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第二章 運命の出会いと砂漠の陰謀
〈86〉砂漠の王子19
しおりを挟む学生達の混乱を避けるためにも、まずは身柄拘束が最優先、ということで詳しい聴取は後日ということになった。
「学院が、お休みになってからにしましょう」
と、ジャンルーカが気遣いつつも、二人を連行していった。
レオナとシャルリーヌは、ルスラーンがマリーの待つ馬車へと送り届けてくれ、ヒューゴーはゼルとテオ、ジンライを寮のゼルの部屋へ送った後、一人でカミロの研究室に来ていた。
カミロは不在だったので合鍵で入室し、フィリベルトの部屋で、いつも通り防音結界を作動させてから、緊急通信を発する。
「ヒューゴーです」
『フィリベルトだ』
「今、大丈夫でしょうか?」
『ああ。そちらこそ、大事ないか? レオナは?』
相変わらず耳が早い上に、レオナ至上主義。
療養中とはよく言ったものだ、とヒューゴーは苦笑する。
「レオナ様はご無事です。馬車に乗られたので、そろそろ帰宅されるかと。ハーリドというアザリーの隠密に襲撃を受けましたが、ゼルが撃退。また、タウィーザという、ゼルの兄も入国していました」
『八番目か。生存しているアザリー王子六人のうち、四人もマーカム入りとは……死蝶の誘いとはいえ、恐ろしいものだ』
「はい。しかもハーリドも、死蝶の禁呪を使用した模様です」
『!! っ誰にだ』
さすが自身で受けた経験からか、珍しくフィリベルトが動揺している。
「タウィーザです」
『……そうか』
恐らく今フィリベルトの頭の中では、物凄い速さでこの先の算段が、繰り広げられているであろう。
ヒューゴーはその邪魔をせず、ただ次の発言を待つだけだ。
『……残念ながら一番まともなのは』
「タウィーザですね」
投獄されている六番と七番は知らないが、ザウバア、ヒルバーア、ゼル、と比べるまでもない。あの間延びした口調に騙されてはいけない。油断ならない目と、頭の回転の速さ、状況把握能力。実はあの場でヒューゴーが一番警戒していたのは、ハーリドではなくタウィーザだった。
『問題はレオナの気持ち、だが』
「レオナ様のお気持ちは、問題ないかと」
『そうだな……危険なことはさせたくなかったが、もうそういう次元ではあるまい……』
また何か起きたのか、とヒューゴーは身構えた。
『実はこちらにも動きがあった。恐らくだが、本命が判明したぞ』
「!!」
本命とは、ザウバアの真の目的に違いない。
王位については極端な話、残る王子を皆殺しにすれば済む。これだけ間諜や謀略、賄賂を使うということは、狙いが別にあることに他ならず、それをずっと探っていた。
『ガルアダ最南部、アザリーとの国境に、ミレイユ王女所有のルビー鉱山がある。裾野は国境を跨いでいるんだが、山頂がガルアダで、採掘権は王女が持っている。それが』
ヒューゴーの背中が、嫌な予感でビリビリと粟立った。
『さきほど、武装勢力に占拠された』
「っ! そういうことかっ」
そして、ギリギリと歯を食いしばった。
かねてよりアザリーとガルアダの諍いの原因になってきた、豊富な鉱脈を持つ山。
ミレイユ王女が魔獣に襲撃されたため、ガルアダの戦力はマーカム国境周辺に集められており、すぐに助力に割ける部隊はいないに違いない。
『無国籍の山賊を名乗っているが、どうだかな』
「それで」
『ザウバアは、たまたまナハラ部隊の一部が国境付近を移動中だから、要請されれば助けに入ると』
「は?」
『公開演習後、マーカム入りしていた部隊とそこで合流して、灼熱の迷宮に潜る予定だったのだそうだ』
灼熱の迷宮は、アザリー北部に存在する有名な迷宮だ。砂漠王国らしい魔獣が多々生息し、素材の宝庫と聞いたことがある。特に非常に硬い蠍などの甲殻は、武器防具に重宝されている、アザリー経済の一角を担う代物だ。
「そんなもの」
『どうとでも、だな』
「タダな訳ないですよね」
『王宮で、ミレイユ王女との接見を希望している』
――公開演習ギリギリに戻る予定の王女が、母親の危篤と魔獣からの襲撃で、心身ともに疲弊しきっているのは、想像に難くない。正常な判断能力は失われているだろう。ましてや、政治からは縁遠い、歳若い王女なのだ。どんなに理不尽な要求だろうと条件だろうと、気づかずに呑んでしまう懸念がある。
『せめてアリスター殿下が同席を、と仰られているが』
「許すはずがないですね」
『ああ。国同士の問題だと。今はまだ、ただの婚約者だ。越権行為にあたる』
「ちっ」
『ガルアダは、ただでさえ金鉱山を事故で失いかけている。あのルビー鉱山まで奪われたら』
「国が潰れかねない……」
『さらに悪いことに』
「まだ何か?」
『……ミレイユ王女に魔獣襲撃を図ったのは、ローゼンではないかと疑われた』
「は!?」
『獣粉の存在は、マーカムでは馴染みがない。ブルザークと懇意なローゼンなら、ということらしい。もちろん否定したが、まことしやかに噂が王宮を駆け巡っている。さすが狸だ』
「あいつ……」
持ち上げられるまま、ナハラ部隊をまんまと王都に引き入れた騎士団長ゲルルフ。
目先の利に踊らされ、バクバクと餌を喰らうだけの、ピオジェ公爵オーギュスト。
マーカムという大国を手のひらで転がし、意のままに欲しいものを得ようとする、アザリー第一王子ザウバアは、他の王子達を屠り、フィリベルトとベルナルド、そしてミレイユを襲い、巨大な鉱山をかすめとって王に就こうとしている。
――全ては、あの狂った王子が!
