【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

卯崎瑛珠

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第二章 運命の出会いと砂漠の陰謀

〈107〉メンズトークは、容赦がないのです

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「おやー、やっばい顔してるー」
 近衛の詰所に引き継ぎに行くと、副団長のジョエルが近衛筆頭のジャンルーカと何かを話していた。
「お疲れ様です」
 ぶすり、と挨拶をし、適当な机に座って引継ぎ書に署名をするルスラーンは、珍しく誰も近寄るな、のオーラを出しまくっている。
「何やらかしたのー?」
 ケラケラと笑いながら聞いてくるジョエルに
「……何も」
 無愛想に返すルスラーン。見かねたジャンルーカが
「ルス、すみませんが明後日は配置換えをお願いできますか」
 と仕事の話を振った。
「配置換えすか?」
 
 近衛にはあまりない要請だ。
 ルスラーンも虚をつかれた。
 
「ええ。ブルザーク帝国皇帝が、王立学院の見学に行きたいと」
「え。いきなり、ですか?」
「その通りだよ、もー。だから二人して今振り回されてるわけー」
「なるほど、分かりました」
「ありがとう、助かります。というわけで、その日ルスは、朝から私と二人で終日学院配置になります」
「っ……はい」
「おー? さては学院……じゃなくてレオナかー?」
 ジョエルは無駄に鋭い。
 ルスラーンは、その軽い口調に思わずイラついてから、いかん、上司だった、と感情を引っ込めた。
「あたりかー」

 ぐわし、と背後からルスラーンの首を羽交い締めにすると
「レオナは僕の妹って言ったよなー?」
 ドスの効いた声でじわじわ締めていく。
「ぐ」
 ルスラーンの手元にある書類に目を通したジョエルは
「……ふーん、明後日の配置換えで今日の夜勤はなくなったのねー。好都合ー」
 と言いながらまだじわじわ締めていく。
「ぐぐ」

 
 ――結構マジで締まってんだけど! 死ぬ!


「じゃ、任務終わったら、いつもの酒場に来いよー。な?」
 やっと離してくれた、とルスラーンは涙目で首をさする。
 気が済んだとばかりにジョエルは、
「ごめんねジャン。無理言ってー。ありがとねー」
「いえ。では書類は後ほど」
「助かるー」
 ヒラヒラと手を振る。
 そして去り際。
「あー、ルスは知らなかったと思うけど――レオナさ、うちの本部でも酷い目に遭ったみたいだよー」
「は!?」
「てなわけでジャン、僕は今からあいつ殺してくるからー。ルスに説明しといてー」
「……はい」
 ルスラーンが驚いて振り返ると、ジャンルーカが額を押さえている。
「どういう、ことすか」
「ええ……今少し時間はありますか?」
 次は王宮周辺巡回だ。一緒に回る同僚は、幸い? まだ来ていない。
「……はい、少しなら」
 ジャンルーカは頷くと、ルスラーンの向かいに座り直した。
 

「――というわけでフィリ殿にも大した怪我はなかったのですが、ローゼン公爵家からは正式に国王陛下へ上奏がされました」
「イーヴォは」
「まずは謹慎ですが、事実上の自主退団勧告です」

 謹慎後自主退団ということは、自己責任とみなされ退職金その他手当は支給されないし、次の職の斡旋もされない。妥当な処遇と言えよう。

 ジャンルーカは、脚を組みかえてルスラーンの瞳をじっと見つめる。
「同じ王国騎士として大変恥ずかしく思いましたが、レオナ嬢はその場に居た騎士達に『騎士を尊敬する心に変わりはない』と毅然と仰った。おかげで士気が下がらず済みました」

 レオナらしい、とルスラーンは思う。
 背筋を伸ばして、キッパリと言い切ったに違いない。

「ですから、私は近衛筆頭として、レオナ嬢に何らかのお礼をしなければならないのですよ」
「……はい」
「それなのに……直属の部下が何かしてしまったのなら、気まずいですねえ」
「うぐ」
「というわけで、今夜は私も伺いますから」
「っ、はい」


