【本編完結】公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

卯崎瑛珠

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第三章 帝国留学と闇の里

〈136〉猿軍団更生計画、始動の模様、です

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「アレクセイ様、今のご発言。本音と受け取りますが、宜しいですね?」
 
 マクシムは、硬直している。口も出せない。
 だがもう一人の方は、違うようだ。

「なんたる無礼か。貴方様にはなんの権限もないのですよ。こうして陸軍大将閣下に会うことすら、普通は」
「貴方には聞いていません」
「な!」
「無礼と言うなら、まず貴方が名乗りなさい。それこそ無礼」
「ぐ……」
「権限もないですって? それが帝国軍の共通認識? 誇り高いなんて、聞いて呆れる」
「なおも愚弄するか!」
 アレクセイが、感情のままにテーブルを蹴り上げる。
 私のじゃないから、いいけど? とレオナは冷静な目で見ながらも。
「愚弄しているのは、どちら?」
 

 ――いい加減、わたくしブチ切れますことよ?


 室内だというのに、雪がしんしんと降ってくる。
 
「人の命を、尊厳を、なんだとお思い?」

 それが徐々に渦を巻いて、人型を作っていく。
 そしてその風が、音を作り――やがて喋り始めた。

『へえ! 予想外に美人じゃねーか。なあんだーブスが来ると思ってたのになー。ある意味残念?』
『ちっ。あったまかってえなー相変わらず。売女ばいたの息子の癖になー』
『どいつもこいつも、皇帝、皇帝! オレらの気持ちは無視ですか、そうですかー!』
『さっさと国へ帰れ!』

「これらが、ご子息様です」
「な!」
「品性の欠片もない。どうです? 報告書にはどう書いてありましたか?」
「こんな訳の分からぬ魔法で! 魔女め!」
 アレクセイが怒鳴り散らす、その背後で
 
「事実です!」
 
 たまらずマクシムが叫び、
「これらの発言全て、確かに、ディートヘルム様のものです! 閣下、どうか、もう!」
 膝から崩れ落ちる。
 
 それを見て、レオナが静かに言う。
「一番辛かったのは、誰ですか?」
 そうして立ち上がって、マクシムに寄り添い、その背を撫でる。
「任務だと心を殺し続けた。私に近づいて、復讐の機会をうかがっていたのでは? ――でもその強い正義感で、出来なかった。違いますか?」
 
 マクシムは、こうべを垂れたまま、動けない。
 
「私は、見過ごせません。マクシム様。貴方のような優秀な方、もしも軍を辞めたって、私が雇いますわ!」
「何を言うか!」
「息子を叱るとか、やり直させるとか、口ばっかり」
 レオナは、マクシムが床に突いた手をそっと持ち上げて、握る。――冷たい。
「部下の心に寄り添うこともできずに、何が大将なの?」
「貴様!」

 レオナは、煽りに煽った。
 その自覚は、ある。
 アレクセイが懐から抜いた銀色の武器は、恐らく――

「そこまで」

 低く、力強い声が、応接室内の時を止めた。

「アレクセイ、引退せよ」
「へ、陛下っ!」
 アレクセイが、驚愕で固まった。

 ブルザーク帝国皇帝ラドスラフ、その人が、冷たい目で睥睨へいげいする。
「激高したからといって、か弱き令嬢に武器を抜くとは。落ちぶれたな」
「ぐ……」
「拘束するか?」
「……いえ、不要にございます」

 アレクセイは、苦しみながらも武器を捧げる姿勢を取り、ラドスラフはそれを受け取った。
 
「ラース様……なぜ……」
「シモンに泣きつかれてなあ。レオナ。そなたが、マクシムのために命を投げ出すやもと」
「うう、私ではお止めできませんでしたので……」
 シモンが部屋の片隅で、ぷるぷると小さくなっていた。
「ごめんなさい……だって、マクシム少佐……すごく辛そうで……」
「はあ。慈悲も大概にして欲しいぞ。余がベルナルドに殺される」

 気づくと、マリーもジンライも顔が真っ青だ。
 飛び出したいのを、我慢してくれていたに、違いない。

「あ……ご、ごめんね、二人とも」
「レオナ様!」
「レオナさん!」
 二人を見るや、ぎゅーっと抱きつかれたので、抱き返す。すっかりローゼン式だな、とレオナは心が温かくなる。

「アレクセイ。しばらく見守ろうと思っておったがな。そなたの盲目さはもう、治らんと判断する」
 皇帝陛下の、沙汰だ。
「そなたの息子ともども、蟄居ちっきょせよ」
「……は」
「お待ちくださいませ!」
「なんだ」
「ラース様、ディートヘルム様にはどうか、更生の機会を」
「……本気か?」
「ええ」
「手遅れだと思うが」
「アレクセイ様には、陛下への忠誠心がおありです。引退も粛々と受け入れるでしょう。ですが残念ながらディートヘルム様には……野に放たれたら」
「賊に堕ちるか」
「その可能性は高いかと」
「やれやれ」
「斬首は簡単、でしょう?」
「……くく、そうだな」

