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第11話 ご指導いただきます。
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浴室から佐奈が出て来てこっちに来るかと思いきや、まっすぐ自分の部屋に向かった。
出かけるって言っていたから、その支度をしているんだろう。
なんとなくぽけっとしていたら、真梨香さんがにっこりとしながら
「ねぇ俊哉、おなかすかない?」と言ってきた。
そう言えば、目が覚めてから何も食べていない。目覚めたのがお昼過ぎだったのもあるが、さすがに腹は減ってきた。
「うん、すいてる」
「それじゃ、なんか作ろっかぁ」
優しくほほ笑みながら返されると、きゅんと胸が締め付けられる。
長いつややかなストレーな髪が顔半分を覆いつくし、白くやわらかそうな肌にばらけている。
大きなおっぱいにきゅっとしまったウエスト。意外とその存在を醸し出しているヒップ。スタイルも雰囲気も何もかもものすごくエロイ。
年上の人妻。いや、元人妻。
昨夜はなだれ込むように、3人でこのリビングでその肌を触れ合わせた。フローリングの床だと痛いから隣の部屋から敷布団とシーツを敷き、その上で3人分のあふれ出る液体を躊躇なく吸い込ませた。
その残がいともいうべきものがまだ敷かれたままだ。
「冷たい! さすがにこれは片付けないとね」
シーツに手が降れ、あふれ出た時は熱しられたごとく気にもならなかったが、さすがにもうその熱さは冷めきっている。
「ああ、もうぐちょぐちょ。なんかおねしょでもしたみたいよ」
「3人分の?」
「もうバカ!」
照れるようにそんなことを言う真梨香さんの姿を見て、なんか可愛いっていう言葉が浮かんできた。
ああ、もしかして甘えてきたら、ものすごく可愛いんだろうな。
年上の人から甘えられる。今まで2次元でしか経験したことのない事。
エロゲのおねぇさんは甘々エロ甘に接してくれたけど、実際にこんなちょっとした言葉でも、現実だとすごく興奮してしまう。やはりそこが現実と非現実の違いなんだろう。
「このお布団も洗濯しなくちゃ」
「それなら明日コインランドリーに行きます? 俺持ちますんで」
「結構重たいわよ」
「大丈夫ですよこれくらい」
「そうぉ? やっぱり男の人って頼りになるなぁ」
「あはは、こんな俺ですけど出来ることなら真梨香さんの事サポートしますよ」
「もう、うれしいこと言ってくれるじゃないの」
ちょっとはにかんだ顔がこれまたかわいい。
「だって俺……真梨香さんの彼氏じゃないですか。彼氏だったら当たり前ですよ」
その一言が真梨香さんの何かを貫いてしまったようだ。
とりあえず布団を持ち、洗濯機のある脱衣所に置いてきた。
「ありがとう。さぁ―、何が食べたい? なんでもリクエスト言って。私料理は得意だから」
「知ってますよ。夕べの料理もとっても美味しかったですから」
「もう、誉めすぎ! あんなの出来合いのものの寄せ集めじゃない。おせちだって通販のだし」
「それでもちゃんとひと手間かけてたじゃないですか。やっぱり主婦なんだなぁって思いましたよ」
また一つ真梨香さんの何かを射抜いてしまったようだ。
ほんのりと顔が赤くなってきている。
ずっとお互い裸のままだけど、もうその姿に違和感はない。
むしろ今、真梨香さんが何かを身に着けている方が、違和感を感じてしまうだろう。
「ねぇ俊哉。ほんとちょっと見ないうちに、口だけはうまくなったね。こんなおばさんをそんなに褒め殺して、その気にさせちゃって。私本当にあなたの叔母さんなのにね」
「そうですか? ただ俺は思ったことを素直に言っただけですよ。それにもう俺。真梨香さんの事、実の叔母さんだなんて思っていません。例え母さんの妹であっても、真梨香さんは俺の彼女なんですから」
そう言いながら彼女の体を抱きしめ、キスをした。