 ――副団長と近衛筆頭に囲まれる自分は、どう想像しても瀕死必至である。


「では、任務、宜しくお願いしますね」
「分かりました」

 任務が終わるまでに腹を括ろう、とルスラーンは気合いを入れた。



 ※ ※ ※


 
 行きつけの酒場『剣の森』は、王都の南端にある。
 王都北に位置する王宮から適度な距離があり、妖艶な女性達が行き交う、いわゆる歓楽街からも離れている。さらにマスターは元騎士団員(隻眼のマルス、という気のいい親父だ)で口が堅い。
 王都東には表向きの行きつけ『金のガチョウ』もあるが、こちらは部下に奢る専用。もちろん、夜の女性達との距離も近い。

「浮かねえ顔だな、漆黒」
「……果実水で」
 マスターは、早めに来たルスラーンに、訳知り顔で木ジョッキにドバドバ果実水を注ぐ。飲みすぎ連中のお口直し用の、柑橘系の爽やかな風味が今はありがたかった。
「あっちの端っこ使え」
 雑にカウンターにどん! と木ジョッキとナッツを置いて、マスターは親指で店の最奥にあるブースを差す。ジョエルがよく密談で使っている、声の漏れにくい場所だ。
「ありがとうございます」
 ルスラーンは、別に機密事項とかじゃねえんだけどな、と苦笑しながら席を移った――ご厚意には甘えておくに限る。

 任務の間、考えていた。
 レオナのこと、というよりは自分の気持ちをだ。
 忙しさを言い訳に、目を逸らしていた。
 怒涛の事件に翻弄されて、先延ばしにしていた。

 ――俺は、どうしたいのだ……


「お、来てた来てたー」
 背後から、間延びしているが全く油断も隙もない、上司の声。
 ジョエルは外套を脱いで椅子に雑に掛ける。
「あれー? 何飲んでんのそれー」
「果実水です」
「へえ。まー僕は飲むけどねー。マスター、エールとなんか適当につまむやつー」
「はいよ」
「私も同じので」
 話していると、近衛筆頭もちょうど着いたようだ。
 同じように外套を脱いで、だがジョエルと違って丁寧に折り畳んでから椅子の背もたれに掛ける。
「あれー? ジャンもー?」
「ええ」

 ルスラーンの向かいに、副団長と近衛筆頭。
 なかなか壮観な絵面だな、とルスラーンは苦笑する。
 
 どかどかとマスターが木ジョッキをテーブルに置き
「今日は鳥のハーブ焼き。あとはチーズだな」
 と、皿をいくつか置いていった。
「ありがとー!」
「いただきます」
「っす」
「じゃ、まずはかんぱーい」
 ジョエルが無邪気にジョッキを掲げるので、思わず二人はつられた。
「で、レオナに何したー?」
 一杯目を一気に流し込むや否や自らカウンターに行って、素早くお代わりのジョッキを手に入れたジョエルは、チーズを齧りながら聞く。
 うわ、いきなりかよ、とルスラーンはしり込みをする。
「……何した、というかですね」

 学院の廊下でシャルリーヌが、レオナとゼルがデートする話をしていたのを聞いてしまった。
 咄嗟にどう反応して良いか分からず、酷い態度を取ったと思う、と簡潔に話した。

「まー。なんというか……若いなー!」
「んん、ジョエル……」
 ジャンルーカが、ジョエルの発言を咎める。
「わかい?」
 ルスラーンは、キョトンとしている。
「あ、ごめんねー。僕にはなかった感じのやつだから、羨ましくてー」
「純粋で、良いですね」
「ジャンにもなかったくせにー」
「んん!」
「状況は分かったー。レオナ、相当傷ついてると思うー」
「私もそう思いますね。レオナ嬢の性格からしても、あくまでもゼル君を勇気づけるためでは?」
 ジャンルーカもだてに剣術講師をしているわけではない。色々見知ってはいるのだ。
「……はい」