「陛下! そこのは、魔女ですぞ! なぜそんな意見を受け入れられるか!」
「アレクセイ。本当の魔女なら、とっくにお前も息子も殺されておるぞ」
「っ……」
「アレクセイ様。私は、貴方様にも引退して欲しくないのです」
「!?」
「公開演習での素晴らしい指揮。その豪胆たる心意気。存在感。まだまだ帝国には必要なのではなくって?」
「な、な、……」
「うーん……あ……」
 アレクセイの目を間近で覗き込んだレオナは、気づいた。
「どうしたレオナ」
「やはり。闇の魔力を感じます。暗示にかかってらっしゃいますわ」
「なんだと!?」
 さすがに驚く皇帝。
「そ、んな……儂がか!」
 アレクセイ自身も、驚いている。
「なるほど。公開演習後からではないかと」
 マクシムが、確信を持って言う。
「ご帰国後しばらくして、様子が変わられたと感じておりましたっ」


 ――ここでもか、とレオナは歯噛みする。


「軍医に診て頂くか……私の侍従ならば治せるのですが、いかがいたしましょう」

 本当はレオナだが、それは悟られない方が良いと判断した。

「もしもお疑いならば、ローゼンへ連絡を」
「レオナ嬢、いや、レオナ様」
「はい?」
 アレクセイが、レオナにひざまずく。
「ぐ、ぐぐ、この、魔女め! ……などと、言いたくは……儂もこの、ぐ、ドス黒い感情、にあらがっておった。 なるほど、闇のと分かれば! う、疑うべくもなし」
「ラース様」
「……っはー。レオナに免じて」

 レオナが、跪いたままの、アレクセイの手を取る。
 ゴツゴツしてたくましいが、シワも傷も刻まれた、歴戦の軍人の手だ。
「まあ、さすが鍛え上げられた、素晴らしい手ですわ。まだまだ現役ですわよ! これからも、陛下に仕えませんと。ね?」

 立ち上がらせ、話しかけながら、こっそりと解呪する。
 
「……はは。そう、だな……!」
 曇りがかったその瞳の色が、澄んで。
 そうして潤んだ瞳は、厳しくも、優しい。
 
 ――解けたようね、とレオナはホッとし、アレクセイもまた
「ありがとう。多分もう、大丈夫だ」
 こそりと耳打ちされ、間近で微笑み合った。
「良かったですわっ」
「うむ、うむ」

 アレクセイを支えて立ち上がると、レオナは
「あ、そうだ! せっかくですし、皆で薬膳チキンスープ、召し上がりませんこと?」
 と皆を振り返った。
「おいレオナ……」
「はい?」
「そなたはたった今、我が帝国軍人に、命を狙われてだな」
「え?」
「ん?」
「私、陸軍大将閣下に騒動についてののよ。もう、終わりましたわ!」
「! クックック。そうか」
「ね、マクシム少佐?」
「っ! は! その通りです!」
「閣下、ご子息様のご快復のため、作ってみましたのよ! 味見して頂けませんこと?」
 アレクセイが顔を上げると
「はー、仕方ない」
 皇帝が苦笑しながら、頷いた。
 

 皆でダイニングルームへ向かって廊下を歩きながら、
「あ、そこの誰か分からない貴方」
 レオナは思いつく。
「へ? は、はい」
「陛下のお毒見、お願い致しますわ」
「あ、あの、私は」
「まさか名乗ってもおらぬのか? 帝国軍人の風上にもおけん。レオナ、聞かんでよい。そんなやつは即刻除隊だ」
 言葉で斬首する皇帝、容赦ない。
「っっ!」
「今回はお慈悲をくださいませ。無礼をはたらくとこうなる、と帝国軍を教育して回って頂きたいですわ」
「それで許すのか?」
「はい、許します」
「……だそうだ。二度目はない」
「は、はい!」
「レオナ」
「はい?」
「アレクセイはもう、自分で歩けるぞ」
「あ、まあ! ごめんなさい」
 気づけばずっと手を引いていた。
「ああ、いや」
 再度微笑み合って、手をほどく。
 

 ――なんだか、おじいちゃんを介護している気分だった!
 

「……余は疲れたぞ」
「へ?」
「急いで馬を駆ってきたんだぞ」
「はあ」
「ん」

 今度は皇帝に、無言で手を差し出された。

「ふふ。はい」

 剣だこのある、たくましくも、しなやかな手だ。
 そういえば、素手で触れるのは初めてだなと気づく。
 ――ぎゅ、と握られて、引き寄せられて……その甲に直接キスをされた。


「ふぁっ!?」


 フリじゃなくて、マジのやつうーーーーー!


