【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

卯崎瑛珠

文字の大きさ
94 / 229
第二章 運命の出会いと砂漠の陰謀

〈87〉砂漠の王子20

しおりを挟む


  ――公開演習まであと四日。

 レオナは、あえていつも通りに学院に登校した。
 
 ゼルはというと、イヤーカフの修理が間に合わないのと、破れた制服も直すのが難しく――シャツはなんとかテオがチクチク縫ったらしいが(嫁かな?)、ジャケットは袖ぐりから破れてしまい、とても着られず、テイラーへお直しに出すことになったそうだ――自主休校となった。
 
「ジンが、一緒に勉強しましょうって誘ってたけど、ゼルさんはすっごい嫌そうな顔してたよ。大丈夫かなあ」
 とはテオの談。


 ジンてば、すっかりゼルのお世話係ね……
 

 ハイクラスルームでは、今日こそお誘いを! と女子学生達が髪型や化粧、ヘアセットまで気合いを入れて、ゼルを待ち構えていた。
 にも関わらずお休みと聞いて項垂うなだれる様には、思わず微笑んでしまったレオナ。この場所が平和で本当に良かった、と胸を撫で下ろした。
 シャルリーヌは『レオナってほんと、優しいよね……私はああいうの見て、ウンザリしちゃうもの』と苦笑いしていた。

「ごきげんよう、皆さん」
 午後、剣術講義にやってきてくれたジャンルーカは、昨日の今日で非常に疲れている様子。だが品の良い柔らかな物腰は変わらず、さすがであった。
「本日は、残念ながら私だけですので、特別に合同で稽古をさせてくださいね。――あ、団長には内緒ですよ」
 と人差し指を唇に当ててパチリ、とウインク。
 ここにはレオナ以外男子しかいないはずだが、若干『きゃあっ』とかなんとか聞こえた気がする。


 ――わかるー!
 だって、疲れててもこんなに麗しいんですもの。
 むしろ色気が増している気がする、さすがジャン様!


「では早速――ヒューゴー君」
「へ? は、はい」
 イタズラっぽく笑うジャンルーカに、戸惑いを隠せないヒューゴー。
 レオナは、ヒューゴーで講師不足を補う気だな、とすぐに悟り、テオも同様で、二人で顔を見合わせて微笑み合った。
 
「剣を構える際に、最も気をつけなければならないことは、なんだと思いますか?」
「?……大変恐縮ですが、自分にはその情報だけでは分かりかねます……もう少し詳しく状況をお聞かせ願えますか。例えば、自分一人なのか、味方は何人なのか、敵は何人でどこにいるのか、はたまた不明なのか、誰かの警護なのか、殲滅なのか、相手を捕獲するのか、生死は問わないのか、それから――」
「はい、そこまで。大変素晴らしい!」

 ポカンとするヒューゴーに、ジャンルーカは頷いて笑んだ。

「良いですか皆さん。練習だからといって武器をただ構えるのと、今のように全部の感覚を研ぎ澄ませて、より詳しく現場の状況を想定する姿勢。どちらが騎士の心構えとして、正しいと思いますか?」

 学生全員が、ハッとする。

「ただ構えて剣を振るだけなら、何も知らない子供にだってできます。それはただ棒を振っているだけで、稽古とは言えません。また、騎士として何よりも大切なのは、王国民のために身を捧げ、守ることですよ」

 ジャンルーカが、剣を構えた。

「ヒューゴー君。貴方は中庭で王女を二人で警護中、一人の刺客に襲われています。レオナ嬢がな王女様、テオ君は侍従見習い。良いですね?」


 ――ワガママ? てどうやるんだろ?
 あ、ザーラみたいな感じかな? よーし!
 


「はい、かしこまりましたわ」
「はいっ、見習いです!」

 ヒューゴーは、苦笑いで練習用の剣を構えた。
「なかなか難しい警護ですね」
「ふふ。では、行きますよ!」

 カァンッ!

