【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

卯崎瑛珠

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第三章 帝国留学と闇の里

〈132〉野性の勘は当たるのです

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「……」
 ミハルは、学校内の礼拝所で、独り静かに朝の祈りを捧げていた。
 天窓から射し込む日光が、ひざまずく彼の姿を照らしている。
 その姿は清廉で、何者にも犯しがたい神聖さを身にまとっていた。
 
「イゾラよ。僕にできることは、もうないのかもしれません。それでも、全てを愛そうと思います」
 
 創造神イゾラの博愛を体現する、枢機卿の息子という肩書き。
 生まれは、変えられない。
 母のはらからこの世に出た瞬間に、ミハルの生き様は決められていた。

 
 自分は、どうあるべきか。
 ミハルの意志は、そこにはない。
 ただ、『神の導き』に従うだけだ――
 


 ※ ※ ※



 ヤンを帯同したレオナ一行が教室に入ると、ディートヘルムを中心としたグループは、それを見てニヤニヤしながら
 
「ただの軍曹じゃねえか」
「弱そう」
「ろくな護衛いないんじゃね」

 ヤンの心をへし折りに来た。
 レオナが心配になって見やると、意外にもヤンの目は、澄んでいた。

「ご心配には及びません。自分は下町育ちでして。これでも、ゴロツキどもを毎日ぶん殴って育ってきたんです。あんなの、小鳥のさえずりです」

 とっても良い笑顔で、聞こえよがしに言う。
 それを聞いたジンライが
「ヤンさん、まじかっけえ」
 と目をキラキラさせて言っていた。


 男の子って、そういうの好きだよね……


 ――その肩に乗っていたオスカーは、とっくにいなくなっている。マクシムが、忍び込んだら仕方ないのでは、と言っていた通り、どこかに……
 

「ちっ」
「なめやがって」
「気に入らねえ」

 そんな一触即発の空気に耐えられず、まばらではあったが、登校してきていた他の学生達が、次々にそそくさと教室を出ていく。――今日は、女子学生が一人も見当たらない。

「おはよう……あれ?」

 教室に入ってきたホンザが、閑散とした教室を見て驚く。

「今日は、君たちだけ?」
「こいつらのせいだぞ!」
 ディートヘルムが叫ぶ。
「こいつらが、空気悪くしやがる!」
「そうだそうだ!」
 
「ちょっと、落ち着いて」
 ホンザがなだめるが
「やってられっかよ! 他国から乗り込んできて、我が物顔でよお! 大層な護衛まで入れて、気は散るわ、冗談じゃねえ!」
 ディートヘルムの主張は、意外にも的を射ている。

 レオナは、す、と立ち上がると、ディートヘルムの向かいに立った。

「あんだよ!」
「お騒がせをして、申し訳ございません」
 深深と頭を下げた。
「っ!?」
 ディートヘルムは、予想外だったのか、戸惑っている。
「私の立場上、護衛はどうしても付けなければなりません。御理解頂けないでしょうか」
 レオナは、この機会に会話を試みた。間近で目を合わせたディートヘルムは、黙っていれば逞しい美丈夫だが、口を開くと
「やだね」
 である。
 そして途端に目を逸らし、
「お前が来るまでは何も問題なかったんだよ。さっさと国へ帰れ」
 とのたまう。
 
「ディートヘルム君! 彼女は皇帝陛下の」
 ホンザが慌てて割って入ろうとするが
「どいつもこいつも、皇帝、皇帝! オレらの気持ちは無視ですか、そうですかー!」
「っっ」
 ああ言えばこう言う状態である。

「ディートヘルム様」
 レオナがそう名前を呼びかけても、彼はそっぽを向いたままだ。
「貴方様は、帝国民ではないのですか?」
「ああ!?」
「今のご発言。貴方様と、皇帝陛下の意が異なる場合には、貴方様を優先せよ、と聞こえました」

