短編・ゲイ小説集

とくち

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肉便器主将

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日も傾き始め、夕暮れ時が近づく中、部員たちは最後の練習メニューに取り組んでいた。

グラウンドの隅では、キャッチボールに熱中する部員の姿がある。
彼らは皆、青々とした五厘刈りに刈り上げられた坊主頭、日に焼けた肌は健康的な小麦色に輝いている。
見るからに、これぞ野球部員といった佇まいだ。
引き締まった筋肉を包み込むアンダーシャツは、汗を吸って肌にぴったりと張り付いていた。

外野では、ノックを受ける部員たちの姿も見える。
彼らもまた、野球部員らしい躍動感溢れるフォームで、次々と飛んでくるボールを処理していく。
ユニフォームのズボンから覗く太ももは、鍛え抜かれて盛り上がった筋肉で満たされている。

ランニングに励む部員たちは、グラウンドを駆け巡る。
全身に汗を掻きながら、それでもなおグングンと走り続ける彼らの横顔からは、野球に懸ける情熱が滲み出ているようだ。

「よっしゃ、あと10本!」
「無理すんなよ、ケガしたら元も子もねーぞ」
「おっす、次!行きます!」

時折交わされる掛け声。仲間を思いやり、時に鼓舞し合う。
団結力の固さが、部員同士の会話からも伝わってくる。

「ふぅ…やっと終わったな」
ついに、きつい練習が終了の時を迎える。
部員たちは思い思いに息を整えながら、肩を叩いたりハイタッチを交わしたりする。

「今日も追い込んだよな。足とかもうガクガクだわ」 
「ああ、シャワー浴びて汗流したいぜ」
「飯食って、ゆっくり風呂入りてー」

まだ興奮冷めやらぬ面持ちで、部員たちは談笑を繰り広げる。
心地良い疲労感を共有しながら、黄昏のグラウンドを後にするのだった。

夕日に照らされる彼らの姿は、どこか頼もしく見える。

土に汚れたユニフォームを着た彼らは、額に手をやって日を遮りながら部室へと向かう。
整えられた眉に濃い目の男らしい顔立ち。一重瞼にまんまるとした鼻の芋臭い顔立ち。
一人一人、それぞれ顔立ちは違っても、全員がバリカンで刈り揃えられた坊主頭をしていた。
野球に打ち込む真摯な姿勢が、彼らの姿からも感じ取れた。


陽が完全に沈み、夜の帳が下りる頃、彼らは部室の前に到着した。
部員の一人がドアを開け、中に入っていく。

部室の中は、独特の臭いが充満している。
それは汗と土の匂い。野球部員ならではの香りだ。

灯りが灯され、部屋の隅々まで明るく照らし出される。
部員たちはそれぞれ自分のロッカーへ向かう。

野球部員らしい、たくましい肉体。
部室の明かりの下で、彼らの肉体美がさらに際立つ。

部員達は流れる汗を拭きながら、思い思いに行動を開始する。

「はー腹減った。今日は牛丼食いてえな」
「いいな、俺もおんなじ気分。国道沿いの吉○家行こうぜ」

これから食べる飯の話をしたり、課題について話し合ったり。

「明日の小テスト、お前ちゃんと勉強したのかよ?」
「ああ、まあな。てか英語なんて単語さえ覚えりゃ何とかなるだろ」
「それな。数学の方がどー考えてもキツいわ」

時には受験に関する話題で盛り上がることもある。

「先輩は、大学どうするんすか?」
「慶●に推薦狙ってるんだよね。模試の結果次第だけど」
「慶●っすか...さすが先輩です」

そんな他愛のない会話が弾けている最中、一人の部員がふと口を開いた。

「そういえさ、今日は誰も便器使わねえの?」

その一言で、部室の空気が変わる。

「俺は今日はやめとくわ。腹減ったし、裕也と吉●家行ってくるよ」
「俺らはこの後モン●トするつもりだから、直人、先に使っといてくれよ」

最初に質問を投げかけた直人と呼ばれる部員が、にやりと笑みを浮かべた。

「珍しいな。じゃあ、今日は俺が最初に使わせてもらうぜ。練習中ずっとムラムラしてたんだ」

そう言って立ち上がった直人は、部室の隅にある一角へ向かう。
そこには、"便器"と呼ばれるものが置かれていたーー。




部室では、各々が思い思いの時間を過ごしていた。

スマホゲームを楽しむ者、雑談に興じる者、そそくさと着替え帰ろうとする者。
それぞれが、自分の好きなように時間を使っている。

そんな中、直人と呼ばれる一人の部員が"便器"の前に立った。

便器と呼ばれる物は、一般的に言われる、ただ排泄物を受け止める陶器ではなかった。

どう見ても人の形をしていた。
他の部員と同じように刈り揃えられた五厘刈りの頭に、ピチピチの白いアンダーシャツを身に纏う。
だが下半身は靴下のみで、ペニスも尻も丸出しのまま。
そしてしゃがんだ姿勢で、目隠しまでされている。