「このまま、手をこまねいて見ているだけなのですか」
ヒューゴーは、怒りのあまりこめかみの血管が切れそうになった。
『怒りはごもっともだけどね、ヒューゴー』
魔道具の先でフィリベルトが苦笑している。
『一公爵令息の手には、余りすぎるよ』
「……」
『だからまあ、使える権力を使うしかないよね』
――あ、あの冷酷な笑みが見える……こーわっ!
『レオナが帰宅したようだ。タウィーザのことを話してみるよ』
「承知しました」
『ゼルのことを引き続き頼む。あとヒルバーアにも承知した、と伝えてくれ』
「良いのですか?」
『さすがに父を見殺しにした、とは言われたくないからね。交換条件の例の書状は既に出した、と伝えてくれ。じゃあ』
――なんだかんだ、優しいんだよなぁ。
ヒューゴーは大きく深呼吸をしてから再び、寮に向かった。結局演習が終わるまでは、公爵邸に帰れそうにない。
ザウバアは、完全に喧嘩を売る相手を間違えた。それを、知らしめてやらなければならない。
ヒューゴーは、一層気合いを入れた。
※ ※ ※
その夜、騎士団本部はちょっとした騒ぎになっていた。
檻付きの休養室へ収容した王立学院への侵入者、ハーリドは、その左手に青黒い焔のような痣を浮き上がらせ、目を覚ますなり、狂ったように神への祈りを吐き続けていた。
一方で、同時に収容した謎の人物――実際にはタウィーザ――は、聴取開始の瞬間、原因不明の昏睡状態に陥った。
運悪くタウィーザの聴取に立ち会っていたのが、例の鷹狩りでフィリベルトの側にいた近衛騎士で
「えっ!? あの時と……お、同じだ……! あ、あ、どうしよう! お、俺も!? 俺もこうなるのか!?」
と酷い恐慌状態に陥ってしまい、暴れまくった彼を押さえるために、何人かの同僚が怪我を負った。
「団長! 二人とも全く聴取できません!」
「ぐぬう、仕方あるまい。逃げられないようにだけしておけ」
「あの、治療はいかがしますか」
「無駄だ。あの痣は呪いだ」
「!!」
しかも、ゲルルフのこの不用意な発言が、一般の騎士団員達の恐怖を大いに煽った。
収容者の見張り業務を辞退する者はもちろん、演習参加を見合わせたい、と申し出る者まで現れる始末となっていったのだ。
副団長のジョエルは未だ任務から戻らない。
第一騎士団師団長のセレスタンは謹慎中で、今は役立たずのハゲ筋肉ことイーヴォがその代理。第一騎士団は粗暴な団員達が我が物顔で仕切りだし、ほぼ瓦解寸前だ。
第二騎士団師団長のウルリヒは、通常の魔獣討伐任務と、杜撰な第一騎士団のフォローで手が回らない。王都の巡回を手助けするので精一杯だった。
近衛筆頭のジャンルーカも通常任務に加え、国家行事の式典に備えた準備、部下への監督指導、おまけに誰の言うことも聞かないエドガーの世話も続けるはめになり、死相が出始めている。
魔術師団も同様で、副師団長のラザールは、レオナの差し入れをひたすら食べながら、徹夜で黙々と業務と任務をこなす毎日だった。魔力切れにならなかったのは、大袈裟でなくレオナの回復クッキーのお陰で、密かに魔術師団幹部達からは薔薇魔女ならぬ、薔薇の女神と崇められていた。
今やすっかり、定期的に届けられるレオナからの差し入れは、一旦イゾラへ祈りを捧げてから開けるとかなんとか。さすがにこれにはラザールも苦笑していたが、現場は疲労の臨界点を突破する勢いである。それで気が紛れるなら、と見過ごすことにしたようだ。
※ ※ ※
「まさか……」
「そのまさかなんだよ、レオナ」
同じその夜、ディナー後にフィリベルトに誘われて、部屋を訪れたレオナは、驚きのあまり言葉を失った。
――あのタウィーザが、お兄様と同じように?
「調べたところ、あれは闇魔法の一種らしい。闇属性を持っていなくても、命と引き換えに行える呪いなのだそうだ。もちろん使用を禁じられ、とっくに廃れたものだと言われていたが……密かに口伝されていた可能性があるんだ」
フィリベルトが、レオナの隣に腰掛け、膝の上で両手を組みながら苦しそうに吐露する。
「私は――レオナが呼びながら作ってくれた、光の道筋を頼りに、なんとか帰って来られたのだが……恐らく何もしなければそのまま……」
「なんてことっ」
思わず口元で両手を合わせ、叫んでしまうレオナの背を、フィリベルトがゆっくりと撫でる。
「辛い話をしてしまって、すまない。だが……」
「どうしたら良いんですの? タウィーザ様を救うために、私にできることは、なんですの? どこに行けば?」
力強く美しい薔薇の瞳が、確固たる決意を持ってフィリベルトを見た。
そこには、一片の躊躇いもない。
「ああレオナ」
フィリベルトは、レオナを危険に晒すのを回避するよりも、この誇り高き信念を尊重することに決めた。
――誰にでも、手を差し伸べる。
「覚悟はできているかい? 傷つくことも、あるかもしれないよ」
「……構いません。私は、何もしないよりも、何かをして後悔することを選びます!」
「はは。そうだね。一体誰に似たんだろうね」
「ローゼンの伝統ですわよ?」
「うん、そうだね。我が家の在り方だ」
フィリベルトは、レオナの肩をぎゅうっと抱き寄せ、レオナは、フィリベルトの背中に手を回し、それに応えた。
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