「今のは、罰だ」
「ばつ!?」
「そなたは、余にとっても大切な存在である。その命、易々と扱うな」
「ひえぇ、はいい」
「分かったな」
「か、かしこまりましたわ!」

 マリーとジンライはそれを後ろで眺めながら
「マリーさん、これって、ひょっとしてマクシムさんへの?」
「ええ、間違いなく牽制けんせい、ですわね……」
 また別の問題が、と頭が痛くなる二人であった。
 

 ダイニングルームでは、シモンとマリーが忙しく配膳をしている間に、お茶と歓談。アレクセイには、別室でナジャを呼び寄せて解呪(実際は解けたか確認)。今度は名乗った陸軍書記官が皇帝の毒見をし、試食が始まった。

 アレクセイはその別室で
「誓ってレオナ様の解呪の秘密と、伝説の隠密を抱えていることは、皇帝陛下にすら口外しない」
 と最敬礼してくれ、逆に恐縮してしまった。
「これから息子が迷惑をかけたら、直接、即座に教えて欲しい」
 とも。なんかものすごいお偉いさんと、うっかりライ○交換しちゃった気分、とでも言おうか。
 

 ともあれ、薬膳チキンスープは、大変好評だった。
 慰問の件も、必ずマクシムを帯同させることを条件に、皇帝陛下の許可が下りて、ホッとしたレオナである。

「重ね重ねすまぬな、レオナ。だが無理はするな」
 皇帝がそう謝罪するものだから、レオナはかえって困ってしまった。帝国軍関係者の「ただの公爵令嬢ではなかった!」感がいたたまれない。

「で、どうするんだ」
 スープを飲みながら、皇帝が問う。
「どうする、とは?」
「更生計画」
「あー、のですねー」
 レオナが躊躇ためらっていると、アレクセイが
「遠慮なくやってくれ。最悪は命を失っても構わん」
 とのたまった。


 ――まてまてまてえいっ! 物騒!


「あくまでも更生、ですからね!」
「しかし、あれだけ甘やかして育ててしまった。もはや」
「アレクセイ様、そこなんです」
「む?」
「子からしたら、親が諦めてしまったのって、伝わるのですよ」
「……!」
「子にとって、親は絶対です。その絶対的な存在が、自分のことを諦めてしまったら? アレクセイ様。皇帝陛下が、貴方様のことをもう『使い物にならない』と諦めてしまったら、どう感じますか?」
「ぐぬぬ……それは……」
「ましてや、ディートヘルム様は、お若く、力も有り余っていらっしゃるのです。何かにその苛立ちをぶつけるなり、誰かを自分より劣っているようにおとしめたりするなり、しか、解消する方法がないのでは?」
 
 マクシムが、目を見開く。
 
「あくまでも、私の想像でしかありませんわ。学校がお休みの間に、できるだけご本人に接してみたいと存じます。具体的な計画は、それからで、ですが」
 
 レオナは、マクシムを見やった。

「私は、できればマクシム少佐とともに、考えたいですわ」
「レオナ様……」
「ブルザークの文化や慣例には、詳しくないものですから。良いでしょうか? ラース様、アレクセイ様」
「よかろう」
「うむ」
「は。私で良ければ、なんなりと」
「ふふ、頼りにしておりますわ、マクシム少佐」
「嬉しいお言葉です」
 少し耳が赤くなるマクシムを見て、ラドスラフは
「レオナ」
「はい」
「困ったら、いつでも余に言え」
 と言い、全員を驚かせた。


 ――いやいや、皇帝だし! いつでもって無理無理!


「この問題はな、なにもディートヘルムのみのものではない」
 ラドスラフは、カトラリーを静かに置いた。
「マーカムで色々なものを実際に見聞きして、悟ったのだ。今、帝国はその規模と技術力で他国を圧倒しているが、今のままでは、数年でマーカムの国力に追い抜かされる」
「!」
「良いか、皆の者。国力は人民の力で成り立っている。マーカムには肥沃な土壌と魔力があり、高度な教育と文化がある。今のまま、帝国が軍事力強化のみに甘んじているようなら、マーカムには勝てなくなるぞ。まずは、人材育成だ。これは、勅命であると心得よ」
「「「はっ!」」」

 レオナは、ラドスラフの視野の広さと先見の明に、戦慄を覚える。この人は、皇帝になったから満足、ではないのだ、と。
 
「まずは帝国学校を整えねばと思った。そんな矢先にちょうど、だな」
 ニヤリ、と笑む皇帝が、レオナとジンライを交互に見る。
 二人は、肩をすくめて目を合わせた後に
「そんなところでは、と」
「予想通りっす!」
 と答えた。
「くく、だそうだ。この国に、余の思考を先んじて読む者があろうか?」

 とそこへ、聞き慣れた声が、廊下から響き渡る。
「……いかあ、へへへへいかあああーーーー!」
 
「あ、一人だけおったな」
「もう。……まさかラース様、仕事放り出して!?」
「そのまさかだ」


 ――あちゃー!


「いいいたあーーーー! へへへいか、帰りますよっ!」
 サシャが、ぐしゃぐしゃの頭と今にも死にそうな顔で、迎えに来たのだった。
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