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特別編3:異世界
偽りの宰相
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エランシルが能力で暴れたせいでバルコニーが崩れそう。
あの無作為な攻撃を受けて、兵士達は奇跡的に死んではいなかった。
…腕や脚を削り取られた人はいるけど。
「《ソードコントロール》、そちらに一本飛ばします!」
アニエスさんがアガートラームを飛ばして回復の範囲に入れてくれたので怪我を負った兵士達の傷は癒えていく。
一階の部分が崩壊してバルコニーにいたエランシルと兵士達は落ちて行く。
「何故だ…何故同じドゥームの気配をしている?」
「他のエランシルを吸収したからだよ!」
壁を吹き飛ばして中庭に出てくるエランシルに斬り掛かる。
両手を硬質化させて受け止めるエランシル。
〈私はドゥーム・ディア=レナトゥス。あなたを排除します〉
「そういう事か…ならば貴様ごと吸収してやる!」
剣を弾き返して両手を広げるエランシル。
「させないわよ!《レイブラスター》!」
リオさんが放った光線魔法が直上からエランシルを飲み込む。続いてソラちゃんとテュケ君が左右から斬り込む。両腕にダメージを受けるけど耐えられた。
(援護するよ)
セラさんの声が聞こえたので私は姿勢を低くして飛び退く。
直後に高圧縮されて細くなった《レイブラスター》が右肩を貫いた。
エランシルは左腕を振り下ろしてソラちゃんを狙う。そこに滑り込んできたのはヒサメさんの大盾。空間を抉り取る能力を打ち消していた。
「その力を使えるのはお前だけじゃない」
「なんだと…!?」
驚き動きを止めるエランシルの顔が十字に切り裂かれる。背後をとったのはレイナスさん。二人はシルヴァさんに《テレポートアザー》でこちらに転移して不意打ちを決めていた。
「まだだ!」
レイナスさんがそう叫んで光り輝く2本の長剣を水平に振り首を落とした。エランシルの胴体の切り口から生えてきた無数の腕を振り回し抵抗する。
「これでも仕留められないか…」
レイナスさんは抉り取られる空間を見切って最小限の動きで躱しながら舌打ちをする。
「奴のエネルギーが尽きるまで攻撃を繰り返すだけだ」
ヒサメさんが前に立って私、ソラちゃん、テュケ君を守ってくれる。
「さて~そろそろ片付けちゃいますか~」
周囲の騎士や兵士を一通り無力化したレフィさんが私達を飛び越えて斬り込んでくる。無数の腕がレフィさんに向かって振り下ろされて空間が削れる。…けどレフィさんには届かない。
「残念~その能力、私も頂いちゃいました~」
片手を前に突き出して《空間掌握》を打ち消したレフィさんは大鎌を振り下ろしてエランシルを両断する。そこにテュケ君とソラちゃんが飛び込んだ。
「《断空破砕斬》!」
「そーれ!」
エランシルの体力は尽きかけている様で、更に細かく切り刻まれる。
「ミナ、トドメを」
「はい!」
ヒサメさんが防御を解除して道を開けてくれる。
前に飛び出した時、少し離れた所に落ちていた頭の破片から小さな腕が伸びて攻撃の動作に入ったけど、シルヴァさんとセラさんの長距離狙撃魔法で無力化してくれた。
既に細かく刻まれているエランシルは尚も結合しようともがいている。
「これで終わりだよ!」
《飛翔閃空牙》を放ってエランシルを粉々に斬り刻む。
〈エランシルの独立体の吸収を開始します〉
エネルギーのほとんどを失ったエランシルはレナトゥスに抗う事が出来ずに消えていく。
〈完了しました〉
よし。作戦成功だね。
「やっぱり凄いなミナは」
「何がです?」
剣を収めながらレイナスさんが話し掛けてくる。
「その技、うちの世界じゃ使える人はほとんどいないんだ」
「そうなんですか?」
「アーネスト流の最終奥義だからな」
勝手に覚えちゃって何だか申し訳ないけど、使えるものは何でも使うって決めてるから。って、それよりここから撤収しないとマズいんじゃ…?