まるで何かのポルノで見た"肉便器"だ。

そんな肉便器の首元にはネームプレートがぶら下げられている。
小さなそれには"主将"と書かれていた。

「よし、肉便器主将。クチマンコ開けな」

直人が命令すると、便器は何も言わずに大きく口を開けた。
便器としての自分の役目を理解しているのか。

「はい、ご奉仕させていただきます…」

か細い、息混じりの声で主将が告げる。

直人のペニスは、いつの間にかビンビンに勃起していた。
それを主将の口に押し当てながら、彼は腰を突き出す。

「おら、いくぞ!」

「んっ…ん…!」

根元まで一気にペニスを咥え込まれ、主将は嗚咽を漏らした。
だが、それ以上の抵抗はしない。
ただひたすらに、ペニスに奉仕するのだ。

「ふぅ…相変わらずイイ感じだな。もっと舌使ってくれよ」

主将の坊主頭を強く鷲掴みにしながら、部員は腰を前後に動かし始める。
いわゆるイラマチオというやつだ。
喉奥をゴリゴリとペニスで犯しまくる。

「ん゛っ…ん゛ぐっ…」

苦しそうに呻きながらも、主将は決して顔を背けない。

「明日の英語の課題やった?」
「いや...あれ難しすぎんだろ」

部員達は何事もないかのように話し続ける。
直人は主将の口を犯し続けている。
だが、その様子に他の部員たちは見向きもしない。

こうやって主将が便器として使われる事は、彼らにとって特別なことではない。
むしろ、当然の日課、日常の延長線なのだ。
だからこそ、誰もがそれを気にも留めないのだろう。

そうして日常会話が続く中でも、直人のペニスは容赦なく、主将の口内を蹂躙する。
喉の奥まで激しく突き刺し、容赦なくイラマチオを続けるのだ。

「おい便器、歯当てんなよ。ちゃんとご奉仕しろ」

時折、そんな叱責の言葉が飛ぶ。
主将は必死に喉を開いて、ペニスを受け入れようとする。

「ん゛ん゛おぉ…んんっ…!!!」

むせび泣きそうな呻き声を漏らしながら、それでも懸命にフェラチオを続ける主将。
涙と涎にまみれた顔は、まるでどこかのポルノで見た肉便器そのものだ。

「あぁ…そこ…ホントいい…便器主将、やれば出来んじゃんか」

征服欲を満たされた直人が、無意識に漏らす感想。
苦しみながらも奉仕を続けるその姿に、彼は言葉にできない興奮を覚える。

そんな状況でも、主将のペニスはビンビンに勃起したままだ。

時折、がペニスを引き抜く。
すると、主将は物欲しそうに舌を出して、先走りの雫を舐め取ろうとする。

まるで美味な汁を欲している、発情した雌犬のようだ。
その淫らな姿に、直人の興奮はさらに高まっていく。

「はぁっ…はぁっ…もっと、ちんぽ、ください…」

うわ言のように懇願する主将。
もはや理性も自我も失ったかのようだ。
切なげな視線で直人を見上げる。

「ったく、このヘタレ便器が…ほら、しゃぶれ!」

そう怒鳴りつけながら、部員は再びペニスを主将の口に突っ込む。
そして腰を激しく動かし、喉奥を容赦なく犯し始めるのだ。 

「ん゛ぐっ…んんん…!!!」

むせび泣きながらも、主将は直人のペニスを受け止め続ける。

「んっ...あっやべっ...」

やがて、部員の動きがさらに激しさを増す。
射精が近いのだ。
荒々しいピストンに合わせ、主将の喉がヒクヒクと痙攣する。

「おぉっ…イイぞ便器…もっと喉まんこ締めろ…!」

限界が近いことを悟った直人が、さらに主将の頭を掴み、ペニスを根元まで押し込む。

「ん゛お゛ぉぉ…ん゛ぐ゛ぅ…!!!!」

喉を激しく犯されて、主将は全身をガクガクと痙攣させる。
そのペニスからは我慢汁がダラダラと垂れている。
その顔は、完全に恍惚の色に染まっていた。

「おら!射精(だ)すぞ!しっかり全部飲み込めよ、便器!」

遂に直人が叫ぶ。
そして、濃厚な精液が主将の喉奥へと放たれるのだ。

「ん゛お゛ぉぉっっ…!!!!ごぼっ、ごぼぼっ…」

むせながらも、主将は精液を全て飲み干そうと必死だ。
便器の役目を全うしようと、涙を流しながら嚥下を繰り返す。

「あ~、ヌいたヌいた!さすが主将、最高の肉便器だな」

満足そうに呟いた直人が、ペニスを主将の口からゆっくりと引き抜く。
すると、主将は恍惚の表情のまま、情けなく精液と唾液まみれの顔を晒すのだった。

「はぁ…はぁ…ご、ご利用、ありがとうございました…!」

涙を流しながら、感謝の言葉を放つ主将。

「直人、やっと終わったのか?よーし、次俺な!」

「えー、俺も抜きたくなってきたのに。よし!ジャンケンで決めようぜ!」

「あ、俺もモン○ト終わったら一発抜きてぇ」


かくして、主将は次々とペニスを咥えさせられる。
彼の喉は、もはや便器以外の何物でもない。

「ほら咥えろよ」
「主将...どんだけちんぽ好きなんだよ」

淫らな言葉の数々が、主将を追い詰めていく。
便器に堕ちることが、彼の宿命なのだと悟らせるように。

部員たちのザーメンを、感じ続けるのだ。

「ん゛ぐ゛ぅ…ごぼっ、ごぼっ…」

むせび泣く主将の姿は、まさに便器そのもの。

そんな変態的な姿こそが、主将の本当の姿なのだろうか。

野球部の肉便器として、主将の夜はまだまだ終わらない…。
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