精子発電用バッテリーにされた囚人くんの話

とくち

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精子発電用バッテリーにされた囚人くんの話

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20xx年、日本の科学界に衝撃が走った。

ある天才日本人科学者が、人類の未来を変えうる革新的な発明を成し遂げたのだ。その発明とは、なんと精子を燃料として発電する「精子発電」システムであった。

その発電効率は凄まじく、化石燃料を超え、原子力にまで匹敵すると言わていた。

長年にわたり化石燃料の輸入に頼ってきた日本にとって、この発明はまさに神からの贈り物とも言うべきものだった。エネルギー自給率が主要国の中で最低レベルにあった我が国が、一躍エネルギー大国になる可能性を秘めていたのである。

しかし、この画期的なシステムには一つの課題があった。大量の新鮮な精子が必要不可欠だったのだ。

政府は早急に対策を講じた。全国の刑務所に発電所を併設し、受刑者から精子を調達することを決定したのである。さらには、専門の搾精施設も設置されることになった。

男性受刑者たちは、自らの意思とは関係なく、国家のエネルギー源として利用されることになったのだ。彼らはもはや囚人ではなく、国家に所有される精子バッテリーとなったのである。

この衝撃的な政策の是非をめぐり、国内外で大きな議論を呼んだ。倫理的な問題や人権問題が取り沙汰されたが、エネルギー問題の解決を優先する日本政府の方針は揺るがなかった。

かくして、日本は精子発電によって新たなエネルギー革命の幕を開けたのであった。





前崎健介、29歳。彼は生粋の半グレであった。未成年の頃より、暴行、恐喝、詐欺...様々な犯罪を繰り返し、すでに何度も刑務所に入っている。そう、刑務所はそんな健介にとって、もはや第二の家のようなものだった。