(大丈夫そうだよ)
長距離で城を観測しているセラさんから念話が届く。
(どうやら宰相が魔物だったと認めたらしい。君達を警戒しているのは変わりないが)
シルヴァさんがそう言ってこちらに注意を促してくる。
「一緒に落ちた兵士の人は?」
「大丈夫よ。一部死んでたけど《リザレクション》しておいたわ」
流石リオさん仕事が早い。
「き、君達…どういう事か説明してくれるか?」
ボロボロになっているおじさん騎士が聞いてくる。
「はい。説明します」
アニエスさんが剣を回収しながらおじさん騎士に返事をする。
中庭にはまだまだ大勢の騎士や兵士がやって来ていたけど、おじさん騎士が攻撃を止める様に言ってくれた。
アニエスさんはゼレイア国の宰相、エルサリオは人の姿をした魔物だった事、私達はそれを知って討伐に来たのだと淡々と話した。
「勇者ソラはこの国の行く末を憂いてこの度の行動を起こしました。賢明なご判断をお願いします」
アニエスさんはそう締めくくって深々とお辞儀をする。
まあ最悪罪人にされてもここから逃げるだけなんだけど。
「信じよう。私は王国近衛騎士団長グラバムだ。他の兵には私が話をする。暫くここでお待ちいただけるか?」
「あの~その前に、王様が無事か確認してもらえます~?多分宰相のフリをした魔物に何かされてると思うので~」
鎌の刃を消してレフィさんが提案する。
「死んでなければ私とこの子で助けられるわよ」
私の肩に手を置きながら話すリオさん。
「分かった。二人だけついて来てもらえるか?」
「はい」「いいわよ」
残りのメンバーは中庭で待機になるけど、みんななら何があっても大丈夫だし、私達もどうとでもなる。
騎士の人達に囲まれながらお城の中を移動してやって来たのは大きな扉の前。ここを護る兵士に話し掛けるグラバムさん。
「陛下のご様子を確認させていただきたい」
「国王陛下は病状が芳しくなく、宰相閣下から面会はさせぬ様にと仰せつかっております」
「宰相は魔物だったのだ。私や他の騎士達もあれが人ではないのを確認した。陛下に会わせてもらおう」
兵士を押し除けて扉を開けようとするグラバムさん。しかし扉はびくともしない。
〈エランシルが扉を封印していますね。解除します〉
私が手をかざしてグラバムさんが扉を引くと今度は普通に開ける事ができた。
部屋は窓を閉め切られ分厚いカーテンで光も入らない状態で饐えた臭いが充満していた。
天蓋付きの大きなベッドに向かっていくグラバムさん。
「陛下、失礼致します…陛下は生きておられる。だが急ぎ治療が必要だ。頼む…」
「ええ。その為に来たのだから」
リオさんが治療を始める。
あの無作為な攻撃を受けて、兵士達は奇跡的に死んではいなかった。
…腕や脚を削り取られた人はいるけど。
「《ソードコントロール》、そちらに一本飛ばします!」
アニエスさんがアガートラームを飛ばして回復の範囲に入れてくれたので怪我を負った兵士達の傷は癒えていく。
一階の部分が崩壊してバルコニーにいたエランシルと兵士達は落ちて行く。
「何故だ…何故同じドゥームの気配をしている?」
「他のエランシルを吸収したからだよ!」
壁を吹き飛ばして中庭に出てくるエランシルに斬り掛かる。
両手を硬質化させて受け止めるエランシル。
〈私はドゥーム・ディア=レナトゥス。あなたを排除します〉
「そういう事か…ならば貴様ごと吸収してやる!」
剣を弾き返して両手を広げるエランシル。
「させないわよ!《レイブラスター》!」
リオさんが放った光線魔法が直上からエランシルを飲み込む。続いてソラちゃんとテュケ君が左右から斬り込む。両腕にダメージを受けるけど耐えられた。
(援護するよ)
セラさんの声が聞こえたので私は姿勢を低くして飛び退く。
直後に高圧縮されて細くなった《レイブラスター》が右肩を貫いた。
エランシルは左腕を振り下ろしてソラちゃんを狙う。そこに滑り込んできたのはヒサメさんの大盾。空間を抉り取る能力を打ち消していた。
「その力を使えるのはお前だけじゃない」
「なんだと…!?」
驚き動きを止めるエランシルの顔が十字に切り裂かれる。背後をとったのはレイナスさん。二人はシルヴァさんに《テレポートアザー》でこちらに転移して不意打ちを決めていた。
「まだだ!」
レイナスさんがそう叫んで光り輝く2本の長剣を水平に振り首を落とした。エランシルの胴体の切り口から生えてきた無数の腕を振り回し抵抗する。
