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学園入寮編
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時雨は無事に退院し、櫂斗とともに病院を出た。
診察は2週間に1度の予定から、1週間置きに暫くは変更されてしまったが無事に学園に通う事が出来ることを嬉しく思う。
櫂斗は車を呼び夏樹の家まで送ってくれ、帰り際にマフラーに隠れ、不自然に首に巻いていたタオルをシュルリと外すと、時雨に畳んで渡した。
「汚れ物を渡すのは恥ずかしいが、しっかりと匂いはついていると思う…。
俺も、時雨のそのマフラーを、借りたい…」
ボソリと聴こえるか聞こえないか位の声で顔を逸らして呟く。
「くすっ。ありがとう。折角巻いてたタオルが無くなって、首元が寒そうだから、僕の巻いてあげるねっ。夜の電話、楽しみにしてる。また、3日後にね。」
名残惜しいが、あんまり話していると余計離れ難くなる。マフラーを櫂斗に巻き付けると、そっとそのまま頬にチュッとキスをし、車を出てバイバイッと手を振ると、急いで家の中に入った。
「あらあら、時雨ちゃん、おかえりなさいっ。」音を聞きつけた柚子が玄関までパタパタと出迎えにきた。
「ただいま、柚子さん。」
時雨はお腹に気をつけながら柚子をそっと抱きしめる。
柚子の後ろからゆっくりと近づいてきた人物に笑みをこぼす。
「おかえり。シグ。」
「ただいま。夏にぃ」
思いっきり夏樹に抱きつき、夏樹特有の安心する匂いに、無事に帰って来れたと実感し喜びが込み上げる。
それから3日間は、夏樹も仕事を休みにしてくれていたようで足りないものを一緒に買いに行ったり、柚子と3人で花見に行ったりと家族の時間をまったりと過ごした。
最終日には、夏樹が滅多に飲まないお酒を飲み如何に柚子と時雨が好きかを熱心に語り出し、柚子に抱きついたまま寝てしまったという意外な一面もみた。
どうやら、夏樹は下戸らしい。パパが全く呑めないのでそっちを引き継いだみたいだ。
柚子は赤面しながら「もうっ」と怒っていたが。
櫂斗からは毎日おはようとお休みのメッセージが来ていたし、約束通り夜には毎日電話をして、1日の事を語り明かす。
夜はしっかりと櫂斗の匂いがするタオルを胸に抱き眠りについた。
そんなこんなで、あっという間に3日が過ぎ、入寮日となった。
荷物は既に昨日郵送しており、後は身1つである。
門の前まで夏樹と柚子に送ってもらい、別れの時がくる。
「シグ、いってらっしゃい。」
「いつでも帰ってきていいからね!時雨ちゃん!」
「うん。夏にぃ、柚子さん、いってくるね!」
「シグ。」
背中から愛しい人の声がする。思いっきり振り返ると櫂斗が迎えに来てくれた。
夏樹と櫂斗は顔を合わせると、互いに軽くお辞儀をした。
「…シグを、頼んだよ。」
「はい。任せてください。」
ガシッと握手を交わす2人を見て、何だろうとはてなを浮かべていると、「愛されてるわねぇ」と柚子が頭を撫でてきた。
「じゃぁ、俺たちは帰るよ。次は、ゴールデンウィークかな?家で待ってるね。」そう言うと、時雨に一度抱きつき額にキスを落として車へと乗り込んだ。
窓からバイバイと手を振る2人を車が見えなくなるまで見送る。
「シグ、俺たちも、寮に行こうか。」
寂しそうに、車がさった方向を眺め、眼を潤わせる時雨を櫂斗は促した。
「…うん。」
ギュッと手を繋がれ、時雨のペースに合わせて歩き出す。
そういえば、Ω寮は見学したが、番寮は何か変わるのだろうか。
「ねぇ、番寮と普通の寮って何が違うの?」
「ああ。基本的にα寮は人が多いから2人部屋なんだ。生徒会なんか役職を除いてはな。ペアは学園が決める。」
「番寮は番い同士だから、好きな人といられるくらいの違い?」