 ヤンがその気配を尖らせる。
 ディートヘルムの背後に控えていた仲間達が、たちまちヤバい、まずい、という空気になる。
 

 ――この国において、皇帝は絶対である。


「違いますか?」
 ようやくディートヘルムは、自身の発言の迂闊うかつさに気づいた。帝国軍人の目の前で、皇帝が招聘しょうへいした学生に対して、『国へ帰れ』などと言う。翻意ほんいと受け取られてもおかしくない。

 ヤンが口を開こうとするのを、レオナは手で制した。

「これは、ただの子どもの喧嘩。ですね?」
「あ?」
「じゃれているだけ、ですよね?」
「おま、何……」
「ね?」

 後ろの二、三人が、あわあわと
「そうっす!」
「ただの喧嘩!」
「なんでもねっす」
 とディートヘルムの袖を必死に引いて言う。
 彼のおでこにみるみる青筋が浮き出てきて、
「……そうだ、喧嘩だ」
 と渋々言った。
「じゃ、仲直りしましょう」
「ああ!?」

 レオナが、手を差し出す。

「ね? ディート」
「ああ!? てめえ! ち、調子にのんなよ!」


 ――ごめん。なんか、可愛くなってきちゃった、この人のこと!


 話していて、分かったことがある。
 ジンライが、と言った意味。

「仲直りの、握手しましょう?」
「……んなの、するかよ!」
「やはり、喧嘩ではなく、皇帝陛下への……」
 ヤンが、とどめの一言を言い終わる前に
「くそ! これでいーんだろ!」
 と叫ぶように言って、レオナの手を掴んだ。


 ぐ、とその瞬間、レオナは微量の魔力を、そうと気づかれないよう、彼に流す。
 ヒューゴー、フィリベルト、タウィーザ、ハーリド、アドワ。
 レオナは今まで、意識、無意識を問わずに挙げると、五人もの猛者もさ達に施して来たのだ。――解呪を。


「なっ!? なん……」
 ディートヘルムは、その目をぐるり、と上に回転させて白目を剥き――気を失った。

「まあ! どうかされたのですか!?」
 レオナが声を掛け
「おい! 大丈夫か!」
 ヤンも、駆け寄る。
「ホンザ先生、どこか休めるところはっ」
 マリーが叫び
「とにかく運びましょう!」
 ジンライが教室の扉を開ける。
「ヤン君、救護室に!」
 ホンザが応えると
「運びます! あとは、お任せを!」
 ヤンが、一気にディートヘルムを横抱きに持ち上げ、マリーの誘導で廊下に出、レオナはその後をついていく。


 ――この間、約十秒。
 残されたホンザと仲間達は、ぽかんとそれを見送る他なかった。



 ※ ※ ※



「レオナさん」
「ええ、ジン。貴方の勘、当たったわ」
「……っすね。防音結界、持ってきてます」
「さすがね」

 先導するマリー、ディートヘルムを横抱きで早歩きするヤンの後ろを小走りでついていきながら、小声で会話するレオナとジンライ。講義が始まっている時間であり、周辺に人影はないが、念には念を入れた。
 

 救護室には、簡易なベッドが三台並んでいて、どれもが空だった。
 室内も無人。包帯や薬草などが備品として置いてあり、簡単な治療ならできそうだが、使われた形跡はない。

 ヤンは一番奥のベッドに、ディートヘルムを静かに横たえる。ジンライはいったん首を廊下に出して、キョロキョロと周りを確認してから、しっかりと扉を閉めて、内側から鍵を掛けた。
 
「ジンライ様、念のため」
「ういっす」

 マリーに言われジンライが、ぶおん、と防音結界を起動させる。マリーは扉側に立ち、警戒態勢。
 レオナは緊張感を保ったまま大きく息を吸い、若い軍曹を見上げた。

「ヤン」
「は」
「今から起こること、マクシム少佐にも、オリヴェル少尉にも、誰にも内緒にできるかしら?」
 真剣な顔で問うてみる。
 
「――自分を選んだ理由は」
「三人の中で、一番信用できるから」
「……実力でないところがしゃくですが、お約束いたします」
 ヤンは軍服のポケットから、小さなピンバッジを取り出して、レオナに渡した。傷がたくさんついた、伍長バッジ。
「親父の形見です。自分、今はこれぐらいしか」
「ヤン……」
「どうか持っていてください。貴方様の信頼を、この手で勝ち取れるまで」
 右の手のひらを左胸に当て、十五度のお辞儀。
 ブルザーク軍の最敬礼。
 ヤンの覚悟は、十分に伝わった。
「分かったわ」
 レオナはそれを、制服の内胸ポケット深くにしまいこんだ。絶対になくさないように。

