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第43話 夏休みの楽しい家族計画。親が頑張れば子も頑張るもんだよ! その14
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「あ――さっぱりしたぁ」汗でべとついた体が洗い流されてすっきり。
「あ――気持ちよかったぁ――!」加奈子さん、それはシャワーを浴びたから気持ちよかったのか? それともいじられたから気持ちよかったのか? どっちなんだ!
「お、上がってきたねぇ――」何か上機嫌な友香ねぇさん。
パソコンに向かって顔を赤くしちゃっている。
ちょっと覗いてみると―――――――――! うっわぁ―――――! エロイ画像。
な、何これ!
「あ、加奈子さん私の創ったゲームやってくれていたんですね。どうですか面白いですか。エロいですか?」
「加奈子ちゃん、これ……エロいっていうもんじゃないんだけど! マジやばいと思うけどなぁ――」
「ええ、そうですかぁ―。でもねR18なんですからね、お子様向けには作っていないんですよぉ!」
「うんうん、これって男性向けだと思うけど、いやいやさすがだよ。女の私も楽しめちゃうんだもん」
「あ、そこなんです。意外と女性のファンの方も多いいんですよ。うれしい限りです」
バスタオルを巻いただけの私達、友香ねぇさんを真ん中にしてパソコンの画面を見る。
うわぁ。この画像エロ! でもってうまいなぁ――。
「この絵って、加奈子さんが書いたの?」
「違う違う、画像は、知り合いの人にお願いしてます。ちゃんと原稿料払ってますよ」
「へぇー、そうなんだ。プロの人とかなんかなの?」
「まだアマチュアですよ」
えっ! これでアマチュア? すごいなぁ――、こんな才能なんかあったら将来これで生活していけるくらいうまいよぉ。
「あと、スクリプトの一部はお友達と一緒に書いています。私はそのほかに脚本と構成とマネージメントもやっていますけどね」
「なんか本格的だよねぇ。もう学校なんて行かなくても会社作っちゃえばいいんじゃないの?」
友香ねぇさんもえらく感心しながら、画面を悔いるようにして見つめ、手元のたばこをくわえて火を点けた。
ふわぁ―っと煙りが舞う。
そして私も何気なくたばこをくわえて、火を点けてふぅ―と煙を吐き出した。
「えっ、沙奈枝ちゃん。……たばこ吸うの?」
あ”! やってしまった。
「中学生がたばこ吸っちゃいけないんだよぉ――!」となんとなく意地悪く言う加奈子さん。
「へへ、そこんところは内緒ということでお願いします」
「いいんですかぁ―、友香さん」
「へっ! えええっと、そうねぇ―……ほ、本当はダメなんだけど、家の中限定でと言うことで。なはははは」ちょっと困っている友香ねぇさん。
これはまずい! 何とか加奈子さんも巻き込んで、しまわないと――――ううううううっとどうしよ。と、ちょっと内心焦っていたら。
「まぁ―、私も人のこと言えないんですけどねぇ――」と、スーツケースの奥からたばこワンカートン二つもどんと出されたときには恐れ入ったよ。
「それじゃ、私も遠慮なく」
くわえる細いたばこに火を点けて吸い込む姿は、高校生とは思えないエロさを感じる。
「あら」と、言いながら友香ねぇさんは「これも黙認かなぁ」と言う。
「そうですねぇ―、黙認ですよ!」
「はいはいそれじゃわかりました。外ではやめてよね」
「わかってますって」
にっこり微笑む加奈子さんである。
「あ――気持ちよかったぁ――!」加奈子さん、それはシャワーを浴びたから気持ちよかったのか? それともいじられたから気持ちよかったのか? どっちなんだ!
「お、上がってきたねぇ――」何か上機嫌な友香ねぇさん。
パソコンに向かって顔を赤くしちゃっている。
ちょっと覗いてみると―――――――――! うっわぁ―――――! エロイ画像。
な、何これ!
「あ、加奈子さん私の創ったゲームやってくれていたんですね。どうですか面白いですか。エロいですか?」
「加奈子ちゃん、これ……エロいっていうもんじゃないんだけど! マジやばいと思うけどなぁ――」
「ええ、そうですかぁ―。でもねR18なんですからね、お子様向けには作っていないんですよぉ!」
「うんうん、これって男性向けだと思うけど、いやいやさすがだよ。女の私も楽しめちゃうんだもん」
「あ、そこなんです。意外と女性のファンの方も多いいんですよ。うれしい限りです」
バスタオルを巻いただけの私達、友香ねぇさんを真ん中にしてパソコンの画面を見る。
うわぁ。この画像エロ! でもってうまいなぁ――。
「この絵って、加奈子さんが書いたの?」
「違う違う、画像は、知り合いの人にお願いしてます。ちゃんと原稿料払ってますよ」
「へぇー、そうなんだ。プロの人とかなんかなの?」
「まだアマチュアですよ」
えっ! これでアマチュア? すごいなぁ――、こんな才能なんかあったら将来これで生活していけるくらいうまいよぉ。
「あと、スクリプトの一部はお友達と一緒に書いています。私はそのほかに脚本と構成とマネージメントもやっていますけどね」
「なんか本格的だよねぇ。もう学校なんて行かなくても会社作っちゃえばいいんじゃないの?」
友香ねぇさんもえらく感心しながら、画面を悔いるようにして見つめ、手元のたばこをくわえて火を点けた。
ふわぁ―っと煙りが舞う。
そして私も何気なくたばこをくわえて、火を点けてふぅ―と煙を吐き出した。
「えっ、沙奈枝ちゃん。……たばこ吸うの?」
あ”! やってしまった。
「中学生がたばこ吸っちゃいけないんだよぉ――!」となんとなく意地悪く言う加奈子さん。
「へへ、そこんところは内緒ということでお願いします」
「いいんですかぁ―、友香さん」
「へっ! えええっと、そうねぇ―……ほ、本当はダメなんだけど、家の中限定でと言うことで。なはははは」ちょっと困っている友香ねぇさん。
これはまずい! 何とか加奈子さんも巻き込んで、しまわないと――――ううううううっとどうしよ。と、ちょっと内心焦っていたら。
「まぁ―、私も人のこと言えないんですけどねぇ――」と、スーツケースの奥からたばこワンカートン二つもどんと出されたときには恐れ入ったよ。
「それじゃ、私も遠慮なく」
くわえる細いたばこに火を点けて吸い込む姿は、高校生とは思えないエロさを感じる。
「あら」と、言いながら友香ねぇさんは「これも黙認かなぁ」と言う。
「そうですねぇ―、黙認ですよ!」
「はいはいそれじゃわかりました。外ではやめてよね」
「わかってますって」
にっこり微笑む加奈子さんである。
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