「...健介。お前、またやったのかよ」

健介を連行してきた刑務官は、呆れたように言った。健介とは顔見知りの間柄だ。何度も彼を刑務所に送ってきたのである。

「ったく、世話のやける野郎だ、お前は。いい加減更生しろよ」

もう一人の刑務官が舌打ちをした。彼もまた、健介とは顔見知りである。

健介は、ニヤリと笑って答える。

「ヘヘッ、悪りぃな。つい癖で」

その言葉に、刑務官らは顔を見合わせる。

「癖だと?お前、社会舐めてんのか?」
刑務官は眉をひそめて言った。

「そうだぞ、健介。いい加減にしとかねぇと。...シャバに戻れなくなっちまうぞ」
もう1人も口を挟む。

しかし健介は、悪びれる様子もなく肩をすくめるだけだった。

「ま、俺はこういう生き方しかできねぇんだよ。悪りぃけど」

「...お前は本当に、どうしようもないな」

諦めたように、刑務官がつぶやいた。

「じゃ、いつも通り脱げ」

「はいはーい」

中に入ると、さっそく身体検査が始まった。全裸にされ、チンコ、ケツ穴、念入りに隅々までチェックされる。
しかし健介は全く動じない。慣れた事だからだ。

「よし、異常なし。次は髪だな。刈っていくぞ」

刑務官は電動バリカンを手に取る。健介は面倒臭そうに椅子に座った。

「はぁ...まーた坊主かよ。せっかく伸ばしてたのによ。まあ慣れたもんだけどな」

ブーンとバリカンが容赦なく健介の髪を刈っていく。

「おい健介、いい加減大人になれよ。毎回毎回、同じことの繰り返しだぞ。...まぁ、もう遅いかもしれねぇが」
刑務官が忠告するように言った。

「ったく、俺は自由に生きたいだけだっつーの。それが悪いのかよ」

...ブーン、ジョリジョリ。健介は素っ気なく答える。そうしている間にも髪はどんどん、床へと落ちていく。

「...そう言ってられるのも今のうちだ」

「はいはい、お説教はもういいですよ。早く終わらせてくれよ」

健介は鼻で笑った。まるで母親から説教を受けた時のように言い返す。

...ブーン、ジョリジョリ...ブーン、ジョリジョリ。

「終わりだ。」

刑務官は苦笑いしながら、バリカンのスイッチを切った。

健介は立ち上がり、鏡で自分の姿を見る。見慣れた坊主頭の自分が、そこにいた。

「はー、全くよ、なんで囚人は坊主にしなきゃいけない訳?」

健介はため息をついた。何度も経験したことだが、やはり気分のいいものではない。

「ほら、お前の今回の番号だ。1919な」

高橋が健介に番号札を手渡す。

「はいはい、1919ね。私は1919です。よろしくお願いしまーす」

健介はわざとらしく敬礼のポーズをとってみせた。

それを見た刑務官たちは、思わず苦笑した。

「いいか、健介...いや、1919。お前、今回からは国のエネルギー源になる義務もあるんだ。以前までとは一緒じゃないからな」

「はいはい、わかってますって。精子発電...だっけ?ちょっと精子出すだけだろ?」

「はぁ...もういい。さっさと房に行くぞ。」

健介は刑務官に案内され、おなじみの囚人房へと向かった。

重い鉄扉が開くと、そこには見慣れた光景が広がっていた。

分厚いコンクリートの壁、小さな窓、隅には仕切りのない便器。そして、ぎしぎしと音を立てる硬い二段ベッド。

健介はため息をつきながら、ベッドへと歩いていく。

しかし、そこで彼は足を止めた。

下の段のベッドに、見慣れた男が座っていたのだ。

「お、お久しぶりっす。まさか、前田さんと同部屋とは...お世話になります」

健介が声をかけると、男はゆっくりと顔を上げた。

その男こそ囚人番号0721、前田光司。通称、前田さん。

彼は健介が以前この刑務所に入る前からいる、言わば大ベテラン囚人だった。

何をやったのかは誰も知らない。ただ、とても長い間ここにいるということだけは確かだった。

前田さんは、この刑務所の兄貴分的存在だ。

190cmを超える巨体に、イカツイ顔つき。無愛想で口数も少ない。

しかし、その根は優しく、弱い者いじめは決して許さない。そんな男だった。

そんな前田の表情が、今日はいつになくニヤけていた。

「健介...おめぇ、久しぶりじゃねぇか。またここで会うとはなぁ」

前田が、妙に上機嫌な声で答える。

その様子に、健介は思わず眉をひそめた。

「どうしたんすか、前田さん。そんなニヤけて」

健介は前田の表情に違和感を感じずにはいられなかった。

前田さんがこんな風に笑うのは、初めて見る光景だったからだ。

「ははは、なんでもねぇよ。ただ、明日が楽しみなだけだ」

そう言って、前田は意味ありげに笑った。

その笑みは、まるで何かを知っているかのようだった。

健介は戸惑いを隠せずにいた。

「明日?明日がどうかしたんすか?」

思わず尋ねる健介に、前田は曖昧な笑みを浮かべた。

「いいじゃねぇか、健介。お前もすぐに分かるさ。とっとと寝ちまえ」

そう言って、前田はベッドに横になった。

まるで、もう話す気がないかのように。

健介は不満そうに唇を尖らせた。

一体何なんだ、この違和感は。

いつもの刑務所生活とは、明らかに様子が違う。

まるで、何かが変わってしまったかのように。

考えれば考えるほど、不安が募っていく。

「ったく...」

健介は溜息をつきながら、上段のベッドに腰を下ろした。

この違和感の正体が何なのか。

