくもこの俺に今、平然と話しかけられるな」
「おいおい、なんだよ彼方。学生時代の事思い出したら、お前の声が聞きたくなってさぁ。せっかくこうやって久しぶりに電話してやってんのにつれねぇ奴だな……お前」
「いったい何の用なんだ、僕も忙しい身であることくらいは、お前も分かっているだろ」
「くくくっ、そうだよねぇ。彼方は今物凄く忙しいよねぇ。なにせ沙良ちゃんを守らなきゃいけないんだからなぁ。
君も白々しい奴だねぇ、僕が沙良ちゃんを狙っているの知りながら何も言ってこないなんて」
「エリック、お前なぁいい加減にしろよ。沙良は絶対に渡しはしないからな!」
「いいねぇ彼方、君のその怒り狂った声、久々に聞くよぉ。ほらぁ、もっと怒れよ彼方、昔みたいに僕を虐めてみろよ。
僕がさぁ、こんな性格になっちゃたのは君のせいなんだよぉ。知っているのかい彼方君よぉ」
「知るかそんなこと、もともとお前は泣き虫で怖がりで弱虫だった。お前一人じゃ何にも出来ねぇ奴だろ」
「そうだよ、僕は一人じゃ何もできない奴だよ。だからさぁ、沙良ちゃんを僕の傍に置いておきたいんだよ。そうだ、お友達の好でいいこと一つ教えてあげよう」
「なんだ」
「三日後に行われるあるイベント。何か面白い施行があるようだから僕も見に行こうかと思うんだ。なにせ僕の運営する会社の傘下のイベントだからねぇ。表に出たドールがどんな反響を呼ぶのか、この目で見たいからね」
「ま、まさかそこで沙良を……」
「おっと、大事な沙良ちゃんを僕が誘拐なんてする訳ないじゃないか。まぁせいぜい頑張るんだな彼方。あともう一つ忠告しておいてあげるよ」
お前の会社……あと持たねぇよ!
「あはははは、それじゃぁな。お前の泣き顔見るの楽しみにしているよ。Good luck Kanata.」
通話は切れた……。
俺の頭の中は、いや感情は怒りの頂点をはるかに超え、すべての思考が一瞬止まってしまった。
エリック・トマース。
彼奴を根本から潰すには俺この力だけでは……無理だ。
だが、彼奴を俺は潰さなければいけない。でなければ、この俺が彼奴から潰される。
「くっははははぁ。あの彼方の奴マジで切れてやんの! さぁて一つ面白いことやってあげるよ」
業界に垂れ込んでおいてよ。 Experienceの裏の実態が明らかになるってね。
きっと面白いネタ記事、沢山出てくるんじゃないかぁ。
「僕を虐めたお返しは……きっちり返してもらうよ。彼方」
俺は、一体どうすれば、何処にこの怒りを向ければいいんだ。
呆然慈悲となりながら、電話を取った。
掛けた先は……俺が最も嫌うところであり、この会社を設立してから絶縁状態であった親父のところだ。
「雅久か、どうした珍しいじゃないか、私の所に連絡をよこすなんて」
「あ、いえ……、お忙しいところすみません父さん」
「ふ、まだ俺の事を父さんと呼んでくれるとは、ありがたいよ。まぁいい、相当困っているみたいだな雅久」
「じ、実は……トマース総帥のご子息の事でご相談が」
「その件か、それなら私も話は聞いている」
「え、まだどこにも漏れてはいないはずなんですが」
「なぁに、お前の事を色々教えてくれるいい友人がいてな。その人からも相談は受けていたんだ」
友人? 一体誰なんだ……。
「まぁいい雅久、生き詰まっている時は目先の方向を変える事だ。直前だけを見つめても何も見えない。
もっと前を見る事だ。最もそれが一番難しいことなんだがな。はははは」
あの父さんと、いきなり電話したのに……こんなにも割り切って話が出来るなんて、いったい……。
「なぁ雅久、お前も今は一国の主となったんだ。どんなことがあっても弱みだけは見せるな。だが、人はその弱みを見せる。晒すことでさらに強くなれる。
そんな弱みをいつでもさらけ出せる相手を早く見つけることだな。そうすれば、こんな事にはならなかったかもしれない。
エリックについてはこちらでも調査をしている。少々あの子も図に乗りすぎたようだ、お仕置きを据えるのは親達の務めだからな」
「ありがとうございます。助かります父さん」
「それとだ雅久、たまには家に帰って来い。母さんが寂しがっているからな」
「あははは、す、すみません。なんだか敷居が高くて行けなかったです」
「何を言っている。お前の家だろ、いつでも帰ってこい。待ってるぞ」
「あ、ありが……とう……父さん」
「うん、それじゃあな。詳細は追って連絡させる。まずは頑張れ雅久」
「はい!」
受話器を置いた。目からは涙が出ていた。
泣いてなんかいない……涙を流したのは……もう、何年ぶりだろう。
オフィスのドアが開いた。
「あれぇ、どうしたのぉ彼方。目、真っ赤だよ」
「なんでもないよ美代」
「嘘つき、泣いていたくせに」
「だから……ない……うっぐっ……」
美代がキスをしている。この僕と……何年ぶりの彼女のあの唇の感触。
柔らかくて、そしてあたたかくて……いつも勇気をもらっていた美代のキス。
「ほらぁ、泣いていたんじゃん。頬がこんなに濡れてるよ彼方」
「泣いてなんか……いない。ただ、涙がこぼれていただけだ」
「それを泣くって言うんだよ。前に教えたじゃない、もう忘れたの」
……忘れたよ美代。
弱みをさらけ出せる人かぁ。
美代には僕の弱み、ずっとさらけ出し続けていたなぁ。
「なぁ、美代」
「なぁに、泣き虫の彼方君」
「懐かしいな。あの頃みたいで……」
「そうね、あの頃みたいね」
でも、僕たちはもうあの頃の様に戻ることは出来ないことを、お互い知っている。
「さっき父さんから、たまには家に帰って来いって言われたよ」
「あらそうなの」
「あのさぁ、今度俺の実家に一緒に行ってみないか。俺と父さんの友人として」
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