 ジャンルーカの一刀を受け、つば迫り合いをして二人を背に庇いながら、ヒューゴーは怒鳴った。

「テオッ、退路確保!」

 テオは、らしく、ワタワタと演技をした。
 
「え? え? どうしたらっ」
「周りを確認して、殿下を背後に庇えっ」
「ええっ! あわわ……」
「させませんっ」
 
 ガン! カンッカン!
 ジャンルーカが斬りかかり、ヒューゴーは防戦。
 学生達は、二人の高度な技の応酬に圧倒されつつも、少しでも学ぼうと、食い入るように見ている。
 
 レオナも、気が乗ってきた。
「ちょっと! 何してるのよっ、弱いわね! さっさと倒しなさいよっ」
 テオを押しのけて、腰に手を当て、ビシィッとジャンルーカを指差しながら近づいていってみる。
「あなたも! このわたくしを襲うなんて! 許しませんからねっ!」

 するとヒューゴーとジャンルーカは、剣を合わせながら笑い出してしまった。
 
「ちょっ! ダメだ笑うっ! ぶふふふ」
「あはははは! レオナ嬢! 素晴らしい!」
「もー、レオナさんたらー」


 ――あれーえ? やり過ぎちゃった?


「む、りっ! ぶふふふふ!」
「あはははは!」
 ヒューゴーとジャンルーカは、普段のレオナを知っている分、その迫真のワガママ王女っぷり? がどハマりしてしまったようだ。
 二人とも笑いすぎて、自然と剣を止めてしまった。

「えーと、ご、ごめんなさい……?」
 シューンとするレオナを
「演技すごすぎですよ、レオナさん」
 半ば呆れ顔でなぐさめるテオ。
 他の学生はと言うと――


 すごくねーか、ヒューゴーって
 めちゃくちゃつえぇ!
 ていうか、薔薇魔女とか言うけどさぁ
 うん、なんか、違くね? 可愛くね?

 
 ――と、肯定的な? 目で受け止めてくれたようだ。

「んん! ありがとう三人とも。まぁ、何が言いたいかというとですね」
 ジャンルーカは、笑みをたたえたまま言う。
「自分の剣はもちろん、敵も味方も、自分の思うようにはならないんですよ……特に、ちゃんと逃げるだろう、と思い込んで、警護対象から目を離すと」
 そして、打って変わって真剣な顔で
「先程のように迂闊うかつな動きをされて、簡単に殺されてしまうこともあります。どんなに熟練した騎士でも、油断は禁物。分かりましたね?」
 と結んだ。

 ――ゾッ。

「「「はいっ!」」」
「よろしい。では基礎訓練に移りましょう――」


 ――と、いつもよりなんだか、充実した実習になった。

 
「ふう、協力ありがとう、ヒューゴー君」
 ジャンルーカが改めて言うので、ヒューゴーは恐縮していた。
「いえいえ。お役に立てたのなら」
「本当に素晴らしいですね。剣の腕だけでなく、心構えや所作など、よく訓練されています。昨日の対処の仕方といい、すぐに現役で配備できますよ。是非近衛に来て欲しいですねぇ」
「えっ! いやあの」
 困るヒューゴーに、ジャンルーカは茶目っけたっぷりにまたウインクした。
「ジョエルに怒られますかね。あ、ルスにもか……ふふっ」
「!! あ、あはは~」
 ヒューゴーは、冷や汗が止まらない。
 ジャンルーカはどこまでお見通しなのだろうか。当然ながら表情からは全く読めなかった。
「え? なんでルスに怒られるんですの?」
 レオナは疑問に思い、ついポロリと聞いてしまった。
「おや? ついに?」
「え?」
「……あら、違いましたか……」
 なぜか残念そうなジャンルーカに
「ですねえ。ゆっくり一歩です」
 と、これまたなぜか溜息交じりなヒューゴー。
「なるほど、大変ですねえ」
「ええ、すごく大変です」

 
 なんか二人でうんうん言ってるけど、さっぱり分からない!


「えーっと、レオナさん。更衣室だよね? 僕送るよ」
 テオが苦笑いで、誘ってくれる。
「うん、ありがとう……ねえテオ、あれってどういうことなのかしら?」
「え? あー。騎士って色々大変で~なーんていうか、男の世界、そう、男の話! かな~?」
「まあ! そうなのね」
「うんうん。さ、いこいこ!」
「え、ええ」


 ――そういえば、この世界って女性騎士がいないな?
 王妃とか王女を守る女性、も居ていいと思うんだけど。
 まあ、男性優位社会だし、難しいのかなあ。


「あ! ジャン様」
「はい? なんでしょう、レオナ嬢」
「――明日、本部の方にお伺い致しますわ」
「ええ。形式上のことですので、どうか身構えずに来て下さい。むさ苦しいですが」
「ありがたく存じます。では、ごきげんよう」
「ごきげんよう」