「で、どういうことでしょう」
 ふ、とヤンが肩の力を抜くと
「俺が説明します」
 と、ジンライがディートヘルムを見下ろしながら、皆の中心に立った。
 

 ジンライの『気になること』。
 それは、の存在だった。
 
 
 以前、鍛治ギルドにやってきたという、スタンピードを経験したとある冒険者の話。精神に異常をきたしていた彼は、苦しみから逃れたいがために、幻惑を引き起こす薬物を迷宮で手に入れ、日常的に摂取していたのだという。

「多分間違いないっす。ジャムファーガスっていう、すごく珍しいキノコなんすけどね。独特の甘い匂いがするんすよ」

 ジンライは、くんくんとディートヘルムの顔の近くを、嗅いだ。
 
「うん、微かですけど、この匂い。それを摂取すると、なぜか肉しか食えなくなるんす。だからひょっとして、て」
「「「!!」」」

 となると、食堂に肉しかないのは……!
 
「ジンライ……!」
「貴方、すごいわ……!」
 レオナとマリーが、思わず彼の両側から抱きついた。
「わー!」
 ジンライはバンザイを試みたが、できずに揉みくちゃにされた。ヤンは羨ましいような、困るような、そんな複雑な顔で
「あの、落ち着きましょう?」
 と静かに言った。
 レオナとマリーは、は、と気づいて、そそくさとジンライから離れる。

「んん! ジャムファーガスなら、それを精製する道具が学校のどこかに置いてあるはずっす。なんか熱を加えて粉にしてから使うらしいんすけど、その粉ってすぐダメになるらしくって」

 まさに、麻薬のような……

「精製する道具がある、その場所がつまりは」
 レオナが言うと
「犯人に繋がりますね」
 マリーがニヤリとする。

 
 少年探偵団ならぬ、ローゼン探偵団!

 
 などとふざけている場合ではない。
「もしかして、学校中が!」
 レオナが言うと
「薬物汚染されている可能性は、高いですわね」
 マリーがぎりぎりと歯を食いしばりながら、応える。
「そ……んなっ」
 ヤンは呆然、である。

 食堂のメニューが変わるくらいなのだ。
 相当汚染が広がっているとみて、間違いないだろう。
 
「常用すると依存性が高くなって、凶暴性も増すんす。実際あの冒険者のおじさんも、やめたいけど暴れたくなるからって、やめられずに迷宮潜って、キノコ採って、武器整備してまた潜る、の繰り返しでした。でもマーカムでは、摂取は禁止なんで……」

 重い沈黙。
 ジンライは言わないが、その冒険者が幸福になったとは、とても思えない。

「まーでも、大丈夫すよ。かなり大変すけど、根源さえ断てば、抜けます。あくまで常用すれば、なんで」
「「なるほど」」
「ですが、全員から薬物を抜くとなると大がかりになります。それこそ軍が出てくるはめになるでしょう。暴れる者も出る。汚染範囲と人数を把握して適切に収容せねば……」
 ヤンが軍人らしい視点で言うと、レオナ達は静かに寝ているディートヘルムを見下ろして、考え込んでしまった。
 
「そっすね……多分誰かが意図的に、学生達に与え続けてる。それも解明しないとっすね」
「一体なんのために……」
「一つずつ慎重に、こなしていくしかなさそうですわね。こうなったら」
「はあー。そうよね。もー! 留学しにきただけなのに、なんでこんなことに!?」
「レオナ様ですし」
「レオナさんだし」
「なるほど、レオナ様だからなんですねぇ」
「なんでよおーーーーー!」


 ――レオナの叫びは、防音結界に阻まれたのだった。



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