 ジョエルは、二杯目をちびちび飲みながら、ルスラーンを注視する。
「ルスはさぁ……ぶっちゃけると、レオナのこと、どう思ってるのー?」
「……どう、とは」
「僕が知ってるルスはさー、今まで女の子のことそんな考えたことなかったよねー。だからさ、今すぐの答えはなくてもいーからさ」
「答えは、なくても?」
 ルスラーンが、意外そうな顔をする。
「うん。人の気持ちなんてものはさー。本人にだって分かんない時もあるわけよー。だから今思ってること、全部言ってみー」
 ジョエルの隣で、微笑みながらジャンルーカはジョッキを傾けている。
「……初めて、多分、嫉妬しました」
「「嫉妬」」
「ゼル君を、羨ましいと。それで……戸惑いました」
「だから、レオナに冷たくしちゃった?」
「……はい、すみません」

 
 可愛いとか思っちゃうとダメだよねえ、こいつめー
 

 ジョエルは気を取り直してジョッキを傾けながら、続ける。
「んで、どうしたいー?」
「謝りたい、です。まずは」
「行くなとか言わないのー?」
「……俺にそんな資格ねっすよ」
「うん、そうだねえ」
「ないですね」
 
 ――分かっているが、他人に言われるとグサリと刺さるのは何故だろう。

「資格を持とうとは、思わないのですか?」
 ジャンルーカが、ジョッキをテーブルに置いて尋ねる。
 ルスラーンはかなり躊躇ってから――ゆっくりと言った。
「……思わ……ないというか、思えない、です」
「それは、なぜに?」
「俺は、いずれ辺境に帰って、親父の跡を継ぎたいんです。あの地は、ダイモンでないと治められない。それぐらい、未熟な俺でも分かります」
「それとこれと、どんな関係が?」
「……俺では……その、……っ」

 ぐぐ、と、ルスラーンがテーブルの上に置いた拳に、力が入った。
 ジョエルとジャンルーカは、静かにルスラーンの次の言葉を待っている。

「……わない」
「ん?」
「すみません、聞こえなくて」
「釣り合わない」
「「なにが?」」
 二人同時に聞かれたので、ルスラーンは面食らい、するりと本心を縛っていた縄が、思いがけなく解けてしまった。

「だって、ローゼンすよ! 公爵家、宰相、一人娘。フィリのあの溺愛、知っているでしょう! 俺なんて、たかが田舎の辺境の、武功伯爵家の息子で、北の辺境領で一生過ごすんすよ!」
「「だから?」」
「っっ、だから、レオナとは、釣り合わない! 王子や、皇帝が居るなら、俺はっ……」
 
「……はあー」
 ジョエルが深く溜息をついてそして。
「くっだんねー」
「っ俺だって、分かってますよ! くだんねえって!」
「で、ウジウジして、四歳も下の、しかもまだ学生の女の子に八つ当たりすんのかー。ご立派で涙が出るわー」

 ジョエルの煽りを、ジャンルーカは止めない。むしろ。

「……私も失望しましたね。本当に下らない。貴方と居るとレオナ嬢は不幸になるでしょう。貴方は、分かっていない」
「……」
「良く考えてみなさい。なにが幸せを決めるのです? 身分ですか、財産ですか、それとも酒ですか?」
「……幸せ……?」
「そうです。貴方は下らない自身の殻に閉じこもって、レオナ嬢を全く見ていない。彼女の幸せは、なんなのですか? 公爵家に居ることですか? 皇帝や王子に嫁ぐこと?」

 ――昔。フィリベルトが笑いながら言っていた。
 レオナは四歳の時に……

「……自分の伴侶は、自分で決める」
 
 ルスラーンが絞り出すように言うと、ジョエルはようやく眉を下げ、ジャンルーカも気炎を引っ込めた。
「ふふ。有名なお話ですね。それでエドガー殿下を始めとした数々の縁談が白紙になりました。他国の王族ですら、ですよ?」
「だからさー、選ばれりゃいーんじゃねーの? レオナが自分で決める、それで幸せなんだからさー。だからゼル君だって、あの皇帝だって、同じように頑張ってるんじゃーん」