前田の言う「明日」とは、一体何を意味しているのか。

健介の頭の中は、疑問でいっぱいだった。

しかし疲れていた健介の目は、徐々に重くなっていく。

「...明日の事は明日、考えればいいか」

そうつぶやいて、健介は横になった。

今はただ、眠るしかない。

明日への不安を胸に、健介は目を閉じた。






翌朝。
健介は、いつもより早い目覚めだった。

体内時計が狂ったのか、それとも昨日の違和感が影響したのか。
とにかく、いつになく目が覚めてしまったのだ。

「うーん...まだ6時か...」

健介がベッドから身を起こそうとした時だった。

下の段のベッドから、何やら物音が聞こえてきたのだ。

「ん...?前田さん...?」

健介が下を覗き込むと、そこには信じられない光景が広がっていた。

前田が、素っ裸で寝転がっている。

そして、その股間は、完全に勃起していた。

「ま、前田さん、まだ朝っすよ...」

まさか、朝からこんな光景を目にするとは。

しかし、不思議なことに、健介自身の股間も、なぜか熱くなっていた。

「あれ...?俺も...朝勃ち...?にしたって...。」

パンツの中で、明らかに硬くなっている自分のモノ。

極上の女を前にしたって、ここまでにはならない。

健介は混乱し、顔を赤らめた。

一体何が起こっているのか。

そんな健介に、昨日から変わらず、ニヤけた顔のままの前田が言葉をかけてきた。

「服、全部脱いどけよ。もうすぐ労働の時間だ」

その言葉に、健介は目を丸くした。

「は?労働で服脱ぐって...どういうことすか?」

戸惑う健介に、前田は不敵な笑みを浮かべる。

「聞いてなかったのか?発電だよ、発電。国のエネルギー源になる義務があるんだ、俺たちには」

その言葉を聞いた瞬間、健介の体に電流が走った。

精子発電...。聞いてはいたが...。

一体どういうことなのか。

健介が混乱している間にも、前田はベッドから抜け出し、全裸で仁王立ちしている。

そこには、逞しい筋肉と、誇らしげに屹立する男根が。その先からは汁がだくだくと漏れ出している。

小さな房の中で、ムンムンと男の我慢汁の匂いが充満している。

「ほら、お前も早く脱げよ。もうすぐ刑務官が来る」

前田がせっつくように言う。

健介は困惑しながらも、言われるがままに服を脱いでいった。

上着、シャツ、パンツ...。

全てを脱ぎ捨てた時、健介は自分の裸体を見下ろした。

そこには、恥ずかしそうに、だが今までになく屹立する自分の男根が。

そこからは、ポトポトと我慢汁が落っこちていっている。

「な、何でこんなに勃ってんだよ...しかも、我慢汁まで垂れてるし...」

呟きながらも、健介は不安でいっぱいだった。

一体これから何が起こるというのか。

そんな時だった。

突然、房の扉が開く音がした。

「おはよう、囚人ども。今すぐ服を脱いで...いや、ちゃんと脱いでるな。よろしい。至急、搾精室に来るように」

入ってきたのは、見慣れない刑務官だった。

その言葉に、健介は愕然とした。

搾精室?まさか...

「ほら、早くしろよ」

刑務官が促す。

健介は渋々ながらも、扉の外へと出た。

そこで目にしたのは、信じられない光景だった。

廊下には、大量の囚人たちが列を成していたのだ。

そして彼らは皆、一様に全裸の坊主頭、更に股間を屹立させている。

当然のように、我慢汁が溢れかえっている。

顔を赤らめて、蕩けたような目で歩を進めている。

まるで、何かに洗脳されたかのように。

「こ、こいつらみんな...勃起してる...」

呆然と呟く健介。

これが「発電」なのか。

ちょっとシコって出すだけじゃないのか。

こんな男たちの股間から、エネルギーを搾り取るだなんて。

健介は自分の目を疑った。

こんな非現実的な光景が、現実に起こっているなんて。

列に並びながら、健介は深く考え込んでいた。

一体俺は、どうなっちまうんだ。

股間に熱を帯びながら、健介はただ流されるがまま、歩いていくしかなかった。

目的地は、搾精室。

そこには一体何があるのだろうか。






勃起した全裸の男たちが並ぶ列をただ進んでいく。

五分もしないうちに、「搾精室」の看板が見えてくる。

前田は、涎を垂らしながら、もはや正気ではないような表情で扉を抜けていく。

健介も戸惑いながらも、前田に続いて搾精室へと足を踏み入れた。

そこは異様な空間だった。

真っ白な壁に、整然と並ぶ腰ほどの高さの白い機械。

そしてその機械には、ピンク色の穴が空いている。

健介は思わず目を疑った。

信じられない光景だった。

「んんん…っ!…っ!はぁーっ…ひっ…!!あ゛ーっ!」
「あ゛ぁ、やっべぇ、止まんね、お゛ぉ...」
「お゛ほぉ...っ!はぁ...はぁ...お゛お゛あ゛...」

男たちはピンク色の穴に自らを挿入し、涎を垂らしながら喘ぎ声を上げている。

まるで理性を失ったかのように、本能のままに腰を振るっていた。

健介は思わず後ずさった。

こんな非現実的な光景を、こんな朝早くから目の当たりにするなんて。

「おい、あんまりチンタラすんな。とっとと搾精機に挿れちまえ。刑務官に叱られるぞ」

そう言って前田は、息を荒げながら空いている搾精機に自らを挿入した。

ぬぷぷっ...