「後は、部屋の広さかな。元々番同士で学校にいる事は珍しいんだ。この学校にΩは1割程度しかいないし、ここに入学しているΩは他の学校と違って、見合い目的のものがほぼいない。番になるのは、本当に数名何だよ。
俺たち含めて、5組ぐらいだな。5階建でワンフロアに2部屋しかないからかなり広いぞ。」
「そうなんだね。本がいっぱい置けそう。」
元々本好きという事もあったが、入院生活も長いお陰でかなりの読書家だ。
一月に気づけば50冊以上買っていたと言う事もザラではない。
「一部屋、書斎にしよう。」
時雨の言葉を聞くや否や、業者に本棚を設置するように依頼を出す事を計画する。
「いいの?嬉しい。」
にんまり微笑むと、櫂斗も嬉しそうにする。
「さぁ、着いたぞ。」
門からは大体15分といったところか。黒い外壁の綺麗な建物だ。
櫂斗に手を引かれ、中に足を進める。
オートロックらしく、新規入寮者はこの番号へ、と張り紙に書かれた部屋番号を押す。
『はい。』
「新入生の来栖です。本日より入寮します。」
『ああ、ロック解除するから、そのまま真っ直ぐ進んで左の部屋に。』ガチャリ
「行こうか。」
頭を撫でられ力が抜ける。緊張していたらしく、手に力が入っていたようだ。
「うん。」
指定された部屋に向かい、インターホンを鳴らすと、直ぐに人は出てきた。
「ようこそ。番寮へ。寮長の3年吾妻山修一(あずまやしゅういち)だ。こっちは番の白水鳴(しろうずめい)。」
ペコリと横から時雨より少し背の高いくらいの人物が出てきて、すぐに吾妻山の後ろに隠れた。
「どうも。新入生の来栖櫂斗です。こちらは番の月見里時雨です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「ああ、よろしく。すまない。鳴は人見知りなんだ。
さて、お前達の部屋は5階、501号室だ。今5組しかいないからな。ワンフロアに1組だけで、新たに入るのはお前達だけだな。
寮の鍵はこのカード。無くしたら扉毎交換で自腹だから無くさないように。すまないが、食堂はこの人数だから無い。自炊か、校内の食堂は21時までは開いているからそっちを利用してくれ。寮の門限は22時。来栖は生徒会に入るんだったな。業務で門限を過ぎる場合はセキュリティの関係でカードキーでも入り口が開かなくなるから、裏口の方から入ってくれ。パスコードが必要だから、メールしてくれたらその都度教える。
寮での新入生歓迎会を入学式前日の日曜日に考えているが、予定はあるか?」
櫂斗の両親に会うのは土曜日であるし、日曜日に予定はない。まだ本調子とは言えないので、前日はゆっくり過ごす予定だった。
「ありがとうございます。是非、参加させて頂きたいと思いますが、シグは少し身体が弱くて。あまり遅くない時間だと助かります。」
「わかった。今のところ18時から開始予定だ。2階に共同スペースがある。時間になったらそこに来てくれ。」
「「わかりました。ありがとうございます。」」
「身体が弱いと言ったな。何かあれば無理せず頼ってくれ。」
吾妻山は時雨の方を見てニカっと笑う。体育会系なのだろう。ガッシリと日に焼けた肌にその笑い方が似合う。
「ありがとうございます。これから、よろしくお願いします。」
カードを受け取り、エレベーターで5階に向かう。
ポーンと音がなり、扉が開いた。
501と書かれたエレベーターから向かって左側にあるドアの前に2人で立ち、カードキーで櫂斗が解除する。
「シグ、開けていいよ。」
そぉっと、ドアノブを下げて部屋に入る。玄関もかなり広い。
靴を脱いで、リビングの廊下に繋がるであろう扉も開ける。
「うわぁ~。」
Ω寮は1人部屋という感じで狭くは無かったがコンパクトにまとまっていた。
しかし、番寮は広さが5倍はありそうだ。