「これでも仕留められないか…」
レイナスさんは抉り取られる空間を見切って最小限の動きで躱しながら舌打ちをする。
「奴のエネルギーが尽きるまで攻撃を繰り返すだけだ」
ヒサメさんが前に立って私、ソラちゃん、テュケ君を守ってくれる。
「さて~そろそろ片付けちゃいますか~」
周囲の騎士や兵士を一通り無力化したレフィさんが私達を飛び越えて斬り込んでくる。無数の腕がレフィさんに向かって振り下ろされて空間が削れる。…けどレフィさんには届かない。
「残念~その能力、私も頂いちゃいました~」
片手を前に突き出して《空間掌握》を打ち消したレフィさんは大鎌を振り下ろしてエランシルを両断する。そこにテュケ君とソラちゃんが飛び込んだ。
「《断空破砕斬》!」
「そーれ!」
エランシルの体力は尽きかけている様で、更に細かく切り刻まれる。
「ミナ、トドメを」
「はい!」
ヒサメさんが防御を解除して道を開けてくれる。
前に飛び出した時、少し離れた所に落ちていた頭の破片から小さな腕が伸びて攻撃の動作に入ったけど、シルヴァさんとセラさんの長距離狙撃魔法で無力化してくれた。
既に細かく刻まれているエランシルは尚も結合しようともがいている。
「これで終わりだよ!」
《飛翔閃空牙》を放ってエランシルを粉々に斬り刻む。
〈エランシルの独立体の吸収を開始します〉
エネルギーのほとんどを失ったエランシルはレナトゥスに抗う事が出来ずに消えていく。
〈完了しました〉
よし。作戦成功だね。
「やっぱり凄いなミナは」
「何がです?」
剣を収めながらレイナスさんが話し掛けてくる。
「その技、うちの世界じゃ使える人はほとんどいないんだ」
「そうなんですか?」
「アーネスト流の最終奥義だからな」
勝手に覚えちゃって何だか申し訳ないけど、使えるものは何でも使うって決めてるから。って、それよりここから撤収しないとマズいんじゃ…?
(大丈夫そうだよ)
長距離で城を観測しているセラさんから念話が届く。
(どうやら宰相が魔物だったと認めたらしい。君達を警戒しているのは変わりないが)
シルヴァさんがそう言ってこちらに注意を促してくる。
「一緒に落ちた兵士の人は?」
「大丈夫よ。一部死んでたけど《リザレクション》しておいたわ」
流石リオさん仕事が早い。
「き、君達…どういう事か説明してくれるか?」
ボロボロになっているおじさん騎士が聞いてくる。
「はい。説明します」
アニエスさんが剣を回収しながらおじさん騎士に返事をする。
中庭にはまだまだ大勢の騎士や兵士がやって来ていたけど、おじさん騎士が攻撃を止める様に言ってくれた。
アニエスさんはゼレイア国の宰相、エルサリオは人の姿をした魔物だった事、私達はそれを知って討伐に来たのだと淡々と話した。
「勇者ソラはこの国の行く末を憂いてこの度の行動を起こしました。賢明なご判断をお願いします」
アニエスさんはそう締めくくって深々とお辞儀をする。
まあ最悪罪人にされてもここから逃げるだけなんだけど。
「信じよう。私は王国近衛騎士団長グラバムだ。他の兵には私が話をする。暫くここでお待ちいただけるか?」
「あの~その前に、王様が無事か確認してもらえます~?多分宰相のフリをした魔物に何かされてると思うので~」
鎌の刃を消してレフィさんが提案する。
「死んでなければ私とこの子で助けられるわよ」
私の肩に手を置きながら話すリオさん。
「分かった。二人だけついて来てもらえるか?」
「はい」「いいわよ」
残りのメンバーは中庭で待機になるけど、みんななら何があっても大丈夫だし、私達もどうとでもなる。
騎士の人達に囲まれながらお城の中を移動してやって来たのは大きな扉の前。ここを護る兵士に話し掛けるグラバムさん。
「陛下のご様子を確認させていただきたい」
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「宰相は魔物だったのだ。私や他の騎士達もあれが人ではないのを確認した。陛下に会わせてもらおう」
兵士を押し除けて扉を開けようとするグラバムさん。しかし扉はびくともしない。
〈エランシルが扉を封印していますね。解除します〉
私が手をかざしてグラバムさんが扉を引くと今度は普通に開ける事ができた。
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