 明日、フィリベルトのエスコートで、ヒューゴーとともに王宮の騎士団本部へ、ゼル襲撃事件の聴取に行くことになっている。シャルリーヌは、怖くてずっと目をつぶっていた、と証言しており、ジャンルーカも見ていることから、聴取は免れた。
 
 ゼル本人は、警護上学院の寮の方が良いだろう、との取り計らいで、同じく明日の午前中に別の騎士団員が聴取に行くことになっている。同時刻に別々にすることで、証言の辻褄合わせもさせないように、ということだろう。
 
 更衣室で着替えながら、レオナは独り思う。


 ――今日一日、すごく楽しかった。
 また、ここに戻れると良いな……


 明日から公開演習までの、怒涛の四日間が、幕を開けようとしていた。



 ※ ※ ※



「面を見せろよ、お客人。気配を悟られちゃあも難しいだろう?」
 

 ふっ、と男は笑ってフードを後ろへ外した。
 ――ベルナルドは、息を飲んだ。
 瞬く間にぐわり、と闇が膨張する。

 宰相室から人の気配がなくなったことに気づいて、室前の護衛が部屋に飛び込んだ時にはもう、ベルナルドの姿は忽然と消えていた。


 ――というのが、五日前のこと。
 
 法務大臣のクラウスに呼び出されたものの、お前が来い、と宰相執務室へ呼び付けて聴取を受け、ベルナルドが一人残ったところで……招かれざる客が来た。

 ベルナルドが『氷の宰相』の異名を持つ人間なのは、マーカム王国では有名な話だが、なにも激しく怒ると吹雪を発生させてしまうからだけではない。
 尋常ならざるローゼンの魔力を受け継ぐ、氷魔法使いなのである。

 すなわち、相手を瞬時に凍らせることなど、容易。

「それで不意をついたつもりなのか?」
 執務机に座り、の刺客にうんざりした口調で問うてみるベルナルド。
 には、ナイフを構えた姿勢のままで凍らせた、黒フードの男。――見覚えがあった。ザウバアの側近の内の一人で、フィリベルトを昏睡状態へ追いやった男、と聞き及んでいる。

「ふん」
 前方で顔を見せてベルナルドの油断を誘った男は、一見ザウバアの顔をしているが……
「ふむ? 違うな。お前は一体誰なんだ?」
 ベルナルドは一瞬で見破った。
「ちっ……。……取引をしよう」
「ほう? 俺に何の利がある?」
「命を助けてやる。あと、後ろのそいつを引き渡してやる」
 ザウバアの顔のまま、その男は続ける。
「応じなければ、さらなる死蝶の呪いをこの王国に振り撒いてやろう。息子だけでなく、妻と娘にもだ」
「……それは、取引でなくて脅し、だなあ」

 ふー、と大きくベルナルドは息を吐き、両手を挙げた。
 無抵抗、降参の合図は万国共通だ。
 
「で、俺は何をすれば良いのだ?」
 その姿勢のままベルナルドが問うと
「何も。公開演習が終わるまで、誰とも接するな。潜め。今日あったことの口外も一切許さん」
 と、は言った。
「分かった」
「破ったその時には」
「分かった、と言っただろう?」
「……」
 黒い霧が発生したかと思うと、二人は消えていた。

「やれやれ。生死問わずか。不憫だなあ」
 ベルナルドは、側近にかけた氷の魔法を解いてやった。凍ったままでは、不便だろうしな、と。
「じゃ、お言葉通り潜るとするか」
 
 
 ――そしてその日から、五日が経っていた。
 

「狸は、ちょっと調子に乗りすぎだなぁ。そんなに私腹を肥やしてどうするんだ~? あの腹を育てているのか? うーん。ゴリラも、独身だろう。一体何に金を使うんだ? あ、結婚資金か? でもなー、脈はないと思うがなあ」

 大きな独り言をブツブツと発しながら、バサバサと手にもった何枚もの書類に目を通す。

「うえ、また決裁だとう? どれどれ……交際費だの接待費だの、毎日よく飽きないものだなあ。腹壊すぞお。しかもこの店名、高級レストランだな。必要か? 却下しろ、と。えーと理由……出席者の内訳明記のこと。後ほど出席者に詳細を窺いたし、と書け、と。うんうん」