「探検しようか。俺も初めて入るんだ。」
「うんっ!」
診察は2週間に1度の予定から、1週間置きに暫くは変更されてしまったが無事に学園に通う事が出来ることを嬉しく思う。
櫂斗は車を呼び夏樹の家まで送ってくれ、帰り際にマフラーに隠れ、不自然に首に巻いていたタオルをシュルリと外すと、時雨に畳んで渡した。
「汚れ物を渡すのは恥ずかしいが、しっかりと匂いはついていると思う…。
俺も、時雨のそのマフラーを、借りたい…」
ボソリと聴こえるか聞こえないか位の声で顔を逸らして呟く。
「くすっ。ありがとう。折角巻いてたタオルが無くなって、首元が寒そうだから、僕の巻いてあげるねっ。夜の電話、楽しみにしてる。また、3日後にね。」
名残惜しいが、あんまり話していると余計離れ難くなる。マフラーを櫂斗に巻き付けると、そっとそのまま頬にチュッとキスをし、車を出てバイバイッと手を振ると、急いで家の中に入った。
「あらあら、時雨ちゃん、おかえりなさいっ。」音を聞きつけた柚子が玄関までパタパタと出迎えにきた。
「ただいま、柚子さん。」
時雨はお腹に気をつけながら柚子をそっと抱きしめる。
柚子の後ろからゆっくりと近づいてきた人物に笑みをこぼす。
「おかえり。シグ。」
「ただいま。夏にぃ」
思いっきり夏樹に抱きつき、夏樹特有の安心する匂いに、無事に帰って来れたと実感し喜びが込み上げる。
それから3日間は、夏樹も仕事を休みにしてくれていたようで足りないものを一緒に買いに行ったり、柚子と3人で花見に行ったりと家族の時間をまったりと過ごした。
最終日には、夏樹が滅多に飲まないお酒を飲み如何に柚子と時雨が好きかを熱心に語り出し、柚子に抱きついたまま寝てしまったという意外な一面もみた。
どうやら、夏樹は下戸らしい。パパが全く呑めないのでそっちを引き継いだみたいだ。
柚子は赤面しながら「もうっ」と怒っていたが。
櫂斗からは毎日おはようとお休みのメッセージが来ていたし、約束通り夜には毎日電話をして、1日の事を語り明かす。
夜はしっかりと櫂斗の匂いがするタオルを胸に抱き眠りについた。
そんなこんなで、あっという間に3日が過ぎ、入寮日となった。
荷物は既に昨日郵送しており、後は身1つである。
門の前まで夏樹と柚子に送ってもらい、別れの時がくる。
「シグ、いってらっしゃい。」
「いつでも帰ってきていいからね!時雨ちゃん!」
「うん。夏にぃ、柚子さん、いってくるね!」
「シグ。」
背中から愛しい人の声がする。思いっきり振り返ると櫂斗が迎えに来てくれた。
夏樹と櫂斗は顔を合わせると、互いに軽くお辞儀をした。
「…シグを、頼んだよ。」
「はい。任せてください。」
ガシッと握手を交わす2人を見て、何だろうとはてなを浮かべていると、「愛されてるわねぇ」と柚子が頭を撫でてきた。
「じゃぁ、俺たちは帰るよ。次は、ゴールデンウィークかな?家で待ってるね。」そう言うと、時雨に一度抱きつき額にキスを落として車へと乗り込んだ。
窓からバイバイと手を振る2人を車が見えなくなるまで見送る。
「シグ、俺たちも、寮に行こうか。」
寂しそうに、車がさった方向を眺め、眼を潤わせる時雨を櫂斗は促した。
「…うん。」
ギュッと手を繋がれ、時雨のペースに合わせて歩き出す。
そういえば、Ω寮は見学したが、番寮は何か変わるのだろうか。
「ねぇ、番寮と普通の寮って何が違うの?」
「ああ。基本的にα寮は人が多いから2人部屋なんだ。生徒会なんか役職を除いてはな。ペアは学園が決める。」
「番寮は番い同士だから、好きな人といられるくらいの違い?」
「後は、部屋の広さかな。元々番同士で学校にいる事は珍しいんだ。この学校にΩは1割程度しかいないし、ここに入学しているΩは他の学校と違って、見合い目的のものがほぼいない。番になるのは、本当に数名何だよ。