 ルスラーンは、目を見開いた。

「選ばれれば……幸せ……」
「そー。もしルスを選んだらさー、それは、辺境でお前と一生過ごしたい、それが幸せってレオナが思ったってことだろー?」
「!!」
 ジョエルの発言がルスラーンの中に染み入っていくのを見て、ジャンルーカも言葉を足す。
「この王国は、確かに身分制度が価値基準の一つ。けれど私から見たレオナ嬢は、そんなことに縛られず、その人の中身や本質を見ていると思いますよ。テオ君のことだって、そうでしょう」
「……そう、ですね」

 ルスラーンの目に、じんわりと力が戻ってきた。
 
「ルスはさー、ドラゴンの口には飛び込めるのにさー。ほんと変なやつー」
「ドラゴン戦のがよっぽど楽っすよ……」
「へえ。良いこと聞いたー! んじゃ、ヒューゴーとナジャとの罰はやっぱどっかのドラゴン戦にしよー!」
「えっ、ちょ、罰って」
「まだなにか、やらかしていたんですねえ」
「レオナが刺されたの、俺許してねーから」
「……ぐ、はい。分かりました」
「え!? レオナ嬢、刺され!?」
「あーれー? その辺ぼかしてたんだっけ? 内緒だけど実はさあー」

 それからは、普通の飲みに移行していき、ルスラーンもエールを何杯か飲んだ。

「とりあえず、俺ともデートしてくれ! で良いってえー」
「うぐ……俺のが先に約束したのに!」
「ギャハハ、くだんねーけど、可愛いなあ、ルスてばー! なあジャンー」
「……後にもっと凄いことをしてあげたら良いのでは?」
「えっ、凄いて例えばどんな」
「それはですね……」
「ジャンには聞かない方が良いってー! 上級過ぎてルスには無理無理!」
「うぐぐ」
「ああ、ですがその前に、ルスには休みがないですねえ」
「うわあ、悪魔だー! ルス、お前の上司悪魔だぞー!」
「……その悪魔の上司は何になるんでしょうねえ? 大悪魔? 魔王?」
「魔王……! ぶふふふふふ」
「おいちょっとー、ルス笑いすぎー」
「悪魔と魔王! 騎士団なのにやべえ、ぶふふふふふふ!」
「もー。あ、ルス明日朝勤だろ? もーいーから、とっとと帰れー!」
「遅くなってしまいましたね。セリノの助けをお願いします」
「あー、了解す。あの、お二人共今日は本当にありがとうございました。その、俺の下らない話で……」

 なんだかんだ、この礼儀正しく真面目な好青年のことを、大人二人は気に入っている。
 ドラゴンスレイヤーで英雄の息子。十分な肩書きではと思うのだが、それを全く鼻にかけないのだから。
 
「いやー、いーじゃん! 人生楽しめってー!」
「ええ。またいつでもなんでも言って下さいね」
「はい。ありがとうございます」

 夜が更け、大人二人は悩める青年を送り出して、再び新たなジョッキを掲げる。

「やっばーい。ルスったら、レオナのこと大好きじゃーん」
「あえて言わなかったですが、そういうことですね」
「……ま、レオナもだけどさー」
「外野は、ただ見守るだけです。でも時々こうやって」
「だねー、背中押してあげないとだねー!」
「人のことより、ジョエルはどうなんです?」
「うっ」
「ふふ」
「僕のことは、いーのー」
「でも早くしないと」
「……分かってはいるけどねえ」
「見守ってますよ」
「……ありがとー」

 たまにはこういうのも良いねえ、と酒が進む二人なのであった。



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お読み下さり、ありがとうございます!
男子の恋バナ回、いかがでしたでしょうか。

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