途端に、甘美な声が漏れ始める。

「あ゛あ゛っ...っ...気゛持ちいい...」

前田の表情は、完全に快楽に染まっていた。

健介は言葉を失う。

あの無愛想な前田が、こんな顔をするなんて...。

「1919、さっさとしろ!」

不意に、刑務官の怒号が飛んだ。

健介は我に返る。

もはや、逃げ場はない。

ここは、自分の意思など通用しない世界なのは重々承知だ。

健介は震える手で、自らを搾精機に挿入した。

ぬぽぽっ...ぐぽっ...

途端に、電撃のような快感が全身を駆け巡る。

リズムカルに振動するピンクの筒。

「あ゛っ...ああ゛っ...!」

健介の口から、自然と喘ぎ声が漏れた。

それは、今まで味わったことのない、激しい快楽。

それは電撃のように健介の全身を駆け巡り、彼の意識を蝕んでいく。

健介は目を見開き、信じられないといった表情を浮かべた。

嘘だろ、めちゃくちゃ気持ちいい...。

健介の常識が、根底から覆されていく。

ぬぽっ...ぐぷっ...ぬぽっ...

健介は自分でも驚くほど激しく腰を振っていた。

搾精機の中で、チンコは熱を帯び、ビクビクと脈打っている。

カリ首が擦れるたび、さらなる快感の波が押し寄せてくる。

「あ゛あっ...く゛っ...もう...無理ぃ...!」

健介は歯を食いしばり、快感に耐えようとするが、 それは容易ではない。

あまりの気持ち良さに、彼の理性は徐々に蕩けていく。

ただ快楽を追求することだけが、健介の思考を支配し始めていた。

彼はもはや、自分がどこにいるのかさえ忘れ始めている。

ぬぽっ...ぐぷっ...ぬぷっ...

重要なのは、目の前の快感だけ。

それ以外のことは、どうでもよくなっていた。

「あ゛ぁ、イク...イ゛ク...!射精る...!」

健介の絶叫が、搾精室に響き渡る。

そして、彼は激しく全身を痙攣させ、搾精機の中に大量の精液を放出した。

ドクドクと新鮮な白濁液が搾り取られていく。

それは国家のエネルギーとなり、社会を動かしていくのだ。

そのまま健介は脱力し、搾精機から抜こうとした。

しかし、抜けない。

機械が、まだ健介を離そうとしないのだ。

「はあ゛ぁ、な、なんだ...?どうして抜けねぇんだよぉ...」

困惑する健介。

射精したにも関わらず、機械からの刺激は止まらない。

敏感になったカリ首に、容赦ない振動が与えられ続ける。

「あ゛あっ...く゛ぅぅっ...ま、まだ続くのかよ...!」

健介は歯を食いしばり、余韻に耐えようとする。

だが、刺激はどんどん強くなっていく。

まるで、健介の男根を壊れるまで絞り尽くそうとしているかのように。

「あ゛ぅ、や、やめてくれ...もう無理...!無理だって...!」

健介は必死で訴えるが、機械に容赦はない。

ただひたすらに、男根を扱き続ける。

健介の目からは、涙が溢れ出していた。

快感と苦痛が入り混じる、異様な感覚。

これが、地獄なのか。

健介は絶望し始めていた。

「おい...誰か...!」

か細い声で、健介は助けを求める。

だが、周りの囚人たちは、ただ快楽に震えるのみだ。

相変わらず、部屋中に喘ぎ声といやらしい水音が響き渡っている。

誰一人、健介に手を差し伸べる者はいない。

そんな健介の元に、後ろからそっと声が届く。刑務官だ。

「とりあえず、昼の12時まではそのままだ。昼食を終えたらまた搾精開始だな」

その言葉に、健介は絶望のどん底に突き落とされる。

こんな地獄が、まだ続くというのか。

「そんな...12時って...あ゛っ...も、もういやだよぉ...」

健介はもはや泣き叫ぶしかなかった。

だが、その叫びも虚しく、機械の振動は止まらない。

ただひたすらに、健介の男根を責め立て続ける。

「イクッ...また、イ゛ク...!あ゛あぁっ!」

再び、健介は絶頂に達した。

だが逃げ場はない。
ぐったりと機械に吸い付いたまま、健介は天井を見上げる。

一体、いつまでこんな快楽地獄が続くのか。





「ぐぅ、は゛ぁ...お゛ぉおッッ」

健介は苦痛に耐えながら、ただ機械の振動に身を任せていた。
もはや抵抗する気力も、逃げ出す手立ても残されていない。
ただひたすらに、快楽と苦痛の狭間で悶え苦しむしかないのだ。