 暗くて、じめりとした石壁の小部屋に、小さな簡易机とランプ。薄いベッドに本棚。
 先程の決裁書類は、籠に入れる。扉の前に置いておくと、定期的に食料や水、書類の入った籠と交換されている。
 太陽の光を浴びられない以外に、何ら不自由はなかった。

 誰とも接するな、とは言われたが、仕事をするな、とは言われていない。屁理屈だが。

 うんこらしょ、と立ち上がり、伸びをする。

「もう少し深い闇があると思ったんだがなぁ。ただのガキどものお遊びか――苦労するぞ~、フィリ」

 ベルナルドは、全ての片がつくまでから見守ることに決めていた。
 

「――はー、やれやれ。そろそろレオナのお茶が飲みたいなぁ……」
しおりを挟む
感想 44

あなたにおすすめの小説

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる

三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。 こんなはずじゃなかった! 異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。 珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に! やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活! 右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり! アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで

ひーにゃん
ファンタジー
 誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。  運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……  与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。  だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。  これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。  冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。  よろしくお願いします。  この作品は小説家になろう様にも掲載しています。

【完結済】悪役令嬢の妹様

ファンタジー
 星守 真珠深(ほしもり ますみ)は社畜お局様街道をひた走る日本人女性。  そんな彼女が現在嵌っているのが『マジカルナイト・ミラクルドリーム』というベタな乙女ゲームに悪役令嬢として登場するアイシア・フォン・ラステリノーア公爵令嬢。  ぶっちゃけて言うと、ヒロイン、攻略対象共にどちらかと言えば嫌悪感しかない。しかし、何とかアイシアの断罪回避ルートはないものかと、探しに探してとうとう全ルート開き終えたのだが、全ては無駄な努力に終わってしまった。  やり場のない気持ちを抱え、気分転換にコンビニに行こうとしたら、気づけば悪楽令嬢アイシアの妹として転生していた。  ―――アイシアお姉様は私が守る!  最推し悪役令嬢、アイシアお姉様の断罪回避転生ライフを今ここに開始する! ※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>  既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ※小説家になろう様にも掲載させていただいています。 ※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。 ※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。 ※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。 ※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。 ※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。 ※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。 ※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。

【完結】捨てられた双子のセカンドライフ

mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】 王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。 父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。 やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。 これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。 冒険あり商売あり。 さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。 (話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

悪役令息(冤罪)が婿に来た

花車莉咲
恋愛
前世の記憶を持つイヴァ・クレマー 結婚等そっちのけで仕事に明け暮れていると久しぶりに参加した王家主催のパーティーで王女が婚約破棄!? 王女が婚約破棄した相手は公爵令息? 王女と親しくしていた神の祝福を受けた平民に嫌がらせをした? あれ?もしかして恋愛ゲームの悪役令嬢じゃなくて悪役令息って事!?しかも公爵家の元嫡男って…。 その時改めて婚約破棄されたヒューゴ・ガンダー令息を見た。 彼の顔を見た瞬間強い既視感を感じて前世の記憶を掘り起こし彼の事を思い出す。 そうオタク友達が話していた恋愛小説のキャラクターだった事を。 彼が嫌がらせしたなんて事実はないという事を。 その数日後王家から正式な手紙がくる。 ヒューゴ・ガンダー令息と婚約するようにと「こうなったらヒューゴ様は私が幸せする!!」 イヴァは彼を幸せにする為に奮闘する。 「君は…どうしてそこまでしてくれるんだ?」「貴方に幸せになってほしいからですわ!」 心に傷を負い悪役令息にされた男とそんな彼を幸せにしたい元オタク令嬢によるラブコメディ! ※ざまぁ要素はあると思います。 ※何もかもファンタジーな世界観なのでふわっとしております。

転生したので好きに生きよう!

ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。 不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。 奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。 ※見切り発車感が凄い。 ※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。

虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました

オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、 【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。 互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、 戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。 そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。 暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、 不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。 凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。

断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます

山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。 でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。 それを証明すれば断罪回避できるはず。 幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。 チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。 処刑5秒前だから、今すぐに!

処理中です...