触れる唇がとってもやわらかい。そして、めり込むように彼女の舌が俺の舌に触れ合う。
ぐちゃぐちゃと粘度の高い唾液が絡み合う音がしている。
出かけるって言っていたから、その支度をしているんだろう。
なんとなくぽけっとしていたら、真梨香さんがにっこりとしながら
「ねぇ俊哉、おなかすかない?」と言ってきた。
そう言えば、目が覚めてから何も食べていない。目覚めたのがお昼過ぎだったのもあるが、さすがに腹は減ってきた。
「うん、すいてる」
「それじゃ、なんか作ろっかぁ」
優しくほほ笑みながら返されると、きゅんと胸が締め付けられる。
長いつややかなストレーな髪が顔半分を覆いつくし、白くやわらかそうな肌にばらけている。
大きなおっぱいにきゅっとしまったウエスト。意外とその存在を醸し出しているヒップ。スタイルも雰囲気も何もかもものすごくエロイ。
年上の人妻。いや、元人妻。
昨夜はなだれ込むように、3人でこのリビングでその肌を触れ合わせた。フローリングの床だと痛いから隣の部屋から敷布団とシーツを敷き、その上で3人分のあふれ出る液体を躊躇なく吸い込ませた。
その残がいともいうべきものがまだ敷かれたままだ。
「冷たい! さすがにこれは片付けないとね」
シーツに手が降れ、あふれ出た時は熱しられたごとく気にもならなかったが、さすがにもうその熱さは冷めきっている。
「ああ、もうぐちょぐちょ。なんかおねしょでもしたみたいよ」
「3人分の?」
「もうバカ!」
照れるようにそんなことを言う真梨香さんの姿を見て、なんか可愛いっていう言葉が浮かんできた。
ああ、もしかして甘えてきたら、ものすごく可愛いんだろうな。
年上の人から甘えられる。今まで2次元でしか経験したことのない事。
エロゲのおねぇさんは甘々エロ甘に接してくれたけど、実際にこんなちょっとした言葉でも、現実だとすごく興奮してしまう。やはりそこが現実と非現実の違いなんだろう。
「このお布団も洗濯しなくちゃ」
「それなら明日コインランドリーに行きます? 俺持ちますんで」
「結構重たいわよ」
「大丈夫ですよこれくらい」
「そうぉ? やっぱり男の人って頼りになるなぁ」
「あはは、こんな俺ですけど出来ることなら真梨香さんの事サポートしますよ」
「もう、うれしいこと言ってくれるじゃないの」
ちょっとはにかんだ顔がこれまたかわいい。
「だって俺……真梨香さんの彼氏じゃないですか。彼氏だったら当たり前ですよ」
その一言が真梨香さんの何かを貫いてしまったようだ。
とりあえず布団を持ち、洗濯機のある脱衣所に置いてきた。
「ありがとう。さぁ―、何が食べたい? なんでもリクエスト言って。私料理は得意だから」
「知ってますよ。夕べの料理もとっても美味しかったですから」
「もう、誉めすぎ! あんなの出来合いのものの寄せ集めじゃない。おせちだって通販のだし」
「それでもちゃんとひと手間かけてたじゃないですか。やっぱり主婦なんだなぁって思いましたよ」
また一つ真梨香さんの何かを射抜いてしまったようだ。
ほんのりと顔が赤くなってきている。
ずっとお互い裸のままだけど、もうその姿に違和感はない。
むしろ今、真梨香さんが何かを身に着けている方が、違和感を感じてしまうだろう。
「ねぇ俊哉。ほんとちょっと見ないうちに、口だけはうまくなったね。こんなおばさんをそんなに褒め殺して、その気にさせちゃって。私本当にあなたの叔母さんなのにね」
「そうですか? ただ俺は思ったことを素直に言っただけですよ。それにもう俺。真梨香さんの事、実の叔母さんだなんて思っていません。例え母さんの妹であっても、真梨香さんは俺の彼女なんですから」
そう言いながら彼女の体を抱きしめ、キスをした。
触れる唇がとってもやわらかい。そして、めり込むように彼女の舌が俺の舌に触れ合う。
ぐちゃぐちゃと粘度の高い唾液が絡み合う音がしている。
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