俺たち含めて、5組ぐらいだな。5階建でワンフロアに2部屋しかないからかなり広いぞ。」
「そうなんだね。本がいっぱい置けそう。」
元々本好きという事もあったが、入院生活も長いお陰でかなりの読書家だ。
一月に気づけば50冊以上買っていたと言う事もザラではない。
「一部屋、書斎にしよう。」
時雨の言葉を聞くや否や、業者に本棚を設置するように依頼を出す事を計画する。
「いいの?嬉しい。」
にんまり微笑むと、櫂斗も嬉しそうにする。
「さぁ、着いたぞ。」
門からは大体15分といったところか。黒い外壁の綺麗な建物だ。
櫂斗に手を引かれ、中に足を進める。
オートロックらしく、新規入寮者はこの番号へ、と張り紙に書かれた部屋番号を押す。
『はい。』
「新入生の来栖です。本日より入寮します。」
『ああ、ロック解除するから、そのまま真っ直ぐ進んで左の部屋に。』ガチャリ
「行こうか。」
頭を撫でられ力が抜ける。緊張していたらしく、手に力が入っていたようだ。
「うん。」
指定された部屋に向かい、インターホンを鳴らすと、直ぐに人は出てきた。
「ようこそ。番寮へ。寮長の3年吾妻山修一(あずまやしゅういち)だ。こっちは番の白水鳴(しろうずめい)。」
ペコリと横から時雨より少し背の高いくらいの人物が出てきて、すぐに吾妻山の後ろに隠れた。
「どうも。新入生の来栖櫂斗です。こちらは番の月見里時雨です。よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
「ああ、よろしく。すまない。鳴は人見知りなんだ。
さて、お前達の部屋は5階、501号室だ。今5組しかいないからな。ワンフロアに1組だけで、新たに入るのはお前達だけだな。
寮の鍵はこのカード。無くしたら扉毎交換で自腹だから無くさないように。すまないが、食堂はこの人数だから無い。自炊か、校内の食堂は21時までは開いているからそっちを利用してくれ。寮の門限は22時。来栖は生徒会に入るんだったな。業務で門限を過ぎる場合はセキュリティの関係でカードキーでも入り口が開かなくなるから、裏口の方から入ってくれ。パスコードが必要だから、メールしてくれたらその都度教える。
寮での新入生歓迎会を入学式前日の日曜日に考えているが、予定はあるか?」
櫂斗の両親に会うのは土曜日であるし、日曜日に予定はない。まだ本調子とは言えないので、前日はゆっくり過ごす予定だった。
「ありがとうございます。是非、参加させて頂きたいと思いますが、シグは少し身体が弱くて。あまり遅くない時間だと助かります。」
「わかった。今のところ18時から開始予定だ。2階に共同スペースがある。時間になったらそこに来てくれ。」
「「わかりました。ありがとうございます。」」
「身体が弱いと言ったな。何かあれば無理せず頼ってくれ。」
吾妻山は時雨の方を見てニカっと笑う。体育会系なのだろう。ガッシリと日に焼けた肌にその笑い方が似合う。
「ありがとうございます。これから、よろしくお願いします。」
カードを受け取り、エレベーターで5階に向かう。
ポーンと音がなり、扉が開いた。
501と書かれたエレベーターから向かって左側にあるドアの前に2人で立ち、カードキーで櫂斗が解除する。
「シグ、開けていいよ。」
そぉっと、ドアノブを下げて部屋に入る。玄関もかなり広い。
靴を脱いで、リビングの廊下に繋がるであろう扉も開ける。
「うわぁ~。」
Ω寮は1人部屋という感じで狭くは無かったがコンパクトにまとまっていた。
しかし、番寮は広さが5倍はありそうだ。
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「うんっ!」
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