そんな健介の耳に、ふと声が届いた。

「ぁっ...大丈夫だ、健介。機械に、身を任せろぉ...」

快楽が混じった低い声。
それは隣の機械に繋がれた前田のものだった。

「っ、あ  あ゛っ、前、田さん...」

か細い声で健介が呼びかける。
だが、前田の表情は頬こそ赤く染まっているが、妙に落ち着いている。
まるで、この状況が当たり前であるかのように。

「はぁ、俺らの、房にはよ、催淫剤が撒かれて、るんだ。くぅ...朝勃ってた、のもそれ、だっ」

前田は快楽に身悶えしながら説明する。
その口調は、まるで教官が新米囚人に訓示するかのようだ。

「んぁ、催、淫剤...?」

信じられない話だった。
政府が囚人に媚薬を使うだなんて。
だが、朝の異常な興奮を思い出す。
確かにあれは、普通ではなかった。

「身を、任せてりゃよ、そのうち、気持ち良くなるぅ...。ただ任せるんだ。はぁ、楽に...なれるぜ」

そう言って前田は、再び機械が産み出す快楽の中に吸い込まれていく。
彼は苦痛に顔を歪めながらも、それでも諦めたように腰を振り続けている。

健介は愕然とした。
前田でさえ、この状況を受け入れているのか。
抵抗するよりも、快楽に身を任せる方が賢明だと悟ったのか。

「そうだ。アレは特別性でな。一晩吸ってたら、最低でも200発は射精できる計算だ。頑張れよ、新人」

後ろから、刑務官の冷たい声が降ってきた。
まるで対象者を見下すような、非情な口調だ。

「に、200ぅ...?」

その数字を聞いて、健介は背筋が凍る思いだった。
1日に200発も射精しろだなんて。
常軌を逸した数字だ。
そんなことが、人間に可能なのか。

「ほら、さっさと腰を振れ。ノルマを達成しないと...分かってるな?」

脅すような刑務官の声が、健介の恐怖心を煽る。
このまま従わなければ、もっとひどい目に遭わされるのだろう。
想像するだけで、ゾッとした。

ぬぽっ...ぬぷぅ....ぬぱっ...

健介は震えながら、勇気を持って機械相手に腰を振った。
するとすぐに、お返しするかのように激しい振動が襲ってくる。

「はへっ...くぅっ...!」

先程までの苦痛が、徐々に快感へと変わっていく。
まるで、体が機械に適応し始めたかのように。

これが、媚薬の効果なのか。
理性では拒絶したくても、体が勝手に反応してしまう。
健介は自分の変容に、恐怖すら覚えた。

「ふーーーーっ...あ゛ぁ...気持ち...いい...」

意識が遠のいていく。
抵抗する意志が、快楽に飲み込まれていく。
健介は自分でも信じられないほど、激しく腰を振っていた。

「イ くぅ゛…………っっ!また ぃくッ...! いく...! い……っ、ッッ!ぅう…………ッッ」

さっき射精したばかりだというのに、また絶頂が訪れる。
もはや健介の意思など、どこかに置き去りだ。
ただ快楽に溺れ、射精を繰り返す。
それだけが、健介の脳を支配していた。

時間の感覚も、もはやない。
ただ延々と続く、射精の連続。
まるで、永遠に続くかのように。

「ああ...俺は...もう...ぁ、また ぃくぅ...!ッッ!」

射精を重ねるたび、健介の意識は遠のいていく。
快楽だけが、全てを支配する。
何をしてここにいるのか、昨日は何を食べたのか、そんな記憶も、どこかに消えていく。

これが、精子バッテリーとしての宿命なのだ。
ただ快楽に溺れ、射精し続ける。
それ以外に、生きる意味などない。

健介の心が、徐々に壊れていく。
男としての矜持も、人間としての尊厳も。
全てが快楽に塗り替えられていく。

「もっとぉ゛そこ、気持ちぃ゛ ずんずんって、も…………っ、ぉ、 おぉ…………」

永遠に続く搾精地獄。
それが、囚人達に与えられた運命だった。
彼らに、逃げ道なんてものはない。

ただ、精子を搾り取られる機械となることだけが、許された生き方なのだ。
そして、それこそが彼らが幸せになる道なのだ。

こうして健介は、自我を失っていく。
政府の思惑通りに、人間から精子バッテリーへと変貌を遂げていくのだった。

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